⭕ わらいもの 1
◎ 読者の皆さん、御早う御座います。
慌ただしく忙しい時間に作品を覗きに来てくださり、有り難う御座います。
◎ 今回は【 この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる 】のOP「 TIT FOR TAT 」を聴きながら、カチカチとひたすら文章を打ちました。
懐かしい曲だと思います。
もう、何年前になるのでしょうか??
◎ 物語と現実を切り離す事が出来て、残念な阿呆ボンの痛い妄想作品を冷静に楽しめる正常な読者さん向けです。
毎度お馴染みデタラメな事を適当に書いています。
真に受けずに「 疲れてんのかな~~、阿呆ボン 」と頭の片隅で哀れみながら読んでください。
◎ 寛大な心と温かい目で最後まで「 わらいもの 」を、お楽しみください。
──*──*──*── とある家
???
「 行って来ます 」
???
「 千晴──。
傘が要るか神佛にお聞きしたの? 」
千晴
「 え…………してないけど…… 」
???
「 ちゃんとお聞きしなさい!
最近は異常気象の所為で天候が不安定なのは知ってるでしょ。
雨が降っても迎えに行ってあげれないのよ 」
千晴
「 ………………分かったよぉ……。
( こんなに晴れてるんだから、雨なんて降らないと思うんだけどなぁ……。
朝から面倒くさいなぁ~~ )」
頭から2本の角を出して仁王立ちしながら睨んでいるお母さんが怖いから、“ 面倒くさい ” って言葉を呑み込んで──、仕方無く嫌々胸の前で両手を合わせる。
千晴
「 神佛、今日の僕に傘は必要ですか? 」
両手を合わせている人差し指がピクッと動く。
〔 はい 〕の合図だ。
最悪ぅ~~~~。
持って行きたくないよぉ!!
雲が1つも無い晴天なのに傘が必要なんて信じられないよ。
ぶっちゃけ要らないと思うし、持って行きたくない。
邪魔になるしぃ~~。
お母さん
「 傘は必要みたいね。
子供用と大人用の傘が有るわよ。
どっちを持って行くのか、ちゃんとお聞きするのよ 」
千晴
「 分かってるよぉ~~。
子供用の傘ですか? 」
今度は両手を合わせている小指がピクッと動いた。
〔 いいえ 〕の合図だ。
大人用の傘を持ってくのぉ~~?!
嫌だぁ~~~~。
お母さん
「 大人用の傘ね。
長靴は要るの? 」
千晴
「 神佛、長靴は必要ですか? 」
合わせている両手の人差し指がピクッと動く。
〔 はい 〕の合図だ。
長靴も要るの?!
最悪過ぎるんだけどぉ~~!!
お母さん
「 長靴も要るのね。
履いてくの?
持ってくの? 」
千晴
「 神佛、長靴は履いて行きますか? 」
合わせている両手の小指がピクッと動く。
〔 いいえ 〕の合図だ。
千晴
「 履かなくて良いって──。
( こんなに晴れてるのに長靴なんか履いて登校したらガチで笑い者だよぉ~~。
荷物になるから持って行きたくないなぁ…… )」
お母さん
「 長靴は手提げに入れるわね。
カッパは要るの? 」
千晴
「 カッパぁ?!
傘を持って行くのにカッパなんて要るの? 」
お母さん
「 私達には未来の事は分からないでしょ。
神佛は未来を見透されているのよ。
分からない事を教えてもらえるんだから、お聞きするのは当然でしょ 」
千晴
「 はぁい……。
( 長靴を持ってくのにカッパまで持ってく事になったら荷物が増えるぅ~~。
嫌なのにぃ……。
神佛、どうかどうかどうかっ!
カッパは〔 いいえ 〕で御願いします!! )
──神佛、カッパも必要ですか?
( お願い、〔 いいえ 〕を出してぇ!! ) 」
合わせている両手の人差し指がピクッと動く。
〔 はい 〕の合図だ。
最低ぇ~~~~。
神佛は朝から僕に意地悪してるんだぁ~~!!
酷いよぉ!!
お母さん
「 カッパも手提げに入れるわね。
千晴、折り畳み傘もお聞きしなさい 」
千晴
「 何言ってるの?!
大人用の傘も長靴もカッパも持って行くんだよ!
折り畳み傘なんて要らないでしょお! 」
お母さん
「 千晴、ちゃんとお聞きしなさい 」
千晴
「 はぁい……。
神佛、折り畳み傘は必要ですか? 」
合わせている両手の人差し指がピクッと動く。
〔 はい 〕の合図だ。
折り畳み傘まで持ってけって言うの?!
最悪だぁ……。
お母さん
「 折り畳み傘も手提げに入れておくわね。
他に忘れ物は無いかお聞いして 」
千晴
「 うん……。
忘れ物は有りますか? 」
合わせている両手の小指がピクッと動く。
〔 いいえ 〕の合図だ。
はぁ……良かった。
これ以上、荷物を増やされたら堪んないよぉ~~。
千晴
「 今から《 学校 》へ行っても良いですか? 」
合わせている両手の小指がピクッと動く。
〔 いいえ 〕の合図だ。
何でぇ~~~~??
意味が分からないよぉ……。
千晴
「 お母さんが余計な事を言うからぁ~~〔 いいえ 〕が出ちゃったよ! 」
お母さん
「 “ 出た ” じゃなくて、“ 出された ” のよ。
言葉に気を付けなさい。
忘れ物は無いけど《 家 》を出るのを止められたんだから、私達には分からない何か有るのよ 」
千晴
「 何かって何ぃ~~? 」
???
「 あぁ~~そりゃ、時間調節かも知れんのぅ 」
お祖父ちゃんが[ 居間 ]からひょっこりと顔を出して来た。
千晴
「 お祖父ちゃん!
時間調節って何? 」
お祖父ちゃん
「 事故ってもんは1秒ズレるだけで巻き込まれたり、回避を出来たりするからのぅ。
神佛が〔 えぇよ 〕と言われる時間に出ればえぇ。
神佛にお聞きした事に関しては、神佛が責任を持ってくれるからのぅ。
心配せんでえぇ 」
千晴
「 えぇ~~……。
それじゃあ、遅刻しちゃう~~。
皆勤賞を取れなくなっちゃうよぉ~~ 」
お祖父ちゃん
「 神佛の御力を信じるんじゃ。
何時もの道順で良いか聞いても良いのぉ 」
千晴
「 《 学校 》の通学路だから勝手に変えれないよ…… 」
お祖父ちゃん
「 そうかのぅ?
それなら……歩く速度をお聞きしても良いのぅ。
右足から出すのか左足から出すのか──とかのぅ 」
千晴
「 えぇ~~。
( そんなの一々お聞きしてたら、時間が無くなっちゃうよぉ…… )」
お母さん
「 嫌な顔しないの!
大人用の傘……大きさかしら?
お母さんのは貸せないし…… 」
お祖父ちゃん
「 おぉおぉ、そうじゃ!
わしの傘を持ってけい。
わしの傘は安もんの傘と違うて丈夫じゃからのぅ 」
千晴
「 えぇ~~。
お祖父ちゃんの傘、重いから嫌だよぉ~~ 」
お祖父ちゃん
「 神佛にお聞きしてみぃ。
神佛の言う通りにすれば “ 如意になる ” んじゃよ。
仮に傘が必要なかったとしてもじゃ、その事を神佛にお伺いしたら良いんじゃしのぅ 」
千晴
「 持って行きたくないのに、使わないで帰る事になったら嫌だよぉ~~ 」
お母さん
「 千晴、早く神佛にお聞きしなさい 」
千晴
「 はぁい……。
神佛、大人用の傘ですけど、お祖父ちゃんの傘を借りますか? 」
合わせている両手の人差し指がピクッと動く。
〔 はい 〕の合図だ。
神佛ぁ~~、朝から僕に意地悪しないでぇ~~!!
お母さん
「 大人用の傘は、お義父さんの傘ね。
《 家 》を出ても良いかお聞いしてみなさい 」
千晴
「 うん……。
神佛、今から《 家 》を出て《 学校 》へ向かっても良いですか? 」
合わせている両手の人差し指がピクッと動く。
〔 はい 〕の合図だ。
やっとだぁ~~。
やっと《 家 》を出れるよぉ……。
千晴
「 じゃあ、《 学校 》に行くね!
行って来ます! 」
長靴,カッパ,折り畳み傘が入っている手提げ袋と大人用の傘を持って《 家 》を出た。
◎ 訂正しました。
聞いたの? 」─→ お聞きしたの? 」
聞きなさい! ─→ お聞きしなさい!
聞くのよ 」─→ お聞きするのよ 」
聞くのは ─→ お聞きするのは
聞きなさい 」─→ お聞きしなさい 」
聞きなさい 」─→ お聞きしなさい 」
聞いて 」─→ お聞いして 」
時間調節かも知れんのう 」─→ 時間調節かも知れんのぅ 」
聞いた事に ─→ お聞きした事に
聞いても ─→ お聞きしても
聞いてたら、─→ お聞きしてたら、
聞いてみぃ。─→ お聞きしてみぃ。
聞いたら ─→ お伺いしたら
聞いてみなさい 」─→ お聞いしてみなさい 」