罪悪感
彼を見るたび思い出す
己の胸の奥の罪
人間誰しもバカだけど
私は世界で一番バカ
なんであんなことを言ったのか
なんであんなことをしたのかも
今となってはわからない
ただただ醜い嫉妬心
頬を笑顔で歪ませて
見下し嗤う
あなたを使って上に立つ
どうしてあんなことを
後悔してももう遅い
過去はもう変えられない
反省しても謝れない
だってあなたは遠い人
もう関わることはできないもん
さようなら
謝ることさえ許されないけど
いつも遠くから見てるけど
ごめんねなんて思わない
ただ私が悪かったんだって罪悪感に浸るだけ
あああ
私はなんて愚かなの
今浮かべるのは自嘲の笑み
己へ向けての歪んだ笑顔