カインドとの出会い
西に向かってしばらく歩いていると人影が見えた。
武器や道具を持っている。
ほんとに西の方に町があるのか聞いて見ようと思い
話しかけた。
「すいません。ここから西の方へ行くと町があるって本当ですか?」と聞くと
「アンタどっからきた」と男は言ってきた
スカイは「遠くの田舎の町から」
男はそれで納得するとこうスカイに言った。
「ここは、東の森だ。危険な魔物がウヨウヨいる場所だ。ここを通るべきではなかったな」
と言ってきたので話に合わせてそうですねと言った。
男は仕方ねえなという顔をしながら、
「護衛してやるよ」と言った。
スカイはお願いしますと言った。
「俺の名はカインドだ。よろしく」と言った。
スカイは一応、カインドの鑑定をした。
名前 カインド・アルタージュ
種族 人族
レベル43
HP 280000
MP60000
攻撃力 120000
攻撃耐性 100000
運 7000
<称号>
Sランク冒険者 アルタージュ家三男
親切な紳士 神童
<魔法属性>火 水 回 光
<取得スキル>
蒼撃 水撃 光撃 剣術上級 槍術上級
歩行術上級
Sランク冒険者?とスカイは驚いた。
なぜなら冒険者ランクが上位だったからである。
そして貴族?とも思った。
スカイは尋ねた。「カインドさんはなぜこんなところにいたんですか」と
カインドは「ああ、それは冒険者のクエストであったからだ。ほら」と言った。
そこには、ダークベアー討伐と書いてある紙があった。
スカイは、「すいません。そのダークベアー、たぶん僕、倒しました」
カインドは、驚いた表情をしていた。
そうか、とカインドは思い、今度は冒険者登録しないか?と言ってきた。
スカイは、是非やらせてくださいと思って頷いた。
カインドがそれじゃあすぐに冒険者ギルドに行くかと言って、カインドの後をついて行った。
20分ぐらい歩いたら、町が見えてきた。
そこには、障壁みたいな結界が張られていた。
スカイはカインドに結界をどうすれば学べるか聞いた。
するとカインドは「冒険者ギルドで教えてくれるよ」と言った。
カインドは少し待っててくれ!
と言って門番の人と話をしていた。
しばらくすると、
「お待たせ。一応仮登録しといたから、本登録は、冒険者ギルドでしといてくれ」
カインドは、これからどうするんだ?と聞きスカイは冒険者ランクを上げると答えた。
するとカインドが
「ならこれを私とこう。私からの推薦状だ」
カインドは、何か困ったら、できるだけ頼ってくれと言った。
スカイは、ああ、ありがとうと答えた。
カインドがそれじゃあ俺は宿に戻るよ、と言った
スカイは、じゃあなと答えた
カインドと別れた後スカイは少し後悔していた。
冒険者ギルドってどこだ?という致命的な問題があったのだ!
なので通行人に
「冒険者ギルドはどこですか?」
と聞いた。
「ああ、そこの角を右に言ってずっとまっすぐに行けば着くはずだよ」
言われた通りに進むと、大きな建物があった。スカイは、ドアを開けて中に入った。
すると人がたくさん賑わっていた。食堂で馬鹿騒ぎするものや、クエストボードの前でクエストを選んでいる者などがいる。
受付の前に並んでいた列があったので、並んだ。
並んでいたら抜かされた。
「抜かさないでください」
すると、
「なんだ?ガキ、抜かしたくらいでケチケチするなよ!お前ランクは?」
受付嬢が
「ちょっと貴方この人に失礼ではないですか?貴方がわざと順番を抜かしたのに。貴方のせいでこの人だけではなくその後ろの人にも迷惑がかかっているんですよ。」
「なんだと?」
と受付嬢を殴ろうとしたので、スカイは冒険者を止めようとして受付嬢には気付かないように殺気を放った。
すると冒険者たちは、気絶し、受付嬢は、唖然としている。
「なんだ今の殺気は?危うく気絶しかけたぞ」
と大きな声が冒険者ギルド中に広がった。
受付嬢が
「ギルドマスターこの水色の髪の人が」
するとギルドマスターが今の殺気はお前がやったのか?と聞いてきた。
だからスカイは、そうだと頷いた。
何があった?と聞いてきたから
「この人が受付嬢に殴りかかろうとしたので殺気を出して止めました。
すると、ギルドマスターが
「ギルドマスターので部屋に来てくれ」
スカイは了承した
部屋に入ってしばらく待っていると、ギルドマスターがきた。ギルドマスターが単刀直入に聞こう。
おまえは何者だ?
と言われたので人ですよと言った。
ギルドマスターがそれは嘘だなと指摘してきた。
「俺の完全鑑定は、人なら完全に鑑定できるがおまえのは全く鑑定ができなかった。もう一度言う。おまえは何者だ?何が目的でなんのためにきた?」
と真剣に聞いてきた。