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殺された僕の魂は大邪神として転生した…  作者: R @ J
第一章 矢萩貴昭討伐編
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稲森美沙の冒険

〈グローム 某町〉


「ガキ共税金払えやぁ!」


子供の胸倉掴み脅迫する鎧を纏った厳つい男


「ひい! 僕達…お金持ってません! パパとママの所に帰らせて…」


何もできず恐怖で怯える子供達


「少しは世の中の怖さ教えてやるか…」(鎧男)


「ああ…坊や達…躾けてやるから感謝しな」(取り巻きの男の1人)


シャキン(ナイフをちらつかせる音)


ナイフをちらつかせる厳つい鎧男の取り巻きの男達


「やめなさい!あなた達!」


鎧男の背後から声が


「ああ⁈誰だてめえ⁈死にてえのか⁈」


鎧男と取り巻きが振り向き少女に罵声を浴びせる

少女は長い黒髪をポニーテールにし宝石のような紫色の瞳を持った美少女 手には白銀の刃と柄の先端に宝石が付いたレイピアを持っていた 白と水色そして銀色の縁取りが入った女騎士のようなジャケットとミニスカを装着し白地に銀の紋章が入ったニーハイと水色の縁取りが付いた白ブーツを履いていた


「ああ!てめえ俺たちの邪魔をするのか⁈おいてめえら!この女を八つ裂きにしろ!」「おおう‼︎」


鎧男を筆頭に斧やらナイフやら剣やらを持って少女に襲いかかる男達

すると少女は凄まじいスピードで移動をしながら一瞬にしてレイピアの腹の部分で鎧男達の腹部に…


「ぐあ⁈」「ぐほ!」「ぐへぇ‼︎」


峰打され腹を抱え倒れこむ男達


「まだ、やる気?」


倒れた男達にレイピアを向ける少女


「ぐうう…野郎共撤退だ!小娘!覚えてろよ!」


フラフラになりながら逃げ出す鎧男達


「おおー‼︎」「姉ちゃんすげー‼︎」


歓声をあげる街の人々と子供達


「怪我ない…?大丈夫?」


少女は先程胸倉を掴まれた男の子に声をかけ


「うん!大丈夫!ありがとうお姉ちゃん!」


男の子は笑顔に戻りお礼をする


「お礼なんていいよ 無事でよかったわ」


少女はそう言い男の子の頭を優しく撫でた


「あの…貴女のお名前は…?」


騒動を見ていた初老の男性は少女に声をかけ


「美沙…稲森美沙よ…(^^)」


笑顔で右目をウィンクし名乗り少女は人混みの中へ消えていった


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