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殺された僕の魂は大邪神として転生した…  作者: R @ J
第一章 矢萩貴昭討伐編
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再びグロームへ

〈天界 アリシアの神殿〉

アリシアに復讐を果たした達也だが肝心な事を聞いていなかったため漸く正気に戻ってきたアリシアに問う


「私の気は済んだが2つだけ教えてほしい…なぜ私にだけ能力を与えなかったのか…そしてなぜあの時私を睨んだのか聞きたい」


アリシアは


「…わかったわ…全て話すわよ…あの時私はあんたを見た時…あんたから強いマイナスエネルギーが出てるのを感じた…だから睨んだ…あと能力を与えなかったのは…あんたに早く死んでほしかったからよ…」


そう答えると達也は


「そうか…」


右手をアリシアの鳩尾に向け衝撃波を放った


「…‼︎」


アリシアは一瞬で意識を失い倒れた


「安心しろ…気絶させる程度までに抑えてやった…時期に目が覚めるだろう…」


そう言い残し神殿を後にしレティの元へ戻った


「アリシアは…?」


そう聞くと


「大丈夫だ…彼女は生きてる…ただ暫くの間眠らせておいたがな」


そう答えレティの肩に手を置き天界を後にし冥界へ戻った


〈冥界 アカトシュの神殿〉

アリシアとの決着から2カ月達也はスキル及び魔法を全て完璧に使いこなし本格的に大邪神の仕事を務めていた…レティが用意したスケジュールで指定された星を破壊したり災害を起こしたりなど大邪神としての仕事を真面目にこなしていた 決められた数多くの星の破壊、生命の殺戮を繰り返しているそんなある日、ふと美沙の事が頭に浮かんだ…


「美沙はどうしてるのだろう…元気にしてるであろうか…」


気になって我慢できずその日の夜達也はレティに声をかけた


「レティさん私をグロームへ連れてってくれないか?美沙が心配だ…」


するとレティは黙って部屋を出て数分後黒い大きな箱と日本刀一振りを持って戻ってきた


「達也様がグロームへ戻りたいと言った時にアカトシュ様が達也様に渡してくれと預かっていた物です…」


達也は黒い大きな箱を開けてみるとそこには紫がかった黒地のサテン生地と金色の縁取りと装飾が施された、貴族のような豪華なロングコートに、同じく高級生地で出来た黒いズボンと貴族のような黒い靴が入っていた


装備名〈大邪神の正装〉

この衣装はいかなる衝撃及び敵のあらゆる攻撃を受けても決して壊れず全ての攻撃を無効化する神々の世界でも三本の指に入る史上最強の衣装の1つ

(衣装デザインはデビルメイクライの登場人物ダンテ&バージルの父スパーダの衣装に酷似している)


と説明が表示されていた

そして黒い柄と、龍と虎の彫刻が彫られた金色の鍔、漆塗の光沢のある黒い鞘に、紫がかった光を放つ美しい刀身を持った日本刀を調べた


武器名〈不動明王〉

神々の世界で最強の破壊力を誇る3つの武器〈三種の神器〉の1つ

大日如来の化身、不動明王の名に因んで、人界、冥界、天界の全ての敵を跡形もなく斬り裂き全てを破壊する究極の刀


達也はその最強兵器を装備し準備が整うとレティに


「ではグロームまで頼む…」


レティの肩に手を置き


「畏まりました…達也様」


達也はレティの能力にて因縁のあるグロームへ再び向かうのであった

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