人物紹介3(ネタバレあり)
<ステータス内容>
生命力:命の強さ・死に難さ・生を掴む能力・生存本能・HP
筋力:力の強さ・総合的なパワー・STR
体力:肉体の頑強さ・タフネス・スタミナ・VIT
敏捷:動きの速さ・反応の速さ・AGL
魔力:魔法を行使するための力の強さ・MP
知力:知的な作業を行う能力・思慮深さ・思考の安定性・INT
精神:心の強さ・肉体を動かす燃料の総量・自分の意志を徹す力・MEN
技量:技術的な方面の才能・技術を要求される能力の適性・器用さ・DEX
幸運:運の強さ・運を掴む才覚・LUC
<ステータス目安>
EX:規格外に優れている
A:一流の上位から、達人と言われるような超一流
B:二流から一流の中堅
C~E:凡人から二流に達するかどうか
F:明らかに人並み以下
※+と-が付く場合は場合によって値以上、値以下の能力になる。
ザランド
性別:男
年齢:50代後半
ステータス:?
腕の立つ鍛冶師。幼少期のアロルドに騙され、最高傑作の剣を盗まれる。それ以降アロルドと剣を探していたが、ついに見つけ出した。
アロルドに関しては色々と文句を言いたいし好きでもないが、自分の剣を使いこなしてくれているため認めており、武器の手入れなどを請け負っている。
技術や思考は柔軟で冒険者ギルドで魔物製品を製造する際に職人としてギルドの運営に協力し、様々な品を生み出している。
ジークフリート
性別:男
年齢:12歳
生命力:C 筋力:B+ 体力:C 敏捷:A-
魔力:C 知力:C 精神:D 技量:B+ 幸運:B
奴隷として売られそうになっていた少年。アロルドに助けられ、その際に見たアロルドの強さに憧れ弟子入りする。
常識的な家庭で育った普通の少年だったが、アロルドと関わったことで段々と普通から遠ざかっていく。
しかし、性根がマトモであるため能力は上がっても思考まではアロルドに似ず、アロルドの言動に付き合いきれないことも多い。
戦闘では細身の剣を用い、相手の急所を狙う戦法を取る。筋量が足りないためにアロルドのような戦い方ができないことから編み出した。他にもオリアスから学んだ古式魔法も操り、雷系の魔法に適性がある。
ステラ・エーデルベルト
性別:女
年齢:享年20歳
ステータス:?
オリアスの叔母でキリエの母。
血縁上は魔法使いの名門であるエーデルベルト家の当主の娘だが、その存在はすでに無かったことになっている。
オリアス曰く優しく穏やかな人物で幼少期のオリアスの人格形成に深く関わり、後のオリアスの絶望にもつながるエーデルベルト家の忌まわしい行いの犠牲者。
キリエ・エーデルベルト
性別;女
年齢:16歳
生命力:D 筋力:E 体力:E 敏捷:E
魔力:B+ 知力:B+ 精神:D 技量:C 幸運:B
古式魔法使いの少女。
市井で穏やかに暮らしていたが突如エーデルベルト家の者たちに誘拐される。
本人も知らなかったことだが、その出生はエーデルベルト家の当主直系の血筋にあたると同時にエーデルベルト家の忌まわしき行いの成果でもあり、優秀な魔法使いの子を産む母体として狙われていた。
その後アロルドによって無事救出され、魔法使いとしてアロルドのもとに身を寄せることになる。
オリアスとは血縁上は極めて複雑な関係になるが、オリアスはキリエにそれを伝えておらず、キリエもそれを知らずに過ごしている。アロルドはオリアスから話を聞いたが忘れているので、キリエの出生に関してはオリアスが黙っていれば誰も知るものはいない。
戦闘向きの魔法は不得手だが、魔法道具の作成に関して優れており、後にアロルドの冒険者ギルドの収入源となる。
オリアス・エーデルベルト
性別:男
年齢:26歳
生命力:B- 筋力:C 体力:B+ 敏捷:C
魔力:B- 知力:B 精神:A 技量:A 幸運:B-
古式魔法使い。
キリエの身の安全を少しでも確実なものにするためにエーデルベルト家に下った。
本来はエーデルベルト家の人間だったが一族の忌まわしい行いに目の当たりにした結果、一族から出奔する。エーデルベルト家で過ごしていた時は魔力不足で新式魔法が使えず落ちこぼれ扱いされていた。
オリアスの行動原理の大半はキリエのためであり、それはキリエの母であるステラへの償いのためでもある。アロルドに接触したのもキリエの身の安全を守ることに繋がる打算的な行動だった。
キリエのためにアロルドと一騎打ちをすることになるが敗北。その後アロルドにキリエを救うためにアロルドと行動を共にする。
魔力の不足を技量で補う実戦型の魔法使い。アロルドと全力で戦った際には古式魔法に加えて新式魔法を応用し、一時アロルドを圧倒するが近接戦闘に持ち込まれアロルドに殴り倒された。
アロルド・アークス(解呪)
性別:男
年齢:17歳(物語開始時)
生命力:A- 筋力:EX 体力:A 敏捷:A-
魔力:C+ 知力:A 精神:B 技量:B 幸運:A-
呪いが解けた状態のアロルド。
知力が本来の数値に戻り、頭が働くようになり思考が変化している。
性格的には呪われていた状態より付き合いにくいが、意識的にそれを隠せるので普段より人当たりが良い。
しかし、実態は人を人とも思わず、自分さえ良ければいいを地で行く人の皮を被った畜生となった。無頓着だった部分にも執着が生まれ、極めて強欲でもある。
戦闘に関しては魔法を多用するようになる。特に適性がある肉体強化とその反転型の肉体弱化を用い、自分の身体能力を上げつつ相手の身体能力を下げる戦術を取る。
総合的な能力は向上しているように見えるが、解呪前に持っていた無心や思考の簡略化による反応速度や直感は失われている。そして、そのことは解呪されたアロルドも気が付いている。