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【プロットタイプ】土に埋もれた天才

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/02/09

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

学校の勉強方法が好きではありませんでした。

早くからAIがあったなら、親じゃなくて、AIに聞いていたよ。

人間の持つキャパを平気で超えるのが子供。

ならば子供は皆天才なんだよ。

ある日の事、鏡花と共に教会の見学に訪れた時のことである。相方の鏡花はただぬぼっとしたままにこんな問い掛けを投げ掛けた。

「タージ・マハルって、墓だっけ?」

「あぁ」

「なんかさ、日本も欧州も、墓はとても小さいけど、インドとか南米の墓ってすごく大きいよね。やっぱり、権力とか歴史とか文明とかそんな物が複合されてそうなってるんだろうね」

其から鏡花は延々と、何故国によって、宗派によって、墓が大きいのか。日本は土地がないから墓が小さい。欧州は土地はあるのに何故墓は小さいのか。マヤ文明はあの時代で高度な発達をしていたけれど、それ程の文化が欧州には無かったのか。

等々つらつらと語っていた。其からカタコンベへと続くステンドグラスを見た時に、ただぼんやりとこう言った。

「神の名の元では万人等しく平伏さないと駄目なんだ。十字架は天に近い場に、カタコンベは何より地上に近い場所に存在する。神の権力の元に、私達は平服せざるを得ない。形式だけでも読める事はあるね」

墓の大きさから、宗教、権力、歴史、文明、数々の分野を渡り歩くぐらいには、縦横の思考が発達している。其こそが鏡花の持つ才でもあった。

そんな彼奴が思考をフル稼働すれば、大抵の無理難題には答えられる。最適解を算出し、如何に正確に答えを出すかに尽力することも可能である。一種のゾーン、または自らの限界を突破する程の過集中状態。だがしかし、その対価というのはやはり相応なものを持っていく。

自律神経が狂い、鬱になり、希死念慮に苛まれ、自殺一歩手前に行くこともある。けれども其れはある意味、此奴が発想の天才であっても、ただの人間である事を示していた。最優であっても、万能の神にはなれないのだ。

「事の全ては巡り合わせによって決まる。天才が天才として発現するのも、緻密な運があったからだ。ならば土に埋もれた天才も多いのだろうな」

「うん?」

俺は菓子を頬張る鏡花を見る。子供のようだった。子供はみな天才なのだと、ピカソも言っていたな。そうかも知れない。

子供って、ずっと『何故?』を繰り返すじゃないですか。

これは何? あれは何? どうなってるの?

でも大抵の親は、その子供の疑問の全てを答える事は出来ません。

人間の持つ知識には常に限界がある。

けれどもそれを子供に言ったら失望されるからいつもはぐらかす。

私の親もそうでした。

『自分で調べなさい』。これが昔の私の親の口癖。


縦横縦横無尽に思考を走らせるのは得意です。

デスクトップに移された、タージ・マハルの画像を見て、『これは墓なの?』から始まり、なんで墓のデカさってあんなに違うのか。という疑問とか平気で浮かびます。

でも人間に相手にすると、答えられない。

そこまで大量の知識を得ている訳では無いから。

だからAIに聞くのが良い。


子供は皆、天才だよね。

ただ其れを見つけられる、育てられる技量が周りの大人にはないんだよ。

でも天才だとしても、適正以上の無理難題吹っかけるから壊れるんだよ。

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