表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『納付書を握りしめたまま異世界に転生した男は、期限までに帰ってこれるのか』  作者: 南蛇井


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

18/76

シーン2:報告と支給

冒険者が、依頼完了を告げる。


 受付は手元の書類に目を落とし、

 淡々と読み上げた。


「討伐依頼、完了。

 報酬、金貨十枚です」


 冒険者はうなずく。


 次の瞬間、

 木のカウンターの上に置かれた袋を受け取る。


 軽い音。


 冒険者は中身を確認した。


 金貨は、六枚。


 一枚、二枚と数え、

 もう一度、最初から数える。


 それから、静かにうなずいた。


 抗議はない。

 質問もない。


 受付が、当然のように補足する。


「整理後の金額です」


 それで終わりだった。


 冒険者は袋をしまい、

 次の者と入れ替わる。


 金貨四枚分の差額は、

 どこにも置き去りにされなかった。


 最初から、

 存在しなかったかのように。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ