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精霊魔術学院の妖精使い  作者: 神凪儀


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第一部 終章 二人の出会いは唐突に

「それじゃああたしたちのチームが特別依頼から生還したことを祝って、乾杯!」

「乾杯!」

「乾杯」

 リアナが音頭を取って三人で祝勝会を開く。


 今日はツィエラが普段以上に力を入れて料理を作ってくれた。

 リアナは自室から紅茶の茶葉を持参してくれた。


 三人で今回は大変だった、特にインサニアの契約者が出てきた辺りから、なんて話をして、愚痴で盛り上がり、俺の手荷物を探ろうとしたがっつリアナを止めて、「そういうところががっつリアナなんだ」と言ってからかったり、珍しく俺もはしゃいでしまったように思える。

 食後はリアナが持参した紅茶の茶葉を使って紅茶を飲んで、のんびりとした空気が流れる。

「ねえ、ハヤト」

「どうしたんだ?」

「今回の特別依頼さ、やっぱりあたしがいなかったらもっと楽だったかしら?」

 なんて終わった事を蒸し返してくる。

 答えは既に決まっている。

「そんなことないだろ、依頼に無かった敵まで出てきたんだ。リアナがいたから勝てたんだよ」

 そう言うと、

「……そう、なら良かったわ」

 なんて、安心したような少し幸せそうな顔をするリアナだった。

「今日は御馳走様、楽しかったわ」

「ああ、俺たちも楽しかったよ、また難しい依頼をこなしたらこういうのやろうぜ」

「そうね、また三人で楽しく盛り上がりましょ。それじゃあおやすみなさい、ハヤト、ツィエラ」

「ああ、おやすみ、リアナ」

「リアナ、おやすみなさい」


 こうして楽しい祝勝会も終わり、リアナが帰った後の部屋は少し寂しく感じるのだった。

「たまにはこういう食事も悪くないわね」

「そうだな、結構楽しかった。次はどんな依頼をこなしたらできるだろうな」

「あら、もう次を考えてるの?」

「別に良いだろ? 楽しいことは何回だってやりたいんだ」


 俺がそういうとツィエラは少し驚いたような顔をして、

「そうね、貴方がそうしたいなら何度でもやりましょうか」

 と微笑みながら言った。



 翌週、朝の教室でリアナの隣の席に座る。

「おはよう、リアナ」

「おはよ、ハヤト」

「今日の午後の実技の時間どうする?」

「そうね、今日は身体強化で霊威の制御の鍛錬を使用かしら」

「ちなみに身体強化を使った霊威の制御の最後の鍛錬法は組手だからな」

「……は?」

「身体強化を使って、お互い攻撃する時は拳に霊威を集め、防御するところに霊威を集め、って感じで慣らしていくんだ」

「その組手、あたしの相手は誰がするのよ?」

「俺以外に誰がいるんだ?」

「うそでしょ……」

 なんてリアナが絶望していると、セリア先生が教室に来た。

「よしお前たち、全員揃っているな。先月、ハヤトがうちのクラスに編入してきたわけだが、なんと今月もうちのクラスに編入生が来ることになった」

「え、また?」

 リアナが呟く。

 そして俺は、

(ようやく来たか、お目付け役の編入生)

 なんて思っていた。

「それじゃあ紹介する。入ってきていいぞ」

 セリア先生の声と共に教室に入ってくる俺のお目付け役の編入生。

 その編入生を見た瞬間、

「なっ⁉」

 俺は眼を見開いて心の底から驚いた。

 薄紫色のストレートの長い髪に碧眼の女性。

 そして編入生が挨拶をする。


「ミルティアーナです! ハヤト君、久しぶり! お姉ちゃんのこと、覚えてるかな?」


神凪儀です。

人生で初めて小説一冊分(約10万字)の物語を作ってみようと思い、今作を書いてみました。

初めて読む側から書く側になって自分の至らない点が沢山見つかったりして正直公開するのも恥ずかしい作品ですが、せっかく書いたのでもし良かったら感想とかを頂けると嬉しいです。


本作の更新は一冊分(約10万字)を書き終えるたびに更新しようと思っています。

ある程度の構想もできていて、他にも書いてみたい作品があるのですぐに更新できるわけではありませんが、もし良かったら今後とも長い目でお付き合いください。

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