6話 謁見と献上
遅くなりすいません。
翌日・・・
父とキマイラは馬車に乗り、王都へ向かっていた。父は、今も魔剣を献上すると思っているらしい。しかし俺はもちろんアダマンタイトの剣を献上する。今アダマンタイトの剣は父から入れておけと言われた、箱な中に入れている。子爵以上の特権で献上を調査を通さずにできるので、父のこともその時に驚かすのが楽しみだ。父も父で、王を驚かせたいのかわからないが、王には
「息子が良い剣を作ったので、献上します。」
とだけ伝えているらしい。ちなみにこれが魔剣とアダマンタイトの剣の性能だ。
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品名 魔剣+
種類 剣
等級 B+
耐久 5979/5979
装備条件 STR70以上
効果 ATK+220 DEF+90 所有者固定 属性付与(最初に触れた属性を永続的に付与する) 、切れ味上昇
素材 魔鉄、魔銀
価値 白銀棒500枚
製作者 キマイラ・アスティーン
品名 アダマンタイトの剣+
種類 剣
等級 A+
耐久 ∞/∞
装備条件 STR70以上
効果 全能力3倍+STR+500 所有者固定 全属性付与 、切れ味超上昇、不壊、斬撃、自動修復、秘技舞撃
素材 アダマンタイト
価値 不明
製作者 キマイラ・アスティーン
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そして王城に着いたので、謁見室で待っていると数分で王が出てきた。部屋の横には大量の兵士がいる。この王は武力で成り上がってきたため、剣は大層喜ぶだろうということだった。献上する時がやってきたので、箱を前に置き、蓋を開けた。王も父もすぐにこっそりと鑑定していた。そして次の瞬間二人とも目を見開いていたのだがさすがは王
「こほん」
と咳をしたら、元の顔に戻っていた。感心していると王がそこに爆弾を落としてきた。
「今からちょっと一人で我の部屋に来い」
と。周りにいた宰相らしき人は必死に止めようとしていたが、無駄だったようだ。俺は困って父の方に顔を向けると言ってこいと小さい声で言われた。そこで、そっと王についていった。連れて行かれたのは、とてつもなく豪華な部屋だった。そして部屋の中に入った途端王の性格が豹変した。子供のような目で、剣の説明を求めてきたのだ。そのあとじっくりと説明をして、王へ使用者登録をした。なんやかんやで1時間ほど経って、戻ると父はめちゃくちゃ心配そうな顔をしていた。そのあと報酬に王の名による販売許可証(どこに店を作って売っても良い)と白銀棒100000本(国家予算半年分)と称号:生産王(特級称号)と子爵家を2段階引き上げ侯爵家にするという報酬をもらい帰路についた。帰った後父と母にめちゃくちゃ感謝された。侯爵家には多くの特権があるらしい。機嫌がいいうちにと思い、店を持ちたいと話すとあっさり了承されたが一切手伝わないと言われた。明日からは大忙しだ。
称号の説明(それぞれのバッチをつけることが義務)
特級 自由に自分1人の判断で全ての人を裁くことができる。(酷いことをしたりした場合は王の判断で没収)
一級 何をしても王と特級称号の持ち主以外文句を言ったり捌いたりできない(酷いことをしたりした場合は王の判断で没収)
二級 衛兵には裁くことができない(酷いことをしたりした場合は王の判断で没収)
三級 名誉称号(捕まるようなことをした場合は没収)
読んでいただきありがとうございました
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