1話 転生!
「おぎゃあおぎゃあ」
気づいたら俺は知らないところへ来ていた。
*
俺は50歳。まだ出世もしておらず周りから揶揄われたりしながら生活している
俺はいつも通りコンビニでカップ麺を買って家に帰ろうとしていると
「動くな!」
という声が聞こえてきた。コンビニ強盗に出会ってしまったのだ。
しかし女子中学生はナイフが見えていないのか
「警察呼ぶわよ」
と突っかかっている。そして犯人が刺そうとした時俺は反射的に間へ体を滑り込ませていた。
その瞬間腹部へ大きな衝撃が走った。死ぬんだなと直感的に思った。でも助けれて良かったと思っていたのに薄情にも聞こえてきたのは
「死んだふりをしてさっさと金を盗もうと思っていたのに自分から死ぬなんて馬鹿な人w」
という声だった。来世では絶対人を信用しないようにしようと心の底から思った。
*
気づくと俺は真っ白な何もない空間にいた。見渡していると急に
「私は人間で言う神です。可哀想なあなたに1つだけ力を与えて転生させてあげましょう」
という美しい女性が現れた。俺は正直頭がいっちゃてるんじゃないかと思った。しかし一応尋ねてみることにした。そこは地球かと。そうすると怪しい女は
「いいえ剣と魔法の世界ですと真顔で言い放ったのだ」
どうせ死んだんだからこれにかけてみるかと思った。
「わかった。それでなんの力がもらえるんだ」
と聞いた。そうすると何がいいかと聞かれたので
「自分を襲おうとする奴を簡単に倒せてたくさん生産して俺tueeeeeってできる力が欲しい」
と言ってやった。流石に無理だろうと。しかし
「わかりました。では転生させますねと言ってきた」
慌ててどうやって確認するんだと尋ねると
「ステータスと言えば見れますよ。他の人にはステータス・オープンと言わないと見えないですよと意外にも素直に教えてくれた」
そして眩しい光に包まれ目が攻めてみるとこの状況だったというわけだ