表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
時間が戻った令嬢は新しい婚約者が出来ました  作者: 屋月 トム伽
第1章 ブラッドフォード編
7/144

お受けします

ブラッドフォード公爵邸には図書館があると聞いたことがあるし、先に婚約者がいれば申し込まれることはない。

レオン様と縁ができることがなくなるし魅力的な話だ。

しかも、ブラッドフォード公爵はお父様より格上だから、問題なくお父様は了承するはず。


「でも、明日お父様から婚約の話があるはずです」

「では今から、ウォード侯爵に申し込もう」

「本当に?」

「受け入れてくれるか?」


しかし、オズワルド様のこの自信はどこからくるのか。

絶対女がいそう…。

レオン様のことで、いくら私でもショックはあった。

もし同じなら、どうしましょう。


「あの、つかぬことをお聞きしますが、レオン様のように浮気しますか?」

「大事にするつもりだが」


浮気はしないということですよね。

それに助けてくれたことは間違いない。

あの倒れた時、オズワルド様が私の名前を叫んで飛び込んできた。


オズワルド様の腕の中で、私は目を瞑り、一呼吸おいて決意した。


「オズワルド様、お受けします。よろしくお願いいたします」


気がつけば、いつの間にか私の震えは止まっていた。


「よろしく頼むよ、リディア」


オズワルド様は素敵な笑顔で、私に言った。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ