20.08.23 詩 ワタシたちが寂しい夜に
黎1.
わたしの肌と夜の白さには、母の慈悲が教会を訪れ、わたしを叱る
わたしは馬鹿なことをしたの?それとも人を殺すようなことをしたの?
なんであんたに大声を出されなきゃならないの?
麗2.
AがCになる
すなわちBはクリームソースで
AとC=舌と唾?
受け皿には反吐 夜には劈く寒さ
靈3.
左手には空き缶を 右手には燃え尽きたマッチ棒を
眼にはつぶらない怒り 生贄にはイノセンス
怒鳴れば雪があなたを癒す 暖かさはいらない
嶺4.
断り、培い、ささくれた
「わたしには分かるのよ。『靈』について」
早く集まりなさい
乳児との浴槽 祈祷とサン・テグジュペリ
「笑ったわね。でも"実際"はあなたが見た通りなのよ」