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秋の桜子詩集

大地の記憶

作者: 秋の桜子

若草が萌える地に寝転ぶ

風が氷の様に冷たい四月

今年の春は空気が寒い


地球の記憶を覗きたい


遥か昔にも

疫病は流行ったという


我が里にも小さいけれど

疫病を払う神様の祠がある


流行病が村を襲った

神様をこの地にお呼びした


そう伝えられている

そう聞いている


地が記憶している

遥か昔を知りたい


その時はどうなったのか

その時はどうしたのか


私達は今

生きている

存在している


草萌える地に寝転び

地球の声を聞きたい


どう凪払ったのかを


知りたい


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― 新着の感想 ―
[一言] 伝わってきましたね。お気持ち。 本当に早く何とかなってほしいです。
[良い点] アメリカのどっかの大学が2018年に出した論文に、コロナウイルスのような疫病が流行る危険性が予測されていたそうです。 予防法や気を付けるべき点もちゃんと書いてあるのに……結局は流行ってしま…
[一言] 確かに……。 もっと酷い疫病は沢山あったでしょうに、私達はこうして生きてますもんね。 昔と今では環境が違い過ぎるので一概には言えないのかもしれませんが。
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