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領地経営クエスト  作者: 小説クエスト
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村の建築工事

 エルフが、10名も新規加入したので、村の開拓もドンドン進むことになる。


 村を大きくするには、建物を建てる必要があり、現在、至る所で建築中となっている。

 領民が、しっかりと住めるようにしなければならないからでもある。


 人も多くなってきており、各コテージやテントでは業務処理が遅くなるので、わりと大きな指揮所をドワーフ達が造ってくれていた。


「これはまた、立派な感じで、大きな指揮所がつくれたな」


「コテージでは、手狭になっていたから、調度よかったワ」


 私の感想の次に、メグミが返事をしてくれた。



 役場のような機能とギルドのような機能を持った、2階建ての複合施設である。

 私用の事務室やメグミ用の事務室も完備されている。

 拠点の指揮所の出来上がりである。

 メインメンバーは、ここでの勤務となる。


 隣には、この前できたばかりの会議室も併設されている。


 住居としては、男性用の10人寄宿舎が5棟、女性用の10人寄宿舎が5棟。

 家族用の寄宿舎が5棟。

 ゴブリン用の粗末な宿舎1棟が増えている。

 

 ホブゴブリンとなったゴブコや食堂の老婆も、単身者用の寄宿舎に住んでいる。

 コテージやテントに住んでいたドワーフなどのメンバーも、一部は寄宿舎へと異動している。



 コテージが5棟あり、私達夫婦用が1棟、男性用コテージ1棟、女性用コテージ1棟、会議用につかっていたコテージ1棟、滝の近くにある別荘用コテージ1棟。

 テント20張りは、そのままである。


 食堂についても、300名位来ても大丈夫なように、キッチンなどの増築や色々な箇所がバージョンアップされている。


 倉庫は、備蓄用に、3棟に増えている。

 獣舎についても、馬舎や牛舎をつくっており、3棟に増えている。


 メグミ達の提案によって、村の開発が進んでいるのだ。



 エルフ達には、まず引越しの手伝いをしてもらっている。

 拠点の指揮所には、まだ何も入っていない空っぽの状態なのだ。

 これから、拠点の指揮所では、色々な業務をすることになる。

 備品などの移動や、ドワーフやエルフなどのメンバーが協力できるように、一からひとつひとつ造って行くことになる。

 雑用も立派な仕事なのである。


 ひとつひとつの業務を見て、創意工夫をしてもらうことにするのだ。

 幅広い業務を、広く深堀りをしてもらうことになる。

 そのようにすることによって、仕事がより洗練されて行くことになる。



 ヴェロニカの妹のアリエルは、私の秘書のヴェロニカとベッタリくっついている。

 そして、アリエルの許嫁のエクセリオンもピッタと離れずに、絶妙な距離で動いている。

 それを見て、ホブゴブリンのゴブコは笑っている。


「まぁ、そうなるような」


 エクセリオンは、許嫁であるアリエルの事が、大好きなのだ。

 姉のヴェロニカが、許嫁をほったらかしにして、婚約解除になった前例がある。

 アリエルを決して離さないように努力をしているようだ。


 もしくは、私を疑っているのかもしれない。

 元にいた世界の社長と秘書との間には、そのような関係になってしまっている場合もある。

 俗にいう愛人と呼ばれるヤツだ。

 いくら私が結婚していても、アリエル相手に、そうならないといった保証はない。

「そのような、間違いがないようにしようと、チェックしているのかもしれない」と思ってしまった。


 

 だいぶん事務所なども片付いたので、食堂でご飯を食べることにする。



 ギャビーの食堂では、食堂に勤める老婆が、5人に増えている。

 麓の村では、まともな仕事がなく、こちらの拠点の村の方が、比べるまでもなく良いからである。

 エルフのエルミアとララリアが、エルフ料理や食べ物のことで、話し合いに来ているようだ。

 実際、エルフの中には、肉食を好まない者もいる。

 昨日のうたげでも、酒を飲まず、肉料理を食べずにいたエルフがいたので、そのあたりの調整をしなければならなかった。

 エルミアについては、エルフ料理について詳しいのと、ララリアは、農業・牧畜全般に詳しいので、今後の食糧や栽培・放牧などについても方向性が決まるかもしれない。



 昼ごはんの時に、エルフ達と一緒にご飯を食べていると、色々な発見があったのだ。

 今、拠点の村の主力商品は、林業である。

 この木の輸出はできたのだが、木の皮が大量に余っている。


 錬金術師でもあるエルフのアイグノールに聞くと、木の皮から、紙の生産が可能になるかもしれないと言うのだ。

 オストマルク王国内では、紙は貴重品となっている。

 今だに、布や皮に書いて書状を送ったりもしている場合がある。

 紙については、特産品になりやすく、これだけ沢山エルフがいるのならば、商品化はたやすいようなのだ。


 これは、いいことを聞いたので、紙の工場をエルフ達とドワーフ達で、協力して造ってもらうことにしよう。

 紙の工場の稼働ができれば、爆発的に、村の開発にドンドン資金や人材をまわせるようになる。


 エルフの中に、錬金術師もいるので、反則級のポイントもある。

 そして、まだまだ、ドワーフ達の本領も発揮されていない。


 上手くいけば、製薬工場やポーションの工場だって、すぐに開始出来るからだ。

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