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4・灯

街の灯りは僕には眩しく羨ましいと思えど、美しいと思ったことは一度として無い。


そこにあることを忘れられ、ついたり消えたりを繰り返すだけ。ここにある意味を問おうとしても、人は来ないし、僕は喋る事も出来ない。


僕には友達がいない。繋がれている1本の線は、風が吹けば千切れそうなほど弱い繋がりでしかない。


たった一つ通りを照らす僕を嘲笑う様に風は吹く。弱い繋がりを断ちにくる。


あんなに遠くは明るいのに。僕の光は点滅しても誰も気づかない。きっと消えても。


いつだって除け者は、弱くて惨めになる。虫も寄り付かない。どうしても僕を除け者にしなければならないのか。それが人の、世の道理だと言うのなら、





こんな世界……。

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