〜よくわかる『マイナス補正』のあらすじ〜
なろうコン用のあらすじになります。
かなり重要なストーリーのネタバレがありますのでご注意ください。
ごくごくありふれた高校生男子だった神舞那守夏少年は、ゲームショップに立ち寄る途中で橋の崩落に巻き込まれ、異世界トリップを果たしてしまう。
一緒に帰宅途中だった幼馴染み、水端澄麗とは不慮の事故で逸れるし、異世界に行く途中で変なヤツに肉体を盗られるし、のっけから散々な目に遭うナスカ少年。
魂魄だけの状態になったナスカだが、運良く出会った「黒龍」に肉体の代わりになるものを構築してもらい事なきを得る。黒龍は消えてしまったが、ナスカは新しい一歩を踏み出すことと相成ったのである。
運良く近くの村の剣士に助けられ、「蒼龍」と呼ばれる者に会いにいくこととなったナスカ。その途中で「異形の魔獣」に襲われるもなんとか撃退する。が、そこでナスカは自分が「魔法が効かない・使えない体質」であることを知る。
蒼龍の助力を受けるも結局魔法は使えない。落胆するナスカに、蒼龍は強力な助っ人を紹介する。なんとか澄麗探しの旅に出ることが出来たナスカだが、彼の受難は終わらない。
人攫いにあっていた有翼人族の少年を助け、狼魔獣に襲われ、やっと澄麗の情報を手に入れたと思ったら、なんと彼女は「紫の魔術師」と呼ばれ、大陸有数の大魔術師として活躍していたのだ。
自分は魔法が使えないってのに、幼馴染みは現代知識をフル活用してチート街道を驀進している。ショックを受けるナスカだが、彼のマイナス補正はその程度で終わる程生易しくはなかった。
なんとか澄麗と合流したナスカに襲いかかったのは、身に覚えの無い中傷。なんとナスカの体を奪った「黒いの」が、彼の体を用いて好き勝手しているらしいのだ。
元の世界に帰る前に、ヤツから肉体を取り戻さねば!
次々と襲いかかるマイナス補正の数々に、果たしてナスカは打ち勝つことが出来るのか!? 人運はあっても女運の無いナスカにハーレムの未来はあるのか!?
ナスカ少年の命運や如何に!