安眠を願って、設置したこの柵。

『引き裂かれた親子ごっこ』が常に開催されることとなった。
キャー、ニキャー、とか細い声で鳴く仔猫。
ミャウゥ? と疑問形で鳴くタイラー。
…………これが夜中ずっと続くのだ。ものごっつ、煩い。
しかもタイラーさん、仔猫を煽る煽る。
なんで出てこないの?みたいな鳴き方をするのだ。
そして、結局――――。

――――こうなる。
起きたら、仔猫が配置されているのだ。
もう随分と大きくなって、タイラーさんの体格じゃ運ぶのが大変なのに、柵を越え、ベッドの上まで運んでくる。
なぜにそんなに笛路託児所を利用するんだろうか。
笛路託児所の廃業ならずで、しょんぼりである。