表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/10

9:廃業ならず。

 



 安眠を願って、設置したこの柵。


挿絵(By みてみん)


 『引き裂かれた親子ごっこ』が常に開催されることとなった。

 キャー、ニキャー、とか細い声で鳴く仔猫。

 ミャウゥ? と疑問形で鳴くタイラー。

 …………これが夜中ずっと続くのだ。ものごっつ、煩い。


 しかもタイラーさん、仔猫を煽る煽る。

 なんで出てこないの?みたいな鳴き方をするのだ。


 そして、結局――――。


挿絵(By みてみん)


 ――――こうなる。

 起きたら、仔猫が配置されているのだ。


 もう随分と大きくなって、タイラーさんの体格じゃ運ぶのが大変なのに、柵を越え、ベッドの上まで運んでくる。


 なぜにそんなに笛路託児所を利用するんだろうか。

 笛路託児所の廃業ならずで、しょんぼりである。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ