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5:下僕は諦める。
何度サークルに仔猫を戻しても、ベッドに戻ってくるタイラーさん。
笛路託児所、強制開業である。
しかし、このままではいけない。
なぜなら笛路が寝返りで潰してしまう問題があるからだ。
ということで、姉と近所のホームセンターにお買い物へ。
そして、設置。
シングルベッドに、ペット用ベッド。
笛路のみ激狭物件の出来上がりである。
ちなみに、猫の下僕である私は特に異論もなく、ここにピシッと寝るのが当たり前だと思っている。
下僕魂、ここにあり!(ヲイ)
ここから笛路は寝返りが打てず凝り固まり、背痛と腰痛との戦いになった。が、横に置く。
仔猫たちはすくすくと育った。
タイラーさんは託児所のおかげで家中を走り回り、ストレスと運動不足の解消が出来た。
万々歳である……と思っていた。このときまでは。
くつろぐ5匹。※灰ハチ男は下に埋もれている。
なかなか可愛く撮れた、縞三毛子とタイラーさん。