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暖かな家族

眩しいと思い、目を開けてみると、沢山の光のが私を囲いこんでいるのがわかる。


ん?どう言うことかな?生まれ変わったのかな、

と不安に思っていると、


「ふぎゃー、オギャー」と自分が泣いていることに気がついた。


鳴き声と共に扉が開き、2人の人影が見えてきた


「うぁーう、うー、」


と自分の声が伝わらない状況で、2人の人影は母親らしき人ともう1人はメイドさんのような格好だった。


母親みたいな人は優しそうなハニーブロンドの髪色、瞳の色は空のような青色の絶世の美女を思い出させる女神様のような容姿をしてる。


「あらあら、どうしたのー、お腹がすいたのですかー、」


優しく話しかけてきた、先程まで近くにいた沢山の光は2人には見えていなようで、メイドっぽい人が、


「まぁまぁ、メリー様まだ無理をしてはダメですよ。」


と、母親に私を抱かせないように私を抱き抱えた。


「もうサミーったら、私はもう平気よ!

いつまでも子供じゃないんだから」


などと会話をしている


何とメイドさんかと思えば乳母さんでした。乳母さんにミルクを与えられて、ミルクを飲んで眠くなってきたベットに戻して、ずっと側についててくれるらしい、私は夢の中へ旅立っていた。


「ねぇサミー、私すごく幸せよ、この子を授かって」


「そうですね、一時どうなるかと思いましたが、」


「フフ、心配性なんだから!サミーは」


そんな会話に気付かずスヤスヤ眠る私を暖かい眼差しで見守ってくれているのは2人だけではなかったけど、


それを知るのはまだまだ先のこと、、、






生まれてから、3歳になった私のこの世界での名前は、


リズメリア ヴァンフォーレ


一応公爵令嬢らしいけど、まだまだ解らないことが沢山の世界


そしてお母様は


メリアス ヴァンフォーレ


公爵婦人、巷では青の妖精姫と名高いらしい


そしてお父様は


セイドリア ヴァンフォーレ


公爵閣下、王宮で、宰相をしているっていっていた。


そんな家族構成です。


今日は私の3歳の誕生日会が開かれるらしいが自分の部屋でメイドさんたちにドレスを着せてもらってウキウキしているところです。


「ねぇ、ありあ、きょうどんなかたたちがくゆの」


まだ、ちゃんと発音ができないので恥ずかしいがスルーします。


「はい、リズ様、今日はご家族以外の方たちが沢山見えると聞いています。

ヴァンフォーレ公爵様のお仕事関係の方も多数見えると思いますよ」


「じゃあ、みなちゃまにちゃんとごあいしゃつしないと!」


「まぁまぁ、さすがお嬢様です。」


コンコン、扉がノックされてお母様がお部屋に入ってきました。


「何て!可愛いの!リズは」


と可愛らしく着せてもらったドレスを見てお母様がテンションMAXになってますが、いつものことなのでスルーです。


私の髪はお父様ににてプラチナブロンドなので今日はお母様譲りの藍色の瞳の色にあわせてブルーのドレスになってます。


「さぁ準備ができたなら、一緒にお父様のところへ行きましょうか!」


「はい、おかあちゃま」


と2人で、手を繋ぎしたの階へ降りて行きました。


そこで待っていたのは、プラチナブロンドで正装したダンディなお父様でした。


「リズ、見違えたよ!すごく似合っているよ」


と、いつもの優しいお顔で蕩けそうな笑顔をくれるお父様を見て、


「えへへ、ありがとうごじゃいましゅ」


と照れてしまう私でした。


それを聴いて両親は見つめ会い優しく手を差しのべてくれました。


「さぁそろそろ、リズの誕生日パーティーを始めよう」


家族3人揃って、中庭に向かいガーデンパーティーのようになっている所に向かうと


「皆様今日は、娘リズメリアの誕生日パーティーへ来てくれてありがとう。ゆっくり楽しんでいってくれ」


そっと背中を押されて、


「みなちゃま、はじめまして、ごしょうかいにあじゅかりました、りじゅめりあ ヴァンフォーレです。きょうはおあちゅまりいただきありがとうごじゃいましゅ。」


カミカミの挨拶を何とか終えたところ、みんなの視線が集まり、歓声が上がった。


何事かと思えばこの年でこんなにちゃんとした挨拶出来る子はいないらしい、


両親は、そんな私を抱きかかえて誉めてくれた。


立食パーティー形式のため、常に護衛として、メイドが数人ついててくれたがそこは、子供なので飽きてしまうもの。


パーティーを抜けて庭の散策をしていると、少し年上の男の子が庭に咲いている花の前にいた。


「こんにちは、はじめまちて、わたちリズメリアっていうの、貴方は?」


「私か?」


突然現れていきなり声を掛けられて相手はびっくりしたようだったが気にせずに


「うん」


と返答を返すと、


「私は、、、アーサーだ」


「アーサー、いいおなまえね」


花もほころぶ笑顔で伝えると、相手の顔がみるみる赤くなっていた。

不思議に思いどうしたのかと聞こうとしたら、


アーサーの知り合いが呼んでいるようで申し訳なさそうに、


「もう帰らなくてはならない、お前とはまた、出逢えるだろう。」


と言葉を残して帰っていった。


これが運命の出会いとは気が付かずに。

うーん妖精さんが登場できませんでした。

次回魔法や妖精が出てくる予定です。

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