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機霊戦記 ――黄金の女神・暗黒の女神――  作者: 深海
三の巻 運命の女神
57/60

5話 追いかけるもの(テル)

 ふう、あぶねえあぶねえ。危うく手足がふっとぶとこだった。

 機械兵が一斉に気合満タンの波動を放ってくるなんて、洒落になんないぜ。船の通路は、穴ボコだらけ。俺の炎の精霊たちは、吹き消されるろうそくの炎みたくなっちまった……。

 

「テル大丈夫? まだ寝てた方がいいんじゃない?」

「あー、だいじょぶだぜ、ミミ。これぐらいのやけどなんか、ちょろいちょろい」

 

 圧倒されたのが悔しくて、俺はぼんぼん炎の精霊玉を投げつけて対抗したんだけど、敵の数が多すぎた。機械兵たちの放つ波動に押し戻されて、炎の玉は俺の体にめがけて逆戻り。

 なんと精霊たちは、主人である俺の機霊結界をものともしなかった。おかげで俺は全身大やけど。じっちゃんがあわてて、回復カプセルに突っ込むぐらいの重症度だった。

 

「吹きあおられた自分の精霊玉で皮膚焦がしちまうとか、世話ないよな。完全再生するまで休めって言われたけど、おちおち寝てられねえよ」


 ルノもアルも拉致られちまって、無事でいるのかどうか分からない。

 じっちゃんが必死に海賊船を追ってくれてるけど、相手の船はどえらく速いらしい。捕捉網から逃げられないようにするので精一杯だとかなんとか、深刻な顔で言っていた。


「おじいちゃまがいうには、普通の海賊船じゃないっぽいの」


 ミミが四角いサーバーから、湯気立つ豆茶を注いで渡してくれた。

 

「速さは軍艦並み、機械兵も、そんじょそこらの海賊が配備できる種類のものじゃないんだって」

「む……じっちゃん、俺が皮膚直してる間に、敵兵のシリアルを解析したのか」

「うん。アルとルノがさらわれるとこ、セキュリティカメラに映ってたから」


――『私がついていながら、なぜ我が主がこんな有様になるのだ……』


 寝台のふもとで、きゅうーん。ずいぶんしおれた声がするところを見下ろせば、黒い狼が伏せて落ち込んでる。


「アズマ、勝手に箱から出てこなくていいってば」

『いや。我のあまりのふがいなさに、わが自我は自立せなばならんと判断した。我はもっと強くならなければならぬ』

「ななな?」

『炎の精霊ごときに、いともやすやすと結界を貫通されるとは。我が主の防御力はゼロということ。我なぞいないも同然ではないか』

「そう落ち込むなよ。俺がやけどしたのはおまえのせいじゃないって。炎の精霊たちが強すぎるんだ」

『いいや、我が弱いせいだ。ゆえに我は早急に性能を向上させねばならぬ。精霊を遮断する結界をすぐに、搭載したい』

「え、待ってくれ。そんなじと目でうったえられても、今すぐには無理だって」

『いいや、すぐに我の改造にとりかかるのだ、我が主』


 にゃーにゃと、ミミに抱かれているタマが何か言う。ミミがこくこく、苦笑いしながらうなずいてる。おおかた、アズマは真面目すぎるにゃとでも言ってるんだろう。

 

「とにかくちょっと待ってくれアズマ。今は海賊船を追ってる最中だからさ。そっちに集中させてくれ」


 反省はもういいから、箱に入ってろと命じたけれど。黒狼はがんとしてきかず、箱を背負った俺の足元にひたとついてくる。

 アズマはざっくりてきとうに東華帝君をモデルにしたAIだけど、帝君以上に真面目な気がする。

 律儀で固いけど、うん、嫌いじゃない。

 改造ついでに、機霊箱じゃなくて本物っぽい狼の体にしてやろうか。 

 そう思いながら俺は管制室へ走った。じっちゃんがいるところへ。

 




 ロゴゴ族のじっちゃんはせわしなく、幾枚ものモニターを見比べていた。もうあらかた、海賊船の解析は済んでいる雰囲気だ。じっちゃんは薄皮が張ったばかりの俺を気遣ってきたけど、だいじょぶ!っていう俺の一言で納得してくれた。なんだかんだ言ったところで俺がおとなしく寝ないのは、百も承知だからだろう。

 

「船籍マークも信号も、認識できなかったんじゃが。船は十中八九、エルドラシアのものじゃ。かの国は半年前に最新鋭の軍艦を貿易基地に配備したんじゃが、それでお役御免になった旧い船と、特徴が合致するぞい」


 銀河を航海する船の軌道は、網の目のように何十とあるわけじゃない。

 大体航路が決まってて、俗に言う「海賊」がそこを狙ってうようよしてる。

 別の星の、別文明の生き物が乗ってる船のほか、俺たちの故郷にある島都市が、他の島都市の交易を妨害しようとして組織してる「私掠船(しりゃくせん)」てのも少なくない。

(ファング)帝国が都市復興のため、大量の浮遊石を運搬し続けてるってことは、俺の故郷の星ではだれもが知ってることだ。島都市連盟が、援助金だのなんだのってアシストしてくれてるせいで、よくもわるくも有名な一大ニュースになってる。だから今までも、石を運ぶ船がターゲットになることは幾度かあったけど。

 

「エルドラシアの私掠船って、来たの初めてだよな?」

「うむ。今までかの国が仕掛けてきたことはないのう。不気味にだんまりじゃったなぁ」


 そこそこでっかいガラテア王国、自由奔放なラテニア自治都市。今まではもっぱら、そんなところが私掠船をくりだしてきてた。

 俺たちはたびたびその国にクレームをつけたものの、機霊が代理で行う戦区戦にもっていくことはできなかった。私掠船は船籍マークをつけてない。「雇い主はいない」ってのが建前だからだ。

 幸い、実際に石をうばわれたことは、一度か二度あったかなという程度。すぐに取り戻したり撃沈したりして、深刻な被害になったことはない。三年間ほぼほぼ、浮遊石の運搬は滞りなかった。

 なにしろこっちの船は、軍事力ピカイチの(ファング)帝国の火器を存分に積んだ、武装船だ。ちっとやそっとじゃ侵入されないぐらいの防御力がある。


「鉄壁のはずの船に、やすやすと乗り込まれるとか。やっばいなぁ。でもなんで最後も最後、予備物資になるもんを運ぶ運搬船を襲ったんだろ?」

「うむ。それが謎じゃのう」


 エルドラシアが本気で俺たちの都市建設を妨害するっていうのなら、もっと早くにがつんと仕掛けてきてるはずだ。いまさら慌てて浮遊石を奪うとか、遅きに失するもはなはだしい。

 まあたしかに、実際に石は盗んでいったんだけど、なんか違う気がして首をかしげちまう。あの機械兵たちの目的は、石だけ(・・)じゃなかったんじゃ……じわじわ、そんな気がにじんでくる。

 

「これがカメラで捕捉した機械兵のフォルムじゃが。これもエルドラシアでつい最近まで使われとった、旧型の機械兵士じゃ。型番の古い兵器や乗り物を使うのは、私掠船の特徴じゃなぁ。その国のものと断定できるが、正規使用品ではないから、なんとでも言い逃れができる。連盟に訴えても、その船舶は盗まれたものじゃと逃げられる」

「ったく、襲うなら、正々堂々襲えばいいのにな」


 天界も下界と同じく、強いもんが正義だ。

 機霊を使った戦区戦は神前審判で、殴り合って最後に生き残ったもんが正しいとみなされる。だからたとえ盗賊行為を働いても、戦区戦で勝てば許される。

 じっちゃん曰く、機貴人があまりいない弱い国ほど、海賊とか盗賊とか、正体不明のこすっからい手勢を使うらしい。大国で一、ニの軍事力を誇るエルドラシアは、私掠船などほとんど保有してないはずだという。 


「不可解じゃから、ロッテくんに通信を送って、島都市群に変化がなかったかどうか、照会しとるぞい」

「船の修理は?」

「船内衛兵による応急補修は、いちおう済んでおる。追いかけて交戦するには、まあ差し支えない」

「救い出さないと!」


 タマを抱くミミが即座に言う。俺はこっくりうなずいた。

 さらわれたのは、アムルとアルだ。これって、俺とミミが拉致されるって可能性もあったんだろうか?

 いや……機械兵はミミは狙って来なかった気がする。まっしぐらにアルをつかんだのは、俺たちに対する盾にしたんだと思ってたけど、今考えるとその解釈は、なんだか違うような気がする。

 背筋がざわざわして居心地悪い。なんだか、嫌な感じがすごくする。

 もしかしたらエルドラシアが狙ったのは、いまさらの石じゃなくて……。

 

「じ、じっちゃん、あのさ、もしかして狙われたのは……」

「ああ、その可能性は、あるかもしれんのう」


 俺の表情を読んだじっちゃんが、ロゴゴ族の強面な毛むくじゃら顔をさらに険しくした。

 

「第五十代エルドラシア皇帝は、不慮の事故で亡くなった。アルゲントラウムは暴走し、消滅。公にはそういうことになっておるはずじゃ。アムルくんから黄金円盤をはずしたとき、わしは円盤の中をいじって、エルドラシアとのつながりをみな消したからの。しかし……」


 驚いたことに。アルゲントラウムは、エルドラシア帝国のシステムと完全同期してた形跡があった。

 古くて形状保存されてるだけのAIにすぎないって、たかをくくってた俺たちを驚愕させるぐらい、そのシンクロ度は深かった。

 アルゲントラウムは日々帝国のあらゆる情報を拾って、蓄積してたらしい。

 初期化されたときにその大半は失われてしまったけど、こっぱみじんに砕けたその膨大な情報の残骸が、アステロイドベルトの環のように、AIの中に浮遊してた。

 じっちゃんはそれをきれいに一掃(クリーニング)した。どうやっても再構築は不可能で、もはやどうやっても読み取れないがらくたを保存するなんて、まったく無駄なことだったからだ。

 

 エルドラシアとの接続機能が黄金円盤の中だけにあったのなら、まったく不安はない。

 でも、円盤から取り出したアルの魂。そしてアムルの魂。そこに、帝国システムとの「接続プラグ」がついてたら……

 

「いや、考え過ぎか。魂事態にプラグがついてるなんてそんな、じっちゃんでもなきゃ、できない芸当だもん」


 ことはもっと単純かもしれない。

 エルドラシアのスパイが俺たちの都市計画を監視し始めたら、アルゲントラウムにそっくりな女の子を見つけたとか……それで当局が身辺を調べたとか……

 

「ぬう、船の逃げ足が速すぎる。振り切られるぞい」

「くっそ、がんばれ黒猫!」


 船のAIに声をかけると、モニターに泣きっ面の黒猫が映った。ご丁寧に足に包帯をまいた絵が立ち上がる。船の修理は応急です、全力出せませんと言いたいらしい。

 

「仕方ないのう。こんなこともあろうかと」

「お」

(ファング)帝国の軍艦に標準配備されとる、緊急ハイオク燃料を積んどったんじゃが。使ってみるかの」

 

 さすがじっちゃん、ぬかりない。ってハイオク燃料ってなんだ?

 

「まあようするに、高速が出る燃料じゃ。即時撤退につかうもので、本来は海賊から逃げるために使うんじゃが。一発投入するとしようぞ」

 




 かくして。目的が逆になったわけだけど、俺たちの船は特殊燃料を使ってスピードアップ。

 じわじわ、海賊船との距離を縮め始めた。

 船AIは、エンジンが活性化された余波をもろに受けた。画面に出てくる黒猫が、ぼうっとしっぽを爆発させて、ふがーと鼻息荒く、ぐるぐる周ってる。なんかものすごく興奮してるようだ。


『ふっ……あわれな』


 勝手に俺の足元に座ってるアズマが、あわれみのまなざしで黒猫の幻像を見上げた。

 

『猫などになるものではないな。我は狼でよかった』

「え、いや、犬型AI船ってのもあるかもよ?」

『ふん、あるはずなかろう』

『にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ!!』

 

 船AIがなんか叫んでる。だけど早口すぎてわかんねえ。なんかおもしろ幻像を十倍速で見てるかんじだ。うん、ハイオクすげえ!

 

「わ、今すんげえ揺れたよ?」

「この燃料を使うと出てくるデメリットじゃ。少々、中の環境維持装置のクオリティがおちるぞい」

「そうなんだ。タマ、座席に座ってシートベルトしめようね」


 優等生のミミにならって、俺も管制室のシートに体を固定した。

 アズマは俺が背負う箱の中にまったく入る気配がない。入れと促しても、俺の横に座り続けてる。いいかげんにしろと怒ろうとしたら、いや、ここにいるときっぱり。てこでも動かぬ態度を見せてきた。


『匂うのだ』

「なにがだよ。俺きのうちゃんと、光化学シャワー浴びたぞ。あ、やけどのクスリの匂いか?」

『いや、その匂いではない。あれだ、虫の知らせというものだ。我が主はほどなく、我を必要とする。だから今から、万事備えておくにこしたことはない』

「えっとそれって、結界張るよう、おまえに命令しろってこと?」

『そうだ。いますぐ猫(くさ)さを遮断――いやできれば早急に、我が結界を強化してほしい』


 虫の知らせって言葉が、なんだかいまいち信用できなくて。俺は今はそんなヒマはない、結界だけ張ってくれって答えた。早く船に追いつかなきゃって焦ってたせいだろう。

 でも。

 アズマの勘はしっかり当たってた。

  

「うわあなんかきたあ! 結界(バリエーラ)展開(ディストリクト)!」


 星の海が光の筋になって見えてる正面モニターに、突然黒い大穴が現れた。

 ワープの抜け穴かと思ったら、激しい衝撃がどずんどずん。

 黒いものは何か巨大な物体で、べしりと船に張り付いてきたのだ。

 

「ぬう。遅延磁石じゃ!」

「磁石?!」

「重く柔らかい金属ジェルじゃよ。対軍艦兵器で、船に取り付いて速度を落とすものじゃ」

「はがせないの?」

「艦砲で砕けるがそれをすると……」


 出力低下、どっちにしろ船足が遅くなるってわけか。


「黒タマくん! 磁石を除去せよ!」

『にゃにゃにゃ! にゃにゃにゃにゃにゃ!』


 艦砲が火を吹いた。モニターに黒い塊がこっぱみじんに砕けて、無数の破片が散らばる様が映る。 

 これでまた全力追跡開始かと思いきや。モニターの枠が、真っ赤に点滅しはじめた。

  

「侵入者じゃと?」

「いつのまに!? まさか今の磁石になんか潜んでたのか?」


 黒猫AIが今にも泣き出しそうな顔で、がっくり膝を地に落としてる。あまりにもあわれでかわいそうな感じなので、俺は思わず声をかけた。


「落ち込むな! おまえのせいじゃねえ! 立てっ! 立って全速力で海賊船を追いかけろ! 侵入者は俺たちに任せてくれっ」

「あたしもいくっ」


 ミミがたちまち席から離れ、タマを背負った。


「アズマ行くぞ!」

『精霊は使うな、我が主。我のぽんこつ結界ではまたやけどするぞ』

「う。努力するっ」  


 ジト目の狼が走ってついてくる。うう、これをしのいだらやっぱり改造しないとだめか。

 そういえばミミのタマ機霊も、アズマとほぼ同じスペックなんだよな。つまり精霊ははじけないってことだ。ミミが使える精霊は風属性。すぱすぱ斬れるかまいたちが跳ね返されたら、やばいことになっちまうような気がする。


「ごめんアズマ、おまえの言う通りだ。でも今回だけ我慢して」

『わかっている。全力でお前を守る、我が主』


 うん、やっぱり狼の体、作ってやろう。タマばっかりいつも外に出てるのって、不公平だもんな。

 

「へへへ。黒発色の人工毛でかっこよく…あ、狼人間ってのもありか?」

「テル! 侵入者発見――きゃあ!?」


 タマの竜翼を広げてずんずん前を飛んでたミミが、悲鳴をあげた。

 今度の侵入者は貨物狙いじゃない。推進機関室のかなり近くに、カプセルが打ち込まれてきてる。

 その白い卵型の入れ物から、突然何本も、光線が飛んできたのだ。


「ミミ! うわ、すげえ威力っ」


 結界でしのいだものの、ミミは光線の圧力に負けて、後ろにふっとばされた。

 とっさに風の精霊をまとって結界の周りに巻いてるけど、勢いに対抗できず前へ進めない。俺も急いでアズマの翼を開き、結界でしのいだものの、その場に釘付け。少しもカプセルに近づけない。

 

「く……これ、機霊の波動だよな? こんな強力なのって、一体何級だよっ」

『我が主、避けろ!』


 アズマが怒鳴る。と同時に、目の前に何かが来た。蒼いエネルギー石がびっしりはまった銀色の翼が、俺の視界を遮る――


「テル!!」

「え――」


 次の瞬間。


 俺の体は、もんどり打ってた。

 何がおこったのかわからないままに、また青い宝石だらけの翼が目の前に広がる――


「くは!?」

『結界を貫通している! 後退する、我が主!』


 アズマが吠えた。とたんに右腕に激痛が走る。

 とっさにおさえようとした左手が、空を切った。


「ち! 腕とられた!」

――「ふふ、翼の色は白金(プラティノ)だが。能力は青銅(ブロンゾ)並みではないか?」 

 

 後ろに下がる俺を追いかけてくるやつが、あざけってきた。宝石だらけの翼は銀色。白い騎士服を着た女騎士の肩に、蒼い光に包まれた戦乙女が浮かんでる。どっちもすごい金髪できらきらだ。

 

「エルドラシアの、石強化機霊……!」


 相手は、ドラグナイトと一体化してたミミが倒したのと同じ兵種だろう。でもこいつはあれよりもっとたくさん、エネルギーを貯める結晶石をつけてる。

 やばいこれ、もしかしてスペック月とスッポン? もしかしてこのままじゃ全然……


「くそ! 勝負にならないってか?!」

「はは! 相手にならぬわ! 船を爆破させてもらうぞ!」

『我が主!!』


 アズマが悲壮な吠え声をあげた。

 

「テルー! 逃げてえええっ!!」「にゃああああ!!」


 ミミとタマの悲鳴が、かすかに聞こえてくるなか。

 

「うああああ?!」


 俺の視界は一面一色に染まった。不気味に輝く、青い閃光(いろ)に。



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