綺麗な景色と忘れ物
書いていた本編のデータがぶっ飛んで
バックアップもなくなっていたので遅れました
「?」
声が聞こえる...
「あら、どうかしましたの?」
若い少女の声が聞こえた
「いえお嬢様、人が」
ん..お迎えかな?
こんどはクールビューティ風の女性の声
女騎士のようだ
「ーーーっ///」
「お迎え?女神?フフフッ
何を言ってるのかしら」
優しい女神様のような声だ..
「お母様...この人間を私の..」
「ハッ!!」
目が覚めると見知らぬ天井
左にはランプの置いてあるサイドテーブル
奥にもまだスペースがある
そして
前方にはドアがあるが寝ていたベットから
少し距離が空いている
右は窓がありそこから見える景色は
かなり良かった。
広がる野原に続きその奥に
広がるように美しい花々がある
そしてカラフルなレンガ道の奥には
小さめの街があった
「街があるのか...」
レンガで出来たような
その町並みを見た時
思わず一言ボソッと口から漏れてしまった
まぁそれほど美しい風景だったのだが
それで街があるのか、とはおかしいが(笑)
その時だった
「こんこ〜ん
入りますねぇ〜」
ふわふわした感じの女性の声だ
実際にドアも叩いて居るのに
何故声にも出しているのだろうか
俺が何も言わずともドアを開け侵入してきた
主様、敵襲ですぞ。
まぁこの家自体自分の家出ないので
何も言えないのだが
入ってきた女性と目が合う
スタイルが良過ぎだよ
ついまじまじと見てしまった
「ハワッ!
起きていらしたなら返事ぐらいして下さいよ〜」
そういってメイド服を着た女性は
驚いたのかあたふたしながら
もごもごと何かを訴えかけている
まぁ、悪いのはこちらなので...
「はぁ..なんか..すみません」
となんとなく謝罪をする
すると女性は
「まぁ良いですけど
あっそうですそうです
お着替えとお飲み物を持って参りましたので
脇に置いておきますね」
と飲み物をのせたトレーをサイドテーブルの
空いたスペースに置き
持ってきた何枚かの衣服を
こちらに合わせながら選んでいた
あ、そうだ家に帰らねば
きっと両親が心配している
あの山小屋で寝ている所を拾われたに違いない
「あの...すみません」
「はい..?なんでしょう..か?」
女性は仰け反り胸を強調しながら
服をローテーションで選び
俺の質問にも返答を返す
...なんて器用なんだ
まぁ、質問は続けるが
「ここら辺の住所を教えて頂けます?」
さっさと住所を聞いて帰らねば
こんな所があったとは驚きだ
こんどは何か持ってきてお礼をしなければ
また来よう
するとタイムラグで何故か女性が驚く
「あーえー...
住所ですかぁ...?
えっと...えと...え?
えぇ!?じゅ住所ですとと!?
もももしかして
おお王都出身ののの
貴族の坊ちゃんだったりしししちゃいます!?」
何故驚いて居るんだろう
しかも語尾がめちゃくちゃだ
王都?
貴族?
何をいってるんだろう
「あのー王都出身?
なんです?それ?」
「ーーーんんん?
そのお答えからすると王都出身ではなぁ⤴︎い⤵︎
おっ王都出身ではなぁいと!?
きき貴族でもないのですか!?」
ーーーん?ーーー
なんだこの人ファンタジックな物が好きなのか
衣類を床に落としている
「え、えぇ
違いますよ」
疑問を残しながら返答をする
するとほんとに安心したように
「はぁぁぁぁぁ
よかったぁ
お嬢様ったらこんどは貴族の坊ちゃんでも
拾ってきてしまったのかと...
ホッ...」
衣類を拾い畳んでいた
ここのお嬢様とやらに拾われたのか
後で一言お礼をいって帰ろう
ん?
住所=王都?
「待ってください?
ここの土地ってゆうか県?
そう何県の何市かを教えて下さい」
ここまで謎の単語が出たら
ここの地名を知らねばなるまいて
「ここの土地?あー御当主のお名前が
シューベルト.アイゼン.メリーデ、
ですので、メリーデ区ですね
あ、ちなみにここの館の主様ですよ」
外人みてぇな名前だな...
と、そろそろボケるのも辞めよう
「えと、貴女の名前は?」
押しの確認だ
「え?私ですか?
エリシア.ファニータですね
エリーちゃん、エリシアとでも
好きなようにお呼び下さい
でも、たかがメイド1人の名前を聞いたところで
なにも無いですよ?
あ、エリたんっでも良いんですよっ///」
外人みたいな名前なのに言葉が通じている!!
=俺外国語出来ちゃってる!!
とはならないだろうか!!
....んな訳がないな
ってかよく言ってて恥ずかしくないな
まぁ顔は赤面していたから恥ずかしいのだろうが
オプションサービスだろうか
「ところでなんですが...」
こんどはエリシアさんから質問がきた
「私の名を言ったんですから
お客様もお名前教えて下さいよ
少し不平等です
お嬢様も貴族の方々に
よく仰られてますよ」
あぁ確かにそうだ
「あぁ、すみませんね...
俺は...おれは..お..おれは?」
やべぇ、いや冗談抜きで
名前が出てこない、その他の知識
いや一般常識以外の全てが抜け落ちている
気がする。
簡単に例えると
忘れ物をして
その忘れ物の内容を思い出せない感じだ
んー困った...
困ったぞ〜?
取り敢えず...
「...歳は17です。」
「へ?」
「17です。」
エリシアさんは口をパクパクさせている。
「え...いや...へ?
名前を教えて..
「17歳です。」
くだ...さい...はぁ...」
状況は思った以上によろしく無いようだ
ようやく続きが出せました
いやぁ、自動保存の働かないページで
タスクを消したらバックアップが消えてしまいました(笑)
僕自信の状況がよろしく無いですねw
失踪とかは多分ないので?
信じて待っていて下さいませ。