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Another  作者: Я(やー)
4/13

第四話

「困るんだよね、いつもいつも6時には帰宅させてくれって。

気持ちはわからなくもないんだけどさー。

皆残業して頑張って仕事してるんだからさ。

もう少しどうにか出来ないわけ?」

いつものように上司からの嫌味に耐える。

朝から6時までは会社で働き、終わるとそのまま病院へ向かう。

1時間絵理奈の傍にいるか医師の話を聞くかして終わると、給料のいい夜勤の警備のバイトをする。

睡眠なんて3時間もあれば十分だ。

全ては絵理奈の為。

それ以外の何物でもなかった。


「絵理奈…今日も来たよ。

なぁ…お前は今、何を考えているんだ…?」

返答はない。分かってる。

でも話しかけられずにはいられないんだ。

植物状態には、話しかけた方が良いらしい。

少しでも、例え限られた望みでも俺は諦めない。

また、絵理奈の笑顔がみたいから…。

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