表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
蒼の記憶  作者: みと
1/1

はじまりのとき

初めてです。よろしくお願いします。

届いた。

・・そう思った瞬間


ぐらりと揺れた

目の前から色がどんどん消えていく

・・そして

世界がついに真っ暗になった。



あいまいになっていく

意識の中で

「ごめん」

小さく

・・でもはっきりと呟いた。


それが

僕、新堂翔の

最後の記憶。







**********


気づいたとき

僕は真っ白な空間に漂っていた。


死んだんだな

漠然とそう思った。

意識があいまいで体がふわふわする。


ここはどこだろう。

何もない。

地獄・・ではなさそうだ。

かといって、天国でもない。


そのとき頭の中に声が響いた。

少し低くくて、どこかなつかしい。


『翔・・』

誰?

『翔・・』

親父?まさか?

『・・君は生まれ変わる。早すぎたからね。』

言い聞かせるような優しい声。

生まれ変わる?早すぎた?

『そうだよ、翔・・。君があんなことするはずじゃなかったんだ。だから君の死は予定外なんだよ。』

誰?何言ってるんだ?予定外って?

『ふふ。混乱してるね。次の人生はちょぴりハードだけど・・きっと楽しいはずだよ。』

だんだん意識がはっきりしてくる。

『じゃあ、時間だよ・・』

おい。待てよ。

『・・頑張って。』


急に何かが弾けた。

光でいっぱいになる。


はっきりしたはずの意識が

また、遠く離れていく。

ここまで読んでくださりありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ