ランダーは艦載機なのです
もともとランダーはコンセプション級宇宙船の艦載機として考えていました。
もちろんそれはプライオス級でも継承されている訳で。
と、いうわけで。
宇宙船がランダーをどんな感じで積んでいるか描いてみました。
使い勝手の良い連絡機として世界中で量産されたランダーですが、本来はこういう使い方を想定していたわけで。
こういうシーンは描いておきたかったんです。
宇宙船の格納庫からランダーを出し入れする時は、格納庫の床をかぱっと外側に開くだけです。ランダーは前向きに収容して、電磁石で係留しておきます。
電磁石の極性を逆にすれば、カタパルト代わりになるから、とってもお得!
だから、宇宙船からランダーを発進させようとすると、こうなる訳で……
この前向きドッキング方式は古典的だけど、とても合理的かも。
そのアイデアは半世紀くらい前の映像作品でも、使われていました。
今でも民間の宇宙船発射システムで、宇宙船を高高度まで持ち上げる親機と、実際に宇宙まで行く子機という方式が使われました。
現実がSFに追い付くまで、50年近くもかかった勘定だけど……
この場合の50年は、長い部類に入ると言っても良い… のかな?