夢とロマンの末路
パラレルワールドは、いわば可能性の世界です。
空想が現実になったというか、追い付いてしまったというか。
つか、パラレルワールドならなんでもアリかも知れない。
だからこういうモノが実在していても不思議はないのです。
そして混沌神の末裔たるプレシア様なら、こういう事をしでかせるのです。
たとえば、こんなモノを『お取り寄せ』しちゃうとか……
でも、本来ならばそれが実在するのはパラレルワールドなのです。
だからナギ達にしてみれば、空想世界の物語でしかないわけで。
その物語の登場する宇宙ロボットは、10万トンタンカーを軽々と持ち上げて棍棒代わりにして、宇宙からやってきた赤い巨人を圧倒するスーパーロボットなのです……
この物語は宇宙ロボットの破壊に成功して幕を閉じるのですが……
続編では、破壊した宇宙ロボットを修理して使う事したのですが……
宇宙人に宇宙ロボットの制御を奪われて大被害を被るという体たらく。
漫才をするにも程がありますよねぇ。
よってコレは、プレシア様の名誉のためにも無かった事に決定です!
いくら無敵のペドニウム合金製の装甲でも、防御性能に限界はあります。
そして中の機械は、そこまで丈夫には出来ていないと思うのです。
私や花音の使う光線技──焦点温度が軽く50万度を超えるような熱光線の
連射に耐えられる筈はないのです。
だから… こういう事になるのは当然の帰結という事ですね。
なむなむ……




