時の果てに住まう者
世界にあまねく存在していた物質やエネルギー、さらに時間さえも消費し尽くした──本来ならば、消滅しているはずの時空間が消え残っていたのは、ヘルマが生き残っていたからです。
消え残った時空間を見に来た創造神に目を付けられ、ヘルマという名を与えられた彼女ですが、普段は時の果てで再生中の時空間で暮らしています。
彼女に作者が付けた二つ名は…… 創造神のお世話係。
創造神は、自身を崇めようとしないヘルマに良いところを見せようと、久しぶりに天地創造を始めた創造神ですが、無い袖は振りようがありません。
だからリソースの関係から時空間にあるのは太陽系がひとつだけ。
でも、ヒトを創造してグ・エディン・ナに住まわせて……
それなりに面白おかしく暮らしているうちに、創造神が漂流中の魂魄を見つけちゃったのです。なんだかんだで気に入られてしまった魂魄は、創造神の手で助け出されて、ヘルマの遺伝子をベースにした肉体を授けられて……
というわけで、ヘルマとナギを並べるとこんな感じ。
ちなみに創造神もうっかりして、ヘルマの肉体を創造する時に神の肉体を与えたので、ナギもそれを受け継いでいたりします。
身長などは同じだから、2人の見た目上の違いは、髪と目の色くらい。
でも、服を共用とかは(サイズ上の問題で)無理だったりして。