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星を繋ぐ者 2

 廃ビル内に一歩足を踏み入れた瞬間、空気が変わった。

 冷たく重い、表とは明らかに()()のだと分かる、死を纏う空気に。

 例えば、旧世界でグレイと戦った時や、一年前に初めて赤き龍と対峙した時のような。


 愛美と蓮の二人は、気を引き締め直す。

 簡単に終わらせられるだろうと思っていたが、とんでもない。この空気感は久しく体験していなかった。この一年間ずっと平穏な日々が続いていたが、どうもその平和が破られる危険性があるらしい。


「蓮、平和ボケしてないでしょうね」

「だといいんですけど。頼りにさせてもらいますよ、桐原先輩」


 不敵に笑う少年は、言葉と裏腹に頼もしい。蓮とは普段あまり組んで戦わないが、葵や朱音たちが背中を預ける相手だ。魔術の細かい技量なども、愛美が知っている限りでは仲間内でトップクラス。

 こちらこそ、安心して頼りにさせてもらおう。


 足音を殺して廃ビルの二階に上がれば、人の気配が。いくつかある扉の中で、一番近い扉から話し声がする。断片的に聞こえてくる限りだと、どうも肝試しに来た学生などではなさそうだ。

 特に躊躇うこともなく扉を開くと、中にいた五人の男が一斉にこちらを向いた。


 スーツ姿の三人組と半グレっぽい二人組が向き合っており、なにやら丁度アタッシュケースがどちらかに渡されるところだった。


 素早く銃を抜いたのを見るに、どうにも想定外の獲物が釣れてしまったらしい。


「うわぁ……さすがにこれは予想してなかったわね」

「ここ、桐原組の勢力圏内ですよね? そんな場所でよくもまあこんなことを」

「なにもんだテメェら!」


 銃を見てもカケラたりとも怯まない二人が不気味に映るのか、一人が見せつけるようにして叫ぶ。が、まあ当然、愛美と蓮が一般人の持つ銃でビビるわけもない。


 むしろ驚いてるのはあちらだ。なにせ突然入ってきたのは学生二人組で、おまけに二人とも刃物を抜き身で持っているときた。蓮なんて現代日本ではまず見ない剣だし。


「なんでここで怪しげな取引なんてするのよ。教えはどうなってんの教えは」

「それ言いたいだけでしょ」

「ま、見ちゃったからには仕方ないわね。私は桐原組の者だけど、そのアタッシュケースの中身は一体なにかしら? 教えてくれたら悪いようにはしないわよ」

「ガキが調子に乗りやがって……!」

「おいバカ、よせ!」


 愛美の忠告を挑発と捉えたのか、一人が発砲した。しかし銃弾は二人の前で不自然に横へ逸れ、男たちは驚愕から間抜けな顔で立ち竦む。


 見れば、一本のか細い糸が宙で揺れていた。

 たった一本の糸。けれどそれは、銃弾を受け流すほどの硬度を持った凶器でもある。


「あれくらいなら余裕なのに」

「騎士たちの聖剣を持つならお姫様は絶対守れ、って師匠の教えなんですよ」

「それ、葵には言わない方がいいわよ」


 蓮くんが軟派野郎になってる! と悲しまれるだろう。そしてその怒りが、なぜか兄へ向けられるまでがワンセット。今回は緋桜全く関係ないのに。


 なんて話している間にも、軟派野郎に成り下がってしまった後輩は左手の五指で糸を巧みに操る。瞬く間に男たちが持つ拳銃の銃身を切り落とし、あっさりと無力化した。


「い、一体なにが……!」

「なんなんだよこのガキども!」

「やってられるかっ、さっさとズラかるぞ!」


 歳下のガキ二人に怯えながら、男たちは逃走を開始しようとする。まあ、逃すわけないのだけど。

 そもそも部屋の扉前には愛美と蓮の二人が立っていて、逃げようとすれば必然的に二人をどうにか躱さなければならない。


 それは相手も分かっているのか、ナイフを抜いた一人が愛美に向かって突撃してきた。先ほど動いていたのは男の方、だから女を人質に、とでも考えたのだろう。


 ちなみに愛美は、敵に舐められることが嫌いである。


 バゴッッッ!! と、まるで大質量同士のぶつかり合うような音が響いた。なにかが男たちの間を突き抜けて、部屋の壁に激突する。言うまでもなく、愛美に蹴り飛ばされた男だ。


「逃すわけないでしょ。舐めてんじゃないわよ」

「ちょっ、先輩。殺してないですよね?」

「多分大丈夫でしょ」


 ちゃんと手加減したし、死んでることはないはずだ。人間は思っているより丈夫だと信じよう。


 蓮が糸を操作して、気絶したやつも含めて全員を縛り上げる。床に放り出されたアタッシュケースを拾い中を確認すれば、予想とは少し違うものが。


「なにこれ……きな粉?」


 黄色い粉だ。上から見ても下から見ても、きな粉にしか見えない。

 だがしかし、まさか本当にただのきな粉なわけないだろう。さりとて、違法なクスリにも見えないし、さてどうしたものか。


 いっそこの場で自分がちょっと試してみるか、と危ない考えが過った時だった。


「桐原先輩っ、上の反応が消えました!」

「追跡は?」

「……ダメです、振り切られました」


 階下の騒動に気づいて逃げたか? けれど蓮の追跡を振り切れるのなら、間違いなく素人じゃない。都市伝説の正体と見て間違いはないだろう。


 とりあえず、まずはこの謎の粉について調べなければ。都市伝説とは別件だとしても、明らかに裏の人間が取引していたものだ。放置しておくわけにもいかない。


「あんたたち、これがなにか知ってるわよね?」

「……」

「話さないなら順に殺していくわよ」

「ま、待て! 話す、話すから殺さないでくれ!」


 愛美の尋常ならざる殺気に怯んで、お手本のような命乞いを見せてくれるスーツの男。

 喋らなければ本当に殺されると、理解してくれたのだ。賢い判断で非常に助かる。


「そ、そいつは最近ここいらで流行ってる都市伝説の正体だ……」

「は? これが?」

「ああ……最初は学生向けに売られてたんだよ……なんでも、忘れたい記憶を忘れられる、苦しい記憶から解放される、なんて名目でな……」


 多感な年頃の少年少女には、十分魅力的に思えただろう。全ての学生が学校生活を謳歌できているわけではない。

 集団から弾かれた者もいれば、成績が奮わない者もいる。一見楽しそうに見えても、心のどこかにしこりを抱えている者だって。


 そう言った子供たちが、流れている都市伝説に縋ってしまう。


「で? 学生の間で流行ってるのは分かったけど、どうしてあんたらみたいなのがこいつの取引をしてるのよ」

「いいシノギになるからに決まってるだろ。取引自体はここでしかやってない、だからわざわざこんな地方都市まで出向いてやってんだ。そいつらは仲介人だよ」


 質問に答えていた男が顎で示したのは、また別の男。アタッシュケースを渡していた半グレっぽい二人組の方だ。

 そちらに視線を向ければ、すごい勢いで首を横に振っている。


「し、知らない! 俺たちは本当に何も知らないぞ! 駅のロッカーでそいつを受け取って、ここで取引相手に渡すだけの雇われだ!」

「ならその銃はどこで手に入れたのよ。そっちのスーツ共は明らかにカタギじゃないけど、あんたらはあくまで雇われの一般人でしょ」

「ロッカーに一緒に入ってたんだよ!」


 嘘をついている様子はない、か。

 しかし、釣れたのは小物だけだというのに、この廃ビルに入った瞬間に感じた、戦場特有のあの空気はなんだったのだろう。


 やはり逃げた一人の影響か。となれば、魔術師、転生者の可能性は高い。


「とりあえず、一度外に出るわよ」

「こいつらはどうしますか?」

「うちのもん呼んであとは任せるわ」


 男共はその場に放置し、蓮と二人で一度廃ビルを出る。

 外で待たせていた花蓮と英玲奈の二人だが、なにやら花蓮が電話で誰かと話しているようだった。


「うん、うん。あ、丁度愛美さん出てきたけど、代わろうか?」


 スマホを手渡される。見ると、どうやら織からの電話のようだ。


「もしもし?」

『そっちも都市伝説追ってるんだって?』

「ええ、今丁度噂の廃ビルに突入してきたところよ。とは言っても、記憶を奪う怪物には会えなかったけど」

『さっき、熊谷さんが事務所に来てな。その件で依頼が入ったんだ。花蓮と情報を照らし合わせたけど、こっちと大体同じだったな』

「だったら朗報よ、怪物の正体が分かったわ。そもそも怪物なんかじゃなくて、変なクスリだった」


 それから愛美は、廃ビル内で起こった一部始終を報告した。

 それを聞いた織は少し考え込んでいるのか黙ってしまい、その間に片手で自分のスマホを使い、実家に連絡を入れておく。


『黄色い粉……それに魔術か異能が込められてるってことはないか?』

「少なくとも、魔力の反応はないわね。異能の方はなんとも言えないけど」

『記憶を奪うってのは、ちょっと魔術にしちゃ強力すぎる。出来ても精々誤魔化したり忘れさせたりする程度だろ。だから多分、異能が関わってるとは思うんだが……』


 例えば、小鳥遊蒼のような色々規格外なやつなら、記憶を奪うことも可能だろうけど。織や愛美たちではそこまでの術を行使できない。いや、出来たとしても細かいコントロールが利かない。だから巻き込まれた一般人の記憶を弄る時は、織の幻想魔眼ありきになる。


 そして異能とは基本、魔術よりも強力なものが多い。相手が転生者であるなら、記憶を奪う炎を持っていると考えていいだろう。


「私はこのまま、蓮と他を探ってみるけど。織はどうする?」

『こっちはこっちで、ツテを辿ってみる。何か分かったら連絡してくれ』

「了解」


 通話を切ってスマホを花蓮に返す。蓮には織との通話内容を伝えて、捜査の同行には当然頷いた。


「て言っても、当てはあるんですか?」

「ないわけじゃないわ。転生者のことは、同じ転生者に聞けばいいのよ」



 ◆



「んなもん知らん。他所を当たれ」


 東京は秋葉原、誰も近寄らないような路地裏の一角にある雑居ビル。その一階にある猫カフェにて。


 店主の剣崎龍は、久しぶりに顔を見せた愛美に対して、実にぞんざいな返答をしてみせた。長めの金髪を結った鋭い視線の男が子猫を抱いている様は、なんともシュールだ。


「他所って言われてもね。正直、私はもうここがダメだったら他に当てなんかないのよ」


 渡された猫じゃらしを揺らしながらも、愛美の表情はシュンと沈んだものだ。なにせ猫が全く寄ってこない。全部で八匹の猫がいるけど、みんな蓮の方に集まっている。

 近寄ろうとすれば、ふしゃー、と威嚇される始末。

 猫カフェ自体が初めてだけど、どうしてこんなに嫌われているのだろう。私、なにか悪いことした……?


「泣きたくなってきたわ……」

「あはは……アーサーの匂いがするからとかじゃないですか? ほら、犬猫ってその辺敏感だって聞きますし」


 苦笑しながらもフォローしてくれる蓮は、やっぱりいい後輩だ。葵だったらここぞとばかりにいじり倒してたに違いない。

 触れないならせめて、遠巻きに眺めていよう。ジーッと見つめていると、蓮に群がっているうちの一匹、スコティッシュフォールドがつぶらな瞳をこちらに向けた。あら可愛い。


 さて、いつまでも猫に嫌われていることを嘆いている場合ではなく、さっさと要件を済ませなければ。


「剣崎さん、本当に知らないんですか?」

「可愛い弟子の期待に応えられなくて残念だがな。記憶を奪う炎、ってのはあいにく聞いたことがない。ただまあ、似たようなもんなら知ってる」

「なによ、知ってるんじゃない」

「だから、似たようなもんだ。記憶を奪うってのはマジで知らんが、経験を奪う炎なら知ってる」


 経験を奪う? いまいちピンと来ずに首を傾げると、釣られて視線があったままのスコティッシュもコテン、と首を横に倒す。

 可愛すぎて悶えそう。


「相手がこれまで経験してきたものを奪う。例えば武器なんかだったら、そこには担い手が蓄積した経験、記録が存在するもんだ。そいつを奪われちまうと本来の担い手はその武器を扱えなくなるし、逆にその炎を使った方はそいつの武器を自在に扱える。まるで最初から自分のもんだったみたいにな」

「なるほど」

「……聞いてんのかお前」


 もちろん聞いてる。でも、見つめ合ってたスコティッシュがようやく愛美の猫じゃらしに興味を示してくれたのだ。ぴしぴしと小さな手で必死に猫じゃらしを追いかけている。


 この子、うちの子にしてもいいかしら?


 使い物にならなくなった愛美の代わりに、蓮が質問を引き継ぐ。


「それで、その炎を使ってたのはどんなやつだったんですか?」

「そいつ自体は大したことないやつだったよ。転生者になりたて、俺らみたいな歴史に名を残す大英雄の転生者ってわけでもなし、炎の力を過信しすぎたバカだ」

「ああ、剣崎さんの異能だと相性バッチリですもんね」


 剣崎龍の異能、刀剣錬成は、彼が持つ複数の異能を掛け合わせて出来たものだ。

 聖剣や魔剣、あるいは聖槍、魔槍などと呼ばれる、特別な力を持った武器がある。エクスカリバーやグングニルなどが代表されるが、剣崎龍の異能は、それらと同等の武具をゼロから創る。


 相手の炎が経験を奪うというのなら、そもそもそんなものが存在しない武器を使えばいいだけ。

 龍はその場で新しい武器を作り出し、即興で扱い100%の力を引き出してみせる。


 一方で、彼がアーサー王として振るう騎士たちの聖剣。あれは剣が持ち主を選ぶ。故に経験を奪ったところで、聖剣側がアーサー王を自らの担い手だと定めている限り、その炎も意味をなさない。


 炎の力を過信しすぎた相手にとって、これほど最悪な相性の敵はいなかっただろう。


「ただ、愛美の場合はちょい危ないかもな」

「なんでよ」

「お前、自分の体術の経験を奪われたらどうなるか、想像できるか?」

「できないわね」

「端的に言うと、戦えなくなるぞ」


 逆に、だ。

 龍のようにその場その場で即興の戦法を組み立てるのとは、真逆に。

 一つの体術、あるいは剣術や魔術を極めた者なら、極めすぎてしまった者なら、経験を奪う炎は刺さる。


 愛美の場合、亡裏の体術を極限まで高め、そこに自身の魔術に合わせたオリジナルの動きまで取り入れ、もはや別種の体術として確立させるまでに至った。

 そこに至るまでの全ての経験を奪われるのだ。戦えなくなる、というあまりにも極端すぎる答えも、頷けてしまう。


「庄司真澄美。それが、経験を奪う黄炎の使い手の名前だよ」


 突然割って入ってきた第三者の声。店の奥から現れたのは、大きくあくびをしているルークだ。いい大人が平日のこの時間まで寝ていたらしい。


「や、久しぶりだね愛美。うちの子たちには随分嫌われてるみたいじゃん」

「ルークさんちょっと黙ってて。今ようやく一匹懐いてくれそうなんだから……!」


 頃合いを見計らい猫じゃらしを揺らす手を止め、その手をそのまま差し出してみたのだけど。スコティッシュは興味を失ったようにそっぽを向いて、蓮の方へてくてく歩み寄っていった。


「そんなっ……どうして……!」

「待って、待ってください桐原先輩、俺に殺気向けないで」


 敏感な動物たちは蜘蛛の子を散らすように蓮のところからも逃げてしまう。

 これは断じて蓮が妬ましかったとか、そんなんじゃない。八つ当たりとかでもない。


「なにやってんだバカ」

「ちょっとー、うちの子たちを怖がらせないでよー」


 スパン、と龍に頭を叩かれた。

 特に痛くはないけどそこを押さえながら、未練がましそうに猫たちを見つめる愛美。帰ったらアーサーに慰めてもらおう。


「で、どうするの君たち? 多分これ、赤き龍も絡んでるでしょ」

「多分というか、確実にそうでしょうね」


 黄色い粉に黄色い炎。

 転生者の炎はその色こそがなによりの特徴で、魔術や異能は良くも悪くも、そういった特徴というものが分かりやすく表出する。

 短絡的かと思われるが、そんなことはない。都市伝説とその転生者を結びつけるのには十分だ。


 しかし、経験を奪うのと記憶を奪うのとでは大きく違う。そこで関わってくるのが、赤き龍というわけだ。

 やつの力なら、転生者の炎を別の力へ変えることも可能だ。いや、そんなことをできるのは赤き龍しかいない。


「その庄司ってやつの居場所は?」

「それこそボクたちが知るわけないよ。棗市でそれっぽい反応はあったんだろ? だったら後は君らで探しな」


 あの黄色い粉は、駅のロッカーから受け取ったと言っていた。ならそこを張り込むか? いや、こちらがあの半グレとスーツから情報を得ていることは向こうも承知のはず。警戒しているだろうし、今日のうちにまた、ということはないだろう。


 さてどうしようかと頭を悩ませていると、蓮のスマホにラインの通知が。


「葵からです。相手の居場所が分かったみたいですよ」

「なんで葵?」

「織さんに頼まれたらしくて」


 困った時の情報操作。しかし頼りすぎな気するけど。

 どうやら、花蓮と英玲奈から葵たちにも話がいったらしい。そこで織と合流して、というわけか。


「よし、じゃあ行きましょうか、桐原先輩」

「待って、せめて一回だけ、ちょっとでいいから猫に触らせて」

「嫌がられてんだから諦めろ。ほらさっさと行け」

「うぅ……猫……」


 龍に半ば蹴り出されて、二人は棗市まで転移で戻ることにした。

 また今度、織と朱音を連れてリベンジに来るとしよう。

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