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白雪姫と夜の露 1

今回はカクヨムで完結した「白雪姫は毒林檎がお好きな模様」と、(一応)連載中の「葵夜露は素直に好きと伝えたい」とのコラボです。

 立春を迎えてもまだ寒さの続く二月。

 今日も今日とて、新世界の平和を謳歌する桐生探偵事務所には、甘ったるい香りが満ちていた。

 二月に甘い香りとあれば、もはやなにを指し示すのか誰でも分かるだろう。


 バレンタインデー。

 ローマ帝国発祥のこの日は、恋人が愛を祝う日とされている。キリスト教の司祭であったウァレンティヌスの命日なのに、どうしてカップルがいちゃつく口実になってんだ。

 誰もが一度は抱いた疑問だろうが、これが意外と的を外しているわけでもない。


 二月十四日は元来、ローマ帝国において女神ユーノーの祝日とされていたからだ。

 その女神は神々の女王であり、結婚や出産を司る神でもあった。

 そしてウァレンティヌス司教とは、兵士が結婚を許されていなかったローマ帝国において、内緒で兵士たちの結婚式を挙げていた人物である。

 それが皇帝にバレて、再三の注意にも耳を傾けず、最終的に処刑された。しかも、二月十四日を敢えて選んで。


 このように紐解けば、バレンタインが恋人たちの一日だとしても、なにも疑問はない。

 なんなら織は、バレンタインでいちゃつくカップルを友人たちと呪っていたかつてと違って、今は愛する嫁と娘がいるのだ。


 しかし、である。

 バレンタインの由来には疑問を持たないが、しかし。


「待て愛美、それお湯の温度測ったか? 測ってないよな? あ、朱音それは入れたらダメなやつだから! 手を離せ手を!」


 女性が男性へチョコを贈る今日この日に、どうしてキッチンで右往左往する羽目になっているのだろう……。


「お湯の温度とか大体でいいじゃない」

「父さんこれは? これ入れたら絶対美味しくなるよ!」

「お前らマジで……勘弁してくれ……」


 ムッと不満げな愛美とウスターソースを手に持った朱音を見て、織はげんなりとため息を吐いた。

 この二人、最近は料理スキルもちょっとマシになってきたかなーと思っていたのだが、やはり料理とお菓子作りは違うと言うことなのか。

 それにしたって、朱音のウスターソースはさすがにやばいけど。


「お菓子作りはレシピに従ってやらないと、酷いことになるぞ。ダークマターを生成したらどうするんだよ」

「そうならないために織がいるんじゃない」


 違う。いや違わないけど、そもそも織がここに立っているのは、自分も二人に手作りチョコをプレゼントしようと思っていたからだ。どうせなら一緒に作ろうかと思い、ついでに監視する理由にもなるので、バレンタイン前日の朝からこうして仲良くお菓子作りに励んでいる。


 当日、つまり明日だと月曜日で、朱音が学校だ。愛美はもう卒業間近ということで、登校日は限られている。

 朱音も三月に中学を卒業だが、そこは一応受験生。卒業の少し手前にある入試まで、三年生も普通に登校だ。


 世界を作り替えてから、もうそろそろ一年が経とうとしている。

 随分と早く感じたのは、この平和な一年の生活が楽しかったからだろう。


 そんな感慨に耽りながらも、気を取り直してお菓子作りの続きに取り組もうとしていた、その時。


 一階の事務所に続く階段から、白狼が上がってきた。

 嗅覚が鋭敏なため甘い匂いが苦手なアーサーは一階で寝ていたのだが、はてどうしたのか。


「お客さんらしいわよ、織」

「チョコ作りは私たちに任せて!」

「いや二人も来てくれ」


 この二人に任せていたら、何が起こるか分からない。疲れた表情でそう言うと、愛美も朱音も不服そうにしながらも素直に着いてきてくれる。


 アーサーも伴って一階に降りれば、来客は二十代半ば頃の男女二人だった。

 外国の血が混ざってるのだろう彫りの深い顔立ちと、琥珀色の瞳が特徴的な男性と。

 愛美や朱音と同じ艶やかな長い黒髪に、目元の泣きぼくろと柔らかな眦をした美人な女性の二人組。


 美男美女カップルだ。いや、薬指に指輪をしているから、夫婦か。


「お待たせしました、桐生探偵事務所の所長、桐生織です。今日はどう言ったご用件で?」

「調べて欲しいことがありまして……」


 真剣な顔で言ったのは男性の方だ。女性は暗い表情で俯いていて、美しい顔に影が差している。

 とりあえずソファを勧め、織と愛美がその対面に座った。朱音が二人のお茶を淹れて持ってきてくれ、アーサーがてくてくとその後ろをついて歩いている。

 つい微笑ましい気持ちになってしまうが、すぐに頭の中を仕事モードに切り替えた。


 地味に久しぶりの依頼人だ。

 そろそろ家計がヤバそうだった桐生家にとって、この依頼人は逃すわけにいかない。


「では、まずはお名前からお願いします」

大神(おおがみ)真矢(しんや)です。こっちは妻の大神(おおがみ)夜露(よつゆ)

「大神さんですね」


 隣の愛美がバインダーに挟んだ調書に、二人の名前を書いた。漢字もどのようにして書くのかを尋ね、夜露とはまた珍しい名前だな、となんとなく思う。


「それで、調べて欲しいこととは?」

「それが……妻が、ストーカーされているかもしれないんです」


 ほう、ストーカー。

 それは、なんというか。


「……あの、警察には?」

「勿論届け出ました。ただ、実害がないので中々難しいと言われましてね。それからこことは別に、探偵をやっている友人がいるんです。そいつらにもお願いしたんですけど、中々解決しなくて」


 どうやら、その友人の探偵に勧められて、我が事務所へとやって来たらしい。


 たしかに織は、この新世界においてごく一般的な探偵稼業をするにあたり、横の繋がりというやつをいくつか作っている。

 思い当たりそうな顔をいくつか頭の中に浮かべるが、はてさて誰の紹介だろうか。


「とりあえず、どうしてストーカー被害を受けているのかを聞いてもいいですか?」

「夜露、大丈夫か?」

「はい……大丈夫です」


 大神夜露が顔を上げ、そこにはすでに、暗く沈んだ表情はなかった。

 強い意志が込められた瞳には、夜空の輝きが秘められている。気弱そうな人だと思っていただけに意外だ。認識を改めなければならないか。


「自覚したのは、二ヶ月ほど前からです。私たちは洋食屋さんを営んでいるんですけど、その買い出しの最中に、ずっと一定の距離を開けて付いてくる人がいて……」

「その時、周りに人は?」

「いませんでした……住宅街の中で、平日のお昼だったので……」


 周りに目撃者はなし。しかも平日の真昼間、住宅街のど真ん中でストーカーとは。犯人はよほど大胆らしい。


「家までついてきましたか?」

「それが……」


 この質問には、答えを言い淀む。

 言おうかどうか迷っているようだが、その時になにかあったのか。

 しかし、実害が出ているのであれば警察が動くはず。それに夜露は、言いたくない、というよりも、言ったところで信じてくれるか、というような表情だ。


 まさかと嫌な予感が脳内を駆け巡って、残念なことにその予感は当たってしまった。


「交差点の鏡を見た時、相手の姿が映ってなかったんです……それで振り返っても、誰もいなくて……」

「誰かが尾けていることは、その目で確認したんですね?」

「はい……気味が悪くなってもう一度確認しにいったんですけど、やっぱり誰もいなくて……」


 おぉう……確認しに行っちゃったのか……随分危ないことをするなこの人。


「それがこの一ヶ月、ずっと続いてるんです。真矢くんと二人で歩いてる時も、友達と一緒の時も、ずっと」

「そうですか……あー、とりあえず、気味が悪くなったからって後ろを確認しに行くようなことはやめてくださいね。相手がどういうやつかも分からないし、危険ですから」


 苦笑しながら忠告すれば、シュンと項垂れてしまう。旦那も織と同じ笑みを見せていることから、既に同じ忠告を受けているのだろう。

 被害者には危機管理意識をしっかり持っていてもらわないと、こちらとしてもやりづらい。


「しかし、鏡に映っていなかった、か……」


 嫌な予感が的中したのは、まさしくそこだ。交差点のミラーは角度によるが、割と広範囲を見渡せるものもある。

 ストーカー、あるいは尾行というのは、相手が角を曲がれば見失わないように少しでも急ぐものだ。そうしなければいけない、と言う他に、一瞬でも視界から相手が外れることによる、心理的な影響もあると考えられる。


 その上夜露は、わざわざ交差点のミラーを確認した。つまり、ほんの少しでも立ち止まっている。ならばその間に距離は詰められているはずであり、相手の姿はミラーに映らなければならない。

 ストーカーの方が鏡に気づいたのだとしても、夜露がそこを確認してるかどうかは鏡に映る位置まで行かないと分からない。

 だから、直前で引き返したという線はなし。おまけに道を戻って直接確認してるのだ。それでもストーカーはどこにもおらず、姿を消していた。


 なるほど不気味だ。

 そしてその不気味な現象を、一言で片付けてしまえる言葉を織たちはよく知っている。


「じゃあまずは、その尾けられてた道ってのを見せてもらいましょうか」


 腰を上げ、ジャケットと帽子を手に取る。

 せっかくのバレンタイン前日だが、チョコ作りは完全に中断だ。

 織に倣い他の面々も立ち上がったところで。

 ぐうぅぅぅ、と。誰かのお腹で虫が鳴った。


「ご、ごめん二人とも……お腹すいちゃった……」


 顔を赤くして、たははと照れ笑いをする朱音。時計を見れば、たしかに今はお昼前、もう十一時半だ。

 しかしこれから仕事だし、サーニャに頼もうかと思ったところで、向かいから頼もしい言葉が。


「あ、でしたらぜひ、お昼はうちでご馳走させてください! 味は保証します!」

「いいんですか⁉︎」


 先程までの悲痛そうな声はどこへやら。

 大輪の花が咲くような笑顔と声。エンゲル係数がとてつもなく高い桐生家一同は、ありがたくご馳走になることにした。



 ◆



 棗市から三つ街を挟み、電車で二十分弱の駅。そこから更に徒歩で十分。

 一軒家やマンションが居並ぶ住宅街の、ど真ん中にある洋食屋。そこが大神夫妻の営業する店だ。


「美味しいっ……! すっごく美味しいです夜露さん! あぁ〜ほっぺた溶けちゃう〜!」

「ふふっ、ありがとうございます朱音ちゃん」


 その店内にて、ふにゃりと顔を緩ませた朱音が、大神夫妻の作ったハンバーグに舌鼓を打っていた。


 今日は店を閉めているみたいだから、店内にな織と愛美と朱音の三人に、真矢と夜露の二人だけ。テーブル席についてそれぞれ昼食を頼んだ桐生家の三人だが、あまりの美味しさに三者三様の反応を示していた。


 朱音はご覧の通り、ほっぺたを蕩けさせて夜露に懐いてしまっている。愛美は無言で静かに、しかし一心不乱にオムライスをとてもよく噛んで味わいながら食べていた。


「最ッッ高……」


 一口食べた後にそう漏らしてから、愛美は一言も発していない。

 そんな二人に対して織は。


「ど、どうやって作ったらこんな美味くなるんだ……え、てかこれ、マジでタダで食っていいんすか……? 実は十万くらい取られたりしない……?」

「しないしない。うちをなんだと思ってるんだ」


 戦々恐々と尋ねると、真矢が呆れたように返す。本当に? こんなに美味しいのに?


 道中、店に向かう中で短くとも親交を深めた三人と二人は、お互いに態度をかなり軟化させていた。

 織としても、普段が棗市のよく知ってる面々からの依頼ばかりなのもあって、依頼人相手にもあまり堅苦しいやり取りが苦手だ。

 その辺は接客業をしている真矢のことだからお手の物だとばかり思っていたのだが、どうやら彼もあまり得意じゃないらしい。

 それも織と似たような理由で、店に来るのはほとんど常連ばかり、しかも高校時代からの友人がメインのためだとか。


 こんなに美味しいのに、行列ができるほどと言うわけではないらしい。五年ほど前、さる有名な先生がツイッターで宣伝をした時には、しばらく大繁盛だったらしいが。

 最近ではめっきり落ち着いて、それでも休日はそれなりに集客率もいいようだ。


 こんな美味い店を知らなかったとは……まあ、同じ県内とは言っても、街を三つ挟んだ先だ。棗市にまでは評判が届いていなかったのだろう。


 三人とも食事を終わらせ、食休めにコーヒーを頂く。


「冗談抜きで、本当にタダでいいのかしら……なんだか物凄くお金を払いたい気分なんだけど」

「分かる」

「あはは、別にいいんですよ。私たちは、私たちの料理を食べてくれる人が笑顔になってくれれば、それが一番の報酬ですから」


 一人食後のデザートにバニラアイスを頂いた朱音を見て、夜露が嬉しそうにそう言う。

 たしかに朱音の食べっぷりや食事中の表情は、親の贔屓目なしにしてもとても愛らしい笑顔だった。

 あの笑顔は値千金の価値があるが、まあ、別にそういうことではないだろう。


「こっちが気にしないって言ってるんだから、気にしないでくれ。夜露の言う通り、俺たちは俺たちの料理を食べてくれた人に、笑顔になって欲しくてこの店やってるんだ。ま、こっちの自己満足みたいなもんだよ」


 なにか、二人なりのプライドや拘りがあるのだろう。それが具体的になんなのか、理解できない織たちは、ただ頷くしかない。


 さて、腹も満たしたところで、意識を切り替えよう。

 食休めのコーヒーで喉を潤してから、聞いておきたいことを尋ねた。


「俺らの前に、探偵の友人に調べてもらったって言いましたよね? その時はどこまで調べてもらったんすか?」


 今回は間接的にではあるが、他の探偵の依頼を引き継ぐ形だ。

 果たしてその友人が探偵としてどこまで信頼出来るのは分からないが、捜査の進捗くらいは聞いておくべきだろう。


 だが、真矢から聞かされたのは、残念なことにあまり芳しくない言葉だった。


「なにも分からないということが分かった。そいつにはそう言われたよ」

「なにも分からないことが?」


 それは、一体どう言う意味だ? ただ単にその探偵が実力不足だったのか、あるいはあらゆる手段を講じた調査の結果なのか。


「その人たち……友人二人で探偵事務所を営んでるんですけど、身内の贔屓目抜きにしても優秀な二人なんです。正直私たちも、その二人にお願いしたらどうにかなると思ってました」

「でも、なにも分からなかった。曰く、可能性があるとするなら、現実では起こり得ないことが起きている、そうでなければ説明がつかない。まるで魔法でも使っているみたい、だそうだよ」


 肩を竦める真矢は、その友人が冗談を言ったように聞こえたのだろう。

 だが、織たちにとってその言葉は、決して聞き逃せるものじゃない。


 その上重要なのは、その探偵がわざわざ織たちを指名した、という点だ。

 真矢と夜露の口振りからするに、二人はその探偵たちをかなり信頼しているのだろう。恐らく、大神夫妻からしても信頼して任せた二人が依頼に匙を投げたのは、意外だったはずだ。

 しかもその依頼を引き継ぐ別の探偵を、名指しで告げる。


 確実に魔術のことを知っている。

 下手をすれば、その探偵は転生者の可能性すら出て来てしまう。


「その探偵二人、今から会うことってできますか?」

「まあ、呼べば来ると思うけど」

「頼めます?」

「分かった、連絡してみる」


 詳しいことは何も聞かず、織に言われた通り真矢はスマホで探偵に連絡を取る。


「まひるさん、来てくれますかね?」

「無理矢理にでも来させるよ。普段安楽椅子探偵気取ってんだから、たまには外に出さないとな。つーか嫌がっても柏木がどうにかするだろ」

「また世奈ちゃんに借りができちゃいますね」

「そこなんだよなぁ問題は……」


 二人で友人について話している大神夫妻を尻目に、織はこれからどうするか、他の二人に聞いてみた。

 もちろん口に出して話せるようなものでもないので、念話を通じて。


『どうする? 件の探偵が転生者って可能性も出て来たぞ』

『その時はその時ね。私たちに敵対する意志がないなら、放置でいいんじゃないかしら』

『転生者だからって悪者とは限らないしね。夜露さんの友達ってことは、多分いい人だと思うよ』


 完全に餌付けされてしまった朱音の意見はともかくとして、愛美の言う通り基本は放置でいいだろう。

 だが裏を返せば。敵対するなら容赦はしない。例え依頼人の友人であっても。


 そんな感じで簡単に纏めると、どうやらあちらも連絡し終えたらしい。今から向かうとのことだから、十五分くらいか。

 夜露がストーカーされていたと言う道を見に来ただけのはずなのに、どんどん話がややこしくなっている。


 そしてこういう時は、まだもう一つややこしくなるような何かしらが起こるものだと、織は経験としてよく知っていた。


 もうこれ以上面倒ごとが起こりませんように。心の中で祈っていると、店の扉が勢いよく開く。

 件の探偵、にしては早すぎる。十五分どころか、まだ五分も経っていない。


「すみません、今日はお休みなんです……って、先生じゃないですか!」

「夜露さん、先生は辞めてって何度言えば……」


 夜露から先生と呼ばれたのは、セミロングの黒髪をストレートに下ろしている妙齢の女性だ。切長の目とほぼほぼ無表情に近い顔は、彼女から冷たい印象を受ける。

 しかし女性は息を切らしており、未だ二月の寒空の下でも、少し汗をかき頬が上気していた。


 ハッとした女性はここへ急いでいた理由を思い出したのだろう。大きな声で知り合いらしい大神夫妻に問いかける。


「そうじゃなくてっ、こっちに智樹来てませんか⁉︎」

「夏目? 今日は見てないっていうか、さっきも言ったけどそもそも店は休みだぞ」

「ですです。私たち、今日は探偵さんのところに行ってたんですよ。ほら、この前相談したストーカーについて」

「探偵……あなたたちがそう?」


 テーブル席に座っている三人へ、先生と呼ばれた女性が大股に歩み寄ってくる。

 ともすれば睨んでいるとも思われてしまう視線には、しかし切実な光が滲んでいた。


「お願い。智樹を、私の夫を探して」


 ああ、ほら。やっぱりまた、ややこしいことになって来た。


 畳みかけるようにやってきた依頼に、織は内心で頭を抱えるのだった。

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