第二話 出会い
希望なんて、くれる人いないよな…。
俺はベットから下りた。
散歩でも行こうかな…。
どうせ暇だし…。
学校行きたいなぁ〜。
今頃何してるかな〜あ、まだ登校中か…。
俺は財布を片手に購買へ向かった。
さて…と何を買おうかな〜。
何か言いものないかな〜。
まずは雑誌コーナー
「えっ…無いジャン…。」
俺の読みたい本は無かった。
ー…ショック
次は飲み物コーナー
別に喉が渇いてるワケではないが、とりあえずのぞく。
いいもの無いかな…。
お?うまそうなの発見!
俺はレモンサイダーを手に取った。
レモンとサイダーだし…かなり酸っぱいだろう…。
次は何を買おうかな…。
辛い物?酸っぱい物?
…甘い物にしよう。
俺はすぐそこのお菓子コーナーに入った。
んー?
なんだかとても美味しそうだな〜あのチョコ!
新製品かな…?
つか残り一つ!?
絶対欲しい!
俺は思考を止め、チョコへと手を伸ばした。
後もう少しで俺の手にー…?
「駄目ぇ〜!」
女の子の手が目の前に来た。
チョコは二人に捕まれた。
「俺が先に見つけたんだ!」
「力の問題…よっ!」
女の子にあっさりチョコを取られてしまった。
すると女の子がじろじろと見てきた。
…何?
俺に何か着いてる?
「あの…?」
「あ〜!疾風希望〜!」
「えっ…と…。」
どうして俺の名前しってんだ!?
頭が真っ白になりそうだ…。
一体こいつは誰だよっ!
「私は奏刹那です♪」
「よろしく…。」
なんでいきなり自己紹介…?
まぁ名前を知ってるほうが話しやすいけど…
…奏ってもしかして…
「ここの院長の子供デス♪」
「やっぱり…。」
「だからあんたの名前も知ってるのん♪」
のんって…
ー続くー