計画
私は、ヘトヘトの体を無理に動かしアジトへ急いだ。
(なんで?どうして監視カメラがないの!?)
私は、恐怖と不思議な気持ちで倒れそうだった。
(何かの罠?どーいうこと?)
『考えたってわかんねーよ』
『リーダーに相談ね』
「そんなこと分かってる!!」
私は苛立っていたので怒鳴ってしまい、人格達も喋らなくなった
(悪いことしたな)
アジトはあともう少し、なのに空腹なので体が動かなくなってしまった。
「うぅ……」
道端で座り込んでいると後ろから声が聞こえた.
「どうしたんだ!?乃和!大丈夫か!?」
この声は憐斗だ、ご飯の買出しに行っていた帰りだと思う。
「おんぶしてあげるから」
そう言って憐斗は荷物を一旦地面に置き私をおんぶした。
「ふぇ!!」
びっくりして声が出たと同時に、お腹の音もぐぅーとなった。
すると少しの沈黙、人は沈黙が嫌いだ、何故か変な汗をかいてしまう。
「あっははは、お腹がすいて動けなかったのか〜乃香らしいな」
(むぅー)
腹が立つ笑い方だ、なんでこんなやつと一緒にいかなぬちゃならないんだと思っているとアジトに着いた。
「有難うございます。憐斗」
私はちょっと怒り気味に言った。
「なんで起こってんだよ!?」
「怒ってません!!」
「怒ってるじゃん!!」
ちょっと喧嘩になりそうなところで、何かが飛んできた。
私と憐斗はそれを避けた。
「喧嘩はすんなって!ほら俺の作ったシチュー食べるぞ!」
果物ナイフは壁に突き刺さっていたので私がそれを取ろうとする
(と、とれない)
力を入れてもびくともしない、どうすれば…
「貸して」
憐斗が私を押すと、果物ナイフに手を伸ばした。
「私でも取れなかったんだから、無理だって!」
そしてまた力を入れて、抜いた。
(え?抜けた?)
あっさりと抜けてしまった、憐斗は果物ナイフを元の場所に戻すとこう言った。
「男、舐めんなよ」
満面の笑みで私に言った。笑顔なのに目は何故か笑っていない。
「こら〜、早く座りなさい!!」
「「はーい」」
ぱくぱくとシチューを口にすると任務で気づいたことを思い出した。
「リーダー、任務の途中に気づいたんですが監視カメラが全部なくなってるんです」
そういうとリーダーは笑顔でこういった
「透明にでもしたんじゃない?僕達と同じで」
まぁ、私達も監視カメラに見つからない特殊な薬を飲んでいるけど、簡単に作れるわけがない、ならどうして?警察のはどうやって作ったんだ?あじとがばれた?違う。科学者を雇った?それとも、そう考えている私の頭に一つの可能性が浮かんだ。
「魔女…」
そう呟くとリーダーは正解と微笑んだ。
私達のあじとにも魔女はいるけど、他にもいるのか…。
憐斗は何の話だと首をかしげるばかりで理解していない。
実際私も理解していない、と思う。
魔女とは魔法を使える女のことを意味する。私のみじかにも居る
「俺の計画は、警察に乗り込むそれだけ、No.1~No.12
までね」
乗り込む?そんな危険な事を?
「俺は賛成だね、変な計画立てるよりか真正面から行って戦いたい」
憐斗がそういうと。
他全員も賛成そして私も賛成。はぁ、こんな事をやったら、また犠牲者が出る。
私は仲間を失うのが怖いんだ、もうあんな思いをするのは嫌だ。
人の命は大切だけどそれを私たちが奪うそして私たちもいづれ誰かに奪われる。
奪われるのも怖いけど、奪うのはもっと怖い。自分が殺した人は数え切れない程いる、私はその分恨みをかっているのだ、いつか復讐される。
この計画はHAPPYENDかbattoendoかどっちになるのだろう…
出来れば、幸せになれる終わり方がいいな。




