第一五四話 Interim Result
□■<王都アルテア>・王城内部・通路
疾走する。遁走する。
ミリアーヌを背負ったまま、ゼタは王城の通路を駆け抜ける。
一心不乱、などではない。
思考を続け、手を考え続け、欺瞞を模索し、迫る追跡者を撒くために全力を尽くす。
<超級>の彼女が、万能の彼女が、逃げるために全てを費やし……そして逃げきれない。
フィガロとは、そういう不条理だ。
「ッ……!」
ゼタにとってフィガロの存在を一言で言い表せば『恐怖』だ。
彼女の人生における最大の恐怖は、家族が死んで火星に独り遺されたこと。
その発端に加えて、人が住める環境ではない星で、人工の設備の中で耐える日々にはいつか終わりが来るのではないかという積み重なる恐怖もあった。
しかし、それはリアルの彼女……火星で命を繋ぐ弱い少女の恐怖。
こちらの世界で力を得て、世界でもトップクラスの力を持つ<超級>となったゼタが抱く恐怖は毛色が違う。
こちらの世界で彼女に怖いものはなかった。
満ち足りるほどに足りた水と空気と食料。火星とは比べるべくもない環境。
そして、死しても三日で蘇る自らの身体。
こちらには彼女がリアルで恐れていた全てがなかった。孤独すらも存在しない。
更には<超級エンブリオ>という破格の力、大気にまつわる万能性を得た。
超級職の獲得によって身体能力も跳ね上がった。
リアルの恐怖なき世界にて他者より抜きんでた力を持った彼女は、何も恐れなかった。
それこそ、<SUBM>さえも恐怖には値しなかった。
むしろ価値を無駄にする他者への憤懣と憎悪を抑えきれぬ自分が最も怖いとさえ思っていた。
そして彼女はグランバロアを出て、犯罪者としての道を歩み始め……。
――大陸での仕事……その最初の一歩でフィガロに遭遇してしまった。
フィガロはおかしかった。異常だった。桁違いだった。
この世界でゼタが積み上げた全てが……過剰すぎると思っていた力がまるで通じない。
ソロであらゆる状況を踏破してダンジョンを攻略する男の、闘技場で千差万別の力を振るう<マスター>との戦闘経験を持つ男の、真骨頂。
フィガロとは『規格外』の対応力を持つ男。
ゼタの用いる環境、攻撃、策略、切り札……全てが通じない。
ゼタの手札の全てを突破しながら、笑って彼女を殺そうとする怪物。
そんな怪物を前に……ゼタは今と同じように全力で逃げた。
この世界で初めての……そして人生で初めての『自分を脅かす者への恐怖』。
彼女しかいない火星では絶対に知ることのなかった感覚を刻まれて、ゼタは逃げたのだ。
そして初めて、環境でも自分でもなく……他人にトラウマを抱いた。
二度と会いたくないと神に願いさえした。
その願いが通じたのか、彼女はその日以来フィガロに会うことなく……よりにもよって、今日の大仕事の最中に再会してしまった。
神はいないと、神の銘を持つ<超級>は強く思った。
(何でこんなときに……!)
なぜかと言えば、ハンニャが呼んだからである。
そしてそのハンニャを倒したのがゼタであるとフィガロが勘違いしているので、いつにも増して気合が入っている。
それが恋人を倒されたゆえか……あるいは共に修行して強くなったハンニャを倒した強敵を前にしたがゆえかは分からない。
どちらにしろ、追われる側の恐怖は倍増しだ。
(それも、ただ追ってきているだけじゃない)
フィガロは、ゼタが王城の外周から遠退くように追い詰めている。
城の奥へ、奥へと追いやられ、退路からは程遠い場所へと誘導されている。
それはきっと、ゼタが背負ったままのミリアーヌを確実に奪還するためでもあるだろう。
そも、ミリアーヌがいなければ今のゼタでは既に殺されているかもしれない。
それほどに、彼女はフィガロと戦う気力を失くしている。
今のフィガロは好調には程遠い。
イライジャ戦の必殺スキルの反動でHP上限が削れ、連戦での負傷は上級職の回復魔法では治りきらず、何より封じられた《生命の舞踏》は未だ解禁されていない。
だがその程度のハンデ――【超闘士】は超えていく。
それを理解しており、自分もまたフィガロを前にベストコンディションにはなれないことを理解しているからこそ、ゼタは逃げの一手を打つ。
光学迷彩、大気変化、足止めの壁を構成し、全て突破される。
圧縮空気の砲弾も用意はしているが、撃ったところであっさり叩き斬られるだろう。
なお、目くらましに城ごと核で吹き飛ばすという選択肢はない。
そんな大規模攻撃を仕掛ける隙を生んだらそこを突かれて死ぬだけだ。
フィガロならそのくらいできるとゼタは確信しているし、事実でもある。
また、『今後のミリアーヌの所在でグランバロアの関与が疑われるのがほぼ確定しているのにやりすぎてもマズい』という微かな自制心もそこにはある。
現時点で不法侵入と児童誘拐の真っ最中だが、彼女の中ではまだセーフラインだ。
余談だが、そんな彼女でも収監された場合の刑期は<IF>の中では下から数えた方が早い。ゼクスとキャンディを筆頭に他の面々がバグっている。
(独りならまだ逃走できますが……)
超級武具の効果で水に溶けてまた地下水脈から脱出すればいい。
だが、ミリアーヌを誘拐する必要がある以上、それは無理だ。
【水天一色】は彼女と彼女の装備品以外には使えない。
正確には他人を溶かすスキルもあるが、そちらは溶かしても戻せない。
他にも幾つか制限はあるが、最たる制限はそれだろう。
自分以外と行動を共にしている間、間違っても使えなくなる。
重荷を背負ったゼタと身体状態とスキルに制限を負ったフィガロ。ハンデが双方にあるからこそ、尚更にやり合うリスクが高い。
だが、このままではジリ貧だ。
ゼタも空気から伝わる音を分析し、『既に城の中での戦闘は自分とフィガロ以外は終結してしまったらしい』と把握している。
残る侵入者はゼタ一人。王城の戦力が集まれば、状況は最悪だ。
(……いえ、多人数が集まってフィガロの動きが鈍るならその方が……)
状況は悪くなるが、突破できる可能性があるのはそちらかもしれないと真剣に悩む。
だが、そんな風に彼女が悩む間に……。
「むにゃ……? ……おねえさん、だぁれ?」
彼女の背中で攫った少女……ミリアーヌが目を覚ました。
「……!」
『マズい』とゼタは考える。
今のミリアーヌは誘拐された子供。
細心の注意を払って逃げる今の状況で泣かれたり背中で暴れられたりすれば、それが致命的な隙になりかねない。
そしてゼタは考えた結果……。
「……御迎。ミリアーヌちゃんのお爺さんから、『ミリアーヌちゃんを迎えに行って』と頼まれた者ですよ」
誘拐犯が子供を騙す常套句のような発言をしていた。
しかも正確には祖父ではなく祖父の部下からの独断での頼み事なので嘘である。
しかし、ジョブに就いていない子供に《真偽判定》も何もあったものではないと考えたので、嘘を並べた形だ。
「……おじいちゃん?」
ミリアーヌは不思議そうな顔をしているが、しかしゼタを怖がってはいないようだ。
全身ミイラ女を怖がらないのは肝が据わっている。少なくとも果樹園の蟲よりは怖いと思われていない。
あるいは、言葉が通じるからか。
『見つけたぞッ……!』
しかし、そうしてゼタがミリアーヌに対応している間に、ゼタを追う眷属……モーターが彼女の前に現れる。
ハンニャが倒された後、ミリアーヌを攫ったゼタを探して城の中を駆けまわり、ここで遂に発見したのだ。
既に見た目の偽装は剥がれており、モーター自身の姿……変身形態である蝙蝠と人が混ざった異形を晒している。
「既視感……! またですか!」
先ほどはモーターとハンニャに挟まれ、今度はモーターとフィガロに挟まれた。
今日は挟み撃ちに遭い続けるゼタである。
だが、先刻はモーターとハンニャをぶつけることで難を逃れた。
その手口は、少しアレンジすれば今回も使える。
「進言! ハンニャを倒したのは私ではなく彼です!」
『!?』
「……ふむ」
フィガロがハンニャを倒したのがゼタだと勘違いしたように、ゼタもハンニャはモーターが倒したと勘違いしている。
ゆえに彼女の言葉に嘘はなく、『真実を伝えて自分ではなく恋人の仇を優先してもらおう』と考えての行動だ。
その思惑は……。
「それは気になるけれど、知り合いの子が誘拐される方が困るから君優先だね」
「!?」
「ゆうかい?」
バトルジャンキーが良識を持っていたので御破算になった。
天地の修羅ならバトルを優先したかもしれないが、生憎とこのバトルジャンキーは英国生まれのレジェンダリア産王国育ちである。
『……そもそもアイツを倒したのは俺じゃなくてフィガロと同じくらいの年の剣士だよ。紋章あったし<マスター>だと思うけどな』
モーターが一応の弁明のようにそう述べる。
王国最狂の次は王国最強をぶつけられるという最悪のパターンを回避できたからか、その声には安堵のようなものが混ざっている。
『あと、俺の目的もそっちの子供の救出だ。うちの上司の友達だから助けたい』
そして自分の目的も告げることで、フィガロとの共闘を目論む。
それらの言葉も嘘がなく、フィガロであればすぐにそうと分かる。
(まずい……!)
二度目の二虎競食の計は失敗だ。
結果、状況は悪化した。フィガロだけでなく、下手な<超級>より戦力が増した今のモーターを相手取らねばならない。
ゼタはどうすべきか、本気で頭を悩ませる。
モーターもまた、フィガロの動きに合わせてゼタからミリアーヌを確保しようとこの場の動向に神経を集中している。
「…………」
だが、肝心のフィガロは何かを思案していた。
(冬子を斬った剣士……?)
それはモーターの発した言葉が原因だ。
今のハンニャ……それも狂化スキルを発動した彼女を真正面から斬り倒せる剣士など数えるほどだ。
第一に、アルティミア。しかし彼女は女性、ティアン、何より隔離地帯にいるという三つの条件で当て嵌まらない。
第二に、カシミヤ。しかしこちらも『フィガロと同じくらいの年恰好』という条件に当て嵌まらない。
そして王国の中の猛者の殆どを知っているフィガロだからこそ、可能な人物はいないと分かる。
ならば他にも他国の<マスター>が潜り込んでいるのかと考え……。
(…………まさか)
王国の<マスター>の中に……一人だけ条件に当て嵌まる人物がいた。
彼ならば、ハンニャを倒せても不思議はない。
(もしも、そうだとすれば……)
『「……?」』
思案するフィガロに、ゼタとモーターの双方が訝しむ。
『とりあえず攻撃する』が選ばれがちな、ほがらか脳筋とは思えないその所作。
フィガロにとってモーターの齎した情報はそれほどに大きい。
しかしそれでも、あと数秒もすれば思考を切り替えてゼタの撃破とミリアーヌの救出に動き始めるだろう。
それでゼタの命運は尽きる。
だからこそ……。
「――おねえさん、うえにいって」
――囁くような言葉はその数秒に差し込まれた。
「!」
声と同時にゼタの思考が回り、記憶した城の構造が脳裏に浮かび、『その手があったか』という納得と共に準備していた圧縮空気の砲弾を真上に放つ。
天井が崩れるが、落下する瓦礫を潜り抜け、圧縮空気を足場にゼタは上階へと至る。
――即ち、第三王女の居室に。
城の奥へ奥へと逃げていたからこそ、いつしかテレジアの私室の真下にまで移動してきていた。
ゼタはこの窮地を逃れるため、ミリアーヌだけでなく王国の重要人物である第三王女を人質にせんと考えたのだ。
場当たり的だが、それしかなかった。
あるいは、ゼクスか皇王がゼタに『王国の第三王女の正体は【邪神】ですよ』とでも言っておけば話は違ったが、生憎と彼女はその話を聞かされていない。
ゼクスはメンバーにもぼかした情報しか伝えておらず、皇王にしてもゼタは王城での報告をレポートにして執務室に置いただけなので、自分が王城で視たものが何なのかを彼女自身は知らない。
王城には訳の分からないものがいて、蝙蝠も巣食っている程度の情報だ。
だからこそ、彼女は虎穴どころか虎口に飛び込む羽目になった。
「――誰だ?」
「――あら?」
――そう、【剣王】と【邪神】が待つ部屋に。
死神は去った後だが、今のゼタにとっては誤差である。
「…………あ」
ゼタも猛者の一人。
二人を一目見れば、どれだけ危険な状況かは理解できてしまった。
挟み撃ちを超えて、四面楚歌に至ってしまっている。
『詰んだ』、と一瞬で理解できる状況。
ゼタはこの部屋へと先導した声の主……自分が背負う少女を見る。
ミリアーヌはまだ眠そうな目をしていた。
だが、それでもその目は、友達……テレジアをジッと見ていた。
『クソッ! させるか……!』
ゼタの開けた大穴から、モーターが主を護らんと追ってきた。
そしてフィガロもまた、大穴から飛び出し……。
「――フォルテスラ」
――そこに、いるはずのない親友の顔を視る。
「――フィガロ」
――そして好敵手もまた、彼の姿を認める。
次の瞬間、――二人は言葉を交わすよりも先に切り結んでいた。
告げる言葉も、伝えるべき思いも、あったはずだ。
しかし、二人の身体が選択したのは全く同じ行動。
斬りかかって確かめるという行為。
フィガロが【グローリアα】を振るい、既に強化が切れているフォルテスラも予備武器……雇い主から持たされた超級金属の魔剣で応じる。
「「――――」」
二つの刃が激突し、その一合で相手が幻でも偽装でもなく間違いなく本人であると理解し、――共に嗤う。
互いの名を呼ぶ以上の言葉はない。
この瞬間だけは、今だけは、状況も役割も関係ない。
ただ、かつての……輝いていた日々の続きとばかりに、心の中に貯め込み続けた感情を斬撃と共に吐き出していく。
先刻、ゼタやモーターを前にして良識を優先したフィガロであっても、これだけは……意味が違う、重みが違う。
もはやフィガロには目の前の親友以外視えない。
この戦場で恋人が退場した事実も、それが親友の手によるものであろうことも察したが、しかし今だけは目の前の親友に全てを注ぐ。
あの日から止まっていた時間が動き出す。
もはやフォルテスラには目の前の好敵手以外視えない。
妻を亡くした悲しみは今もフォルテスラの胸に刻まれているし、彼女の復活のために従う任務の最中だが、しかし今だけは目の前の好敵手に全てを注ぐ。
あの日から枯れていた心が少し沸き立つ。
だから、仕方ないだろう。
そうしなければ終わってしまう。
親友を前にして、好敵手との戦いで、それ以外を考える余裕などない。
だからこそ、両者は振るう剣に己の全てを込める。
そして両者の激闘の渦から弾かれたものは、突如として始まったそれを呆然としながら見るしかない。
テレジアはゼタに背負われた友達を心配そうに見ながら、モーターはテレジアの傍で彼女を護りながら、ゼタは激変する状況に困惑しながらも脱出の糸口を探しながら、周囲を注意深く視る。
そんな中で……。
「テレジアちゃん」
ミリアーヌだけ、周囲の状況に流されず、惑わされず――何処かを視ている。
それは、なんとなくだ。
なんとなく、なんとなく。
一人で果樹園に行った日のように。
王城の地下に避難した日のように。
時々、ミリアーヌは『なんとなくそうした方がいいかも』と思ったことをする。
『なんとなく言ったほうがいいかも』と思ったことを言う。
ゆえに、今の彼女の言葉は……。
「いっしょに――グランバロアにおでかけしよ」
なんとなく――世界の命運を先導する言葉だった。
◆◆◆
■<皇都ヴァンデルヘイム>・中枢
その場所は、血に染まっていた。
幾人もの衛兵と、逃げ遅れた文官と、逃げなかった者の血に染まっていた。
衛兵のパワードスーツが破壊され、屋外では配備されたばかりの【マーシャルⅢ】が擱座している。
戦闘の後であり、そしてこの機械の国を守るべき者達が負けた痕跡である。
そう、皇都の中枢……【エンペルスタンド】の防衛戦力が壊滅したのだ。
内戦で多くの有力ティアンが死に、戦争で村落防衛を担う者を除く戦闘系<マスター>のほとんどが出払った状況とはいえ、皇国の中心が陥落している。
「……なぜ」
その中で、敗者達の生き残りの一人が声を上げる。
腹部を撃たれ、銃創から零れる血で文官服を汚すのは……この国の宰相であるノブローム・ヴィゴマだった。
死神に【邪神】の死を望んだ後、その依頼と戦争の結果をこの皇都で待っていた。
その最中に起きたのが、この襲撃だ。
「なぜ、あなたが、ここに……」
ノブロームは腹の傷を押さえながら、それを為したものを睨む。
下手人は幾人もの人物……皇都の防衛線力を滅ぼした者達に傅かれた存在だ。
しかし傅く者達を、傅かれる者を、ノブロームは知っている。
「あなた達は、既に……」
『…………』
だが、下手人は彼を気に掛けることなく、【エンペルスタンド】の中の真の中枢、【皇玉座】の中の玉座に腰かける。
下手人は告げる。
『――超々距離砲撃用意。【四禁砲弾】全種装填。目標、<王都アルテア>』
――そこに息づく全てを、終わらせる言葉を。
【――承認しました】
資格ある者の命令しか聞かぬはずの<イレギュラー>はその指示を受け入れた。
【――警告。タスク実行不可項目あり】
【――【超重砲弾】が欠損しています】
『……【グローリア】以降、どこで使った。まぁ、よい。【超重砲弾】を除く三種を装填して実行』
【――承認しました】
【――タスクを実行します】
そして轟音と共にその機体を稼働させ……先々期文明から抱え続けた滅びを、世に解き放たんとする。
今、この時。
戦争の最終盤に……全ての盤面が覆る。
あるいは、この戦争が起きる以前の盤面すらも……。
To be continued
(=ↀωↀ=)<ここでこのエピソードは一旦区切りまして
(=ↀωↀ=)<この後は暫し休載とコメ返しと番外編を挟んだ後
(=ↀωↀ=)<七章最終エピソード、『ラストダンス』となります
(=ↀωↀ=)<クリフハンガーもいいところですが
(=ↀωↀ=)<暫しお待ちを
〇フィガロとフォルテスラ
(=ↀωↀ=)<あそこでどっちかが普通に声かけてたら
(=ↀωↀ=)<声掛けた方が斬られて終わってた
(=ↀωↀ=)<そしてお互い斬りかかったのでそのままバトル突入した
( ꒪|勅|꒪)<やっぱり修羅じゃねーカ?
〇超級金属の魔剣
(=ↀωↀ=)<初代フラグマンがある人物から分けられていた素材を使用して作った剣
(=ↀωↀ=)<ちなみに剣の銘は【グレイテスト・ゼロ】




