第一一二話 英雄という役割
(=ↀωↀ=)<みなさん。連休をいかがお過ごしでしょうか
(=ↀωↀ=)<作者は家で飼い犬の誕生日を祝ったりポケカCLの準備したり
(=ↀωↀ=)<21巻の書籍作業を進めたりしていました
(=ↀωↀ=)<それはそれとして更新です
( ꒪|勅|꒪)<……?
(=ↀωↀ=)<なぜか筆が乗って一晩で書けちゃったから……
(=ↀωↀ=)<ストックしようかとも思ったけどゴールデンウィークなので連日更新です
■イライジャについて
――気にすんなよ。ただの役割分担だ。
――犠牲を無駄にしないのがお前の<エンブリオ>だろ?
――だったら、俺達は後を託すだけだ。
――頼むぜ、“死闘英雄”。
◆
この戦争において、イライジャはかつてない力を手に入れた。
それは彼のものではなく、彼がかつて忌み嫌っていた……しかし<砦>の攻防戦では確かに仲間だったローガンから与えられたと言ってもいいものだ。
そして、彼だけではない。共に戦った多くの仲間達。
数多の犠牲の果てに、彼は“死闘英雄”という二つ名に相応しい力を手にした。
与えられた力、犠牲の先の力、最強にも比肩する力。
そんな過分な力と、皇国に勝利を導く『英雄』としての役割を与えられたなら……果たさなければならない。
元より、彼は犠牲に報いがあるべきだと考える人間だ。
そうでなければ<エンブリオ>がヴァルハラとして孵化することもなかっただろう。
また、この世には『正しい何か』があるとも信じている。
沿うべき正しさはあるはずだと考えるからこそ、かつてはクロノに刃向かいもした。
この戦争においては、役割を果たすことを正しいと思っている。
戦友達の想いと力を振るい、戦争を勝利に導く。
だからこそ、後悔が二つある。
第一に、フィガロと戦ったこと。
第二に、フィガロに背を向けたこと。
認めよう、戦ったのは彼自身の意地であり……そして力に溺れて自惚れたからだ。
最強の力を手に入れて、今ならば戦友達を蹂躙した相手に勝てると考えた。
より大きな力で強者を倒す誘惑に負けた。
認めよう、背を向けたのは怖かったからだ。
最強の力を手にしておきながら、相手に気圧された。
力と役割を与えられながら、無駄死にして戦友達や多くの人々を失望させるのが……否、失望されるのが怖かった。
それまでの決闘での敗北も、それ以外での敗北も、皆が『仕方ない』と言ってくれていた。
イライジャの<エンブリオ>は発動条件や事前準備が難しいから、と。
自分は敗北を悔やみつつも、その慰めに救われて、心地良い思いもあった。
『仕方ない』という魔法の言葉はどれだけ優しく、甘く、溺れるものだったか。
だが、今回は違う。
『仕方ない』では通らない。
彼は最強の力を与えられたのだから。
迂闊な使い方も、あわやの喪失も、全ては担う彼の責任で、『仕方ない』ことなど一つもない。
だから、フィガロとの戦いから逃げ出した後、彼は自分の不様さと臆病さに泣いた。
それから丸一日、考え込んで、瞑想して、カタとヘルダインを前に決意を表明した。
――俺は……戦うためにここにいる。
――仲間達から託された力で、今度こそやり遂げる
――誰が相手でも。
自分の不甲斐なさを呑み込んで、前を向いた。
戦争を勝利に導く英雄という、自らの役割をやり遂げるために。
その決意を、今度こそ揺らがせない。
◇◆◇
□■<遺跡>・格納庫
通路を進んだイライジャは、夜が明けるタイミングでそこへ辿り着いた。
そこは、地下にあるとは思えないほどに広々としたスペースだった。
一見すると無駄に広いが、それは必要があって設けられたもの。
かつてこの空間に鎮座していたのは、決戦兵器【アクラ・ヴァスター】。
そしてここはこの山脈地下の遺跡の中でも、決戦兵器の巨体を収めるために、山一つをくり抜いて作られた規格外の格納庫である。
そんな広大な空間の中心に王国の<砦>たるフラッグは屹立し、
「思ったより物騒なんが来よったなぁ」
その直下に敷かれた畳の上に……扶桑月夜が腰掛けている。
彼女の周囲には、彼女を護るように<月世の会>の信者達が陣取っている。
護られる月夜の右手は<砦>に触れ、反対の手には既に彼女の超級武具が握られ、格納庫の天井は偽りの月が浮かび、空間を夜へと塗り替えている。
既に《薄明》は起動しており、イライジャのレベルは六分の一。
《絶死結界》に踏み込めば、死ぬだけだ。
加えて、人工の夜闇の中には……月影も潜んでいるだろう。
(範囲は……まだか)
半径何メテルが結界の有効範囲なのかを、イライジャは知らない。
かつての【グローリア】がそうであったように、絶死結界は目視での視認が難しい。
オリジナルは植物の枯死が目安となったが、人間範疇生物のみを対象とする【β】の結界は視認の難しさではオリジナルを超えているだろう。
(【ブローチ】は……無反応)
かつて<バビロニア戦闘団>がクレーミルの壊滅後に周知した戦闘データの通りならば、結界に入った瞬間……最初の判定だけは【ブローチ】で耐えられる。
イライジャならば【ブローチ】の判定が入った瞬間に飛び退けば、うっかり踏み込んだ場合でも脱出はできる。
「どないしたん? お目当ての<砦>はここやでー」
実際の《絶死結界》の有効範囲は半径五〇〇メテル。
この広大な格納庫でさえも、その大半を結界の支配下に置いている。
少し駆ければ、毒牙に掛かる距離だ。
「それともうちが目当てなん? やーん、モテる女は困るわー♪」
そんな女狐の安い挑発にイライジャは――乗る。
(目算、五五〇メートル。――届く)
結界の外から、イライジャが左腕を振るう。
格納庫の中に音が響いて……それ以上の変化は世界にはない。
否、月夜の表情が変わった。
「……便利な手やね。意味ないみたいやけど」
その視線は、イライジャの左手首に嵌められた腕輪に向けられている。
(効果なし。ただし、被害もなし)
イライジャは今、結界の外から月夜を攻撃したのだ。
伝説級特典武具、【空伸輪掌 スロータリス】。
イライジャが偶然の事故から手に入れた特典武具。
その装備スキル、《見えざる猿の手》はひどくシンプルで……『装着した腕の射程距離を伸長する』というものだ。
腕の延長線上に見えない腕が伸びるイメージである。
有効射程は、六六六メテル。
その力で結界の外から月夜を打ち、しかし《絶死結界》の効果が月夜に如何なるダメージも与えなかった。
(《見えざる猿の手》が結界内に入っても即死判定は発生しなかった。そこでブローチが作動することも懸念していたが、どうやら肉体が入らない限りは問題ないらしい)
とはいえ、結界がある以上、扶桑月夜には踏み込めない。
結界の外からでは、【空伸輪掌】があろうと攻撃は意味をなさない。
<砦>にも手刀を伸ばすが、効果なし。
(……外から内へのダメージは完全に無効か?)
想定通りの防御性能に、イライジャは臍を噛む思いだ。
しかし手をこまねいてもいられない。彼の英雄としての残り時間は刻々と減り続けているのだから。
(なら、もうあのプランに移るか? 幸い、上は結界の範囲外……いや、その前に……)
イライジャは三度、《見えざる猿の手》を振るう。
狙いは、月夜でも<砦>でもない。
一瞬の後、――結界内にいた一人の信者の頭が弾けた。
「…………」
凄惨な結果。
しかし、月夜達に慌てる様子はない。
まるで最初からそうなると理解していたかのような、気味の悪さ。
そのことから、イライジャはそれもこの結界の性質だと理解する。
(結界は、『奴が触れてるもの』しか守らない、か)
それは納得のいく制限ではある。
映像記録に残る《絶死結界》のオリジナル、【グローリア】もそうだった。
結界外から天罰儀式や【四禁砲弾】の直撃を受けても自身は無傷だったが、地面など周囲の環境は破壊されていた。
アレは本質的に自分だけを護る結界だ。
ゆえに、月夜はずっと<砦>に触れているのだろう。
そして、<砦>と違い、結界内で彼女を護る任を負った信者達は庇護の外だ。
(やりようはある……! プランを実行する前に、何を仕掛けてくるか分からない他の連中を削る!)
それはかつての講和会議で【獣王】が採った戦術と同じ。
何をしてくるか分からない相手を、何かする前に殺す。
イライジャは目視すら困難な速度で、自らの左腕を連続で振り回した。
目にも映らぬ速度で、目に見えぬ腕が、命を刈り取っていく。
(……ある意味、【獣王】より厄介やね)
自陣営の戦力が削られる光景を見ながらも、月夜は冷静に考える。
あの講和会議と今の戦場には大きな違いがある。
それは、月夜が《薄明》の矛先を『相手のレベル』に制限せざるを得ないことだ。
【獣王】はAGIを六分の一に落とされていたが、今はできない。
イライジャのレベルは見えている。《絶死結界》がイライジャに有効であり、それが効かなくなれば瞬時に月夜も<砦>も破壊されるというこの状況では、対象をレベルからズラせない。【獣王】側の事情でギリギリまで月夜を攻撃対象から外していたあのときとは違う。
ゆえに、講和会議戦の【獣王】を上回る速度を発揮しているというのに、その速度を落とすことができない。
そして、イライジャは彼女を護っているだろう月影の最終奥義さえも脅威ではない。
彼と月影の速度差は凄まじい。
まして、思考速度は【哲学者】のスキルでさらに三倍だ。
触れる必要がある最終奥義など、接近する予兆が見えた時点で回避できる。
それがAGIを除算されていた講和会議の獣王と、今のイライジャの大きな差。
『状況の処理に使える時間』である。
それを示すようにイライジャの影の中から執事の服装をした青年が浮かびかけて、
――即座に頭部を手刀で叩き割られた。
それで終わり。格上を殺すための王国の切り札も、これで打ち止め。
そのようにイライジャは思考して……。
「……ッ、違う!」
咄嗟に身を翻して飛び退いた。
すると、影の中から二人目の月影が彼へと腕を伸ばしていた。
その月影の頭部を《見えざる猿の手》で叩き割りながら、イライジャは冷や汗をかく。
「例の、変装の特典武具か!」
講和会議でも【獣王】相手に使用したという、化ける特典武具。それが『本人以外も化けさせられる』とは知らなかった。
あるいは、その特典武具ではなく、別の要因……信者の誰かの<エンブリオ>という線もありうる。
どちらにしても、<月世の会>は月影の偽物を用意したのだ。
見た目だけとはいえ厄介。危うく思考の隙や油断を突かれるところだった。
しかし、二人目を殺しても影に変化がない。
つまりは、どちらも偽の月影だったということだ。
(えげつない真似を……)
先刻の<暗黒舞踏会>のミミック・ジューダスコンボ同様、<月世の会>も攻めてきた敵を殺すために万全の準備を敷いていたのだろう。
それが変装させた無数の月影による人海戦術。化けた信者をデコイとしての、確殺狙い。
「だが……!」
それでも、イライジャの思考速度・行動速度ならば対処できる。
超々音速機動と高速思考で周囲を常に警戒しながら、モグラ叩きのように相手の動きを把握して叩く。
(今、偽者をやらせたタイミングで攻めてこなかったのは、見切られると踏んだからか。あえて偽者を使うという情報を先出して、今後の対応に迷いを持たせる。……洒落臭い)
ならばその偽物をどう使い、イライジャという【獣王】クラスの怪物を殺すか。
その答えは――影から一斉に飛び出した数十人の月影という形で示される。
その内のどれかが、最終奥義を持つ本物かもしれない。
あるいは、全て偽物でまだ影の中に潜んでいるのか。
無数の択の中で、イライジャが選んだのは……。
「どれだけ数がいようがァ!」
一瞬で全てを叩き尽くすというシンプルな回答。
そして、イライジャがそれを実践しようとしたとき……。
――イライジャの目に映る世界が急速に速度を増した。
「……!?」
まさか、とイライジャは思考する。
このタイミングで、とイライジャは驚愕する。
「除算対象を切り替えただと……!?」
このタイミングで、《薄明》の対象をイライジャの『レベル』から『AGI』に変えたのだ。
『レベルから切り替えることはない』という前提の崩壊。
なおもこの場で最速のイライジャだが、元の数値が膨大であるがゆえに六分の一の差は顕著だった。
(結界外からの攻撃は自分には徹らないとはいえ、なんて思い切りのいい……!)
ならばこれ幸いと結界内に踏み込んで月夜を殺すべきか。
否、それこそが相手の罠という恐れがある。
結界内に踏み込んでからほんの一瞬でも攻撃の妨害・足止めをされれば、そこで『レベル』に切り換えられてしまう。
(仕損じれば自分もフラッグもお終いなのにこの胆力……! いや、『仕損じればお終いはお互い様だ』と圧力を掛けている!)
偽物の月影という戦術に思考を割かせた隙に、『AGI』に切り換えてこの罠を張った。
自分の保身ではなく、自分を罠にする悪辣さ。『これが王国で最も邪悪な<超級>か……!』と、イライジャの背筋が冷える。
「……ッ!」
だが、やることは変わらない、速度が六分の一……AGIが四万以下に落ちようと彼はこの場で最速であり、思考速度はその三倍。何より、力は全く落ちていない。
思惑はどうあれ、相手が『レベル』を除算していない状況はチャンスなのだ。
妨害や足止めの要因となりうる偽月影や結界内の信者を排する。
その間に『レベル』除算に戻されても予定通り、月夜が『AGI』から『レベル』に切り替えるのが遅ければ彼自身で狙うこともできる。
ゆえに冷静さを保ちながら、イライジャは戦闘を継続する。
接近しようとする月影達から距離を取りつつ、《見えざる猿の手》で人間を瞬時に粉砕する。
だが、ゾンビのように湧き出る月影達にイライジャは確かな恐怖を覚える。
イライジャはもしもこの特典武具がなく、直接殴る必要があったらと考えてゾッとする。
それでも一人一人、遠距離から潰していけばいずれは尽きる。
「……?」
だが、攻撃していくうちに、明確に違う者が混ざっているのに気づく。
(……動きの良い奴が二人いる。月影以外の準<超級>がいるのか?)
容易く殺せる偽者達と違い、二人は除算されてなお速度で勝るイライジャの攻撃軌道を読んでいる。
イライジャが得たばかりの《見えざる猿の手》に慣れておらず、射程伸長時の動きが単純な薙ぎと突きになっていることを踏まえても……巧みすぎる。
他の偽月影が消えていく中、二人はイライジャを挟むように動きながら徐々に距離を詰めていく。
圧倒的な力を持つイライジャに臆することなく、攻撃を読んで前進し続ける。
こんなことができる人材は、準<超級>でもそう多くはない。
イライジャは、この二人のどちらかが月影であると確信した。
距離が縮まる。《見えざる猿の手》を大きく薙ぎ払うことで他の月影は全滅したが、二人は当然のように回避していた。
正反対の方向からあと数瞬という距離にまで近寄った二人の月影。
迎撃できるのはどちらか一方。残した方は攻撃を仕掛けられる距離に……最終奥義の間合いに近づく。
「――――」
迫る二人。
だが、咄嗟に両者の動きを見比べて……気づく。
姿は同じだが、動きや脚運びが違う。
決闘の上位ランカーであるイライジャには分かる。
一方は武器を扱うのに慣れた者の脚運び。
もう一方は、そうしたものを持たずに無手で動く者の脚運び。
どちらが月影のものかは、言うまでもない。
イライジャは二択を誤らない。
「――そっちだ!!」
空間を踏破した彼の手刀が、一人の月影を襲う。
胸部を貫く二連撃が、【ブローチ】を砕いて、致命傷も与える。
その衝撃を受けても尚、化けの皮は剥がれない。
イライジャは見紛うことなく、本物の月影を貫いたのだ。
(これで相手の切り札は潰した。後は……)
そのとき、もう一人残っていた推定準<超級>の偽月影が肉薄する。
だが、恐れることはない。
今仕留めた月影が本物だった。
そして、【暗殺王】の最終奥義でもなければ、今のイライジャにとって致命的なダメージを与えることなどできない。
そう考えたイライジャの視線の先で、偽月影が武器を《瞬間装備》する。
イライジャは『案の定、武器使いの類だったか』と思考し、
「――――ぁ?」
――――思考が止まる。
偽月影の武器を見たから。
偽月影の武器が白く輝く様を見たから。
その輝きを眼に焼きつけたばかりだったから。
この輝きこそは――――。
「――《極竜光牙斬》」
その瞬間にイライジャが体を後方に飛び退かせたのは無意識の本能がなせる業だった。
イライジャの胸板に、超高熱によって既に傷口が焼き閉じた斬撃痕が刻まれている。
あと数センチ深ければ、内臓まで焼けていただろう。
「…………」
イライジャは焼けた傷跡に触れながら、信じられないものを見たように相手を凝視する。
彼の命に手を掛けた男が右手に握っている白き剣。
それを持つことができるのは、この世に唯一人のみ。
「さて、月夜。永仕郎も僕も仕損じたよ」
ただ一人残った、偽月影。
しかし、その身に施された月影としての偽装も剥がれていく。
その本来の姿は全くの予想外にして……既知の者。
「……最後の、わざと外したん?」
「どうかな? 慣れない行為で身体がギクシャクしたせいかもね。ハンニャとの特訓で前よりも随分とマシにはなったのだけれど。今回は悪辣すぎて限度を超えてしまったのかもしれない」
「よう言うわ……」
「さて、ここまでは君の案に沿ったけれど……彼が落ちたなら後は僕の好きにさせてもらってもいいかな?」
「好きにしたらえーわ。もううちにできることは置き物になっとることくらいや」
「了解。ああ、《薄明》もレベル指定に戻してほしい。その方が、気持ち的にはやりやすい」
「……自分から不利になるとかほんま変態脳筋やわ」
月夜と言葉を交わす、男の顔は、声は……。
「悪いね、イライジャ。彼女との取引があったんだ。けど、ここからはまた……一対一だ」
圧倒的なステータスを誇る敵に笑いかけるのは、こことは違う地の底でイライジャと相対し、追い詰めた男。
即ち……。
「――フィ、ガロ」
――王国最強の【超闘士】、フィガロ。
「さぁ、昨日と今の続きといこう」
今このとき、彼は再びイライジャの前に立ち塞がった。
To be continued
≡・ェ・≡<僕が来た
( ̄(エ) ̄)<お前だったのか……
(=`ω´=)←仕掛け人『王国で最も邪悪な<超級>』
○フィガロ
(=ↀωↀ=)<戦争前、カップルで荒療治してパーティ戦闘を克服しようとしていたが
(=ↀωↀ=)<特訓後のパーティ戦闘がよりにもよってキツネーサンと月影だった男
(=ↀωↀ=)<ちなみにまだ完全に克服した訳ではないのでパーティ戦闘だと能力は落ちている
(=ↀωↀ=)<……能力落ちても月影クラスのムーブする男
(=ↀωↀ=)<パーティの有無は聖衣着てる紫龍と着ていない紫龍くらいの差ですね
(=ↀωↀ=)<「コイツなんで不利条件の方がパフォーマンス上がるんだよ」枠
( ̄(エ) ̄)<まぁ最初期からそういう脳筋ではあるクマ




