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<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-  作者: 海道 左近
第七章 女神は天に在らず

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第一〇八話 オーナーとサブオーナー

 □【聖騎士】レイ・スターリング


 【女教皇】扶桑月夜。

 俺も含め、彼女と取引という形で関わった人間は例外なく思うことがある。

 『背に腹は代えられないタイミングで話を持ちかけてきやがる』、だ。

 彼女は取引相手が余裕をなくし、相手が必要とするものを最も高値で売れるタイミングで提示するのだ。


「問題の解決……<月世の会>の<マスター>にはレベルを上げる手段を持ってる人でもいるんですか?」


 ルークの言葉で俺が連想したのは、パトリオットさんのネタロウだ。

 王国最大クランの<月世の会>ならば、同様の<エンブリオ>がいる可能性はある。


「んー、ちゃうよー?」


 対して、扶桑先輩は笑みを浮かべたまま首を振る。

 実に女化生(妖怪)じみた笑みである。


「……カグヤの『都合の悪い数値を六分の一にする』能力で俺達の『レベルアップに必要な経験値量』を減らすとか?」

「それは前に試したけど無理やったわ。レベルアップは経験値(リソース)でジョブの器を満たしてくもんやからね。一時的に『目盛り』変えても総量変わらんと意味ないんやろな。まぁうちの【β】は総量や強さでなくその『目盛り』の方を参照するから効果あるんやけど」


 あ、やってたのか。

 流石にレベル利用した即死コンボ組んでるだけ詳しいようだ。


「何もかんも<エンブリオ>で解決するもんやなし。もっとシンプルな方法やって」


 そう言って扶桑先輩は十二単の袖の中に手を潜らせ、何かを取り出す。

 扶桑先輩がいくつも摘まんだのは、内部に光を閉じ込めた結晶だった。


「扶桑先輩、それは?」

「【リソース・チャージャー】」


 扶桑先輩は聞き覚えのないアイテム名を述べ、


「――イベント景品のレベルアップ(・・・・・・)アイテム(・・・・)言うたら分かる?」

 ――驚くべき説明を付け加えた。


「!」


 以前、<アニバーサリー>に参加した際に聞いたことがある。

 歴代の参加権方式イベントの賞品は様々。その中には、一つ使用すれば下級職をレベル上限の五〇まで引き上げられるアイテムもあった、と。

 正確には下級職一つ分の経験値であり、それ以外のジョブにも使用できる。


 その貴重品が今、先輩の両手に……十を優に超える数が用意されていた。


「何でそんなに……」


 イベント景品をこれだけ集めた事実だけではない。

 使えば使うだけレベルが上げられる超級職の扶桑先輩が、なぜ使わずに残しておいたのか。

 二重の疑問に対する答えはすぐに返ってくる。


「<月世の会>は人数もカンスト勢も多いやろ? イベントに参加できて、獲れても、使う必要ない人も多いんよ。そういう信者達から買い取り続けた結果がこれってことや」


 構成員が一〇〇〇名を優に超え、組織の性質からヘビーユーザーの多い<月世の会>。

 考えてみれば、イベントへの参加率が高くても不思議でない。


「で、うちが使わなかった理由。知っとるかもしれへんけど、【女教皇】の最終奥義ってレベルを使い切るんよ。【グローリア】戦で一回使ったらレベル戻すまでに苦労してなー。ステータスが低いせいでカグヤのスキルもろくに使えへんし」


 扶桑先輩は「あのときはほんまに面倒やったわー」と息を吐く。


「せやから、もう一回同じことあったときにレベル上げのスタートダッシュ決めるための準備がこの【リソース・チャージャー】の山や」


 言わば、最終奥義使用後の保険だ。

 レベルが0になったとしても、即座に【リソース・チャージャー】でレベルを上げ、カグヤを十全に使える程度のステータスを戻せばその後のレベルアップも容易になる。

 一度苦労したからこそ、二度目に備えて保険を用意した。

 しかし、その保険を……扶桑先輩は俺達に見せつけている。

 何のためかは、言うまでもない。


「上級職を入れ替えたいレイやん。就いたばかりの超級職のレベルを引き上げたい【魔王】。レベリングの時間も環境もない今……これがめっちゃ欲しいやろ?」

「「…………」」


 言うまでもない。

 それがあるかないかで、俺達の戦力……そして今日の戦いも全く違う様相を呈す。

 だからこそ理解し、再確認する。



「――いくら出せる?」

 ――こういう人だったなぁって!



 俺達が求めるものを、最も高く売りつけられるタイミングを見抜いて商談を持ってきた。

 王国や【獣王】相手にすら最高値をつけさせた女化生の面目躍如である。

 しかも具体的な対価を提示せず、まずはこちらに委ねている性質の悪さ。

 相手は参加権方式イベントのレアアイテム。

 有用極まる消費アイテムで相場も不明。状況も最適……言わば言い値だ。


「「…………」」


 二人で顔を見合わせると……ルークは静かに首を振った。

 ルークは金銭面ではそんなに裕福じゃない。

 対して俺は……アイテムボックスの一つを懐から取り出す。

 貯金箱代わりにしていたアイテムボックスを差し出しながら、女化生先輩に言う。


「二〇億リル……。俺が現金で持ってる全額です」

「……………………思ったより出てきよったな。あと、その額持ち歩くのやばない?」


 本拠地の初年度分の賃貸料を払った後、残った個人資産から何割かを連日の“トーナメント”に突っ込み続けた結果である。

 クランの今後の活動に使うための資金と考えていたが、仕方がない。

 一応、可処分資産として例の金属素材がまだあるから何とかなるだろう……。


「せやけどお金じゃ動かへんよ。今はうちもお金に困ってへんし」


 ……と思ったがダメだった。


「だったら『いくら出せる?』とか言わないで貰えます?」


 ルークが笑顔とは裏腹にすごく冷たい声で突っ込んでいた。

 俺も同感だけど。


「それにこれは信者のみんなが集めてくれたお金には代えられないものやし……」

「さっき『信者達から買い取り続けた』って言ってましたよね?」

「転売はあかんって知らへんの?」

「…………」


 ルークの声と空気の温度がドンドン下がる。

 まるでユーゴー達の《地獄門》のようだ。

 ……今はどこで何してるんだろうな、あいつ。


「レイさん。この狐の悪辣さから目を逸らさないでください」

「どっちかというとワンコの化けの皮が剥がれてるせいやと思うんやけど?」


 既に皮肉ではなくバチバチに口撃し合っている。

 うーん。ここまで女化生先輩がルークと相性悪かったとは……何で?


「この人が一から十まで嘘の塊だからです。僕も可能なら視界に入れたくありません」

「ひどいわぁ。精々で六から十くらいやない?」


 ナチュラルに俺の心の声に返答したルークと、そんなルークを笑う女化生先輩。

 どうも根本的に人間的な相性が悪いようだ。妖怪的な相性かもしれない。

 サトリと妖狐って相性悪いんだっけ?


「僕は人間ですよ?」

「うちのアバターも人間範疇生物やけど? むしろキメラ変身する【魔王】の方が人間離れしてへん?」

「はいはい。まぁ、ルークも落ち着けよ。で、先輩。お金じゃなければ何が欲しいんです?」

「えぇー。んふふふ」


 俺が尋ねると、扶桑先輩はクスクスと笑う。

 無駄に妖しい妖怪ムーブを重ねないでもらえます?


「これにサインしてくれればえーよ♪」


 そう言って女化生先輩が差し出したのは【契約書】だった。


「「…………」」


 ……まぁ、金銭じゃなければこっちのコースだとは思った。

 リアルで入信しろと言われるよりマシだと考え、文面を確認する。

 対象者は俺と扶桑先輩。

 扶桑先輩は『所持している【リソース・チャージャー】を全てレイ・スターリングに渡す』。

 そして、俺に要求されている内容は…………。


「…………先輩」

「どうかしたんー?」

「これ……要求内容が『白紙』なんですけど」

「え? ここにちゃんと書いてあるやろ? 『この白紙部分に記述された事柄に従う』って」

「……………………つまり」



「――後で決まってから要求するわぁ」

 この妖怪、ついに白紙手形(何でもあり)で要求してきやがった……!



「……レイさん」

「ルーク、どうし……」

「その紙、【契約書】じゃなくて【誓約書】です」


 ……この戦争の取り決めにも使われた国家レベルの奴じゃん。

 反故にしたら尋常じゃないペナルティになるとかいう……。


「それで? どうするん?」

「……有り金全部と、それと同額の借金でなんとか」

「おことわりや♪」

「そもそも、この【誓約書】の内容だと稼いでから資産差し押さえできますね……」


 なんて悪辣な……!


「……レイさんの性質(・・・・・・・)も含めて、このタイミングで取引を持ち掛けてるのが最悪ですね」


 ルークも難しい顔で口元を押さえながら何か考え込んでいる。

 この妖怪に説教できるビースリー先輩がいればなぁ……!


「んふふふふ。いつ敵襲があるか分からんし、取引は早く済ませたいんやけどなー」


 【誓約書】と【リソース・チャージャー】を手の中で弄びながら、女化生先輩はニマニマと笑う。楽しくて仕方がなさそうで……何というかドラマや映画の悪徳商人より数段ワルい顔をしている。

 とはいえ、そんな取引でも今は……。


「…………悪徳女化生先輩」

「聞いたことない単語ついとるけどどしたん?」



「この取引、受けます」

 この【誓約書】にサインするしかないと覚悟を決めた。



「まいどー♪」


 今、先輩の手の中にあるアイテムは、俺達の望む未来に繋がる可能性。

 それを無視することはできない。

 未来の自分のリスクを恐れてこの取引を退けたとしても、この選択ゆえに取りこぼせばきっと俺は後悔する。

 そんな後味の悪い思いはゴメンだ。


「レイさん……」

「ルーク、止めないでくれよ。今は……」

「……取引は止めませんよ。こういうときは止めても止まらないのがレイさんでしょうし」


 ルークは少しだけ疲れたような声でそう言って、


「ですが……」


 女化生先輩が持っている【誓約書】を指差す。


「二点、この取引に指摘したい部分があります」


 その声の温度は、再び冷えていた。


「……なんやのー?」

「まず一点、『所持している【リソース・チャージャー】を全てレイさんに渡す』とありますが……いま、何本持っていますか?」

「え?」


 それは先輩が手に持って……。


「その手にしている【リソース・チャージャー】の所有権(・・・)、ちゃんとあなたにありますか?」

「…………!?」


 ルークにそう言われて、ようやく一つの懸念に思い至る。

 女化生先輩が手に持って見せている十数本の【リソース・チャージャー】。

 しかし、その実所有権は月影先輩あたりに移されていて、先輩は対価で差し出すものが何もないのではないかという懸念だ。

 『まさかそんな……』と思いながら先輩を見ると……。


「♪~……」


 明後日の方向見ながら口笛吹いてる。

 ……ダメだこれ。


「絶望的悪徳女化生先輩……」

「好感度低下の音が聞こえる気がするわぁ。疑われると悲しくなるやん。よよよ……」


 うん。露骨に嘘泣きっぽい仕草で顔を袖に隠されると余計に怪しいですよ。


「仕方あらへんなぁ……。ちゃんとここにある本数数えて個数に直しといたるわ」


 女化生先輩は渋々といった様子で【誓約書】を引っ込める。


「もう一点。相手の出してきた要求、それも上限のない要求をそのまま呑むのはまずいです」

「けど、ルーク。こっちが条件の緩和を求めたところで、あっちに呑む気がなければ……」

「ええ。ですから少し材料を増やします。……扶桑月夜」

「なんや?」



「取引の対象に僕を足せば(・・・・・)、一人当たりの要求に制限を設けられますか?」

「――へぇ」



 ルークの発言に女化生先輩は目を細め、俺は息を呑んだ。


「ルーク!? 何言ってるんだ!?」


 そんな俺に向けて、ルークは困ったように笑いながら返答する。


「……レイさん。自分だけが不利益を被って、僕にもアイテムを分けるつもりでしたね?」

「それはそうだろ! 俺が必要なのは【煌玉騎】の分だけだ。なら、あとのリソースは超級職のルークに渡すべきだ!」


 眼前の戦いに備えるなら、それ以外にない。

 超級職を手に入れてくれたルーク。

 彼の力をこの最終日に活かす……それがベストだと考えている。


「だったら、上級職分(自分)のアイテムだけにして条件を緩くする交渉をすればよかったでしょう。無条件の白紙手形にサインする必要もないはずです。より多くを必要とする僕の分は、僕自身がリスクを負えばいい」

「そんなことさせられるかよ!」


 ルークのレベルが減った原因は、<墓標迷宮>で俺を助けるために【色欲魔王】のスキルを使ったからだ。

 あのとき、強化されたマリリンが救援に来てくれなければあそこで俺は退場していた。

 だったらその分だけ俺がリスクを負うべきだ。


「それに、俺はクランのオーナーだ。メンバー(お前)にそんな負担を負わせられない……!」

「レイさん。僕達のクランの目的は同じです。オーナーだからと未来へのリスクを一人で背負い込む責任はありません」


 俺の言葉に、ルークは退かない。


「それに、もしもそんな責任があるとしても……僕は<デス・ピリオド>のサブオーナーです」


 その両眼には、強い意志が込められている。


「半分はあなたの重荷を担ぐ……権利(・・)があります」

「ルーク……」


 そう言って穏やかに笑うルークに、俺は……言葉を返せなかった。


「それで、どないするん?」


 俺達のやりとりを黙って見ていた先輩が、促すように声を掛けてくる。

 それに対する俺の、俺達の答えは…………決まった。


 ◇◇◇


 □カルチェラタン<遺跡>・ジョブクリスタルの広間


 レイとルーク、扶桑月夜による【誓約書】を介した取引は成立した。

 扶桑月夜は手持ちの【リソース・チャージャー】十六本を提供。

 対して、レイとルークの二人は『上限のついた』白紙手形を渡す形となった。

 交渉の結果、ついた上限は下記のとおり。

 『戦争中に要求しない』、『要求事項はレイとルークそれぞれに一つのみ』、『生殺与奪など人権を侵害する要求をしない』、『契約者以外に迷惑が掛かる要求の禁止』、『資産を要求する場合の限度額は各自四〇億リル』などが定まった。

 内容に穴がないかを確認して、三人がサインを交わす。


「これで取引成立やぁ。いつかお願いするときが楽しみやね。何をお願いしようか悩むわぁ」


 ウキウキとした様子の扶桑月夜に、レイは将来的に何を要求されるのかと慄いている。

 対して、ルークはそんな妖怪の様子に自身の推理を深める。


(あんなことを言っているけど、彼女は最初から(・・・・)何を要求するか決めている)


 ブラフは、ルークという探偵には通じない。


(上限を求める交渉中。あちらはほとんど拒絶しなかった。五つもの条件を設けても、それに少しごねて文句を言うそぶりをしただけで受け入れている。だとすれば、設けた上限は『彼女の予定する要求』にほぼ抵触しない。あちらからすれば、要求できる対象が増えるだけだから素直に受けた。……それが分かっただけ、僕を足した甲斐はあった)


 思考材料が揃えば、彼は読み解く。


(恐らく今のレイさんと僕は彼女の望む条件に適合していない。将来的に彼女の望む条件を獲得すると期待して、先手を打ってこの交渉に臨んだ。超級職……【魔王】の僕でも今は条件の外であるならば、彼女の望む条件は……)


 推測に推測を重ねるが、彼は自身の推理の答えに自信を持っている。

 それができるだけの能力が、彼にはある。


(それに唯一ごねて見せたのは人権……いや、『生死』に関わることだった。……将来の条件も含めて、彼女は僕達が知らない<Infinite Dendrogram>の情報を知っている?)


 ルークがこの世界に足を踏み入れた際の動機。

 父の書斎に遺された『このゲームの秘密を探って欲しい』という依頼。

 あるいは彼女は秘密に近い何かを知っているのではないかと、ルークは推理した。


(虎穴に入らずんば虎子を得ず、というけれど……)


 いつかのその日に備えることを、ルークは心に決めて。

 今は、手に入れたリソースによって今日という決戦に臨む。

 彼が慕うオーナーが掴もうとしている未来を……共に掴むために。


 To be continued

(=`ω´=)<やったわ~


(=ↀωↀ=)<そんなことしてるから評価落ちるんですよキツネーサン



○(=`ω´=)の取引


(=ↀωↀ=)<将来を見越して布石打った妖怪


(=ↀωↀ=)<彼女が何を狙ってこんな話を持ちだしたかはいずれ



○没シーン


「これで取引成立やぁ。いつかお願いするときが楽しみやね。何をお願いしようか悩むわぁ」

「ああ。女装とメガネとケモミミを要求されても受け入れる……!」

「それ要求するくらいなら有り金貰うんやけど?」


(=ↀωↀ=)<後半はシリアスな流れだったので没った


(=ↀωↀ=)<でもちょっと惜しいのでここに置いた


(=ↀωↀ=)<今井神先生の絵でイメージ



○【リソース・チャージャー】


(=ↀωↀ=)<存在自体は十七巻で明かされていた代物


(=ↀωↀ=)<ちなみに上級職だと三本で一〇〇になります


(=ↀωↀ=)<イメージ的には最近のポケモンの『けいけんアメ』



○レイ君の資産


(=ↀωↀ=)<現在、作者が加筆修正してる21巻でギャンブルしてる結果です……


(=ↀωↀ=)<本命や対抗で手堅く勝ちつつ、ここぞという場面で大穴を当ててくるスタイル


(=ↀωↀ=)<最大の大穴はルークが勝った三日目の“トーナメント”


(=ↀωↀ=)<なお、この資産は各種アイテム資産やこの戦争の準備で消費した金額は別とする



○ルークと月夜


(=ↀωↀ=)<実はめちゃくちゃ性格の相性が悪い


(=ↀωↀ=)<あと口喧嘩してるように見えてお互いをバチバチに読み合ってる

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― 新着の感想 ―
[一言] 『ここにある本数』って言ってるだけで『もう隠し持ってない』とは言ってない…。
[一言] 先輩、レベルだけじゃなくて好感度まで消費するスキルをお持ちだったのかぁ…
[気になる点] だから、女化生先輩は本当に妖怪なのか?
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