表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-  作者: 海道 左近
蒼白詩篇 五ページ目 & Episode Superior 『命在る限り』
593/713

第十八話 《百刑氷河》

(=ↀωↀ=)<本日レイ君誕生日


(=ↀωↀ=)<コミックファイアにて漫画版51話も更新されましたー


https://firecross.jp/ebook/series/267


(=ↀωↀ=)<WEBでは出番ないレイ君だけど漫画版ではカッコいいですよ


(=ↀωↀ=)<あと昨日著者校正終わった19巻でも活躍中


(=ↀωↀ=)<ところで折角の誕生日&七夕なのでちょっとした企画開始


(=ↀωↀ=)<『19巻の店舗特典・発売記念SS内容希望アンケート』


(=ↀωↀ=)<今回は発売日の都合で締め切りに丁度いい時期なのでやってみる


(=ↀωↀ=)<ちなみに作中範囲はレイ君の“トーナメント”・脱獄・ZZZ戦です


(=ↀωↀ=)<「このキャラが見たい」、「こんな話が読みたい!」ってのがあれば感想欄に書いてね



○デンドロとは関係ない話


(=ↀωↀ=)( ̄(エ) ̄)(=`ω´=)≡・ェ・≡( ꒪|勅|꒪)<シャンフロアニメ化おめでとう!

□■二〇四五年三月某日


 ユーゴー達が王国で自らの運命を変える者達と出会う前。

 皇都ヴァンデルヘイム郊外にある<叡智の三角>の本拠地、そのオーナーの執務室には部屋の主であるフランクリンとキューコの姿があった。


「悪いねぇ。呼びつけちゃって」


 フランクリンは人相の悪い笑顔を浮かべ、入室してきたキューコに片手を挙げる。


「ひまだったからゆるす」


 キューコの<マスター>であるユーゴーは開発部でテストパイロットとしての務めを果たしている。

 まだ他のパイロットよりもレベルが低いユーゴーだが、販売先である皇国軍ではレベルカンストしたティアンなどごく僅か。

 レベル帯毎の運用もテストしなければならないため、低レベル帯にもテストの仕事はある。


「それで、なんのよう?」

「ちょっとした確認作業だよ。君についてね」

「?」

「先日、ユーに<エンブリオ>のカテゴリー別性格診断の話をした」


 メイデンの<マスター>が『この世界をゲームだと思っていない』など、妹であるユーゴーに多少の注意喚起と探りを含めてそんな話をした。


「あれは血液型占い程度の話だったけどねぇ。逆に……個々の<エンブリオ>に注目すれば<マスター>本人のパーソナルを逆算できる」

「…………」


 フランクリンの用件に薄々察しがついたのか、キューコは目を細める。


「パーソナルの参照の仕方は様々。性格や過去にあった印象深い出来事、あるいは単に嗜好や特技が形になるケースもある。私のパンデモニウムは……まぁ複合だねぇ」


 チラリと窓の外に目を向ければ、今もモンスターを生産中の巨大工場が見えた。


「モンスタークリエイトはデザイナーとしての私。巨大で歪んだ脆い身体は他者を威嚇する私。姿を隠す《光学迷彩》は慎重で臆病な私。随分と分かりやすく晒してくれてるものだよねぇ」


 あえて自分のパーソナルを提示したフランクリンは、苦笑しながらキューコに視線を向ける。


「さて、パンデモニウムはこの通り私のパーソナルを形にしている。そして、君もこれ以上なく、ユーのパーソナルを形にした<エンブリオ>だろうね」

「そうおもう?」

「ああ。君が参照したあの子のパーソナルは何なのか、私の推察を述べてもいいかな?」

「…………どうぞ」


 あえて先に自分の弱み(パーソナル)を晒したフランクリンに、キューコは先を促す。


「君がメイデンなのは性格診断通り。<マジンギア>を前提とするのは、<Infinite Dendrogram>を始めた時点から傍に<マジンギア>があったから。あえて言えば、『数年ぶりに再会できた私との繋がり』を維持したいという思いから、『私の作った<マジンギア>』を必要とする<エンブリオ>になった」


 人型ロボットの<マジンギア>……【マーシャルⅡ】はフランクリンがクランを結成して作り上げた機体だ。ユーゴーにとっては、姉がこの世界で為したことの象徴とも言える。


「……じぶんでいうのはせいかくわるい」

「それはそうだとも。私を見て『性格が良い』なんて言う奴がいたら目が曇ってる」

「…………」


 目が曇ってる人間の筆頭が自分の<マスター>であるため、キューコは沈黙するしかなかった。


「さて、君に関するパーソナルで問題なのはカテゴリーや形じゃない。能力の方だ」

「……っ」

「まずパーソナルの参照だけれど、君は分かりやすく過去に起因している。具体的には、あの子の父親の死が根幹にある。それは合ってるかな?」


 キューコはその問いに暫し沈黙した後、頷いた。

 ユーゴー……ユーリの父を襲った殺人事件こそが自分の根幹にあることは自覚している。


「あの子にとって父親の死はパーソナルに大きな傷跡を刻むには十分な出来事だった。それに、あの子をこっちに呼んだのはあの事件の少し後だからねぇ」

「……そっちは?」

「私? ああ、私がパンデモニウムを得たのは事件のずっと前だしねぇ。それにあの人の死は<超級エンブリオ>への進化にも影響を与えていないよ。……哀れな人だとは思っているけど」

「つめたい」

「まぁ、あの人と私は疎遠だったし、血も繋がっていない(・・・・・・・・・)からね」

「…………え?」


 ユーゴーと記憶を共有する彼女も知らない事柄を口にしたフランクリンに、キューコは目を丸くする。


「このことはユーにはオフレコでね」

「…………わかった」


 今この事実を自分から伝えても、ユーゴーを動揺させるだけだと察してキューコは頷く。

 フランクリンも彼女が口を噤むと考えて、あえて明かしたのだろう。


「話を戻そうか。君の固有スキルの内、二つ目の《煉獄閃》は特に関係ない。あれは熱量の再利用と対象外の相手への決め手を欲した結果。経験を積む内に『必要』と感じて生えてくるタイプのスキル。<エンブリオ>にはよくある話だね」


 フランクリンは「だから問題は一つ目の方」と言葉を続ける。


「《地獄門》。あれほど露骨にユーのパーソナルを晒す力もない」

「…………」


 フランクリンの言葉に、キューコは目を細める。

 『やはりそこに触れるのか』、と。


「なぜ同族討伐数を参照するのかこれは簡単。ユーが父親を殺した犯人を罰したいから。罪が重ければ重いほど許せないから、殺傷数に応じて効果が変わる。動機やら心情は参照できなかったのか、シンプルに数で判断してるけれどね。ともあれ、『人殺しに罰を』、がユーの<エンブリオ>である君の本質」


 それはキューコも生まれた時点で察していたことだ。

 彼女はユーゴーの憤りから生まれた存在。

 同族(ヒト)殺しを、地獄に落とす<エンブリオ>。


「…………」


 未だユーゴー自身に告げることはできない後ろめたさを、しかし彼女の姉は理解していたのだ。


「君は殺人に対する罰の<エンブリオ>。では、なぜ罰が【凍結】に限定(・・)されているのか」


 そして、フランクリンの理解は……さらに先にあった。


「罰ならもっと苛烈でもいいはずなのに、なぜ生命は損なわれない【凍結】止まりなのか」


 キューコよりも長い時間、それこそ生まれたときからユーゴー……ユーリを見てきた姉はそれを理解し、推測している。


「ユーは答えを保留(・・)したいのよ」


 マッドサイエンティストのロールではなく、ユーゴーの姉としての言葉遣いでフランクリンはそう述べた。


「殺すのか、そこまでではないのか、許すのか。犯人に対してどうしたいのかあの子の中でも決まっていないの。あの子は優しいし迷う子だから」


 だからこその、回答の冷凍保存(・・・・)


「【凍結】で生殺与奪を握った上で答えを先延ばしする。あの子の迷いの具現が《地獄門》」

「…………」


 フランクリンの答えを聞いても、キューコは驚かない。

 自らの力がユーゴーの憤りと迷いの権化であると聞かされても、動揺はない。


「やっぱり、自覚はしているのね」


 キューコは頷く。

 彼女も感覚的にそうではないかと思っていた。フランクリンは、それを言語化した形だ。


「そして、それをあの子に突きつけるつもりはないと」

「だいじなのは、べつのことだから」


 大事なのは自らの在り方を聞かせることではない。

 むしろその逆であり、それは今行うべきではないことだ。

 いつか、それが自分にとって最後のトリガーになるのをキューコは悟っていた。


「なら、いいわ。暫くは様子を見てあげて」

「……? なんのためにこのはなしをしたの?」

「あなたが自覚しているかの確認と口止め。あなたも分かっているように、今のあの子にはまだ早い話だろうから。姉として、妹の傍に爆弾があったら気になるでしょう?」


 それはある意味で、この後のユーゴーの行動と重なることだ。

 ユーゴーは他人の心理を読み解き詳らかにするルークと、傷を持つ姉の接触を恐れた。

 対して、フランクリンは妹のパーソナルを読み解き、その自覚を恐れたのである。

 似た者姉妹、とも言えるだろう。


「あの子自身の成長と出会い次第で、受け止めて先に進めるようになるかもしれないわね」


 フランクリンはそう言いながら、『まぁ、その過程で迷走したまま変なスキルが生えるかもしれないけれど』と内心で少し心配していた。


「……はなしがすんだなら、でてく」

「ええ。ご足労かけたわね」


 そうしてフランクリンは背中を向けたキューコを見送る。

 ただ、不意にその背に声を掛けた。


「《地獄門》があの子の迷いだからこそ、あの子の成長次第で『罰の形(あなた)』は変わりうる」

「…………」

「いつかあの子が道を決めたときにでも、それは起こりうるわ」


 掛けられる声と向けられた視線は優しい。

 それはキューコの背を通して、妹の未来を見守っているかのようだった。


「ユーの心の権化であるあなたとどう向き合うかも含めて、ね」

「…………」


 その言葉は――キューコにとって最も大事なことさえも見透かしているようだった。


 ◇◆


 あれから時が経った。

 ウィンターオーブの地でユーゴーは未来に迷うことを止め、今を切り拓くために進み始めた。

 誰かに流されるのではなく、自らの決断と責任で歩む道。

 だからこそ、キューコも進化という形で先に進む。

 今はまだ完全ではなく、キューコがユーゴーに問うべき言葉も口にしてはいない。

 それでもユーゴーのパーソナルの変化は、彼女の力にも影響を与える。

 かつてフランクリンが予測したように、新たなる『罰の形』を得て……それは顕現する。


 ◇◆◇


 □■<北端都市 ウィンターオーブ>


『――?』


 光によって操られ、光が尽きるまで回復し続ける命なき戦闘兵器、【グラディウス】。

 しかし今、その力の半分は効果を発揮していない。

 大破した二機も、小破した三機も関係ない。

 損傷の程度も費やされたエネルギーも無関係に、それが癒えることはない。

 『癒える』という結果を、この空間に拒否されている。


「――《百刑氷河(コキュートス)実りの戒め(カイーナ)》」


 《百刑氷河(コキュートス)》。

 『罰』を権能とするコキュートスの必殺スキル。現在解禁された罰は二種類(・・・)のみだが、それぞれが罪人への『罰』としてこれまでの凍結能力とは異なる力を発揮する。


 その第一の罰の名は《実りの戒め(カイーナ)》。

 モチーフであるコキュートスを形成する四つの円の最外円であり、旧約聖書に登場する最初の殺人者カインに準えて名付けられた区画。

 かつて彼は農耕に従事する存在であったが、実の弟を殺した罰により神から農耕による一切の作物を得ることができないという呪いを受けた。

 施しても得られない。何も返らない。実りの否定。

 それをカタチにした第一の罰は――『回復効果の制限』。

 その効果を記述すれば、次のような文面となる。


『スキルの効果範囲内で使用された回復スキル・回復アイテムの回復量は、『使用者の同族撃破数』%減少する』


 つまりは、同族を一〇〇体以上殺傷した存在が回復スキルやアイテムを用いても、一切回復作用を発揮しないということ。

 回復のためにコストを用いても、回復という成果が実ることはない。

 罪を犯した者が癒すことを許さない。

 ユーゴーがカルディナの地で相対した者達……エミリーやラスカル、【サラマンドラ・イデア】、そして【フーサンシェン】を踏まえたからこそ、必殺スキルの最初の形として得た力。

 それが、《百刑氷河》の第一の罰である。


「……ッ」


 ラスカルに何をしたのかと問われて答えた後、ユーゴーは己の口元を袖で拭う。

 そこには、口から零れた血が付着していた。

 先刻の【ホワイト・ローズFB】の尋常ではない動きの中で、内部のユーゴーの内臓が少しだけ損傷したのが原因だ。

 軽度の傷であり、普段ならHP継続回復の装備やポーションでさっさと回復している。

 しかし、今はそれができない。


 なぜなら……ユーゴー自身も《実りの戒め》の効果対象になっているからだ。


 <叡智の三角>とカルディナ。

 彼女が身を置いた二つの居場所で、それぞれに彼女は大きな悲劇に関わることになった。

 自らも罪人として、悲劇の一因となった。

 それを今の彼女は理解し、認め、『未来のためには仕方ない』などという言葉で罪から逃げはしない。

 その心象変化があったからこそ、《百刑氷河》は彼女自身もスキルの範疇に収める無差別スキルとして成立した。

 ゆえに、複数の形を持ちながらも高い出力を発揮している。


『ふむ。テストなしの実戦投入など最悪だが、今のところは上手く機能しているようだな。今回の敵性対象に関しては有効であるらしい』


 【ホワイト・ローズFB】のコクピットに、もう一人のパイロットの声が響く。

 戦闘前に進化したばかりのキューコのスキルを即時使用することに、最も難色を示していた相手だ。


『それとパイロット君。分かっているだろうが、できる限りは自分でやりたまえよ。先ほどのようなアシスト、何度もできるものではないぞ』

「分かってるよ、【IG】!」


 動力炉型の特典武具、【機竜心核 インペリアル(I)グローリー(G)】。

 その装備スキルである《機心》により、【ホワイト・ローズFB】にはティアン最強のパイロットであるカーティス・エルドーナの操縦技術と人格を持った人工知能が宿っている。

 彼の腕前と戦闘経験は、今のユーゴーでは足元にも及ばない。

 ただし、彼の技術は無尽蔵に振るわれるものではない。

 彼が操縦に使用できる一日あたりの演算能力には限度がある。

 彼がフルに機体をコントロールすれば、一〇〇〇秒足らずで彼は機体を動かせなくなる。

 だが、【ホワイト・ローズFB】はその多機能さと操縦難易度ゆえ、ユーゴー一人ではまともに戦えない。

 それを避けてより長時間の戦闘を行うためにはユーゴーがメインで機体を操縦し、手の足りない副腕や搭載火器のコントロールのみを彼に任せる必要がある。

 それでも今のように危険な被弾が迫ったときは、カーティスが機体のコントロールを横から奪って回避する形だ。

 言うなれば、隣に教官を乗せた運転講習のようなものだ。

 危なくなれば教官がハンドルを取り、ブレーキを踏む。そういう仕様だ。


『【ホワイト・ローズ(この機体)】、キューコ(彼女)、そして【機竜心核()】。この三つが揃えば中々の戦力だ。上手く使いたまえよ』

「……やってみせる」


 制限付きとはいえ、今のユーゴーは戦力を大幅に引き上げている。

 【IG】のお陰で、まだ彼女自身では扱いきれない<竜王級マジンギア>【ホワイト・ローズFB】のスペックをフルに発揮できている。

 さらには進化で未完成とはいえ必殺スキルを獲得したキューコ。

 機体、サブパイロット、必殺スキル。新たな三つの要を獲得したことで、ユーゴーは上級職でありながら準<超級>上位クラスにまで戦闘力を引き上げられている。


「ラスカル・ザ・ブラックオニキス! どちらも回復はできないが……やれるかな?」

『問題ない。回復レースに勝ち目はなかった。ダメージレースだけの方がマシだ』


 外部スピーカーをオンにして、共闘戦線を組んだ相手に呼び掛ける。

 かつての敵であり今も信用はできていない相手であるため、ユーゴー・レセップスとしてのロールした言葉遣いだったが、あちらに気にした様子はない。

 そしてラスカルもまた状況の変化を合理的に判断する。

 今ここで、回復を封じるユーゴーのいる場で、大量に抱えたエネルギーごと【グラディウス】を始末する。

 それは今後の【フーサンシェン】討伐に大きく利するだろうと判断した。


(奴はこの街の手駒のエネルギーをここにいる無人機に収束した。倒す手段を得たならば、ここで奴の盾と矛を剥がす)


 引き続き観測ブイで【フーサンシェン】を捜索しながら、今は眼前の相手を打倒することを目的に戦闘を再開する。


『倒されてくれるなよ。そちらのスキルが消えれば、一気に不利になる』

「そちらこそ、手癖で回復頼りに無茶して落ちないよう気をつけたまえ!」

『高性能の無人機、良い実戦訓練だな。アシスト以上の無様を晒すなよ、パイロット君』


 互いに『死ぬなよ』と声を掛けながら、かつて【エルトラーム号】で殺し合った者達が共通の敵を打倒すべく――動き出した。


 To be continued

(=ↀωↀ=)<次回は別戦場にシフト


○フランクリン


(=ↀωↀ=)<もう一人の御誕生日キャラ


(=ↀωↀ=)<ちょうど本日更新の漫画版でも性格の悪さを晒してるフランクリン


(=ↀωↀ=)<あいつ身内とそれ以外への対応死ぬほど違うよねって


(=ↀωↀ=)<ちなみに身内認定していたけど最悪にやらかしたのがAR・I・CA

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] これ、レイくんがジャイアントキリングなら、 ユーゴは相手の強みを消して、同じ土俵で戦わせるスキルになっていくのかな
[良い点] ARICA一体何したんだ...
[気になる点] なんでユーゴーはラスカルについて知ってるんだろう?鑑定したのかな? ラスカルもフーサンシェンの名前をどこで知ったんだろう?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ