第十話 命なき者達へ
□■宝物獣の珠について
宝物獣の珠は先々代【龍帝】黄龍人外が封印した後、長らく黄河の宝物庫に眠っていた。
先々代【龍帝】存命中の【覇王】との戦争で使われなかった理由は、下手をすれば<UBM>が倒されて敵戦力を増強してしまうことが挙げられる。
それに自国の猛者に特典武具を持たせたところで、【覇王】相手では敵わない。
しかも当時の【覇王】が愛用していた武器である無銘の斧は、あらゆる属性を網羅する万能の武器。どんな特典武具を使おうと、相性で勝る攻撃法を選択されてしまう。
先々代【龍帝】だけが、そんな【覇王】に自らの武芸と術法のみで戦える存在だった。
下手な付け焼刃の特典武具を使うよりも、地力のみの方が対抗できるほどに。
それゆえ、彼は自らの集めた宝物獣の珠を温存した。
自分の天命が元より長くはなく、その命で【覇王】と刺し違えた後の黄河復興の礎とすべきと考えた結果でもある。
もっとも……彼が差し違えるまでもなく、【覇王】は【天神】、【地神】、【海神】の三者の命懸けの大魔法で封印されることとなったが。
余談だが、封印を施した三人の内の二人は死亡し、唯一生き残った【天神】も長く身動きの取れない状態となった。
それゆえ、彼は【覇王】封印後の西方の動乱期において自らの天命である【邪神】征伐を全うできず、とある牧童……【聖剣王】にそれを委ねることとなった。
その悔恨より、自らが動けぬ間の手足とし、【邪神】やその力を利用する者を挫くために育てた新たな徒弟達こそが<天神機関>と呼ばれる組織である。
◇◆
二人の超越存在が歴史より去った後も、宝物獣の珠は眠り続けた。
黄河を二分する内戦でも使われなかった。
古龍人達に辛うじて残っていた自制心、そして先々代【龍帝】に恥じ入る心が、自国民同士の殺し合いで彼の遺した宝物獣の珠を用いることを許さなかったのである。
その後、幾つかの珠は幾つかの部族への餞別とするか、国家の必要時に限定的に使用した程度で、大きく使われることはなかった。
それが内戦直後に即位した皇帝の遺志であり、彼と志を同じくする先代【龍帝】紅龍人超が数百年にわたって監視者となったからだ。
◇◆
それが世にばら撒かれたのは、つい最近の話である。
先代【龍帝】が死に、蒼龍人越が当代の【龍帝】となった。
そこで監視者としての【龍帝】が途切れたことで……当代の皇帝は宝物庫を開いた。
王国に赴く【龍帝】の正体を隠すために一体。
王国との外交で十体。
そして、盗まれた七体。
宝物庫に残っていた珠の内、一割以上がこの数ヶ月の間に世に零れた。
それ自体は状況の変化や多くの思惑による避けようのない出来事だったとも言える。
ただし数百年間という時間が齎す変化は、それだけではない。
絶対に避けられない変化があった。
それは――情報の劣化である。
数多の<UBM>と直接相対し、封印してきた先々代【龍帝】。
彼は当然の備えとして、それぞれの<UBM>の特性や注意点を文書に纏めていた。
それらの文書は宝物庫の封印を解かずに都度必要・有用な珠を選別できるよう、皇宮に併設した書院に保管されていた。
この点でも、先々代【龍帝】はとても配慮のできる人物だったと言える。
――ただし、彼の没後の内戦で書院が焼け落ちることは想定外だったが。
宝物獣の珠についての情報を網羅していたはずの文書は、多くが焼け落ちた。
加えて、実際に個々の珠についての詳細を知る者達も内戦での戦死が相次いだ。
内戦終了後、当時の皇帝の指示で情報の復元が行われたが……それは完全ではない。
焼け残った資料は限られ、<UBM>について知る者も自らの知る分しか知らない。
情報が失われたもののなかには、先々代【龍帝】自身しか詳細を知らない<UBM>もいる。<UBM>ではないが、今はルークの従魔をしているタルラーもこの類だ。
それでも皇帝はなんとか情報を集め、先代【龍帝】の成長を待ち、彼の立ち合いの下で不明な珠の能力の見分を行い、ようやくある程度は情報をまとめ直した文書を再編した。
しかし……それはやはり完全ではなかったのである。
ウィンターオーブに持ち込まれた珠も情報が欠けていたものの一つ。
回復の珠というのは、全く間違いではない。
その通りの効果を発揮する。重傷者の治療も可能で、後遺症などもない。
そうして使う内は人類にとって只管に有益な存在である。
ただし、先々代【龍帝】の遺した注意点と等級の情報は抜け落ちていた。
◇◆◇
□■<北端都市 ウィンターオーブ>
「クッ。なんという有り様だ……!」
獅子面と迅羽が去った診療所に、グレイ越しの通報を受けた衛兵達が駆けつけた。
彼らは破壊された診療所と……変わり果てた案内役や積み重ねられた死体に戦慄した。
「今日捕まえた連中といい、やはり議長の差し金か?」
「……どれだけ俺達を苦しめれば気がすむんだ!!」
衛兵の一人が怒りで声を荒げる。
周囲の者達も彼のように叫びはしないが、表情は怒りと悔しさで歪んでいた。
しかしそれも、彼らの背景を考えれば無理のないことだ。
「こなぁことを……いつまでも続けさせちゃならん」
そういう男の言葉は、ウィンターオーブよりも南の地域の訛りが混ざっていた。
ウィンターオーブの戦力である衛兵は、この街の出身者だけではない。カルディナの各地から集まっている。
しかし、共通点はある。
それは誰もが議長の陰謀の被害者だということ。
意図的な災害と医療問題を引き起こされたウィンターオーブ以外にも、ドミノ倒しのような陰謀で取り返しのつかない被害を受けた者達は多い。
ローグ市長は如何なる手段によってかそうした者達を見つけ、説得し、自陣営に引き込み、パワードスーツという力を与えたのである。
そうした理由と目的ある者達でなければ、市長から出された『ジョブを外す』という……この世界では自殺同然の条件を呑めなかっただろう。
「それで、犯人は?」
「黄河の迅羽氏が追跡してくれているらしい」
「そうか……。ならば我々もすべきことをしよう。まずは彼らの遺体の収容を……」
衛兵の一人は、山積みされた遺体に棺桶用のアイテムボックスを近づけようとした。
それより僅かに早く、
――施設の奥から爆発音が響いた。
それは、迅羽と相対していた獅子面がスイッチを押し込んだのと同時だった。
「!? 何が起きた!」
突然の爆発に心拍を跳ねさせながらも、衛兵達は爆発がした方向へと銃器を向ける。
爆発で扉が砕け、そこから黒煙が漏れ出し、火の爆ぜる音も聞こえてくる。
しかし、変化はそうした爆発に付随する現象だけではなかった。
砕けた扉の向こうから、コロコロと転がってくるものがあったのだ。
「何だ……?」
注意深く距離を離しながら、衛兵達は扉の奥を警戒しながらも転がってきたものにも銃を向ける。
それは透き通った球体だった。
一瞬、衛兵達はここに保管されていた回復の珠だと錯覚する。
しかしそれは掌に収まっていたあの珠と違い、ボーリング大の大きさがあった。
そして、すぐに球体ではなくなった。
解けるように、あるいは子供用の玩具のように、透明な球体に分割線が入って形を変える。
球体由来の曲面を残しながら頭や四肢を展開し……やがてある動物の姿を形作る。
それは、小さな狸だった。
硝子細工の狸。衛兵達の前に転がり出た存在を分かりやすく表現するならそうなる。
可愛らしい、脆そう、高そう。
衛兵達が一瞬抱いた穏やかな感想は、狸の頭上に表記されていた名前を見た瞬間に消え失せる。
「ッ! <UBM>!」
ソレの頭上には、<UBM>の命名規則に従った銘がつけられていた。
衛兵達は銃の引き鉄に指をかけ、狙いを定める。
同時に、衛兵の一人が診療所の壁際に設置していたパネルに触れる。
その直後、硝子の狸は光の檻に閉じ込められた。
『?』
それもまた<遺跡>から発見された技術の一つ。ユーゴーとラスカルを収監している牢にも使われているものだ。
檻の内にあるものは出られないが、外からの攻撃は内側に届く。
診療所では珠を保管していたのだ。当然、万が一の事態に対する備えはしている。
『……? ……?』
しかし、閉じ込められた狸は状況が分かっていないのか、首を傾げている。
それはどこか愛嬌のあるペット然とした仕草でもあった。
銃を向けられていることも、殺されそうになっていることも気づいていない様子だ。
「この<UBM>……回復の珠の? 奪われたはずでは?」
「わっからん。だぁが……妙に大人しい」
この狸には、<UBM>という名が抱かせる恐ろしさや凶悪さがまるで見えない。
野生の狸とて、人前ではもっと警戒を露わにするだろう。
(回復の珠の<UBM>だからか……?)
治癒という穏当な能力の持ち主と考えれば、これでも不思議はないのかもしれない。
(このまま大人しくしているなら、市長に指示を仰ぐべきか?)
即時攻撃が藪蛇になるかもしれないため、このまま光の檻で拘束できるならばとこの場の衛兵達のリーダーは考え始めた。
『b1edeac4e9』
その直後に、狸が動き出す。
カツカツと、カタチの割に硬質な身体で地面に音を立てながら、ゆっくりと歩く。
向かった先には一人の……獅子面に首を斬られた案内役の遺体がある。
光の檻の範囲は広く、狸だけではなく彼の遺体も一緒に中に入っていたのだ。
『a0bbdaa4』
それは声ではない言葉を発した。
身体の内に光を走らせて思考を示すそれは、衛兵達にはまるで理解できない言葉だ。
だが、直後の光景は既視感のあるものだった。
狸は光を発した。
柔らかな光が、案内役の遺体に沁み込んでいく。
それは衛兵達が幾度も見てきた……回復の光。
狸から発せられた光を受けて、無惨な有り様だった死体の傷が癒えていく。
切断された首が繋がり、傷が塞がる。
彼が生き返ることはなかったが、遺体はそうとは思えない綺麗な状態に戻った。
筋肉が弛緩したためか表情からも恐怖や驚愕のこわばりが消えて、穏やかに見える。
「やはり、回復の……」
この行動からも、硝子の狸が回復の珠の中身であるのは確実だった。
そして狸の治療行為は傍にあった案内役の遺体だけでは終わらない。
無惨に積み重ねられた他の者達の遺体に、この診療所全体にその暖かな光を振りまいた。
惨殺された死体達が、安らかな形を取り戻していく。
「…………」
回復の力を持つ<UBM>。
衛兵達の中には回復の珠……この<UBM>に致命傷から治してもらった者も大勢いる。
見た目や能力の穏やかさからも銃を向けるのが躊躇われた。
この友好的な<UBM>ならば、共存さえできるのではないかと思えた。
しかし、その考えは誤解であり、思い上がりにすぎない。
本当に友好的で危険がないのならば――そもそも珠に封印などされていない。
「危険がないようならば、市長に指示を……?」
衛兵のリーダーが通信機を手に取ろうとしたとき、光の檻の内側で変化が起きた。
狸の光で傷を治された案内役の遺体。
それはゆっくりと――立ち上がった。
「カルロ!? 生き返っ……いや!」
衛兵達はすぐに、それが蘇生ではないと知る。
顔を見れば一目瞭然だった。
光のない瞳と引き結ばれた唇の、無表情。
自らの蘇生に対しても、何の感情も抱いていないような姿。
それは既に、彼らの知る仲間ではなかった。
「アンデッド!?」
生命力を注いだところで、抜け落ちた魂は肉体に戻らない。
しかし今、生命力にあふれた肉体は無表情と無感情のまま動いている。
傷や腐敗の一つもないが……それは動死体そのものであった。
人形然とした様子は、むしろ黄河の僵尸に近いかもしれないが。
そしてその変化は案内役の遺体だけではなく……光が触れた全ての遺体で起きていた。
死体の山が、アンデッドの山となって再稼働を始める。
「ッ……! 生物には影響を及ぼさないが、死体だとこうなるということか!」
回復の珠はウィンターオーブで頻繁に使われたが、生者には何の異常も示さなかった。
回復の光……生命力を注がれた患者達は傷を癒やして命を繋いだ。
しかしまさか、死者に生命力を注ぐとこうなるとは……。
(……いや、手遅れと思われる患者に使用したケースもあったが、そのときは蘇らなかったはずだ。違いはなんだ……?)
リーダーは疑問を抱いたが、しかしそれについての思考を深める前にアンデッド達が無表情のまま、衛兵達に迫った。
「クッ……撃て!」
仲間の遺体を損壊する行為に躊躇いを覚えたが、この異常を前になすがままでもいられない。
衛兵達は魔力式銃器の照準を遺体の山に向けて、連射を開始する。
医者達の遺体が魔力の弾丸で粉砕され、パワードスーツを着用したままだった衛兵の遺体も多少は耐えたが弾幕の前に砕かれる。
『c8a8bba4』
だが、再び光が照射されると、アンデッド達の傷は瞬く間に修復された。
「……! 無尽蔵にアンデッドを作り、回復できる能力!」
元より、凄惨な死体を生前そのままの姿に回復してみせた。
従来のアンデッドにとって致命である頭の破壊も、この光がある限りは回復可能な手傷に過ぎないということだ。
獅子面が死体を作って放置していた結果、狸の手駒がこうして揃っている。
それはまるで、このための御膳立てのようにすら思える状況。
しかしそれは、珠越しでは分からないはずの性質を獅子面が知っていたということだ。
黄河本国ですら逸失した情報を……獅子面はどこで得たのか。
「こいつは統率者だ! 本体を狙え!」
しかし、死体をアンデッドにして使役する程度ならば、恐ろしくとも脅威ではない。
供給される生命力で死体が回復し続けようと、高い戦闘力を持つパワードスーツを着用した衛兵ならば問題ない。
狙うべきは、同胞の死体ではないのだ。
衛兵のリーダーは即座に判断し、その銃口を<UBM>に向ける。
『脆そう』な身体の狸に照準を向け、衛兵達は一斉に発砲した。
◆
運用していたウィンターオーブ、珠を盗んだゼタ、そして内乱後の黄河。
ソレが珠に封じられてからの記録を知る者達が、関知していなかったことが二つある。
まず、ソレは生命力を他者に与える力だけでなく、高い知能を持つということ。
ソレは珠に封じられてからは一度も死体を動かす使い方をしなかった点に表れている。
治療に使われる日々の中では、既に手遅れの死体に一縷の希望を抱いて使うケースもあった。
珠の術式に沿い、使われるままに生命力は与える。
ソレは生命力を注いで傷を癒やす。
そして魂を持たない命なきものであれば、ソレの注いだ生命力が魂の代わりに機能する。
死体に生命力を注がれた時点で、死体はソレが動かせる玩具となるのだ。
だが、ソレは任意で動かせる玩具を指一本動かさなかった。
操作能力が明らかになった時点で危険視され、厳重に封じられると分かっていたからだ。
ゆえに、自分の力を隠しながら従順に使われ続け、自らの解放を待った。
ソレは人間と違う倫理や常識、行動原理で動くが……愚かではない。
そして二つ目は、生命力を与えるという能力の意味だ。
生者に生命力を分け与えて回復させる、そのような力は持っている。
死者に生命力を分け与えて意のままに操れる動死体と化す、そのような力も持っている。
玩具……命なきものを回復・操作する統率者という読みも、正しい。
ただし、間違えている。
ソレは死体を操る<UBM>ではなく、命なき者を操る<UBM>。
その二つは同じことか?
いいや、違う。全く違う。
――範囲が違う。
◆
その違いの意味を――衛兵達は自分達の銃で頭を撃ち抜きながら理解した。
彼らのパワードスーツが着用者の意思を無視して動き、その頭部に向けて発砲したのだ。
つまりは、そういうことだ。
『a8e0bfe1、a4eab5a2』
命なき兵器も近づけばソレの玩具に過ぎない。
ソレこそは非生物支配特化型<神話級UBM>――【百棄弥光 フーサンシェン】。
黄河の言葉で『付喪神』を意味する……器物の王である。
『c8a8bba4。a0bbdaa4』
頭を撃ち抜いて即死した衛兵達も、直後に生命力を注がれて傷が治る。
しかし既に彼ら本来の命はない。
まるで生きているような綺麗な死体の兵士達が、パワードスーツと共に付き従う。
『bde8c8a2。d3e2bba4』
そして【フーサンシェン】は衛兵達を引きつれて、獅子面が壁に空けた穴から街へと出る。
「おい! 何があ……」
診療所内部の銃声やただならぬ様子の同僚達に声を掛けようとした衛兵は、仲間達と同じように自らの頭を撃ち抜いて……その列に加わる。
その光景に悲鳴を上げて逃げ惑う民間人を、衛兵の銃撃が襲い、殺し、そして治って列に加わる。
繰り返し、繰り返し。
殺し、治し、増やす。
衛兵は無表情に、無感情に、与えられた仮初の命で、本来の命を刈り取っていく。
死して肉体から抜け落ちた魂の姿が見える者がいれば、自らの身体の傍で衛兵達が絶叫する様が見えてしまっただろう。
『a8e0bfe1、bdadb3f1』
だが、それを為す者は彼らの悲嘆を知らず、見えず、理解せず。
命なき者で作った輪の中で、【フーサンシェン】は楽しそうに明滅する。
それを止められる者はいない。
ジョブを外し、戦力をパワードスーツに依存した衛兵では【フーサンシェン】に対抗できない。
【フーサンシェン】本体を攻撃できる迅羽は……都市外で獅子面と交戦中だ。
ウィンターオーブにとって【フーサンシェン】は天敵。
そして先々期文明のパワードスーツに溢れたウィンターオーブは、【フーサンシェン】にとって絶好の苗床であった。
このドミノ倒しの絵図を描いたものにとって理想的なほどに。
そして牌が倒れた先では……更なる絵図が描かれ始める。
◇◆◇
『緊急速報です』
『<北端都市 ウィンターオーブ>にて現地時間一三時、軍の武装蜂起が確認されました』
『兵士による攻撃で民間人にも多数の犠牲者が出ている模様です』
『政府関係者の話では、ウィンターオーブのスペクトラル・ローグ市長は先々期文明兵器の密造、他国との内通、都市国家連合の体制崩壊を企図した等の疑惑が取り沙汰されていました』
『武装蜂起の直前にカルディナから調査に派遣されていた人員が不当に拘束されたことも含め、カルディナ国防省は「今回の武装蜂起はそうした一連の動きの結果だ」とする見解を示しました』
『この事態を重く見たファンタズマ議長は緊急時権限を行使。当該都市及びその半径二〇〇キロ圏を敵対国家支配地域と定め、カルディナ国民に避難を呼びかけました』
『ウィンターオーブとの国境付近にお住いの方々は、行政の指示に従った行動をお取りください』
To be continued
(=ↀωↀ=)<19巻のチェック用原稿の作成に入っているため
(=ↀωↀ=)<次回の本編更新はお休みとなります
(=ↀωↀ=)<代わりにAEで18巻発売記念SSを投稿予定です
(=ↀωↀ=)<ご了承ください
○【天神】
(=ↀωↀ=)<今回の記述内容が【天神】とバトってる理由でもある
(=ↀωↀ=)<「【邪神】関係で悪巧みしてる議長殺す」
(=ↀωↀ=)<ちなみに王国から見ると
(=ↀωↀ=)<【邪神】=テレジア絶対殺すマンなので味方とも言えない
○全盛期【覇王】
(=ↀωↀ=)<やべー奴がやべー斧を好き放題使ってた時代
(=ↀωↀ=)<『弱点属性(防御突破可能属性)をバカげた威力と超々音速でブチ当てる』
(=ↀωↀ=)<という最強の後出しジャンケン
(=ↀωↀ=)<先々代【龍帝】は瞬間的に属性変化可能な《竜王気》プラスαで対抗した
(=ↀωↀ=)<戦闘のステージが明らかに違う二人
(=ↀωↀ=)<片方だけ出るとそれで軍としての勝敗も決まるのが三強時代の戦争です
(=ↀωↀ=)←数だけは多い三強の三番目
○回復の珠
(=ↀωↀ=)<はい。厄ネタです
( ꒪|勅|꒪)<さらっと言うんじゃねーヨ
(=ↀωↀ=)<予想見てると<UBM>化した真珠説も多かったですが
(=ↀωↀ=)<あいつは回復用ナノマシン送り込むという物理的な回復能力持ちなので
(=ↀωↀ=)<もしも<UBM>化して珠に入れられると機能しませんね
(=ↀωↀ=)<ちなみに件の真珠ですが、今は天地某所にあります
○【フーサンシェン】
(=ↀωↀ=)<若返りの珠だよ→マゴットセラピーだよ
(=ↀωↀ=)<凍結の珠だよ→エネルギー何でも吸収だよ
(=ↀωↀ=)<回復の珠だよ→非生物に生命力送り込んで付喪神にするよ
(=ↀωↀ=)<はい。表示法違反第三弾でございます
(=ↀωↀ=)<そして蒼白パートボスである
(=ↀωↀ=)<初期プロットだと獅子面が共通、【フーサンシェン】が蒼白パートのボス
(=ↀωↀ=)<じゃあ2.5日目パートは何が出るんですかというと……
○議長
(=ↀωↀ=)<「未来予測が限定されて、並べた牌が抜けている」
(=ↀωↀ=)<「いつもみたいにドミノ倒しができない」
(=ↀωↀ=)<「そんなときにどうすればいいかは簡単よ」
(=ↀωↀ=)<「直接倒せばいい」
(=ↀωↀ=)<…………
(=ↀωↀ=)<すごく、じゃあく
 




