プロローグ
(=ↀωↀ=)<今日は三月三日
(=ↀωↀ=)<ひなまつり&クマニーサンの誕生日ですね
(=ↀωↀ=)<そんな記念日なので連載再開
(=ↀωↀ=)<まぁクマニーサンはこのエピソードに全く出ませんけどね!
□ユーリ・ゴーティエ
深夜一時になろうかという頃、既に消灯済みの寮の自室。わたしは寮監さんに気づかれないよう、ベッドの上で毛布に包まりながら携帯端末の画面を見ていた。
SNSではもうじき開始される戦争……<Infinite Dendrogram>での皇国と王国の二度目の戦争と、それに伴う三〇倍加速の話題で持ちきりだった。
友達のソーニャも「夜更かししてでもログインし続けるから!」と言っていた。何でも、いつものパーティメンバーとクエストで遠出をする計画らしい。
もうとっくにログインしている頃だ。
「…………」
わたしはまだログインしていない。
戦争が始まる直前まで、わたしの視線はSNSとメール画面を行き来している。
どちらかにメッセージが来るのではないかと期待して……あるいは恐れて。
けれど結局、あと数分という頃合いになっても連絡はなかった。
つまりはそれが姉さんの答え。
『この戦争に関わらないで』というわたしへの、文なき手紙。
善意とも言える、音沙汰のなさ
「…………そっか」
そのことを悲しく思うわたしと、安堵しているわたしがいる。
わたしはまだ姉さんの目論見とそれが齎す結果を前に、自分がどう動くべきかの答えを見出せてはいない。
だから、何も言われなかった今は……どちらにも関わるべきじゃない。
けれどもしも、姉さんに『助けに来て』と言われていたら……。
「……わたしもログイン、しなきゃね」
カルディナでできた伝手に頼み、皇国に戻る手段も準備はしていた。
けれど、その必要がなくなったなら、カルディナから頼まれているクエスト……例の珠絡みの案件に関わる予定になっている。
賭博都市ヘルマイネの黄河マフィアの手にあった雷の珠。
商業都市コルタナの市長が所有し、解放されてしまった蛆の珠。
豪華客船エルトラーム号でマニゴルドさんが取引で入手した人化の珠。
元は湖上都市ヴェンセールにあり、都市の爆発と前後して行方不明になった氷の珠。
カルディナとグランバロアの戦いの発端となった土の珠。
かつて黄河から盗み出され、カルディナに流れたとされる珠は七つ。
けれどカルディナの情報網、あるいは議長の予知によってか、うち一つは既にカルディナにはないと判定されている。
だから、次が最後の一つ。
それは奇しくも、わたしが【エルトラーム号】でスター・チューンという記者の人から得た情報。
――北端都市ウィンターオーブにある回復の珠。
わたしが向かう先は皇国ではなく、カルディナ最北端。
情報が確認された『最後の珠』の回収クエストだ。
◇◆◇
□■カルディナ北部
広大な砂漠を、地平線の果てから昇る陽光が照らす。
氷点下に達していた夜の渇いた空気が、太陽の熱を帯びて少しずつ上がり始める。
極寒の夜と灼熱の昼が入り交じる朝の景色。
そんな砂漠の空を……巨大な物体が浮遊していた。
小さな島と、それに乗った城。
【未確認飛行要塞 ラピュータ】と呼ばれる<超級エンブリオ>が、東に向かっていた。
太陽の昇りくる方角、東にある母国を目指して。
要塞の指令室には、二人の人物の姿があった。
一人はこの<超級エンブリオ>の<マスター>であり、なぜかトドの着ぐるみを着ている【総司令官】グレイ・α・ケンタウリ。
もう一人は長身の僵尸の装いをした<超級>、【尸解仙】迅羽だ。
迅羽の義手の爪にはコーヒーのカップが二つ掛けられている。片方は昨日からこの要塞を飛ばし続けている同僚への差し入れである。
『ほらヨ』
『ありがトド』
『…………』
トド語に慣熟し始めている同僚へのコメントを差し控えながら、迅羽が砂糖とミルクを入れた甘いコーヒーを啜る。
昨日まで滞在していた王国は今頃戦争一日目であり、既に様々な戦いが起きているらしいが……出国している彼らには特筆することは起きていない。
安全で優雅な空の旅、とさえ言えるだろう。
とはいえ、このカルディナも安全地帯とは言い難い。
『ずっと北側に沿って飛んでんのはグランバロアとの戦闘に巻き込まれないためカ?』
『そういうこトド』
湖上都市の大爆発を発端として、両国の武力衝突が起きている。
件の湖上都市の爆発にしても、カルディナとグランバロアで意見が食い違っている。
カルディナは【大提督】醤油抗菌の犯行と断定し、グランバロアは会談場所であったヴェンセールが突如爆破されたと主張していた。
平行線のまま、両国の<マスター>の戦闘頻度は増していた。
『カルディナ領内での飛行許可と不可侵は約されているトド。だが、要人の護送ならばリスクは抑えるべきトド』
『そりゃそうだナ』
グランバロアも黄河を敵に回す気はないだろうが、巻き込まれる可能性はゼロではない。
とはいえ、北を飛ぶことにもリスクはある。
<厳冬山脈>に近いために、怪鳥種が飛来するのだ。食料乏しい山脈からの出稼ぎである。
尤も、ラピュータに寄ってきたところで、<超級エンブリオ>の防空能力を超えられる個体などそうはいない。
しかしそれでも、グレイは慎重にルートを設定している。
可能な限り南部から離れながら、絶対に<厳冬山脈>の……とある圏内に近寄らないように進んでいる。
それを示すように、指令室のマップ上にはある緯度から北が赤く色分けされ、『【彗星神鳥】警戒ライン』と表示されていた。
かつてグレイがそこで手痛い敗北を体験したのを知っているため、迅羽も何も言わない。
『それに北側を移動するのはもう一つ理由があるトド』
『例のスケジュールカ?』
黄河への帰国スケジュールと飛行プランには迅羽も目を通している。
その中に一件、寄り道とも言えるものがあった。
『第一皇子からの要請トド。北端都市ウィンターオーブに寄港して、VIPを一人乗せて欲しいという話トド。明日には到着する』
『そのVIPってのは十歳の子供だロ』
『ああ。第一皇子とウィンターオーブの市長は以前から鉱物資源の取引で縁があったらしいトド。その市長の御令嬢が黄河に留学が決まっていて、今回同乗させることになったトド』
『こっちは皇子とその婚約者の護送任務中だろうに、そんな相乗りタクシーみたいなことしていいのかネ?』
『不可解だがそれが第一皇子からの指示トド。あるいは、その御令嬢はカモフラージュで……何らかの密書でも携えているのかもしれんトド』
『……それはそれで爆弾じゃねえカ?』
迅羽は長い義手を組みながら唸る。
そもそも、今回の護送任務にしても不可思議なのだ。
グレイの派遣にしても命令を下したのは黄河皇帝ではない。第一皇子からの依頼だ。
護衛も黄河ではなく、王国側が用意している。
迅羽から見ても、黄河の動きはチグハグであると思えた。
『妙な感じダ。オレがいない間、黄河で変わったことがあったカ?』
『<蜃気楼>が壊滅したトド。地方の総督が連中と繋がっていたケースもあり、その後釜は今回の事件解決に尽力した<輝麗愚民軍>のオーナーである輝麗が任命されたトド』
『……ゲ』
自分と犬猿の仲である<超級>の栄達を聞き、迅羽は符の裏側で苦い顔をした。
そして『その街には近づかないでおこう』と心に決めた。
『それと決闘二位が不戦勝で小鳥遊に移った』
『まぁ、思ったより時間掛かったし仕方ねえナ。後で取り返すサ』
元決闘三位、【園庭王】小鳥遊催芽。
輝麗配下<五支将>の第一席。
端的に言えば、『強い』のではなく『怖い』<マスター>だ。それこそ真っ向勝負では彼が従う輝麗でも分が悪く……決闘一位で【龍帝】のツァンロンですら負ける恐れがある。
もっとも、迅羽に限れば相性的に容易い相手だ。
ゆえに一時的にランキングを明け渡すことは問題でないが……。
『これについても第一皇子は不満そうだったが、皇帝からは許可が下りていた』
『…………』
ツァンロンの護送以外でも、皇帝と継承順一位の第一皇子の意見対立が目立つ。
そしてどうやら皇帝の配下が輝麗達であり、第一皇子の配下がグレイであるらしい。
それで言えば、迅羽自身も第三皇子であるツァンロンの陣営ということになるだろう。
<超級>最後の一人である名捨は……こういうことには関わらない。
(皇帝は弱って第一皇子に実権を移したって聞いてたんだがな。これじゃあまるで……)
王国に来る前は感知しなかった対立構造が、今は明確に見えてしまっていた。
(もしかすると、ウィンターオーブに寄るのもそれ絡みか?)
七大国家では比較的安定していると思えた自国の内部事情に、迅羽は『大昔みたいに内乱でも起きるんじゃねえだろうな? 皇国の二の舞はごめんだぞ』と内心で不安を覚えた。
◇◆◇
□■カルディナ某所・【テトラ・グラマトン】
「ウィンターオーブの珠は監視しない、ということですか?」
「ああ」
<IF>の本拠地である【テトラ・グラマトン】の私室で、ラスカルは張にカルディナでの活動の終了を告げた。
椅子に座ったまま、右手の義手で卓上の地図を指し示して言葉を続ける。
「ゼクスの脱獄は成功した。こっちも天地に移動して準備を整える必要がある。データ蒐集と勧誘はここでストップだ」
今はレジェンダリアを移動しているらしいが、ゼクス達ならば三ヶ月以内には天地に到達するだろうとラスカルは予測している。
その前に<IF>の目的のために天地へと向かわなければならない。
「大陸に戻るのは天地に地盤を築いてからになる」
「大陸を……承知しました」
「アンタの懸念は分かる。<蜃気楼>の香主、華龍のことだろう?」
「……はい」
「こっちのサポートメンバーによれば、生きているそうだ。第二皇子の監視下で幽閉されているらしい。まぁ古龍人だから色々と事情があるのかもしれん」
「そうか、あの御方はまだ……しかし、第二皇子?」
「ああ。後継者候補の第一皇子でも、【龍帝】の第三皇子でもない。うちとの繋がりもないため、そこまで詳しい情報はないな」
「…………」
『なぜ表向きは処刑された人間の生存情報を掴んでいるのか』、『黄河の秘匿事項をそこまで知るサポートメンバーとは誰なのか』を疑問に思ったが、問わなかった。
「今は黄河と事を構えるわけにはいかない。だが、天地で立脚した後は、黄河にも手を伸ばすことになるだろう。アンタの目的はそこで叶えればいい」
「忝い……」
かつての主が存命である。それだけで今は十分だった。
「話を続ける。珠の観測は終了。カルディナ内のサポートメンバーはリヒテル以外順次引き上げさせる。残る問題は……」
「らすかりゅ! おそうじきたよ!」
「ご主人様! トリプルメイド参上ですよ! 喜んでください!」
「し、失礼します!」
ラスカルが張と話していると、彼の私室の扉を勢いよく開いて三人の少女が入ってきた。
一人はエミリー。<IF>の<超級>の一人であり、<Infinite Dendrogram>の内外でラスカルが保護している少女。なぜか今はメイド服。
一人はマキナ。ラスカルの<エンブリオ>であるデウス・エクス・マキナと連結した煌玉人であり、設計担当兼管制システム。いつもメイド服。
最後の一人はドリス。先日の客船の事件でエミリーが助け、拾ってきた少女。少し前から『ただお世話になっている訳には』と船内の雑務を手伝っている。しかしラスカルの記憶が確かならば昨日まではメイド服など着ていなかった。
なお、三人のメイド服はいずれもとても質が良さそうだった。ラスカルは『また勝手に高級素材使ってアイテム作ったな……』とマキナの所業に溜息を吐いた。
「……ここはいいから、空いてる部屋の方を頼む。近日中にサポートメンバーを拾うことになるだろうし、新メンバーとの合流もあるからな」
「え? でもらすかりゅのへやもちらかってるよ?」
「ふっふっふ。エミリーちゃん。あれは男の回避行動ですよ。きっと見られたら困るドえっちぃものがこの部屋に隠されてるんです!」
「そ、そうなんですか!?」
「――Get out」
自らのパートナーにあらぬ疑いをかけられたラスカルは、こめかみに血管を浮かべながら三人を追い出した。
「……その、大丈夫ですか?」
「…………痛覚遮断しているはずなのに頭痛に苛まれたが大丈夫だ」
額に手を当てて、疲れた顔をしながらラスカルは呟いた。
「……残る問題は彼女……ドリスのことだったんだが」
「ああ……」
本来、彼らがカルディナを去るときにドリスはどこかの施設に預けるつもりだった。
しかし、何と言うか……この短期間でこの船に馴染んでしまっている。
何より、エミリーがドリスを友人として認識していることはラスカルにも分かる。
引き離すことは彼女に取ってプラスにはならないだろう。
それに、年齢の近い友人はエミリーにとってはそうそう得られない相手だ。
「……折を見て彼女の希望を聞いて、同行を望むならばそのように」
「承知しました」
そうして張も退室する。
ラスカルは独りになった部屋で、深々と息を吐いた。
そして窓の外……これまで活動してきたカルディナの砂漠を見る。
「ゼクスが収監されてこちらの時間では一年と経っていないはずだが……随分と長かった気もするな」
ゼクスがシュウに敗れた後、【死神】と交渉し、マキナと出会い、彼女に兵器開発を委ね、彼女の情報提供で<遺跡>を暴き、<超級>と交戦し、ガーベラを拾い、新たなサポートメンバーをスカウトし、珠の監視を取り仕切り、【エルトラーム号】に乗り込み……と彼のやってきたことは多岐に亘る。
オーナーのゼクスが収監され、もう一人のサブオーナーであるゼタが実働部隊であったために、運営業務のほぼ全てが彼にのしかかったとも言える。
例外はラ・クリマの担当する改人と人身売買部門くらいだ。
「しかし、ゼクスは再び世に出た。天地でメンバーが揃えば一段落だ。……ゼクスが運営できるのかという問題はあるが」
ゼクスは【犯罪王】であり、ある種のカリスマを持つ。
彼らの旗頭としては申し分ない。
だが、実務能力は適したものであろうか?
喫茶店のオーナーと、巨大組織の運営は別の話である。
はっきり言って未知数であり、他のメンバーを鑑みても運営はこれまで通りラスカルの担当になりかねない。
むしろ『今後増大する業務も自分に回って来るのではないだろうか……』という不安はラスカルにもある。
「流石に国一つの運営は俺でもな。張のような人材をもっと増やせば……。あの地に元々いるティアンの官僚も……いや、それは向こうについてから実際に確認しなければならないか。敗戦直後だ、人材がどの程度残っているかも怪しい」
その不安要素をひとまず棚に上げて、ラスカルは席を立つ。
それから部屋に備え付けたコーヒーメーカーで、自らコーヒーを淹れ始めた。
マキナに任せると無駄に高級アイテムをぶち込んだゲテモノ飲料を出してくるため、もはや全て自分で用意した方がいいと学習した結果である。
(そういえばゼクスのコーヒーは美味いらしいな。再会したら一杯淹れてもらうか。その程度は、労ってもらってもいいだろう)
そうして窓の外を眺めて、立ったままコーヒーを飲み……。
「ご主人様!? 張さんに聞きましたよ!? もうカルディナ出ちゃうんですって!? 待ってくださいよぅ!」
扉を開けて突撃してきたマキナのタックルにより、熱いコーヒーが気管支に入り込んだ。
「ごふぁ……!?」
痛覚はなくとも喉が焼け爛れる感覚と呼吸困難に膝をついて咳き込む。
「あ、コーヒー零れてますね。やっぱりお掃除必要じゃないですか!」
「マァ、キィ、ナァ……」
爛れた喉から恨めし気な声を漏らしながら、ラスカルは震える手で持っていたコーヒーカップを机に置いた。
コーヒーの代わりにポーションを服用し、喉と口内の傷を癒やす。
「……あー、あー。それで、待てと言う理由はなんだ?」
喉の調子を確かめてから、マキナにタックルの理由を問う。
マキナは振る舞いこそ考えなしの阿呆だが、中身は先々期文明の叡智の結晶。
人格はともかく、能力的には信頼できる相棒でもある。
それがああも慌てて『待て』と言うならば、それなりの理由があるのだろうと察した。
「はい! あのですね、北部を通っているので、私はてっきりウィンターオーブに寄ると思ってたんですよ」
「北部を通っているのは南部の戦闘に巻き込まれないためだ。あいつらの戦いの監視は俺達のタスクじゃないからな」
指名手配の<超級>であるラスカルだ。最悪両勢力から集中攻撃を受けてしまう。
何分、グランバロアにとってラスカルは墓泥棒に近い。
この【テトラ・グラマトン】のベースこそ、先代の【大提督】が運命を共にした新造戦艦だったのだから。
醤油抗菌あたりが目にすれば、最優先で潰しに来る。
ゆえに最も蒐集すべきデータであると分かっていても、観測は他のサポートメンバーに任せている。
「北部ルートだが、ウィンターオーブに行く予定はない。このまま黄河辺境を横断して天地との<境海>に向かう。黄河のサポートメンバーの手引きもあるしな。……このプランに何か問題があるのか?」
ラスカルはそう告げると、マキナは残念そう……と言うよりも何かを惜しむような顔をしている。
「ウィンターオーブでちょっと廃品回収がしたかったんです」
「廃品回収?」
「あー、そのー、確定情報じゃないんですけどね? 最近、あの付近の情報を精査したらちょっと無視できない情報があったというか……」
ラスカルは『俺に大慌てでタックルしてきたわりにはハッキリしないな』と思いながらも、マキナの言葉を待つ。
そして、彼女の口から事の次第が説明され……ラスカルは呻いた。
「という訳で行った方が良いと思いますよ?」
「…………そう、だな」
ラスカルは、またもないはずの頭痛を堪えるように額へ手を当てた。
明らかにプランの練り直しが必要な情報だったからだ。無視するには大きすぎる。
『もっと早く言ってくれよ……』と思ったが、時間は巻き戻らないもの。
彼はこの問題の解決策を吟味し、何人で、如何なる手段で向かうかを考え……。
(……俺とマキナの二人で向かうのが最も早く、トラブルなく解決できるか)
今回も自ら動くしかないと判断した。
To be continued
(=ↀωↀ=)<本来、蒼白のこのエピソードと2.5日目は
(=ↀωↀ=)<同じタイミング&近い場所で発生する別の戦いだったけど
(=ↀωↀ=)<もう混ぜてしまえってなりました
(=ↀωↀ=)<混ぜたのもあって初期プロットからの変更が多く
(=ↀωↀ=)<登場人物が半分くらい変わったというか増えた
(=ↀωↀ=)<あと蒼白は昔活動報告などで予告してたものと色々順番変わりました
(=ↀωↀ=)<ちなみに変更入れまくったプロットは整理したけど
(=ↀωↀ=)<まだ書き終わってないので更新は四日ペースです




