閑話 あの人は今
(=ↀωↀ=)<連続更新
(=ↀωↀ=)<まだの方は前話から
□■二〇四五年四月中旬
「商業クランの合併?」
それはエルドリッジ達<ゴブリン・ストリート>が、<エルトラーム号>の事件によるデスペナルティから復帰した直後のこと。
マニゴルドとの約束であった戦利品の売買に関する相談をしていたとき、通信越しにそんな話題を切り出された。
『そうだ。現在、複数の商業クランを一まとめにする動きが進められている』
「状況が読めないな。順を追って話してくれ。俺達に何の関係がある」
『発端は、コルタナの市長が死んだことだ』
「?」
それはエルドリッジには無関係の話であるが、彼が関わった<マスター>……ユーゴー・レセップスやエミリー・キリングストンが中心にいた事件である。
コルタナ市長が<UBM>の珠に手を出した結果、街の中心地で<UBM>が解放され、市長も含めて多数が死亡した事件だ。
『市長は複数の商業系クランの元締めだった』
クランとは必ずしも<マスター>だけのものではないし、戦闘要員だけのものでもない。
人員を管理する上で有用な点もあり、ティアンの商業団体もクランとして登録している場合は多い。
ジョブクエストを発行する商人ギルドではなく、商業団体としての集団だ。
ダグラス・コイン市長は元々が大商人。カルディナ最大の都市の長となった後は、多くの商業系クランを……言い方は悪いが『支配』していたのである。
『彼の急死に伴い、関わった犯罪が多数露見した。傘下のクランについてもだ』
メンバーのほとんどは市長の陰謀に関与しない商人だったが、各クランのオーナーや幹部には黒い繋がりがあった。
市長の死後に明らかになった罪状の数々により、続々と逮捕されているのが現状だ。
『幹部を失ったクランだがそのままでは立ち行かない。組織運営に秀でた人材を議長サイドから送り込み、コルタナ市長傘下から議長傘下の組織へと塗り替えている。メンバーの雇用条件はむしろ改善しているので反対もほぼない』
「それは結構な話だな」
『ああ。そして議長傘下としてまとめる上で、複数のクランも合併しようという話になった。その方が管理も楽だからな。前の盟主であった市長は暗躍のためにあえて分散していたようだが』
一目では自分が頂点にいると分からない方が扱いやすかったのだろう。
それに分散しておけば、状況次第でクランごと切り捨てることもできる。
「ふむ」
『しかし合併をすると、恐らくはランキングに入ってしまう』
「ああ。それはそうだろうな」
メンバーのクエスト達成数がクランのランキングを左右するため、商業クランが単体でランキング入りするケースは少ない。<叡智の三角>や<ウェルキン・アライアンス>は例外だ。
だが、カルディナ最大の都市で複数の商業クランを一つに合併すれば、下位ランキングに食い込む可能性は高い。
『しかし、完全な非戦闘クランをランキング入りさせても、有事に無駄が多いだろう?』
「戦争中のエリアへの侵入権などか。皇国の<叡智の三角>のような兵器開発クランならばまだしも、完全な商業クランでは利が薄いな」
『そこでフリーに近い<マスター>の受け入れ先……皇国の<LotJ>に近い戦闘部門も併設しようかという話になっている』
カルディナと密接な繋がりがある者達のための戦闘クランは既にある。
最強のクランである<セフィロト>と、準<超級>クラスの<マスター>を集めた第三位クラン<メジャー・アルカナ>だ。
今回はそうした直属の戦力ではなく、都度戦力を募集するための受け入れ先。言わば傭兵を集めるクランだ。
戦争時の緊急募集だけでなく、今回合併される各商業クランが戦力を必要とした場合に備えた部門でもある。
「ようやく話が読めたぞ。俺達もそこに所属してはどうかという話なんだな?」
『ああ』
マニゴルドの肯定に、エルドリッジは……少しだけ苛立たしそうに息を吐いた。
「……ふん。道理は分かる。あの船での戦いで――負けているため不本意だが――俺達は多少なりとも<セフィロト>のお前が満足いく戦果を出せたのだろう。そして協力の報酬だった戦利品の引き取り先も、所属クランが複数業種の商業クラン……複合企業となればいくらでも捌きようはある。利益の最大化も可能だろう。カルディナは在野の戦力を獲得し、俺達は収入の伝手を得る。Win-Winの関係という訳だな」
エルドリッジはそう言って、
「――お断りだ」
――きっぱりと断った。
「俺達はクランの看板を下げてお前達に従う気はない」
<エルトラーム号>で<IF>の誘いを断った男は、今回もまた拒否を示した。
彼にとって<ゴブリン・ストリート>というクランは譲れない一線なのだ。
そんな彼の返答を受けてマニゴルドは、
『ああ。看板を下ろす必要はない』
エルドリッジの予想していなかった言葉を述べた。
「何?」
『各商業クランの人員を<ゴブリン・ストリート>に加入させる。
つまり、君が複合企業クランのオーナーだ』
「……………………は?」
予想どころか理解もできない申し出に、彼はその頭脳をしばしフリーズさせた。
そしてたっぷり何十秒か考えた込んだ後……。
「……ありえん」
ようやく絞り出したのは、至極当然の一言だった。
「俺達、<ゴブリン・ストリート>は野盗クランだ」
『知っている。ああ、これについてカルディナからの条件は、『カルディナの所属になること』と『今後カルディナに登録した商人やガイドのついた相手はターゲットから除外すること』だ。正規の相手を見分けるアイテムがあるので近日中に送らせてもらう』
「王国で指名手配されている」
『一つ二つの国からの指名手配はさして意味がない。皇国最大の商業クランとて、オーナーのフランクリンは王国の指名手配を受けている』
「……唐突に俺達の下につけられて、商業クランの人員は納得するのか?」
『今残っている連中は自分達が知らず悪事に加担していたことで衝撃を受け、その上で逃げもせずに上が据え変わるのを良しとした連中だ。戦闘系クランが元締めの位置についたところで、議長からの監視の一つとして承諾するだろう』
自らの栄転の問題点を列挙するエルドリッジだが、しかしその全てでマニゴルドは予め答えを用意しておいたかのように即答していく。
実際、マニゴルドは既に質疑応答のリストを先に議長から受け取っている。
「…………最後に、もう一つ」
『何だ?』
「俺は、そこまで買われる覚えはない。お前達から見て、俺は彼方此方で<超級>に負け続けた敗残兵だろう?」
かつてはゼクスに敗れて王国最強のPKから失墜し、クラン自体をレイレイに半壊に追い込まれ、自身も迅羽に敗北し、その後も数多の<超級>に負けて転々としてきた。
そんな自分をカルディナがそこまで評価する理由が、エルドリッジには不明だった。
『さて、それはどうかな。<超級>に負けたことは何のマイナス要因でもないと思うぞ。そもそも、<超級>がズルいだけだ』
「?」
『<超級>、それに超級職は強さの土台が違う。桁違いの超常能力に、レベル制限のない体。持っているエネルギー自体の桁が違う。ゆえに強くて当たり前だ』
第六と第七、上級職と超級職。
その二つの間の格差は、あまりにも大きい。
『だが君や……今は王国にいる元グランバロア決闘二位は違う』
「…………」
エルドリッジはそれを自分とリアルでも知り合いである相手のことだと察した。
『超級職や<超級エンブリオ>が増える前の実力者だ。上級職と<上級エンブリオ>という一般的な力で、しかし技術と頭脳によって勝ち抜いた猛者。君も今は【強奪王】だが、それとてジョブに就く以前から実力を示したからこそだろう』
【強奪王】という超級職の転職ノルマは、ジョブの性質から自然と対人戦を要求される。
しかし、エルドリッジはティアンを狙って指名手配されたのはごく最近のことだ。
ゆえにエルドリッジが【強奪王】に就いているのは、上級職時代から数多の相手……<マスター>との戦いを勝ち抜いた証左でもある。
『それにオーナーとして大人数を率いていた経験もある。<セフィロト>はカルディナの戦力の代表として<超級>を集めたクランだが、複合企業の傭兵部門……数多の<マスター>を率いて戦うクランならば君のようなタイプの方が適役だ。これについては俺もそう考えている』
「……俺も?」
その言葉がエルドリッジには引っかかった。
『これについては』という文言と併せれば、それまでのエルドリッジを複合企業クランのトップに据えようとする言葉は誰かからの受け売りということになる。
『ああ。白状すれば、今回の打診は議長からのお達しだ』
「カルディナの議長? ラ・プラス・ファンタズマか?」
この大国を運営し、<セフィロト>を直轄戦力として操る女怪が、エルドリッジと<ゴブリン・ストリート>を名指しした。
エルドリッジはいよいよ分からなくなった。
直接顔を合わせて共闘したマニゴルドならまだしも、伝聞でしか知らないはずの議長がなぜ……と。
『カルディナではよくあることだ。今回はラッキー……ではなく報酬の前渡しとでも思って受け取ればいい。これも布石なのだろうからな』
「どういう意味だ?」
『君もカルディナで活動するならじきに分かる。さて、どうする?』
「……少し考えさせてくれ」
通信を切り、エルドリッジは暫し考える。
今回の話は好条件すぎるほどに好条件だ。
ランキング入りする複合企業クランのオーナー。各部門への差配は派遣された議長直下の人材が行うのだろうが、今後人員を増やす傭兵部門はそのままエルドリッジに任せる腹積もりらしい。
加えて、野盗業にしてもカルディナから識別アイテムを渡される。
グランバロアの海賊船団のように国家公認の私掠部隊ということだ。どれだけ野盗を行っても国から指名手配されるリスクはなくなる。
さらに手に入れた戦利品はクラン内の商業部門が売りさばくため、売り捌くことにも困らない。
そもそも、その地位があれば野盗以上に稼ぐ手段がいくらでもあるように思える。
断言できる。今後再起を目指しても、<ゴブリン・ストリート>の看板を掲げた上でこれ以上の好条件は絶対にない。
「…………」
だからこそ、怪しむ。
Win-Winと言うが、天秤は釣り合っていない。
しかし申し出たのがカルディナである以上、カルディナはエルドリッジ以上の利を得る算段があるはずだ。
だが、エルドリッジにはその利が見えない。分からない。
あまりにも思考材料が不足しているが、材料が満ち足りるのを待つ間にこの機会は去っていくだろう。『幸運の女神には前髪しかない』とはよく言ったものだ。
(どうすべきか……)
そうしてエルドリッジは悩み……。
「オーナー! 宿の厨房借りておやつ作ったっすよ!」
「フェイ。ノックはしましょう」
彼が借りていた宿の部屋に、クランメンバーであるフェイとニアーラが入ってきた。
「……ああ。ありがとう」
エルドリッジが見た二人の装備はレベルと比すれば貧相なものだ。
元々のフェイの装備はエミリーに袈裟斬りにされた際に破損し、ニアーラなど防具はおろかメイン武器の狙撃銃さえも【インペリアル・グローリー】に叩き潰されている。
ユーゴーから渡された金はあったが、ニアーラのスィーモルグの補充にも金銭が必要であったため現金はほぼ残っていない。
今のレベル帯の装備を新調する金はなく、船での戦利品を捌かなければ無理だ。
……今回の申し出を断ったとき、はたして戦利品は捌けるのだろうか?
「じゃーん! 余ってたパンの耳を揚げて砂糖まぶした奴っす! リアルでもよく作ったっすよ!」
「宿の主人が提供してくれました。出費は砂糖と油だけなので低コストです」
「……………………そうか」
エルドリッジはフェイの差し出したおやつを齧りながら、「……申し出受けるか」と決断したのだった。
◇◆
かくして<ゴブリン・ストリート>に多数の商業系クランが合併。
数日後のランキング更新においても事前の予想通り、二八位でのランクインとなった。
「ところで、複合企業クランの名前が<ゴブリン・ストリート>で大丈夫っすかね?」
「構わないのでは? ウォール街のようにも聞こえますし」
「あ! たしかにそうっすね!」
「…………」
エルドリッジは言及しなかったが、そもそものクラン名の由来の一つが正にウォール街である。
メンバーの誰にも言っていないが彼のリアルは米国の銀行家。馴染み深い呼称に、野盗のニュアンスであるゴブリンをつけて<ゴブリン・ストリート>だ。
それがまさか、複合企業クランとしての名前になるとは思わなかったが。
ともあれ、王国で壊滅した<ゴブリン・ストリート>は、カルディナで再興……というよりも転生を果たしたのであった。
◇◆
そして合併から内部時間で数週間。
古巣である王国が講和会議や“トーナメント”で騒がしい頃も、<ゴブリン・ストリート>の経営は良好であった。
それもエルドリッジの才覚によるものが大きい。
名義上のオーナーと傭兵部門だけという話だったが、立場上は各部門の元締めであるために情報が上がってくる。
それを放置して任せきりにしてもよかったが、生来の性格からマメにチェックしていた。
エルドリッジはチェックの中で各部門の改善点を導き出し、さらに他部門と連携したより効率的な商売のアイディアについても発案した。
それらは主に彼がリアルで学び、或いは関わった企業の実例を踏まえてのアイディアだったが、試してみれば効果は覿面であった。
伊達にリアルで大銀行の御曹司をやっていない。
結果として、今では他部門の相談まで受ける羽目になっている。
また、傭兵部門についても持ち前の分析力でメンバーに適したクエストへの割り振りを行い、高い成功率を叩き出していた。
彼の実務能力からすれば、野盗業のみで利益を出していたかつてよりも、商業と傭兵業を扱う今の方が格段に儲かることは当然とさえ言えた。
そして目に見えた成果により、再編からの短期間で<マスター>と商人のどちらからもクランの加入者が増え、次のランキング更新で中位クラン入りは確実と言われている。
だが……。
「……俺は何故、<Infinite Dendrogram>の中でも仕事をしているのだろう」
三倍の時間。三倍の休暇を求めての<Infinite Dendrogram>だったはずが、これでは仕事が三倍になっているのではないか……と今の自分に疑問を覚えるエルドリッジであった。
そこでクランを投げ出せないのが、彼という人間の性格であるが。
(まぁ、俺達三人の装備も新調でき、今後ニアーラのスィーモルグをほぼ無制限に使えるくらいの金は入った。地価の下がったコルタナで本拠地も構えた。しかし……)
利益を上げること自体は嫌いではないが、デスクワークばかりで腕が疼いてもいた。
なお、フェイとニアーラは傭兵業の実働担当として彼方此方に出向いている。彼女達からも「オーナーと一緒に行きたいっす! もちろん野盗でもOKっす!」、「御手隙になられましたら、久しぶりに三人で動きたいですね」などと誘われている。
(今のクランは拡大中だが、再編直後の繁忙期は一段落している。そろそろ休暇を取ってもいい頃合いか。……いや、本来はゲーム自体が『骨休め』の筈なんだが)
もしも声に出していたらフェイが『スケルトンだけに、っすね!』などと言っていたかもしれないが、彼はそこまで独り言は多くないし、フェイも留守だった。
「……ん?」
不意に、着信音が鳴る。
昔から使っている通信魔法の機器に誰かからの着信が入っていた。
(これに繋ぐのはマニゴルドか、王国の頃の知り合いの筈だが……)
エルドリッジは『チェルシーあたりか?』と思いながら、通信を繋ぐ。
「ハロー?」
『久しぶりですね。エルドリッジ』
「……お前か」
通信相手の声には聞き覚えがあった。
かつて王国で<ゴブリン・ストリート>と並び立っていたPKクラン、<凶城>のオーナーの声だ。
『カルディナでクランの再興が叶ったようでおめでとうございます』
「そちらのクランも躍進したようだな。……何の用だ?」
カシミヤ同様、エルドリッジにとっては敗北を喫した相手であり、繋がりはあっても友人と言えるほどの関係でもない。
まして、今の彼女はもうPKクランの一員でもない。かつて<ゴブリン・ストリート>が凋落した要因……<超級>のレイレイを擁するクランのメンバーである。
<ゴブリン・ストリート>がランク入りしたのと同時期に、彼女が今属する<デス・ピリオド>が王国の二位になったことは知っている。
<凶城>の看板を下ろし、<デス・ピリオド>に加わる。自分と違う道を選んだ彼女が何を思っているかは、エルドリッジには分からない。
『今回はあなたに一つ相談がありまして』
「……戦争に関してか?」
『察しが良いですね』
王国が皇国との戦争に備えて、トーナメントなど戦力補充の手を打っていることは知っている。
特典武具は魅力的な賞品なのだろうが、王国で指名手配されているエルドリッジには関係なく、またカルディナでのクランを捨ててまで得るモノではないと判断していた。
だが、トーナメントを経ず、王国に所属しなくとも……戦争に関わる手段はある。
『あなたのクラン、今は二八位ですね』
「ああ」
ビースリーの言わんとすることを、エルドリッジも察している。
戦争期間中、戦争の舞台である戦域に入れるのはランカーのみ。
しかしそれは当事国のランカーには限らない。
第三国であるカルディナのランカーであっても、侵入は可能だ。
実際、かつての戦争では<セフィロト>がその仕組みを活用して動いている。
『一応は先に聞いておきます。カルディナはどう動く算段ですか?』
「俺は何も聞いていない。指示もない。以上だ」
エルドリッジの言葉に嘘はない。
カルディナから今度の二国間戦争について特に何の指示も受けていない。グランバロアとの抗争についても同様だ。
つまりは、どこで野盗業務を行ってもいいということではある。
戦時下の国で、どちらかの国のランカーを一方的に狙う……露骨な加勢行為であったとしても。
戦争の三十倍時間中にデスクワークを続ける気もないので、本音を言えば参加自体は吝かではない。
『そうですか。でしたら単刀直入に。こちらの戦力として加わりませんか?』
「…………そういう話だろうな」
エルドリッジは内心、『自国で指名手配されている男を、躊躇いなく戦力として呼びつけようとするとは恐ろしく面の皮の厚い女だ』と引いていた。
……実を言えば最近リアルで会った旧友からも似たような誘いを受けてはいたのだが。
「……金で雇われる気はないぞ」
一昔前と違って資金面で困ってはいない。
また、何の利もなく動くことは信条に反する。
ゆえに『お前は何を提示して俺の手を借りるつもりだ?』と言外に問うたのだ。
それに対するビースリーの返答は……。
『エルドリッジ。私はお願いではなく、提案をしているんですよ』
「何?」
エルドリッジの予想したトーンとは異なるものだった。
『エルドリッジ、これまで何度<超級>に敗れました?』
「…………」
それはクランが再興した今もなお、エルドリッジに残る傷。
世間でのエルドリッジ、そして<ゴブリン・ストリート>に対する評価の中には、今も『<超級>に連敗した者』、『かませ犬』という風聞が付き纏っている。
そんな彼とクランの傷跡を……。
『そろそろ――<超級>に勝つ機会が欲しくはありませんか?』
彼女の言葉が、撫でた。
To be continued
※指名手配犯の無許可入国に至る




