第九十一話 フルオープン
(=ↀωↀ=)<出てくる手札が多いので書いても書いても終わらない
■ハスターについて
ハスターとは、二十世紀最大の創作神話体系であるクトゥルフ神話に存在する神の一柱である。
黄衣の王、名状しがたきもの、邪悪の皇太子など様々な異名を持つ存在であり、クトゥルフ神話の各作品における描かれ方も様々だ。
中でもオーガスト・ダーレスの執筆した『The Trail of Cthulhu』においては自身と敵対関係にある神格と戦う人類に対し、自らの支配地にて間接的に眷属の召喚法・使役法を与える一種の協力者的存在としても描かれている。
ケイデンスの<エンブリオ>、アポストルwithカリキュレーター【弄風皇子 ハスター】は、その部分を特に強くモチーフとした存在である。
能力特性は、『魔法の開発』。
手札そのものを増やせる力こそが、ケイデンスの『切り札』である。
無論、好きな魔法を自由に開発できるわけではない。
開発可能なのはケイデンスが習得している魔法の発展形に限られる。
それはアポストルの特性である『掌握・改変』を、<マスター>であるケイデンスの内面世界……より正確には彼が保有するジョブの器に対して行っているからだ。
開発対象とする魔法属性の器に満ちた力……ジョブレベルが高いほど開発可能な魔法は幅広く、威力も高くなる。
結果としてハスターの開発魔法の多くは【嵐王】に関連した風属性の魔法であり、お手玉……《弄風皇子の御手玉》もその一つだ。
他はサブに置いた【賢者】などで、他属性も多少は開発できる程度だ。
また、ハスターは魔法のアシストも担っている。
通常、ジョブで得た魔法の発動にはアシストがあり、知識がない人間でもレベルを上げれば使用できるようになっている。
制御を始めとする魔法に必要な仕組みは、ジョブそのものが与えてくれるということだ。
しかし熟練した魔法研究家ならばアシストを外した魔法のカスタムが可能であり、魔法系の【神】に就く者のほとんどはそれが可能な者達になっている。
そして<エンブリオ>ではあるが、新たな魔法を開発可能なハスターもまたジョブのアシスト以上の魔法制御能力を有している。
超級職奥義相当のお手玉を数十基同時に操ったのもハスターの制御能力の賜物だ。
そして超級職奥義クラスの魔法を数十、同時に扱えるならば……。
――超級職数十人がかりの大儀式魔法さえも単独で使用可能ということになる。
◇◆◇
□■アルター王国・某所
「乞い願う――《永劫の探求を》」
ケイデンスの宣言と共に、彼の周囲に無数の魔法陣が浮かび上がる。
それらは集合と拡散を繰り返し、内部に描かれた文様を複雑に変えながら徐々に幾何学的な模様を描いていく。
必殺スキル、《永劫の探求を》。
ハスターの魔法制御能力を増大させて魔法開発モードに移るスキルであり、基本スキルから発展したタイプの必殺スキルである。
ただし、今この場で全く新しい魔法を創ろうとしている訳ではない。創る魔法は以前にもハスターが作り上げた事のあるものだ。
だが、その魔法は魔力と空気以外に必要なものがない《御手玉》とは違う。
周辺環境によって前提となる魔法構築が異なり、発動の都度ハスターが再計算して魔法の構築をやり直す必要がある。
つまりは今、この場で目的の魔法を編み直している。
『愚かな! むざむざ使わせるわけがないでしょう!』
魔法陣を展開して見え見えの大技を撃とうとしているケイデンスを、敵が放置するはずもない。
毒性竜巻を回避したレヴィアタンが、再度その力をケイデンスに叩きつける。
それは、直接攻撃ではない。毒の発生源である【醜風蕭杖】に近づくほど愚かではない。
レヴィアタンは自らの尾で大地を抉り飛ばし、数多の岩塊……そして巨大な岩盤を超音速で撃ち出したのだ。
直接攻撃のみを防ぐ類の力であればこれで被弾する。
そうでなくとも、岩盤による生き埋めは避けられないと考えての一手。
大地に埋めて風属性魔法に必要な空気を大きく減じれば、魔法の威力も落ちるとも考えた。
魔法発動の妨害を目的として放たれた岩盤は、狙い通りにケイデンスに覆い被さってその姿を押し隠し、生き埋めにした。
『小さ過ぎる身体が仇となりましたね』
自分ほど巨体であれば岩盤で潰されることもなかっただろうにとレヴィアタンは嘲笑い、
『――?』
――自らの異常に気づいた。
いつの間にか……その体は足元から徐々に変色していたのだ。
変色に伴い、HPも削れていく。講和会議での戦いでも装備していた継続回復の特典武具はあるが、その回復量よりもダメージ量が勝っていた。
『毒? なぜ? 竜巻には触れていないはず……』
レヴィアタンはその症状の原因が【醜風蕭杖】であることは察した。
だが、皮膚から浸透する毒だろうとレヴィアタンは自らの高いAGIが齎す思考速度で見切り、毒性気体やそれを巻き込んだ竜巻を完全に回避していたはずだった。
一体いつ、毒を体に受けたのかが彼女には分からない。
『…………』
対して、冷静に状況を分析したベヘモットは既に察していた。
災害の如き戦闘で荒らされた地面、その土砂の中に微量の青緑色の欠片が混ざっている。
「ねぇ、知ってるー?」
自らに覆いかぶさった岩盤を《御手玉》で粉砕しながら、ケイデンスが浮上する。
彼の周囲では、今も魔法の発動準備が進んでいる。
レヴィアタンの目論んだ空気不足は……発生していない。
そも、彼は自分で空気を作ることができる。
ハスターのオリジナル魔法が一つ、《星界の風》。
魔力を酸素に変換する魔法であり、先刻は高々度にいたガンドール達第二陣を攻撃した《大嵐》を使う際にも併用していた魔法だ。
これがあるゆえに、彼に環境による空気不足はない。
何となれば、宇宙空間でも風属性魔法を使って見せるだろう。
そして地底より浮き出た彼は笑みを浮かべ、普段通りの様子で雑学を振りまく。
「カルトロップって日本ではマキビシって言うんだってー」
カルトロップとは馬や戦象、人間の足を狙って設置する小型スパイクであり、日本の忍者が用いたとされる撒菱と酷似したものだ。
しかし、ケイデンスが撒いたものはスパイクではなく……。
『あれは固形化した毒ガス』
「せいかーい♪」
ケイデンスはそう言って【醜風蕭杖】とは逆の手に持った、小さな杖を見せた。
その小杖の名は【浮気不雲 クラウダスト】。
<ターミナル・クラウド>建造にも用いた雲や煙を固形化する特典武具である。
【醜風蕭杖】で発生した毒ガスのほとんどを竜巻で巻き込みながら、少量を密かに固形化して土に混ぜていたのだ。
竜巻の回避に気を取られて、この毒菱を踏むようにと。
吸引ではなく皮膚接触で浸透する毒だからこそ、この手法でも問題なく機能する。
「大きすぎる身体が仇になったねー。足元疎かでやんの」
ケイデンスは先刻の言葉を返しながら、まんまと毒を浴びたレヴィアタンを煽った。
『――貴様』
怒りで眼球付近に血が集まり、レヴィアタンの目が赤く染まる。
だが、それでも迂闊には動けない。
毒菱は今もばら撒かれたままであり、触れれば触れただけ毒の進行が早まるだろう。
こうした毒に効果があるのは【快癒万能霊薬】だが、ガーディアン体のレヴィアタンが服用しても効果を発揮する分量にはまるで足りない。
そして、この得体の知れない相手の前でメイデン体に戻るリスクは大きすぎる。
(レヴィにダメージ以外の異常はない。継続ダメージのみに絞った毒の特典武具、かな。強力だけど……勝負を決めるほどじゃない)
ベヘモットの分析では、この毒菱戦術でのケイデンスの狙いは時間稼ぎ。
警戒させて動きを制限することや、毒の回復で手間取らせることが目的。
そうしながら、ベヘモット達を倒しうるだけの魔法の発動準備を整えている。
『…………』
ベヘモットの採りうる選択は二つ。
ケイデンスの大魔法の前と後、どちらで仕掛けるか。
発動前に潰す。通常ならば鉄板だ。悩む余地もなくこれだ。
しかし、ケイデンスの防御性能が高すぎる。
ベヘモット達が猛攻を浴びせても、触れた感触さえない。
そうでありながら、幻でもなく実体がある。
(この防御スキルはもしかして……クラウディアの言ってたアレかな)
あまりにも不可解な防御スキルについて、記憶に引っ掛かるものがあった。
もしもそうだとすれば、この防御スキルは発動に対して消耗がある。
ならば大技をあえて使わせて消耗させ、防御スキルが維持できなくなってから仕掛けるという策もある。
それに大抵の大技は、ベヘモット達ならば発動の予兆を見た時点で回避できる。
一瞬後には地平線の先まで退避可能だ。直撃でなければ耐えられるだろう。
(けれど……)
だが、ベヘモットの経験則と勘がそれぞれに告げている。
経験則は、『このクラスの強敵であるケイデンスがそんな読み間違いはしない』、と。
勘は、『ケイデンスにはまだ見せていない手札がある』、と。
結論から言えば――どちらも正しかった。
◇◆
(いいね)
レヴィアタンが毒菱を警戒して動きを止めた時点で、ケイデンスの目的は達成された。
構築中の魔法に必要な座標情報は、それで定まったのだ。
ハスターが構築中の魔法の照準をレヴィアタンの口内にセットする。
もっとも、まだベヘモット達には気づかれていない。
今は照準を設定しただけで、そこには微量の魔力も流してはいない。
構築中の大儀式魔法は発動までに『座標照準』、『魔力の集中と制御』、『圧縮』の三段階の工程を踏む必要がある。
これから時間を掛けて目標の座標に魔力を流し込み、魔法を編まなければならない。
初めてこの魔法を試したときは、完全構築までに三〇分を要した。
改良した今でも十五分は掛かるだろう。
相手は魔法職ではないが、魔力を流し始めた時点で気づかれるかもしれない。
仮に気づかなくとも十五分も立ち止まっている訳がない。
そんなことを相手の口の中でやるのだから、絶対に成功しないのが道理だ。
だが、今のケイデンスならば問題ない。
一〇〇〇秒足らず、一瞬で過去に変わる。
「――《終末時計》」
――ケイデンスは第四の特典武具……腕に嵌った時計のスキルを作動させた。
◇◆
伝説級【縮致歩辿 シャシージー】。
ケイデンスが優勝した“トーナメント”七日目で賞品となっていた<UBM>である。
“トーナメント”の賞品となった珠は、事前にある程度は能力が検証されている。
【シャシージー】の珠は黄河側の資料に『短距離転移』と記載され、実際に使用者を数メテルから数百メテル移動させる力があった。
使用者は移動に伴って体力を消耗し、それ以上に魔力を枯渇寸前まで消費していた。
ゆえに『魔力を代償に短距離ワープする<UBM>』と予想されたのだ。
しかし不思議なことに、消費した魔力の量と移動距離が比例関係ではなかった。
人によって同じだけの魔力を消費しても、移動距離に差が出たのである。
不可思議なランダム性ではあったが、能力自体は変わらないために『短距離ワープ(推定)』として賞品欄に記載された。
そして“トーナメント”はケイデンスが優勝し、挑戦権を得た。
<UBM>に挑む彼が考案した討伐手段は、面白みのないものだ。
珠の解放前から結界内を【醜風蕭杖】の毒ガスで満たしたのである。
自身をハスターの作った圧縮空気のバリア……防御魔法系超級職の奥義にも匹敵する多層防壁で守り、長い封印で弱った【シャシージー】が毒で死ぬのを待ったのである。
懸念点は短距離ワープで結界まで突破して逃げられること。
しかし、六日目の<UBM>にカシミヤが逃げられていた影響で王国側が脱走対策を施していたため、恐らく問題はないと判断した。
そして彼の挑戦は始まって……問題なく討伐を達成する。
【シャシージー】自体は魔獣の<UBM>だったらしいが、結局ケイデンスのバリアを突破できないうちに毒で死んだ。
その際、ケイデンスが疑問に思ったのは、【シャシージー】のAGIと『攻撃された回数』が噛み合わなかったことだ。
明らかに、攻撃された回数がAGIから想定される数よりも多い。
この時点でケイデンスは『短距離ワープと言いつつも、実際は加速能力だったのかな?』と推測していた。
だが、その場合は検証した者が加速と気づかなかったのが疑問だった。
そんな風に考えている内に、彼の手にMVPの証である特典武具……【縮致計 シャシージー】が与えられた。
「……あ、そういうことー」
与えられた武具の説明を読んで、ケイデンスも理解した。
【シャシージー】の能力は、『短距離ワープ』ではない。
――『過程の省略』だ、と。
MPを一〇〇ポイント消費する毎に実行予定の行動を一秒省略する。
それが、特典武具となった【シャシージー】の力である。
移動しようと考えていれば、過程を省略して『全力疾走で移動したのと同じ距離』を移動する。
この時点で検証結果に差異があった謎も解けた。
同じ魔力で同じ秒数だけ過程を省いても、AGIが違うから移動距離も変わったのだ。
体力の消耗も、その距離を全力疾走したのと同じだけの体力を使っていたに過ぎない。
重要な制限として、省略できる行動が限られていた。
具体的には『他者に影響を及ぼす行動』は省略できない。
『誰かを攻撃する』という行動を省略しようとしても、自らの行動が相手に触れた段階でスキルが強制中断される。
ゆえに省略を完遂できるのは、移動など単独で完結可能なものに限られる。
――しかし、その中にケイデンスの望むものがあった。
(これ……『魔法の準備時間』も省略できる?)
魔法職が大規模魔法を使う際に避けられない、魔法の準備時間。
魔力のチャージや発動までの制御は、大魔法になるほど長引く。
だが、魔法の発動まで相手に影響を与えないように留意すれば……【縮致計】はその準備時間を限りなくゼロにできる。
それはかつてハスターが編み出しながら、実戦では使いようがなかったケイデンス最大の魔法も……例外ではない。
ゆえに、【縮致計】はケイデンスにとって、『短距離ワープ』などより遥かに意味がある特典武具だったのである。
◇◆
「――《終末時計》」
ケイデンスの宣言と共に、一〇〇〇秒の過程が省略される。
一〇〇〇秒分の《インナー・ポジション》と《終末時計》の消費も、彼には軽いもの。
省略される一〇〇〇秒の中で、彼とハスターがするはずだった行動が進行する。
超級職数十人分にまで増大したハスターの制御能力をフルに使用。
目標座標に【風狂魔】の残存魔力の五割……魔法超級職百人相当の魔力を移動。
制御能力の二割で《星界の風》を連続起動。
発生した膨大な空気がレヴィアタンに触れる前に、六割の制御能力で連続圧縮。
圧縮に次ぐ超圧縮。熱量圧縮によるプラズマ化を【賢者】に由来する他属性の魔法技能と二割の魔法制御によって回避、現気温と均等な温度を維持。
周囲に影響を及ぼさない常温でありながら、純粋に極限まで圧縮された空気。
自然界ではありえない特異物質を構築する。
それら全ての過程が、既に完了した。
必要なのは、照準に要する一瞬のみ。
定まれば――ノータイムで必ず相手に直撃する。
風属性魔法超級職【嵐王】。
風力変換魔力貯蔵庫【風狂魔】。
魔法開発特化使徒【弄風皇子】。
伝説級特典武具【縮致計】。
干渉無効超級職【傲慢魔王】。
五つの切り札がケイデンス最大最強の魔法を完成させる。
(ねぇ、知ってるー? 地球の大気の総重量って約5000兆トンもあるんだってー)
コマ落としの如く、レヴィアタンの口内に超々圧縮空気塊が生じる。
(――安心しなよ、桁は三つくらい少ないからさ)
国家一つ分の大気が、一立方メテル未満にまで圧縮されている。
ここから先の行動は、かのレイ・スターリングがやったことと同じことだ。
「――《黄の印》」
――即ち、圧縮空気の解放。
レヴィアタンの口内で――地上最大の気化爆弾が炸裂した。
To be continued
(=ↀωↀ=)<前書きで「書いても書いても終わらない」と述べましたが
(=ↀωↀ=)<それはそれとして、このバトル後に二日目でやることに困っている
( ꒪|勅|꒪)<……何デ?
(=ↀωↀ=)<初期プロットの二日目のイベントを、二つほど一日目にやっちゃったからですね
(=ↀωↀ=)<書いてるうちに「ここは畳みかけてくるだろー」と前倒ししていたのです
(=ↀωↀ=)<だからこの戦いが終わった後
(=ↀωↀ=)<『三日目(とその前の2.5日目)行く』か
(=ↀωↀ=)<『三日目のイベントも前倒す』か
(=ↀωↀ=)<『二日目にさらにイベント足す』か現在進行形で悩んでます
〇《終末時計》
(=ↀωↀ=)<「できたものがこちらになります」なスキル
(=ↀωↀ=)<なおスキップ分の行動については本人も認識していない
(=ↀωↀ=)<省略であって時間加速の類ではない訳です
〇《黄の印》
(=ↀωↀ=)<簡単に言うと超凄い版風蹄爆弾
( ꒪|勅|꒪)<小学生みたいな語彙
(=ↀωↀ=)<魔力から空気を生産して固めてドカン
(=ↀωↀ=)<爆発規模デカすぎて【傲慢魔王】なかったら自分も巻き込まれる
(=ↀωↀ=)<なお、このようなリソースを物質に、物質をリソースに変換する現象は
(=ↀωↀ=)<<Infinite Dendrogram>では頻繁に行われています
(=ↀωↀ=)<《星界の風》の空気作成はそうした現象の中でも簡便なもので
(=ↀωↀ=)<僕達も似たようなことをよくやります
(=ↀωↀ=)<……空気ごと消す人が結構いるからね
(=ↀωↀ=)<ちなみに《終末時計》使わない&相手に触れない位置で発生させるなら
(=ↀωↀ=)<『他者に影響を出さない』という《終末時計》の縛りが消え
(=ↀωↀ=)<プラズマ化阻止する工程が要らなくなります
(=ↀωↀ=)<むしろそっちの方が威力上がりますが、爆発ではなく熱量攻撃になります
(=ↀωↀ=)<ちなみにプラズマ化した場合は酸素が主成分なので黄色く発光します
〇戦闘力こぼれ話
(=ↀωↀ=)<前にどこかで言ったかもしれないけど
(=ↀωↀ=)<初期構想段階では『超級』と名がつくもの一つにつき『S』一つ扱いで
(=ↀωↀ=)<『<超級エンブリオ>、超級職、超級武具揃ってるとSSS』
(=ↀωↀ=)<みたいなノリを考えてました
( ̄(エ) ̄)←SSS
(白衣)←SS
(σ■-■)←S
(=ↀωↀ=)<まぁ結局のところは『今時分にSSS級というのもなー』
(=ↀωↀ=)<と思って作中で設定名称として出すことはなくなったのだけど
(=ↀωↀ=)<作者内でキャラの基本戦力(相性抜き)の概念としては残ってます
(=ↀωↀ=)<なので超級職だけの人(準<超級>各位)や
(=ↀωↀ=)<<超級エンブリオ>だけの人(ガーベラやミロスラ―ヴァ)はSな訳だけど
(=ↀωↀ=)<ケイデンスは超級職が二つでSS扱い
(=ↀωↀ=)<まぁ普通はダブル超級職でも同時には活かせないのでSSじゃないけど
(=ↀωↀ=)<ケイデンスはハスターがオリジナル魔法作るから
(=ↀωↀ=)<【魔王】メインにしたときの『サブジョブの奥義使えない』が何の制限にもなってない
(=ↀωↀ=)<なので<超級エンブリオ>&超級職の<マスター>と同格クラスです
( ̄(エ) ̄)<それだとゼクスの奴がSSSSになるクマ?
(=ↀωↀ=)<彼はなんていうかワイルドカードだよ
(=ↀωↀ=)<あ、試製滅丸装備もS扱いなのでカシミヤとかもSSです
 




