第十一話 レベルアップツアー
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□【司祭】レイ・スターリング
姉へのプレゼントを買い、フランチェスカさんとお茶をした日の夜。
夕食を済ませてデンドロにログインすると、すぐにネメシスが姿を現す。
「か、帰ったか、レイ」
「ああ。これから約束のレベル上げだ」
その声は震えている。
まぁ、ログインした立地を考えると仕方ないことではあるが……。
「だ、だがのぅ、何も、ここでなくともよいのではないか?」
ネメシスが怯えた目で周囲を……墓石の並んだ夜の墓地を見ながら言う。
そう、ここは王都の墓地、<墓標迷宮>の門前だ。
ログインしてすぐに<墓標迷宮>でレベル上げをするため、前回はここでログアウトしていたのだ。
「今の王国のフィールドは王国皇国問わず<マスター>の活動が活発だからな」
王国側は各地で開戦準備。
皇国側は戦場となる王国の地理の把握に努めている。
こちらにとっては庭だが、あちらには敵地。内部時間で三週間近くの準備期間、地形の調査に当てるのは当然であり、各地を動き回っているようだ
そして、講和会議前にランカーを襲撃して回った【兎神】クロノ・クラウンの例もある。
「だから、レベル上げをするならここがベストなんだよ」
闇討ちによる妨害を避けるため、純粋なレベル上げならば皇国が侵入できない<墓標迷宮>でやるのが一番だ。
「り、理屈は分かるが、生理的にのぅ……」
あれから怨念に触れる機会も多々あったが、ネメシスのおばけ嫌いはどうやら治っていなかったようだ。
「まぁ、アンデッド層の戦闘は《銀光》纏わせたシルバーで体当たりするか、《煉獄火炎》で片付くから……。前みたいにネメシスでスプラッターしなくても大丈夫だぞ?」
「……信じるからの?」
うん。俺も一晩中磨かされるのは時間的にもちょっときついし。
「っと、そろそろ予定時刻か」
そう呟いたころ、門の前に人が集まってきた。
「レイさーん。お待たせしましたー」
「オーナー! こんばんはー!」
「今日はよろしくお願いします。オーナー」
まずやってきたのはマリー、それにイオとふじのんだ。
今日は彼女達と組んで<墓標迷宮>でのレベル上げを行う。
マリーも「いやー、流石にそろそろサブジョブ埋めようと思いましてー」と言って参加している。
マリーの場合、まずはロールプレイありきなのでそこから外れたジョブは(【料理人】以外は)取らないらしいが、一体どんなジョブで埋めるつもりなのか。
イオとふじのんは、俺同様にまだカンストしていないのでそのためのレベル上げだ。
ちなみに、ルークと霞はいない。
ルークは従魔のレベル上げも行うため、従魔が動くのにサイズ的な制限があるこの<墓標迷宮>ではなく外でレベル上げを行っている。
霞は他の<マスター>を避けるためのレーダー役も兼ねて、ルークに同行している。
そして残る二人は……。
「お待たせしました。みなさん、時間前行動ができてますね」
『…………』
彼らはとても特徴的であり、何と言うか「死神」寄りだった。
なにせ一人は大鎌を肩にかけ、もう一人は骸骨ヘルムを被っているのだから。
【鎌王】ヴォイニッチ氏と【聖騎士】パトリオット氏、<AETL連合>のツートップである。
この六人が今回のレベル上げのメンバーだった。
「この度は<AETL連合>主催、<墓標迷宮>レベルアップツアーにご参加いただきありがとうございます。これから改めて説明させていただきますね」
ヴォイニッチ氏がニコニコとした笑顔で説明を始めた。
でも、大鎌担いでるのもあってちょっと怖いと言うか……トランプのジョーカー感あるよなこの人。
“突然死”ヴォイニッチなんて異名で畏れられてるらしいし。
『…………』
そして説明をヴォイニッチ氏に任せ、パトリオット氏は今日も沈黙していた。
しかしながら、ヴォイニッチ氏の言う『<墓標迷宮>レベルアップツアー』を持ち掛けてきたのはこのパトリオット氏である。(ヴォイニッチ氏が代弁していたけど)
とある条件と引き換えに、高効率のレベル上げを提供されることになっている。
「皆様は事前にオーナーの<エンブリオ>ネタロウのスキル、《鳴かず飛ばず》を実行した上でログアウトをなされていることと思います」
ネタロウ。
モチーフは日本の民話の一つ、三年寝太郎だろう。
事前に聞いている効果も、民話のそれと近いものだ。
「ネタロウの《鳴かず飛ばず》は、事前に同意の上で設定した時間だけログアウト後の再ログインを封じるスキルです。それが完了してログインしてきた皆様には、ステータスに特殊バフの【英気】が消灯状態で表示されていると思います」
ステータスを確認すると、【英気】という見覚えのない表記が確かにある。
ただし、今は電気のついていない電灯のように暗くなっているが。
「この後、狩場に到着した段階でオーナーがネタロウで《飛天驚鳴》というスキルを使用します。すると、【英気】が稼働状態になり、その後の一時間は《鳴かず飛ばず》で設定したログアウト時間に応じた経験値ボーナスを得ますね。最大効率はリアルで丸一日……こちらの時間で七二時間のログアウトでおよそ一〇〇倍の経験値効率となります。それ以上の日数を設定した場合は、効率は変わりませんが効果時間が延びます」
そう、これがこのレベル上げの肝だ。
通常、ログアウトしている間はレベル上げ出来ない。
ログイン中の戦闘やジョブクエストのクリアがレベル上げに繋がる。
だが、この二つのスキルは違う。
ログアウトしていても、いやしているからこそログイン後に超効率でレベル上げができる。
同じ時間をぶっ続けで戦うよりもレベルアップに繋がる。
破格のスキルとも言えるだろう。
「いやー、これすごいスキルですねー。記者系統の上級職よりもすごくないですかー? ああ、<AETL連合>にカンストが多かったのもこの辺の事情で?」
「ええ。しかしこれはクランの部外秘ですので、あまり公言は止めてくださいね。表向きは【記者】の人」
「あっはっはー。分かってますってー」
探りを入れるマリーに対し、暗に「こっちもそっちのこと分かってますよ?」と言いつつ、ヴォイニッチ氏が牽制していた。
「ですが今回は特別です。戦争に備え、我々にとって最重要の提携相手である<デス・ピリオド>の皆様のレベル上げのため、是非使わせてほしい……とオーナーも仰せです」
そう。今と同じような説明と打診を、先の会議の後に受けたのだ。
戦争までにカンストできるか怪しかった俺達には渡りに舟だった。
そして彼らが提携を求める理由も、こちらにとって決してマイナスにはならない物だったのも大きい。
「このレベルアップが功を奏し、戦争にも勝利できた暁には……」
ヴォイニッチ氏が笑顔を消して真面目な顔になり、彼らの望みを口にする。
部外秘のレベルアップツアーを提供してまで、彼らが俺達に求めるものは……。
「――アルティミア陛下とテレジア殿下に、我々のアピールお願いします!」
『――サインも何卒宜しくお頼み申す』
あ、パトリオット氏喋った。
「……はい。とりあえずサインは貰ってます」
「おお! ありがとうございます!」
要するに、<AETL連合>の要求は崇拝対象からの印象アップだ。
他の<マスター>よりもアズライト達に近い俺達に、自分達のことを良く伝えて欲しいらしい。
アズライトはともかく第三王女とは会ったことがないが、兄が知り合いらしいのでサイン含めて何とかなった。
というか、本人達が思っているよりもアズライトから彼らへの信頼は元々高い。
だから別に俺達から改めてアピールしなくてもいいと思うが、サインも欲しいらしいので一応は取引になるのだろう。
「それでは張り切っていきましょう!」
そんな訳で、レベルアップツアー開始である。
◇
引率の二人と一緒に、<墓標迷宮>の目当ての狩場を目指して階層まで下っていく。
なお、ネメシスはアンデッド層を抜けるまで紋章に引きこもっている。
「そういえば、エリちゃんへのアピールはいいんですか?」
アンデッドを倒しながら進んでいると、マリーがそんなことを口にした。
「ああ、たしかに」
エリちゃん。第二王女エリザベート・S・アルター。
<AETL連合>は現在三王女の合同ファンクラブ。
ここにいる二人やアズライトとテレジアのファンクラブはともかく、レベルアップツアーがクランの機密であるならばエリザベートファンの者達に恩恵がなくて良いのだろうか。
多分、頼めばサインくらいは貰えそうだけど。
「『…………』」
だが、パトリオット氏とヴォイニッチ氏は顔を見合わせた。
パトリオット氏は骸骨ヘルムで表情が見えないが、ヴォイニッチ氏の表情も踏まえて考えれば「どっちが言う?」みたいな雰囲気だ。
で、今回もヴォイニッチ氏が俺達に向き直って口を開いた。
「実は……エリファンの皆さんがクラン抜けまして……」
「えっ!? また!?」
リリアーナファンクラブに続いてそっちも!?
「まさか……今回も俺が原因で……?」
『否』
「というか、前の崩壊はオーナーが関わってたんですか?」
ふじのん、ちょっと引いたような顔しないでくれ。
俺も崩壊させる気なんてなかったんだ。
ただ、「クラン入れてください」って言ったら色々あって離脱したんだ。
……改めて考えても、何で他所様のクランの崩壊に関わってるのだろう。
「えー、じゃあ、ボクとか?」
「それも違います。ほら、戦争前にエリザベート殿下が黄河に渡ることになったでしょう? それで……『じゃあ一緒に俺達も渡るわ』と全員が辞表を提出しました」
「……なんとまぁ。迅羽達の黄河行きの情報は、俺も知っていたが……」
何でも数日中に黄河の<超級>、【総司令官】グレイ・α・ケンタウリの飛行要塞型<超級エンブリオ>が王都に到着するらしい。
それに乗ってエリザベートは黄河に輿入れすることになり、迅羽もそれに同道するらしい。
なお、今回の護衛は黄河の依頼ではなく、アズライトから妹であるエリザベートの護衛を任されたそうだ。
また、他にも護衛として参加する<マスター>を募るという話だった。
特にランカー以外の『戦争に参加できない<マスター>』がメインらしい。
現時点で、かなり希望者は多いと聞いている。空を往くので黄河に渡る所要時間が短くなり、さらに護衛の報酬も良いらしいから当然と言えば当然か。
……しかし、ランカークランである<AETL連合>の一角もそっち行ったか。
ていうか、輿入れだけどそれでもついて行くんだな。
ある意味、ファンの鑑と言うべきか……。
「そういえば、マリーはあの子と仲良かったよな?」
「ええ」
「……ついて行かなくていいのか?」
「もちろん心配ですとも! ですが目の前の戦争をどうにかこうにかしないと、エリちゃんの実家がなくなっちゃいますからね! じゃないと連れ戻……げふんげふん」
おい、今何を言いかけた。
「と、兎に角! ボクは戦争に注力しますよー! エリちゃんにはあとで砂漠を突っ走って会いに行けばいいのです!」
「そうか……」
マリーがそう決めたのなら、それ以上言うこともない。
「それに丁度いい人を見つけてボクの代わりをお願いしましたからねー」
誰か知り合いの<マスター>に護衛をお願いしたのか?
そういえば、先輩も誰かと連絡を取っていた様子だった。
二人ともベテランとしての伝手を使い、戦争という事態に対処してくれているのだろうか。
「戦争には出られないけど強い人ですからねー。あ、ちなみにレイさんも知ってる人ですよ。あっちから『彼のクランメンバーだったのか』って言われましたから」
「え?」
俺も知ってる人?
「誰だ?」
「折角だから内緒で。見送りのときにでも分かると思いますよ。んっふっふ~♪」
マリーはそう言ってはぐらかし、鼻歌と共に先に進んでいった。
こういうムーブ久しぶりだな……。
「オーナー! それで今日ってどこに行くんだっけ!」
会話の切れ目に、イオが元気よくそう尋ねてきた。
そういえばまだ細かい行先は言っていなかった。
「二四層。スライム領域にメタル系のスライムがポップするゾーンらしい」
「マジ!?」
メタル系は自然界のリソースを大量に蓄えたモンスター群であり、ルークのリズ……【ミスリル・アームズ・スライム】などが含まれるスライムの一種だ。
存在自体が希少であるし、強固な防御力と多くの耐性スキルを持つために撃破することは難しいが、撃破すれば大量の経験値や希少素材を獲得できる。
だが強い。AGIもENDも高い上に、耐性もある。
《炎熱無効》や《雷電無効》を持った固体金属型スライムや、熱は多少徹るが物理攻撃は変形するだけでいなす液体金属型スライム。
レア物だと魔法を種類問わず無効化してくるものもいるらしい。
どうやって倒すのかといえば、HP固定ダメージや強力な酸に弱いらしい。
俺の場合は《復讐》でいけるようだ。
あと、攻撃力が防御力を上回れば固体金属型は破壊できるのでイオもいけるだろう。
ふじのんには地属性魔法で退路を潰してもらい、マリーは速度で逃がさない。
倒しすぎるとまた出そろうまで一日二日はかかるらしいが、短時間のレベル上げを内部時間で三日ごとに繰り返すならば問題ない。
効果時間の狩りが済んだらログアウトして、また明日同じ場所で再開予定だ。
「我々は既に知っていましたが、<デス・ピリオド>はどこから?」
「<Wiki編纂部>の人達からの情報提供です」
これら<墓標迷宮>内部のモンスター分布や狩場の情報、階層移動の最短ルートは<Wiki編纂部>から提供された。
中には、Wikiにも載せていない彼ら独自の情報も含まれている。
オーナーのアット氏からは、「投資の一種だ。西方で最も多く<超級>を抱えたクランに恩を売って損はない。いつか力を借りるかもしれない」と言われている。
「<編纂部>ですか。彼らも今は色々と準備をしているようですね」
「はい。王国各地を回っているみたいで」
いずれのクランも、戦争に備えた動きになっている。
<Wiki編纂部>や<ウェルキン・アライアンス>はそのネットワークで王国中を動き回り、逆に<K&R>はPKを控えて牙を研いでいる。
女化生会長の<月世の会>は……不気味に動かない。
再建中の屋敷にいるのはティアンの信者だけらしく、王国で最大規模の<マスター>達はその姿を消していた。
戦争前にまた悪だくみをしているのかと思ったが、アズライトが「連中はこれで良いのよ」と言っていたので彼女の指示によるものらしい。
また、俺達……<デス・ピリオド>も動いている。
俺達はレベル上げ。兄も弾薬用の素材集めをしているし、ハンニャさんも人の少ない場所でサンダルフォンを使ってレベル上げ。フィガロさんはその付き添いだ。
アルベルトさんも倒せる<UBM>がいないか探している。
……そういえば、情報を受け取る際にアット氏から妙なお願いをされたな。
『王国南西部にはアルベルト氏を向かわせないでほしい』、と。
あれは、一体どういう意図があったのだろうか?
◇◇◇
□王国南西部・辺境山岳地帯
人の入らぬ山の奥深く。
しかし今日は十二人、パーティ二つ分もの人員が集まっていた。
いずれも一つの集団……<Wiki編纂部・アルター王国支部>に所属する者達だ。
集団の中心でマップウィンドウと周囲の地形を見比べながら、オーナーであるアット・ウィキが話す。
「ここは天然の要害だ。皇国がフラッグを設置する可能性、あちらが王国のフラッグを此処と読む可能性、どちらもある。少なくともそれなりの戦力がここに来るだろう」
現時点で、王国側のフラッグの配置は伝えられていない。
<砦>の配置、<宝>の護り手、そして<命>。全て不明だ。
情報の流出はそれだけで致命的。
今後も、直接フラッグを護る者以外には伝えられないだろう。
アット達もそれを理解した上で、戦うための情報を集めている。
「恐らくは、<ドライフ皇国支部>の連中も来るだろう」
アットの言葉に、メンバーの雰囲気が少し変わる。
「我々の目的は外部にある。Wikiの充実やサイト閲覧数、配信サイトでの再生数と広告収入。極論を言えば両国のどちらが勝っても、国の主権がどちらに転んでも、今後の活動に大差はない」
国を愛する世界派ならば、勝敗が重要だ。
しかし、遊戯派であれば『勝った方が気分は良い』程度で、王国が併合されたとしても活動に支障はない。
だが……。
「だが、<王国支部>と<皇国支部>の上下は定まってしまう」
同じ組織の別部門。
同じ土俵で競う相手だからこそ、遊戯派にとっても勝敗が重要となる。
「今後、<皇国支部>にマウントをとられるのは嫌だろう?」
<Wiki編纂部・アルター王国支部>のオーナーであるアットの言葉に、メンバーは同意を表情で示す。
「だからこそ、勝つために使えるものは使う。そのための、此処だ」
「オーナー」
アットがそう言ったとき、さらに一パーティ分の人員が南西からやってきた。
彼らはアットの指示で斥候に出向いていた者達だった。
「奴は?」
「ここから南西十キロの山中です。……前に確認したときよりも二回りはでかくなってますよ」
「……何か良い獲物でもいたのかな?」
アットが苦笑いすると、メンバーもそれぞれに乾いた笑いを返す。
自分達も以前、獲物になった経験があるからだ。
「追跡はされていないな?」
「はい。縄張りに入りませんでしたから」
「奴は縄張りの中に入らなければ大人しい。……まぁ、入ったらこっちがデスペナになるまで追いかけてくるんだが」
触らぬ神に祟りなし。
南西の山岳にいるモノは、そうとしか言いようがない。
「オーナー。もしも奴が想定を超えて暴れたら……」
「最悪の場合は【殲滅王】に依頼する。<デス・ピリオド>との伝手もできた」
アットは手元の紙……ウィンドウではなく実物の地図に何事かを書きつけながら、心配そうなメンバーに返答する。
「<皇国支部>に勝つと言っても、両陣営……王国と皇国の人数にはまだ開きがある。フリー戦力も国の想定より入ってこなかったらしいからな。三日間の短期決戦とはいえ、総戦力の差は無視できない」
彼らは知る由もないが、カルディナの介入によって王国は本来得られるはずのフリー戦力の多くを掠め取られている。
代わりに参入したのが【殲滅王】アルベルトだが、彼一人では予定戦力の不足を埋めきれない。
ならば……。
「ならば人でないモノを使ってそれを埋めよう」
一つの策謀を巡らせるアット・ウィキ。
彼が書き込んでいた地図の山岳地帯には、一匹の獣の名が書き込まれていた。
To be continued
〇パトリオット
(=ↀωↀ=)<実戦闘力は上位クランオーナーの中では低いが、レベル上げのお供として最強
(=ↀωↀ=)<特に多くの社会人メンバーにとって最高のお助け要員
(=ↀωↀ=)<そのお役立ちぶりとアズライトへの信奉度合いから満場一致でオーナーになった人
〇<AETL連合>
(=ↀωↀ=)<ファンクラブ連合でしたが内実は四つのファンクラブで異なります
アルティミアファンクラブ:
陰に日向に「こうすれば国のために、延いては陛下のためになる」と黙々と人助けのクエストを実行する集団。
パトリオットを筆頭に不言実行で勤勉。
エリザベートファンクラブ:
ロリコン集団。お忍びで街を歩くエリザベートを陰から見守る(ストーキングする)。
たまに忍者とか騎士とかグラサンPKに狩られる。
色々あって黄河まで見守り決定。
テレジアファンクラブ:
内実不明。テレジア自身が公式の場への露出が少ないこともあって、連合でも少数派。
しかしクラン最大戦力のヴォイニッチが率いているので存在感はある。
リリアーナファンクラブ:
一番世間との距離が近いリリアーナのファン。
それゆえにあわよくば付き合いたいと思っている者もいるが、抜け駆けした者は制裁を受ける。
ファンクラブ外ながら抜け駆け筆頭のレイを蛇蝎の如く嫌っていたが、色々あって連合から離脱。




