第八話 セッティング
(=ↀωↀ=)<アニメ版インフィニット・デンドログラムにおいて
(=ↀωↀ=)<内田彩さんの歌うEDテーマ「Reverb」が配信開始されてますー
(=ↀωↀ=)<とても良い曲なのでぜひフルでお聞きください
■皇都ヴァンデルヘイム郊外・<叡智の三角>本拠地
「追加ルールのことは?」
「もちろん聞いているとも。王国も随分と思い切ったよねぇ」
皇都郊外に広大な面積を持つ<叡智の三角>の本拠地。
機械の工作音が響く幾つものガレージの中の一棟で、軍服の男と白衣の男が言葉を交わしていた。
皇国に雇われ、大佐という地位を得た<超級>、【車騎王】マードック・マルチネス。
そして、王国の仇敵である【大教授】Mr,フランクリンである。
「皇王陛下は呑むと?」
「呑むだろうとも。ただし、細部は弄るだろうねぇ」
工作機械によって機械部品が組合わさるのを眺めながら、フランクリンがマードックの問いに答える。
「まず確実に市街地の外……戦闘エリアにいるティアンへの危害はノーカウントだ。戦闘エリアにいる時点で相手は戦闘員。正当防衛と見做すべきだよ」
「まぁ、戦場で人間の盾作戦なんざやられてもな。敵の戦車を潰したらティアンが入っててシンダー、とか」
「それ、こっちもできたんだけどねぇ。むしろ機械系が多いこっちの方がやりやすいよ。だからこそ、王国もそこは呑むはずさ」
皇国は機械の国であるため、機械を好み、操る<マスター>も多い。
フランクリンの妹であるユーゴーのように、マシンを<エンブリオ>で強化するスタイルもそれなりにいる。
だからこそ、機体内部がデストラップと化すのは王国側も避けたいだろう。
「ちなみにルールが変わらなかったら?」
「もちろんやる」
フランクリンに……ふざけた様子はない。真顔でそう言っている。
「裏ルートで奴隷を買ってもいいし、志願者を募ればそれなりに集まるからねぇ。遺された家族に食料を優先的に渡すとかさ」
実際、今の皇国の民はそのレベルまで追い詰められている。
自分が死んでも家族が安心して暮らせるなら、あるいは自分の命を賭して勝利した先に皇国の未来があるならば……と命を差し出すティアンは少なくはないだろう。
「それが向こうも分かってるから、戦闘エリア対象外は通る。そうすれば、向こうに残るのは市街地の安全……ある程度の安全だね」
「ある程度、ですかねぃ」
「ある程度だよ。状況次第じゃデスペナ覚悟でフラッグが隠れた街ごと吹っ飛ばす必要も出るかもしれないからねぇ」
「……なるほど。しかし、市街地の外にティアンが出られないなら、王国の物流が止まるんじゃねえですかね?」
「皇国と違ってどこもそれなりに富んでいる王国だよ? 三日程度なら問題ないし、覚悟の上だろう」
皇国は逆に食料の配給が止まれば飢え死ぬ街が出る。
また、食料配給車の護衛のために幾らかの戦力も必要になり、それらの多くは<フルメタルウルヴス>のような<マスター>が担っていたが……戦争期間中はこの戦争で使用できないに等しいティアンの軍部が担当するだろう。
「ああ。たぶん改正されるルールで警戒してほしいのは……唐突に市街地にされることくらいかねぇ」
「市街地に……される?」
フランクリンの言葉の意味が分からず、マードックは鸚鵡返しに聞き返す。
「何もない野原に村と呼べる程度の建造物を地属性魔法で作って、王女が速攻で村認定するのさ。そこでティアン殺したらこっちが死ーぬ」
「…………悪辣過ぎやしないか?」
自分の発想にはなかった戦術に、マードックはドン引きながらそう言った。
「こっちが散々やってきたから、あっちもそのくらい捻くれてると思ったほうがいい。今回のエリアと追加ルールなんてその代表例と言えるねぇ」
「流石は皇国で一、二を争う悪辣さの持ち主。説得力が違う」
フランクリンはギデオンの計画でプランDまで用意していた人物である。
しかも次第に被害を拡大して相手の心を折るプランニングだった。
だからこそ、相手にされたら困ることも早々に把握していた。
付け加えるなら、フランクリンが既に行ったことがある『モンスターを逃がして市街地に突っ込ませる』という戦法もNGになるだろう。
皇国側が戦闘エリアでの殺傷制限解除を持ちだす代償に、そうした抜け道を塞ぐのは想像に難くない。
「まぁ、その辺は索敵を密にすればいいとも。戦闘エリアにティアンが集まってたら何某かの企みがあると考えるべきなんだよ。私も監視のモンスターを増産しておこうかねぇ」
情報収集はフランクリンの得意とするところだ。
モンスターによる人海戦術で、映像を集めることは容易い。
尤も、それらの情報に目を通して効果的に解析するのは一人では難しく、ある程度の的を絞って行う必要がある。
最近では、ほぼ特定の<マスター>にその的が定まっているのだが。
「<宝>や<命>に市街地穴熊を決め込まれたらどのように?」
「その心配は要らないよ。むしろ、そうなってくれたら楽だ。あっちからそれは否定してくれているからね」
「ああ、たしかに」
フランクリンの答えに、マードックも納得する。
「市街地に在る間はフラッグとしての機能は停止している。つまりタイムリミットまで市街地にいたらその時点でフラッグとしてカウントされない。<砦>が落ちる危険もあるし、どこかで出て来ざるを得ないからねぇ。むしろ、何処にいるかさえ分かれば街ごと囲んで出てきた瞬間を潰せる。……やっぱり索敵大事ね。急いで作ることにする」
リアルの日にちでもう一週間もない。
はたして何体増産できるだろうかとフランクリンは考えた。
「……ただ、索敵で言えばルールよりもマズい点があるよねぇ」
「戦闘エリアが広すぎる、ってことで?」
「そのとおり」
王国全土。単語にすれば四文字だが、範囲は広い。
元々、東西と南北の長さが九〇〇キロメテル近かった。
現在は旧ルニングス領をはじめ三割程度の国土が削れているが、それでも十分に広大と言える。
「情報収集はしているけれど、地の利の差はある。あちらしか知らない最適の隠し場所もあるだろうしねぇ」
ルールの微調整はともかく、戦闘エリアはもう変更はないだろう。
だからこそ皇国側も指名手配されていない<マスター>を動員し、王国内部のマッピングを既に始めている。
「王国側も、<マスター>をあちこちに動かしているそうだしね。<砦>の設置準備なのか、あるいはブラフなのか……」
両国が事前準備に動く過程で、前哨戦のように王国の<マスター>との戦闘が発生する可能性もあるだろう。
だからこそ、余計に面倒と言える。
実際問題、フランクリンの監視モンスターも既にいくつか潰されている。
「この事前段階でどこまで手札を晒すか。それも含めてもう読み合いは始まってるよ」
「なるほど。良くも悪くも、ただの力比べじゃない……か」
「少なくとも私達……このゲームにおける鬼札は準備だけしていればいいと思うけどねぇ。オタクの【電波大隊】ももうすぐ揃うだろう?」
視線と共に投げかけられたフランクリンからの言葉に、マードックは笑いながら頷いた。
「はは、それも教授達の協力あればこそですがね」
「うちにはそっちのマニアも多いからねぇ。予算は貰ってたし、半分趣味と息抜きだよ。……そっちの人達の分もねぇ」
フランクリンはニタリと笑いながら、視線を前に戻す。
そこには、屋内ガレージを埋め尽くしそうな機動兵器が置かれている。
巨大な機械をパーツごとに分解し、<叡智の三角>のメンバーが作業に当たっていた。
しかし彼らが手掛けるその兵器は、機械らしいフォルムとは言えない。
その形状を、フランクリンはよく知っている。
フランクリン自身も……似た形状のものを大量に生産していた時期があるからだ。
その兵器は――蜈蚣の形をしていた。
「【紅水晶之破砕者】」
紅い薔薇のような装甲色の機械蜈蚣を眺めながら、フランクリンはその名を呟く。
「煌玉蟲シリーズの実物を見るのは、ジュバの【黄水晶之抹消者】に続いて二機目だねぇ」
「……レプリカにしちゃ、随分とでかくなったもんで」
マードックは彼の戦車より巨大な……いや、地球の歴史上のあらゆる戦車より巨大なその機械兵器に対し、呆れたようにそう述べた。
「これ、元は馬のはずじゃ?」
レプリカ、とは煌玉馬のレプリカということだ。
この機体は煌玉獣ではあるが名工フラグマン本人の作ではないため、評する言葉はレプリカという以外にないと思っての発言。
だが、より情報を持つフランクリンの見解は異なる。
「そうだね。ただ、レプリカというよりは……海賊版かねぇ」
「海賊版?」
「知ってのとおり煌玉馬、それとうちの【MGD】がパーツを貰った煌玉竜は先々期文明の名工フラグマンの作品。そしてフラグマン本人が作らなかったものが当時の工場で大量生産されたレプリカや、王国に出回り始めた【セカンドモデル】。けれど、こいつはちょっと違う」
「それはもう……見た目から」
馬よりはまだ竜が近いだろうが、それにしたって違う。違いすぎる。
「これはフラグマンの作だけど、名工の作じゃない」
「……?」
「最近、王国で新しい【大賢者】が生まれただろう?」
「ああ、たしか名前はインテグラ・セドナ・クラリース……フラグマン?」
名を呟くうちに、マードックも姓の一致に気づく。
「【大賢者】のジョブとフラグマンの姓を代々弟子が引き継いできたらしいからねぇ。で、こいつは初代じゃないフラグマンの作品だ」
「何代目の?」
「さぁ? そこまではねぇ。【黄水晶】のときは、アイテム説明に『名工フラグマンの名を継いだ者の作品』とだけ書かれていたから」
蠍型の煌玉蟲……【黄水晶之抹消者】は皇国地下の<遺跡>で眠っていた。
<遺跡>を探索していた<マスター>のパーティが発見し、状態が良かったのでそのまま使用することになった。
なお、自己メンテナンス機能で軽微の故障は自ら直せるが、全体のチェックとオーバーホールのため、一度<叡智の三角>が整備を依頼されたのである
当時の<叡智の三角>には先々期文明の技術を部分的に使えたカリュートという<マスター>が在籍していたので、そうした作業も可能だった。
また、そのときのノウハウが残っていたため、今回も【紅水晶】のオーバーホールを行えている。
「後継者が作ったなら、性能は?」
「単純性能なら煌玉馬以上、煌玉竜以下かね」
「オリジナルよりも上なのか」
「王国のトリプルランカーが持ってる蜘蛛型が一号機らしいけど、それは煌玉馬と大差ないらしいね。でも二号機の【黄水晶】と四号機らしい【紅水晶】は明らかに戦闘力に偏重した設計になってる」
それは設計思想の違いだ。
元々、煌玉馬は戦闘系超級職の戦闘補助を目的に開発された。
初代の作品を模倣しようと考えた後継のフラグマン(時期的に二代目か三代目と思われる)は、最初はその通りに作ろうとした。
とある致命的な欠点を補うため、煌玉馬五号機【黒曜之地裂】と同様に飛行機能をオミットし、代わりにより能動的に戦闘に介入できるオプションを追加した。
しかし次第に戦闘用オプションの強化に重点を置いた結果……今二人の眼前にある【紅水晶】ほどに巨大化したのである。
こうなってしまうと、やはり煌玉馬よりも煌玉竜に近い。
眼前の【紅水晶】は複数人の搭乗を前提としているため、猶更だ。
余談だが、逆に小型かつ無人自動操縦で活動する【煙水晶】という三号機も存在する。
定義上でも煌玉獣から外れており、獣ならざる見た目と同じく一連の機体が『煌玉蟲シリーズ』と呼ばれる所以でもある
「なるほど、大した兵器ってことか」
「うんうん。すごいよねぇ。『動力炉がない』って欠点がなければ」
「…………何?」
理解しがたいフランクリンの呟きに、マードックが真顔で聞き返す。
「だからね。こいつら、エンジン積んでないの。後継のフラグマンが作れなかったから」
「……なら、どうやって動いてるんで?」
「馬のレプリカと同じで搭乗者本人の魔力で全部動かす」
「…………この巨体を?」
「この巨体を」
それは自転車発電で戦車を動かすようなものではないだろうか。
「だから魔法系超級職でもないとまともに扱えないんだよね、煌玉蟲。【黄水晶】と【紅水晶】はサイズと武装のせいでそれさえきついから、適した<エンブリオ>も併用だしねぇ」
「人力兵器に関しちゃ人のこと言えないが……作ってる途中で何かおかしいとは思わなかったのだか」
「『何を考えてたんだ』、で言えば初代の方がひどいからねぇ」
皇国地下の<遺跡>で度々見つかる文献に目を通せば、誰だってそう思う。
そのように二人の<超級>が先人の所業に引いていると、【紅水晶】の傍で作業していた内の一人と目が合った。
相手は女性であり、衣服や髪も几帳面に整えている。
一見して『しっかり者』という雰囲気を漂わせており、マッドサイエンティストのフランクリンや不良軍人風のマードックよりはよほど真面目そうだった。
「彼女は?」
「彼女は……この【紅水晶】を所有するパーティのリーダーだよ」
少しの間が空き、含みのある言い方でフランクリンはそう言った。
そうしてフランクリンは彼女を手招きし、隣のマードックを紹介する。
「ヒカル、良い機会だから紹介しとくよ。彼がマードック・マルチネス大佐だ。マードック、彼女はヒカル」
「ヒカルです。お噂はかねがね」
「マードック・マルチネスだ。……皇国じゃまだ何も仕事をしてないから、戦車で遊んでるくらいの噂しかないんじゃないか?」
「そうですね。けれどそれ以前、小国家群での神話級討伐は私達も知っています」
「それは嬉しいね。……それもここだと【獣王】が三体も倒してて影薄いが」
<超級>であっても、世間に刻んだ実績は異なる。
中にはガーベラやハンニャのように、幾らかの犯罪歴以外は特に世間に示す実績がない者もいる。
それで言えば、マードックの<神話級UBM>討伐という実績は大したものだ。
……王国の<三巨頭>は全員それを成しているし、彼が言ったように【獣王】ベヘモットは単独で三体を撃破しているが。
「ヒカル達のパーティも<トライ・フラッグス>には参加するのか?」
「え? ……ああ、はい。フランクリンさんのお陰で」
マードックの言葉になぜか一瞬だけ意外そうな表情を浮かべてから、ヒカルは頷いた。
「彼女のパーティは皇国に来たばかりだからねぇ。ランキングにも入っていなかったから、うちの所属になってもらったんだよ」
「はい。それに私達の寮や機体整備も手配してくれて……感謝しています」
「構わないとも。うちのメンバーも珍しいマシンに触れて喜ぶマニアばかりだからねぇ」
Win-Winだ、とでも言うようにフランクリンは笑っていた。
敵に対しては悪辣極まる“最弱最悪”だが、身内に対してはかなり甘かった。
それから暫し三人で話した後、ヒカルは【紅水晶】の整備に戻っていた。
彼女の歩く先には、彼女のパーティメンバーである五人の男女が待っていた。
「ところで教授」
「何だい?」
その様子を見やりながら、マードックがフランクリンに問いかける。
「あの六人の誰が中身なんだ?」
「さぁ? それを聞かれるのは彼らも嫌だろうからね。それに中身って言うのかね、アレ」
余人には分からないやりとり。
だが、会話する二人と……既に会話から離れたヒカルのパーティ六人には分かること。
「というか、気づいてないと思ったけど」
「気づくとも。そして、カラクリも分かった。真面目そうだが、相当にえげつない戦術……いや、コンボを成立させたパーティだな」
「だからこそ、<トライ・フラッグス>では心強い」
「違いない」
根本の主義に違いはあるが、少なくとも同じサイドでウォーゲームに参加する仲間。
であるからこそ、強ければ強いほど、狡猾であればあるほどに頼りになる。
「さて、私はちょっとログアウトするよ」
会話の区切りとばかりに、フランクリンはそう言った。
「何か用事でも?」
「食品や日用品が切れたから、日が出てるうちに買い物に行くだけだよ」
そう言って、フランクリンはログアウトした。
◆◆◆
■リアル・東京某所
<Infinite Dendrogram>の中では超人・魔人の類である<マスター>もリアルでは普通の……大半の者は普通の人間である。
それゆえ、当然のことながら日常生活のためにログアウトする。
「……さて」
Mr.フランクリンのリアルであるフランチェスカ・ゴーティエは、ハードを頭から外してベッドから起き上がる。
それから汗と絵の具の匂いが染みた体表をシャワーで洗って着替えた後、近くのデパートへと買い物に出かけた。
◆
(あとは何を買うのだったかしら)
家を出てから一時間。フランチェスカは携帯端末のメモに書いていたリストをチェックしつつ、買い物を続けていた。
単に食料品を買うだけならもっと近くの店でも良かったが、母国で好んでいたメーカーの茶葉がデパート内の輸入雑貨店で取り扱われているので足を延ばしたのである。
ついでに、動画用の記録メディアも買い足す必要があった。
(レイ・スターリングの動画、それなりの本数になったわね)
デパートの家電量販店で記録メディアを買い物カゴに入れながら、フランチェスカは考える。
ギデオンでの遭遇時から、彼女はレイに監視用のモンスターをつけている。
警戒の厳しいギデオンや王都での撮影は難しいが、フィールドに出たときは記録しており、活躍と称して広く公開している。
始めてからの期間は短いが、必殺の切り札を複数所持するレイ。
しかし、皇国の<マスター>の多くは動画によって手の内を知っている。
自国の<超級>を倒し、二位クランのオーナーでもある男。
警戒されない訳がない。
(できるなら私の切り札……【MGD】で潰したいところだけれど)
それは先のギデオンの事件での対決からずっと考えていたことだ。
しかし、その実行に関して一つの懸念がある。
それはあの事件以降にレイが手に入れたとある切り札。
もしかするとその切り札は、フランクリンの切り札にとっては致命の急所になりうるかもしれないと……彼女は考えている。
(【RSK】とは逆に、今度はこっちの相性が悪い。どうしたものかしらね)
<トライ・フラッグス>での激突は確定事項だが、どのようにマッチアップするべきか。
考え事をしながら買い物を済ませ、最後に目当ての茶葉を買いに輸入雑貨店に向かっていたとき……。
「……アラ?」
前方に、見知った顔の人物を見つけた。
目に留まったのは、ショーケースの香水を前にして悩んでいる青年。
それは隣室に住む大学生……椋鳥玲二の姿だった。
To be continued
(=ↀωↀ=)<ブルーレイ三巻のなぜなにデンドログラム特別編の締め切りが近いので
(=ↀωↀ=)<次話執筆はそちらが終わってからになります
(=ↀωↀ=)<そのため、次回更新日はお休みになると思います
〇煌玉蟲
(=ↀωↀ=)<『こいつ、メカ解説だと筆の進みがイキイキするな』
(=ↀωↀ=)<と作者が自分で思った半ば煌玉蟲解説回
(=ↀωↀ=)<煌玉蟲の初出はクロレコ七話の【紫水晶之捕獲者】
(=ↀωↀ=)<収録されたクロレコ二巻は来月発売予定
(=ↀωↀ=)<モデルは一号機から順番に
(=ↀωↀ=)<蜘蛛、蠍、蟷螂、蜈蚣、蝗です
(=ↀωↀ=)<何で全部【〇水晶】かと言えば
(=ↀωↀ=)<【水晶之調律者】が開発を手伝ったからです
(=ↀωↀ=)<現代でも五機中四機残ってます
(=ↀωↀ=)<曼殊沙華死音、ジュバ、【幻王】、ヒカル達のパーティがそれぞれの所有者
( ꒪|勅|꒪)<一機壊れたのカ?
(=ↀωↀ=)<うん
(=ↀωↀ=)<五号機、【黒水晶】はなぜか一足飛びに性能がヤバいことになって
(=ↀωↀ=)<暴走&<イレギュラー>化したから僕らの本体出してぶっ壊した
(=ↀωↀ=)<当時のフラグマンも死にました
( ꒪|勅|꒪)<…………どんなんだヨ




