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<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-  作者: 海道 左近
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337/716

第八話 炎――残火 前編

(=ↀωↀ=)<今回と次回は過去編ー


(=ↀωↀ=)<今シリーズは過去編多い構成です


( ̄(エ) ̄)<過去編といえば、AEはどうなってるクマ?


(=ↀωↀ=)<本編の今回投稿分書き上げたのが今日です


( ̄(エ) ̄)<あっ……(察し)

 ■炎


 彼は、何度でもあの日のことを思い出す。


 ◆


 ラズバーン家は代々火属性魔法に秀でた家系だった。


 魔法には天地海の三大属性がある。それらに含まれない回復魔法や死霊術、呪術がある。

 天属性は気体の操作とエネルギーの発生。

 地属性は固体の操作と鉱物の強化・変形。

 海属性は液体の操作とエネルギーの減衰。

 三大属性は科学で表せる自然界のエネルギーを三つに分けて司っている。

 三大属性はその内に幾つもの属性を含むが、天属性魔法の中で熱エネルギーと光エネルギーと音エネルギーの複合物の生成と操作……即ち『炎』を司るのが火属性魔法である。


 ラズバーン家は、その火属性魔法との親和性が極めて高かった。

 ティアンの限界レベルや適性は個々人によって異なるが、ラズバーン家の者は限界レベルが高く、同時に火属性魔法のジョブへの適性も高かった。

 才能が遺伝する例として最も顕著なのは天地の住人だが、ラズバーン家もそれに近いものだった。

 それゆえ、ラズバーン家は代々火属性魔法の研鑽を積み重ねてきた。

 ジョブとレベルの存在する<Infinite Dendrogram>において、自らを高める術が明確であるのはティアンにとって幸福であっただろう。

 彼……フュエル・ラズバーンも先代の【炎王】であった父を師としながら、火属性魔法の扱いを学んだ。

 【炎王】であった彼の父は、繰り返しこう言っていた。


「三大属性の超級職である【天神】、【地神】、【海神】は、大属性内の全ての魔法に適性を持つ者でなくては就くことができない。しかしそれは広くとも、浅いものだ。火属性の大家である当家は、天属性の使い手達に劣るのかと言えば……そうではない。火の一点に限れば、我らラズバーン家の継いできた【炎王】は【天神】にも勝る。そして火属性魔法こそは、全属性で最大の威力を発揮するものなのだ」


 即ち、『ラズバーン家こそ魔法において最強の一族である』と、父は何度も話してきた。

 彼もまた、それは正しいと感じた。

 全てが使える必要はない。

 己の全てを注ぎ込んだ一事のみで、最強であればいい。

 火属性に近似の魔法として光と音に特化した幻影魔法もあったが、そんなものには目もくれない。

 熱量。最大最強の熱量こそがラズバーン家を最強たらしめている。

 彼はそう考えて幼少期から火属性魔法の鍛錬に心血を注ぎ、父の死に際して【炎王】を引き継いでからも研鑽を続けた。

 【炎王】の奥義を会得し、さらにはそれに改良さえも加えながら、最強であり続けようとした。

 そして、【炎王】フュエル・ラズバーンの名が王国に知れ渡ったとき、彼は一通の挑戦状をある人物に送り付けた。

 その人物の名は……ない。

 名前は誰も知らない。

 王族ですら知らず、《看破》ですらも見破れない謎多き人物。

 だが、その人物は王国の要として親しまれ、名ではなくジョブの名で呼ばれている。


 即ち、【大賢者】、と。


 ◆


 今から約四年前のその日、決闘都市ギデオンの中央大闘技場は賑わっていた。

 巨大な中央大闘技場の観客席はほぼ満席であり、貴賓席にはアルター王国の国王であるエルドルの姿までもがあった。アルター王国の最初の王妃がギデオン出身の【超闘士】であったため、この地で行われる重要な決闘の際は王族が臨席することも多かった。

 そう、今日行われるのは通常の決闘ではない。

 当時の決闘で頂点に立っていたのは【猫神】トム・キャット。しかし彼以外にも増え始めた<マスター>によって少しずつランキングが塗り変えられていた頃だが、その日のメインイベントを戦うのは決闘ランカーではなかった。

 決闘においては珍しい、魔法職同士の激突。

 それも国内のティアンで一、二を争うとされる魔法職同士の戦いだ。

 一方は“灰燼”の名で知られる火属性魔法の大家、【炎王】フュエル・ラズバーン。

 もう一方は王国の相談役にして当時“魔法最強”と謳われていた生きる伝説、【大賢者】。

 <マスター>達が成長段階にあった当時、間違いなく国内最強の魔法職同士の戦いだった。


「このような大舞台に立つのは久しぶりです。何卒お手柔らかに、ラズバーン殿」

「…………ああ」


 にこやかにそう言う【大賢者】に対し、フュエルは険のある表情だ。

 そもそも、この決闘が起きた理由はフュエルの挑戦状である。

 理由は【大賢者】……その二つ名だ。

 “魔法最強”、これこそが最大の原因だ。

 先に述べたとおり、ラズバーン家は自分達こそが魔法において最強であると自負し、それを真実とするために研鑽を続けてきた一族だ。

 しかし世間において、魔法の最強は二つ名が示すように【大賢者】のもの。

 その二つ名のために、フュエルは【大賢者】に決闘を挑んだ。

 自身を限界まで研鑽し、今こそが――老いにより弱る直前の今こそが――全盛期であると確信した上で、【大賢者】に挑戦状を叩きつけた。

 そのことを公表もし、受けなければ【大賢者】が勝負より逃げたのだと、自分よりも弱いのだと世間に示すこともした。

 彼の行動に対して世間には賛否があった。

 賛は伝説に挑む意気込みを評価したもの。

 しかしむしろ、否定の方が大きかっただろう。

 それほどに【大賢者】の存在は王国で大きく、また彼の行動が無礼でもあったからだ。

 それでも、彼は退けない。

 “魔法最強”こそは、ラズバーン家が求めた名。

 彼の父もそれを求め、しかし【大賢者】に挑む前に病に倒れ、無念の内に亡くなった。

 その姿を見ていたこともあり、彼は「絶対に自分が【大賢者】を打ち倒し、最強の名を取り戻す」と誓ったのだ。

 そして生涯を捧げた修練の果てに、この挑戦がある。


「怖い顔をしていますね。何か恨みでも買いましたか」

「……貴殿個人に、恨みはないのだ」


 強いて恨むことがあるとすれば、“魔法最強”と呼ばれる【大賢者】であること。

 上級職【賢者】とは、ラズバーン家の思想とは真逆のジョブだ。

 【賢者】は、三大属性全て(・・・・・・)に適性がある者のみが就くことができるジョブだからだ。

 【賢者】は天地海の三大属性全ての魔法を行使できる上に、回復魔法まで使える者もいる。

 しかし多くの場合、それらの魔法は専門職よりも劣化する。

 使えはしても、専門職よりも大幅に格が落ちるのだ。

 例えば火属性魔法に特化した上級職である【紅蓮術師】の奥義は《クリムゾン・スフィア》であるが、【賢者】が使える最大の火属性魔法は【紅蓮術師】にとって初期魔法の《ヒート・ジャベリン》である。他の属性についても同様だ。

 つまり【賢者】とは、フュエルの父の言っていた『広くとも浅いもの』を体現している。

 そして言うまでもなく、【大賢者】とは【賢者】の超級職である。


 即ち、“魔法最強”の【大賢者】とは、存在自体がラズバーン家の全否定(・・・)である。


 それこそが、挑戦状を送るに至った最大の理由である。

 フュエルは相対する【大賢者】を見据えながら、過去を思い返す。

 それは病に倒れる前の父の言葉だ。


『聞いた話では、あの【大賢者】は《クリムゾン・スフィア》は使えるらしい。つまりは三大属性の上級職の奥義を全て放てるということだ。それは確かに大したものだが、逆を言えば【炎王】が誇る火属性魔法の深奥には届かない。ラズバーン家ならば、勝てる』


 父はそう言っていた。仮に海属性魔法上級職の奥義、エネルギー減衰系の防御魔法を使われたとしても、【炎王】の奥義ならば打ち破れると判断したのだ。


『また、闇属性を複合した魔法によって生物のみを攻撃する大規模殲滅魔法も使えるらしい。大したものだ。しかしそれは大規模殲滅魔法であり、至近の決闘において使える魔法ではない。一対一の戦いならば【炎王】の奥義である《恒星(フィックスド・スター)》の威力を超えることはできない』


 《恒星》はその名が示すように、世界を照らす恒星の如きプラズマ火球。

 殲滅規模では【大賢者】の《イマジナリー・メテオ》が勝るが、単体への攻撃火力としては当時の最大威力を誇った魔法である。

 ゆえに父は勝利を確信していたのだろう。病に倒れたときも『病さえなければ【大賢者】を打倒できたものを……』と怨嗟の声を上げていた。

 だが、フュエルの判断は父とは違う。


(……恐らく、【大賢者】は全属性の魔法系超級職の奥義を使うことができる)


 相手は一〇〇年以上を生き、研鑽を積み続けた魔法の先達にして天才。

 全ての魔法の才を持つ【大賢者】ならば、その領域に至れても不思議などない。

 何より《イマジナリー・メテオ》などという規格外の魔法を開発した時点で証明されているようなものだ。

 フュエルは自分の一族が磨き続けた力の最強を信じてはいても、決して相手を過小評価はしない。

 そして【大賢者】が全属性の奥義を使うというのならば、フュエルは己が辿り着いた奥義のさらに先(・・・・)の力で【大賢者】を破る決意があった。


(……私がひたすらに磨き続けた《恒星》の果て(・・)を以て、最強の名をラズバーン家に持ち帰る)


 手札の枚数においては圧倒的に不利であるからこそ、フュエルは短期決戦に挑む。

 己の磨き上げた最強の魔法を初撃にて放ち、それによって相手の技巧全てを打ち破るしかないのだと。

 フュエルは最初の攻防に己の人生の全てを……一族の研鑽の全てを賭けていた。


 一方で挑戦を受けた側である【大賢者】の顔は涼しいものだった。

 そもそも、【大賢者】には受ける理由などない。

 王国の重鎮であり、その一〇〇年を超える実績を疑う者などいない。

 挑戦を受けなかったところで臆病と誹られることはなく、むしろフュエルの無礼さに「やはりあのような者は相手にする価値もなかったのだ」と納得されるだけだっただろう。

 それでも【大賢者】は挑戦を受けた。

 それだけでなく、彼はギデオン伯爵に話を通し、この中央大闘技場のメインイベントとしてセッティングさえしてみせた。

 彼曰く、『お互いに優れた魔法の使い手であるのなら、万が一のためにギデオンの結界設備の使用は前提でしょう。それに、どうせギデオンで行うのならば客を入れた方が収益も出ます』とのこと。

 しかしどれだけの深慮遠謀を重ねているのか誰にもわからないのがこの【大賢者】という男であり、述べた言葉に嘘偽りがなくとも狙いが複数ある可能性は否定できない。


 いずれにせよ、両者は納得の上で決闘の場は整い、開始の時を迎える。


『――開始(はじめ)ぇ‼』


 司会が決闘開始の合図を出すと同時に、フュエルが動く。


「――燃えよ!

 ――燃えよ!

 ――燃えよ!

 ――天光の写しにして地表の焼却者!

 ――輝ける星の縮尺!」


 己の魔力を魔法へと回しながら、フュエルは己の全身全霊で詠唱する。

 そして、


「――汝らは破滅の双子星!

 ――二重連恒星の具現!」


 ――フュエルの言葉と共に、掲げられた両手に一つずつ《恒星》が浮かぶ。


 双発式恒星。両の手で二発の《恒星》を同時に撃ち出す技法。

 《恒星》の果てにして、フュエルが自らの代で完成させた秘儀。

 過去にはこの技術に挑戦して制御をしくじり、自ら燃え尽きた【炎王】も存在するほど……危険にして高度な技術。

 だが、彼は血の滲む努力の果てにこれを使いこなせるようになった。

 仮にエネルギーを減衰する海属性超級職の奥義を行使されたとしても、一発目で相殺しながら二発目で確実に仕留められる。

 そのための双発式だ。

 この魔法ならば、絶対に勝利できる。


(この双撃で、ラズバーン家の勝利を――――)


 しかしフュエルは魔法を完成させた後――衝撃を受けた。


 寸前まで自らの対面に立っていたはずの【大賢者】の姿はない。

 だが、その姿を見失いはしなかったし、それが衝撃の理由でもない。

 衝撃の最大の理由は、元居た位置から一〇メテルほど上に浮いているのが……分かってしまった(・・・・・・・・)ことだ。

 なぜ、分かってしまったのか。

 それは、そちらの方向から照らされているからだ。

 自身の手元にある二つの《恒星》のように。



 宙に浮かぶ【大賢者】の周囲には――四つ(・・)の《恒星》があった。



「……ぁあ……ああああ!」


 フュエルが至った境地を、果てだと考えていた双発式を……【大賢者】はあっさりと超えていた。

 そもそも《恒星》は一発で三〇万以上のMPを消耗する。

 四度も使えばフュエルと言えども魔力が枯渇するが、実際に四つ浮かべている【大賢者】の顔に苦渋の色はない。

 何よりも重要なのは、最初から《恒星》を使うと決めていたフュエルに対し……【大賢者】はフュエルの動きを見てから(・・・・)《恒星》の使用を選んだということ。

 それはつまり、後から《恒星》の使用準備を始めて、フュエルが二つの《恒星》を放つ準備を整えたときには、既に四つの《恒星》を浮かべていたということ。

 魔力だけではなく、練度と速度においてもフュエルの火属性魔法は【大賢者】に遠く及んでいないことの証左である。

 これでフュエルが非才であれば、あるいは愚者であれば、『威力なら勝っているはずだ』、『あんなものはコケ脅しのハリボテだ』と妄信して自信を保つことができただろう。

 だが、彼は天才だった。

 それも火属性魔法に全てを打ち込んだ天才だった。

 だから、【大賢者】の《恒星》を見ただけで分かってしまった。

 ハリボテなどではなく自身の《恒星》と同等の……否、自身の《恒星》を上回るものであることが。

 しかし、それが分かっていても……。


「《恒星(フィックスド・スタア)》ァ‼」

「――《恒星(フィックスド・スター)》」


 フュエルは自身の《恒星》を放ち、【大賢者】も対応して《恒星》を放った。

 お互いの魔法をぶつければどうなるかなど、文字通り『火を見るよりも明らか』であっただろう。

 しかしそれでもフュエルは魔法を放った。

 結果が分かりきっていたとしても、己の研鑽の結末から逃げるわけにはいかなかったから。

 そうしてフュエルと【大賢者】は互いに《恒星》を放つ。


 フュエルの二発の《恒星》は【大賢者】の《恒星》の内の二つに飲み込まれ、


 彼自身は……残る二つの《恒星》によって焼却された。


 至極あっさりと、開始から一分と経たずにティアン最強の魔法職の戦いは決着した。


 To be continued

(=ↀωↀ=)<全属性使える万能型なのに


(=ↀωↀ=)<相手の唯一得意な属性で正面からぶっ潰すという


(=ↀωↀ=)<真っ向勝負と言うべきか性格が悪いと言うべきか悩むやり口である


(=ↀωↀ=)<一つフォローするとラズバーンは本当に天才で努力も本物でした


(=ↀωↀ=)<でも相手が悪いにも程がある



余談:

〇【賢者】について


(=ↀωↀ=)<昔のFFの赤魔道士みたいなものです


(=ↀωↀ=)<三大属性に適性がある、というのが【賢者】の条件


(=ↀωↀ=)<でも天属性の中で火属性だけ使えたり、海属性の中では氷属性だけ使えたり


(=ↀωↀ=)<そんな風に網羅しきっていないティアンもいます。というかその方が多いです


(=ↀωↀ=)<なお、<マスター>は簡単に【賢者】になれます


(=ↀωↀ=)<全属性・全系統ジョブに適正あるからね


(=ↀωↀ=)<「『適正』ってなんのこと?」状態


(=ↀωↀ=)<【賢者】に限らないけど



〇耐性について


( ̄(エ) ̄)<そういえば【アラーネア】は《病毒耐性》持ってたが


( ̄(エ) ̄)<【炎王】は《炎熱耐性》とか持ってないクマ?


(=ↀωↀ=)<それはこういうことです


火属性魔法を含む天属性の魔法には「同属性の魔法の威力を軽減する」術はない。

なぜなら天属性が司るものはエネルギーの発生であり、エネルギーの減衰は海属性の範疇である。

相手の同属性魔法に対しより高エネルギーの魔法で押し返すことや、緩衝材としてエネルギーを発生させることはできるが、エネルギーそのものを減らす術はない。

そういったエネルギーを弱める術は海属性魔法の領域であり、火属性魔法のみの使い手には自爆という危険も付きまとう。(そのため、耐性アクセサリーを持つのが一般的)

海属性魔法の中には各種エネルギーへの耐性スキルがあり、また防御スキルを持つ各ジョブ(【鎧巨人】など)にも部分的に海属性魔法が絡んでいる。

※同様に、『刃に熱を付与する』などの攻撃スキルを持つジョブに天属性魔法が絡んでいたりもする。


(=ↀωↀ=)<ちなみに地属性は攻撃も防御もできるけど物理オンリーね


(=ↀωↀ=)<物質の強度を上げて超頑丈にしたりもするよ


( ̄(エ) ̄)<それは体験済みクマ



〇火属性魔法の奥義について


( ꒪|勅|꒪)<オレ、つまり【尸解仙】が使える《爆竜覇》は東方の火属性魔法奥義で


( ꒪|勅|꒪)<【炎王】や【大賢者】が使った《恒星》と同格って言われてる魔法だけド


( ꒪|勅|꒪)<こっちは攻撃範囲が広くなった代わりに範囲当たりの火力は落ちてるゾ


( ꒪|勅|꒪)<ギラグレイドとメラガイアーみたいなもんだナ


( ̄(エ) ̄)(……ベギラゴンとメラゾーマ)


( ꒪|勅|꒪)<あと、事前に使用する【符】にMP込めてるかラ


( ꒪|勅|꒪)<使うときの消耗は《恒星》よりも遥かに少なくなってるナ


( ꒪|勅|꒪)<事前に【符】を作成することで戦闘時の消耗を抑えるのが道士スタイルだナ


( ꒪|勅|꒪)<コツコツ準備することが大切ってわけダ

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― 新着の感想 ―
『天属性魔法の中で熱エネルギーと光エネルギーと音エネルギーの複合物の生成と操作……即ち『炎』を司るのが火属性魔法である。』って書いてあるんだから熱と光を生成・操作できれば火球も放てるよね?ってことだと…
[気になる点] あの……火=熱エネルギーじゃないというか……火というのは熱と光を放出する燃焼現象……化学反応のことを言うのであって熱エネルギーを操作したところで可燃物を動かしてるわけでもないので火球を…
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