表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム-  作者: 海道 左近
Episode Superior Ⅲ The Glory Selecter / GHDC

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

233/721

第十三話 力と力 後編

(=ↀωↀ=)<2016年ラストの三連続更新一回目ー

 □■<ノヴェスト峡谷>


 全ての出来事には終わりがある。

 この王国における人と【グローリア】の戦いにも、終わりはある。

 それが遥か先であるか、数分後の未来であるかは二人の王の双肩にかかっていた。

 王国の地下では【犯罪王】が再生のループを止めるために動き、今この<峡谷>では【破壊王】が最大の力を発揮した本体との死闘を繰り広げている。

 <峡谷>の外縁で始まった戦いは、やがて<峡谷>の中心へと場所を移していた。

 それは機械巨神(バルドル)を操るシュウが、万が一にも超音速の【グローリア】を王都へと向かわせないために誘導した結果だ。

 ゆえにフィガロと月夜の時と同様、アルター王国の<超級>と【グローリア】の決戦はやはりこの<峡谷>の内部で行なわれている。

 しかし、もしもこの戦いを見る者がいるとすれば……きっと一人残らずこう思うだろう。


 この戦いの後に<ノヴェスト峡谷>は残らない、と。


 ◇◆


『――スキル使用打撃(ハイパー・ブロウ)、セット』


 バルドルの機械音声と同時に、機械巨神は右腕を振りかぶる。

 その明らかな攻撃の準備動作に呼応し、【グローリア】はバルドルに両腕の連撃で攻勢に出る。

 だが、バルドルを動かすシュウは残る左腕を自らの腕同様に操り、【グローリア】の連撃を受け流し、狙いを逸らす。

 外れた【グローリア】の攻撃は、バルドルが背にしていた峡谷の岩壁を叩き……半径百メートルを超える巨大な打撃痕を作って岩壁を崩壊させる。

 そして、攻撃が外れたことで隙をさらした【グローリア】の脇腹に向けて、


「《破城槌》ッ!!」


 壊屋系統のアクティブスキルを併用したバルドルの打撃が突き刺さる。

 チャージ時間を要する代わりに打撃ダメージを六倍化する《破城槌》によって増大した破壊力は余さず【グローリア】へと打ち込まれ、一〇〇メートルを越す【グローリア】の巨体を反対側の岩壁にまで殴り飛ばした。

 【グローリア】との接触の衝撃で、再び<峡谷>が崩壊する。

 だが、概算で一〇〇万近いダメージを受けたはずの【グローリア】はすぐさま崩壊した土砂から復帰し、《破城槌》のダメージを負う前よりも加速してバルドルを襲う。


「チッ!」


 機械巨神はその突撃をいなし、交錯の瞬間に左手の指――砲門から残弾僅かな【DD弾】を【グローリア】に撃ち込む。

同時に、機械巨神の右足はスキル攻撃のチャージに入る。

 壊屋系統のアクティブスキルの殆どは、発動までにチャージ時間が必要になる。

 連続で撃ち放つということが、性質上出来ない。

 それは戦闘において致命的な隙であり、壊屋系統が戦闘に向かず対物破壊を得手としている理由でもある。

 だが、シュウが動かすバルドルは相手の攻撃をその動作で制しながら、スキルを放つ時間を稼ぐ。


「《削岩穿》……枝捻(シネン)ッ!!」


 威力と共に貫通力を高めるスキルと共に、捩じりながら突き込むような蹴撃が【グローリア】の左足首に穿たれる。

 鱗を破り、肉を抉り、骨を砕く一撃。

 【グローリア】が体勢を大きく崩し、機械巨神はさらなる追撃を加えるべくスキル攻撃をチャージする。


『GUOOOOOOO!!』


 だが、それよりも早く【グローリア】が片足で跳び、己の重量と膂力での突撃を仕掛ける。

 その動きは速く、機械巨神は咄嗟に受け流しきれない。御し切れなかった威力で装甲に激しく皹が入った。


「やはり、攻撃力が最も高い。動きも更に速くなったか。……だが、奴自身もステータスに振り回されている」


 己の窮地であっても冷静に分析し、シュウは最善手を打っている。

 しかし、その最善手も次第に使えなくなっていく。

 本来であれば寸前の攻防ではスキル使用打撃ではなく速さを優先した通常の打撃を見舞っていただろう。

 それに今は戦闘の初期に見られた打撃戦は行われておらず、シュウは【グローリア】の攻撃を捌きながらアクティブスキルを併用した打撃を打ち込むスタイルに完全に切り替えている。

 その理由は単純だ。


 既に【グローリア】のENDが――機械巨神のSTRを三万以上も上回っているからだ。

 スキル使用打撃でなければ、もうダメージが徹らない。


 それは最初から分かっていたことだ。

 バルドルのステータスは戦闘開始時点がマックス。

 対して、【グローリア】にはまだ先がある。

 HPが低下すれば、《起死回生》によって【グローリア】は強化されるのだ。

 限界点は最初ではなく、今でもない、この先の更なる死線にこそ存在する。

 ゆえに、バルドルの打撃が完全に効かなくなるのも、時間の問題。

 同等であった速度すら、今は【グローリア】が倍近く速い。

 むしろ、それほどに大きく差が付いているのに五分で戦えているシュウの技量こそが異常だった。

 しかしそれも長くは持たない。

 先ほどの攻防でも既にバルドル……機械(・・)の弱所が露呈している。

 機械は回復魔法やアイテムでも、HPを回復しない。

 皇国の<マジンギア>が有する欠点を、この兵器の<エンブリオ>も同様に持っている。

 ゆえに、装甲の破損や駆動部の劣化といった弱体化を戦闘中に回復する術はないのだ。

 対して、【グローリア】はHPこそ回復していないが、損傷自体は修復されている。先刻破壊した左足首も既に完治している。


「ハッ、再生能力が高すぎるな。生命力(HP)が回復しない形状だけの修復ってのも再生速度に一役買っているんだろうが……」


 常にベストなパフォーマンスを更新し続ける最強竜と、劣化するしかない機械巨神。

 この差は戦闘が長期化するほどに深刻化していく。


「…………」


 それでも、バルドルの頭部で構えを取るシュウの目は欠片も諦めてはいなかった。


『……Guu』


 相対する【グローリア】も、『まだ、手があるのだろう?』と言いたげに機械巨神を凝視している。

 既に<峡谷>とは呼べぬほどに崩壊している<ノヴェスト峡谷>で、機械巨神と最強竜は対峙する。

 彼らにももう理解できている。

 これから行なう攻防が、この戦いの決着を左右するものである、と。


「バルドル、両腕自在砲塔の弾薬は?」

『――右腕は残弾三、左腕はゼロです』

「なら、左腕はそのまま弾薬庫に繋いでおけ」

『――了解(ラージャ)


 バルドルに指示を下すと同時に、シュウは構えをとる。

 それは両腕の肘を脇の下まで引いた奇妙な構え。

 両腕を引き手としたために、相手の攻撃を捌く腕もなく、また打ち込む際に回転力を与えることもできない。

 武術としてみれば、極めて不合理な構え。

 だが、武術など知らぬ【グローリア】は、だからこそその構えの本質が理解できた。


 ――あれが最も恐ろしい、と。


 これまでで最大の威力を発揮するのは、あの構えから放たれる一撃であると。

 しかし同時に、あの構えはあまりにも攻撃の軌道が見え透いている。

 まともに正面から受けたとしても、あの攻撃を浴びることはない。

 そのことを、放つシュウ自身が誰よりも理解していた。

 そうであるがゆえに、


「《七十七連装飛(スターダスト・)翔体発射機構(ジェノサイダー)》――点火」

『――了解』


 瞬間、機械巨神の両肩の装甲がスライドし――内部から無数のミサイルが発射される。

 超至近距離で放たれたミサイルは、【グローリア】だけでなくシュウまでも範囲に入っている。

 だが、それは威力を持つミサイルではない。

 そのミサイルの弾頭は全て――【F弾頭】。

 光によって視界を塗り潰す、目潰しのミサイルだ。


 直後に、炸裂したミサイルの放った光が周囲一帯を埋め尽くし、【グローリア】には何も見えなくなる。

 必殺の構えをとっていたであろう、機械巨神の姿さえも。

 この光によって隠された世界で、必殺の一撃を【グローリア】に打ち込む心算であるのは明白だった。


『Guuu……』


 『浅はか』と、【グローリア】は落胆する。

 なぜなら【グローリア】は既に目を瞑ったまま、機械巨神の背後に回りこんでいる。

 ミサイルが発射された時点で、【グローリア】はこの展開を読んでいた。

 ゆえにシュウの最後の一手は空振り、【グローリア】がトドメを刺す。

 そう考えて、機械巨神の背後から【グローリア】は両腕を振り下ろす。


『……GUU!?』


 その瞬間、【グローリア】は何も見えない状態でありながら気づいた。

 機械巨神もまた、既に反転し背後に回ったはずの己に向けて構えをとっていた。

 機械巨神を操るシュウは、視界を潰そうと画策すれば【グローリア】が背後に回るであろうことまで読み切っていた。


「最終奥義――」


 そして彼はそのスキルの封印を解く。

 破壊の一点において全てを超越した超級職、【破壊王】。

 されど、歴代で極少数の継承者しか辿りつけなかった最終奥義(ファイナルブロウ)

 七万以上のSTRを獲得した【破壊王】のみが到達する境地。


 見よ、これこそは――世界をも破壊する一撃。


「――――――《破界の鉄槌(ワールド・ブレイカー)》」


 両腕から同時に打撃が放たれ、それは【グローリア】の腹部を両側から殴打する。

 そして、両拳の打撃による破壊が交錯した一点から――更なる大破壊が巻き起こる。


 瞬間、機械巨神の拳は――空間を叩き割った(・・・・・・・・)


 自身の攻撃力以下の耐久力の破壊不能対象を破壊するスキル、《破壊権限》。

 それは耐性や無効化能力に限るものではない。

 液体や気体、結界能力すらも含まれる。

 その能力に最終奥義である《破界の鉄槌》を重ねたとき、【破壊王】の一撃はこの世界を乗せた空間(・・)すらも己の膂力で破壊する。

 だが、空間の破壊は破壊に留まらない。

 【グローリア】の肉体ごと叩き割られた空間を復元しようと、急速に周囲の空間を歪め始めている。

 空間が穴埋め(・・・)される際の幾つもの歪みは、空間上にある物体を強度など無関係に引き千切りながら、空間を修復しようとする。

 それは、生物最高のENDを獲得した【グローリア】であっても同じ。


 そして、己の拳こそがスキル発動の起点であった機械巨神もまた――空間の捩れに破断されていく。


 ああ。そもそもこれは、最終奥義。

 使ったが最後、身を滅ぼさずにはいられない。

 この技を使った【破壊王】は一人の例外もなく――この技によって死んでいるのだ。


 空間は歪みながら修復し、最強竜と機械巨神は己の体を破断させる。


 そうして、空間の修復が完了した時、残っていたものは――。









 ◇◆


『Gu、oo……』


 空間破壊の後に立っていたのは……【グローリア】だった。

 【グローリア】は胴体に大穴を空け、全身に亀裂が走り、HPも既に一〇万を切っている。

 しかしそれでも、【グローリア】は生き残った。

 対して、機械巨神は……消えている。

 あの空間破壊の中で、跡形もなく砕け散ったのだろう。

 機械巨神ほどの規格外の存在が、己の身を犠牲にした最後の一撃を放っても【グローリア】は倒しきれなかったのだ。


『…………』


 その最後に、【グローリア】は言葉もない。

 一歩間違えれば、あと一手でも多く攻撃を受けていれば、己もまた消えていたと悟っているから。

 薄氷の勝利であり、決して忘れてはならない戦いだ。

 しかしそれでも、本体が死ねばこの記憶は消えるのだろう。

 バックアップには、今日この日に【グローリア】が体験した決戦の記憶はないのだから。

 恐らくは、この本体も長くは持たない。

 あまりにもダメージを受けすぎた。これならば人海戦術を用いて捨て身で固定ダメージスキルを放ち続ければ削りきれるかもしれない。


『Guoo……』


 だが、その前にすべきことがある。

 己に刻まれた二つの使命のままに、王都の敵を滅ぼさなければならない。

 死に瀕した今の【グローリア】のステータスは、もはや計測するのが馬鹿馬鹿しくなるほどに上昇している。

 王都まで向かうのに一分とかからず、地を叩けば一撃で王都を破壊しきれるだろう。

 それが済めば、己は自由。

 そうなればまずは<天蓋山>へと向かい、【天竜王】を滅ぼしてみせる。

 胴体の傷を塞ぎながら、【グローリア】は己の未来を想像し、



『――――物思いに耽るのは、まだ早いぜ』



 体の芯に届くような声を聞いた。

 聞き間違えようもないその声は、機械巨神の内側から聞こえてきた声。

 【破壊王】シュウ・スターリングの声である。

 だが、機械巨神の姿は既にない。

 ならば、声はどこから……。


『…………!!』


 気づく、気づいてしまう。

 分かる、分かってしまう。


 敵手がいる場所は――


ここ(・・)なら、お前がどれだけ速くても外さねえよな?』


 ――――【グローリア】が今しがた塞いだ傷口の中(・・・・)である。


 いつ、どのタイミングで彼がそこに辿りついたのかは【グローリア】は知らない。

 それが《破界の鉄槌》が発動した直後であることなど、知るはずもない。

 彼がスキルを発動直後にコクピットであるブリッジを出て、弾薬庫経由で空になった左腕の砲身の中を通り、グローリアの体内へと撃ち込まれた左腕の指……砲門から体内に到達したなどと、分かるはずもない。

 切り札である最終奥義を放つ前から、その二手三手先を見越して動いていたことなど。


『コフッ……』


 無論、シュウも無傷ではない。

 空間破壊の只中を駆け抜けたために、全身に重傷を負っている。

 それでも、彼は目的地に……【グローリア】の体内に到達していた。

 そして、機械巨神は消えても、彼の<エンブリオ>であるバルドルは消えていない。


 ――シュウの左手に大砲へと姿を変えて収まっている。


 それこそが、【戦神艦 バルドル】の第一形態。

 今この瞬間に、【グローリア】を打倒しうる唯一の武器。

 バルドルは、力と兵器を能力特性とする<エンブリオ>であり、その第一形態の力の名は《ストレングス・キャノン》。

 その名のままにシュウ自身のSTRを増幅して光弾として放つ、日に一度限りの必殺砲。

 その威力は、シュウのSTRの五倍。

 否、違う。


 第一形態に孵化したときは五倍だが、<超級>に到達した今は――シュウのSTRの三五倍(・・・)を叩きつける


 装備補正込みで一〇万オーバーのSTRの、三五倍。

 三五〇万ダメージの直撃は、今の【グローリア】のENDをもってしても打ち消し切れるものではない。その僅かに残ったHPを確実に削りきる。

 それでもこのスキルを最後まで温存していたことには理由がある。

 この光弾は、余りに遅い。

 超音速どころか、亜音速でも容易く回避されるだろう。

 音速を遥かに超越した今の【グローリア】には絶対に命中しない。


 だが、今この瞬間だけは別だ。

 相手の体内から放つ一撃を、外すことなどありえない。

 バルドルは機械巨神の時のダメージを引きずっているのか全体がひび割れているが、それでもこの一撃を放つことは出来る。

 その一撃で……全ては終わる。


『GYYYYGAAAAAAAA!!』


 己の内で放たれようとする力の波動を察し、【グローリア】は体内のシュウを叩き潰そうと己の腹部へと拳を振り下ろすが――不意にその動きを止める。

 それは、当然の帰結。


 今、【グローリア】の体内にいるシュウを攻撃すれば――それは瀕死の【グローリア】にとって致命的な一撃となる。


 シュウには、予測できていたのだ。

 《破界の鉄槌》で【グローリア】を倒しきれなかったときに、どうなるか。

 どれほど爆発的にステータスを上げるのか、そして最初から数値に差があった攻撃力と防御力に……どれだけの格差(・・)が出来るか。

 【グローリア】はいかなる傷を負ってもすぐさま五体満足に修復される。

 しかしそれは、あくまで形状のみ。その生命力(HP)が瀕死であることに変わりはなく、そうであるがゆえにもはや極大化した己の攻撃を受ければ死ぬしかないほどに弱まっている。

 そして、体内にいるシュウを殺そうとすれば、それは【グローリア】自身の防御を破るほどの威力で攻撃するしかない。

 自分の防御を破り、シュウを殺しながらも、自分の生命力を削りきらない。そんな精密なコントロールは、急速に莫大な力を得てしまった【グローリア】には不可能だと……先刻までの攻防でシュウは把握している。

 そう……【グローリア】はあまりにも急激に、強くなりすぎた(・・・・・・・)

 だから、シュウはこの最後を選んだ。


 シュウの一撃か、あるいはシュウを倒すために己の身を巻き込んだ【グローリア】自身の一撃で【グローリア】を殺すことを。


 どちらの決着であっても……【グローリア】は既に詰んでいた。

 強いてこの二つの決着のどちらに至るかを分けたものがあるとすれば、この展開を知っていたか否かだけ。

 寸前で気づいてしまった【グローリア】は、拳を一度止めてしまった。

 その直後に、ならばせめてシュウだけでもと再び拳を動かしたが……その僅かな時間の差が決着を選択している。


「これで……終わりだ」

 拳が肉を突き破ってシュウに届くよりも僅かに早く――光弾は放たれた。


 必殺の威力が込められた光弾は、発射と同時に着弾する。

 その瞬間に……【グローリア】の残HPの全てを消滅させる。

 三本角の首を、首と繋がる上半身を、全身すらも……跡形もなく消し飛ばした。

 シュウを潰そうとした拳もまた、消失していた。

 竜の体が消え去った後……光の塵が巨大な光の柱となって天に立ち上る。


 それがこの【グローリア】事件における一連の戦いの結末であり……【三極竜 グローリア】と呼ばれた<SUBM>の最期だった。


 To be continued

(=ↀωↀ=)<次回更新は22:00ですー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] くま
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ