第二十七話 皇国元帥
(=ↀωↀ=)<三日目後半開始ですが今回は説明メイン回
( ̄(エ) ̄)<皇国側の背景事情がいくらか見えるクマ
( ̄(エ) ̄)<内容としては序章の俺の説明を詳しくした感じクマ
■皇国について
<Infinite Dendrogram>の時間でおよそ七ヶ月前、皇国は王国に戦争を仕掛けた。
皇国が戦争に踏み切った理由は三つあるが、内二つは『飢餓』と『侵略の危機』であった。
『飢餓』の原因は、耕作地の減少。
<マスター>が増加する数年前から、ドライフの耕作地が少しずつ枯れ始めていた。
元々が北方にあって農業に向かない土地であったが、現在は輪をかけて状態が悪い。
原因不明であり、肥料を研究しても改善できず、痩せた土地で育ちやすい芋すらも芽を出さない地が耕作地の三割を超えた。
その範囲は徐々に広がり続け、皇国の食料自給率は自国民を生かすのに足りなくなっていた。
それでも、王国やカルディナといった隣国から輸入してなんとかもたせることは出来ていた。
しかし、<マスター>の増加が始まってから、何を思ったかカルディナが食料の輸出量を絞り始めた。
外交官が粘り強く交渉しても、彼らはそれを覆さない。
元々カルディナは他国の産物を第三国に流し、仲介貿易で利益を得る国であった。それが突如として物品を外国に流さず、「欲しければカルディナにまで買いに来い」というスタンスに変えたのだ。
だが、個人ならばともかく国家規模の食料輸送をあの魔境、カルディナ大砂漠で行えるノウハウは皇国にはない。
カルディナからの食糧獲得は諦めるほかなかった。
それでも、国民に少数の餓死者が生じながらも王国からの輸入で何とか耐えていた。
だが……新皇王決定後の王国との国家間交渉で同盟関係が解消され、王国からも食糧が来なくなった。
もはや一刻の猶予もなく、多くの国民が餓死するのは時間の問題だった。
二つ目の理由である『侵略の危機』もカルディナに起因する。
東の隣国カルディナに、他国を侵略する予兆があった。
<マスター>増加後のカルディナの動きは、明らかに異様だった。
他国から多くの物資を輸入しておきながら流さないのは、戦争に備えて貯えていると考えられる。
カルディナには七大国家最大の財貨があり、買い続けても数十年は何の問題もない。
加えて、<マスター>の嗜好品……欲するものを確保して与え続けるという目的もあった。
<マスター>の中でも国家間移動、それもカルディナの大砂漠を超えられるほどの実力者はカルディナに集まる傾向が高い。
それは、「カルディナならば一国で他の国の特産物も入手できるから」だ。
そう、カルディナが外に産物を流さなくなった理由の一つは、各国の物品を買いたがる<マスター>を自国に留めるためだ。
そのことに気付いて皇国は機械製品の輸出を差し止めたが、それでもどこかからカルディナに横流しされていた。
そして、カルディナは数年で莫大な物資と、戦力となる大勢の<マスター>を抱え込んだ。
明らかな戦争の準備。
これまで貿易しかしてこなかったカルディナが、ここで戦争に舵を切った理由は皇国にも理解できなかった。
あるいは、<マスター>が増加したことがその契機だったのかもしれないと考える者もいたが、事実は定かではない。
いずれにしろカルディナが最も危険な隣国となったことに変わりはないのだから、いくら理由を考えても意味はなかった。
このまま進めば、カルディナは「準備は整った」と判断した段階で他国に攻め入るだろう。
アルター王国、レジェンダリア、黄河帝国。それらの国に仕掛けてくる可能性もあったが……本命は皇国だろうと踏んだ。
なぜなら、カルディナは皇国への輸出を真っ先に差し止めていたからだ。
食糧資源に乏しく弱りやすいが、皇国は七大国家最高の科学技術を有している。
それを押さえるために、カルディナが皇国を攻めることは想像に難くない。
ならば、国を守るためにはそれに抗わなければならない。
皇国にも腹案はあった。
それは皇国の次代皇帝と王国の第一王女による婚姻。そして、皇国と王国の連合王国化だ。
三十年前から進めていた密約。それさえ出来れば皇国の食糧不足は解消でき、カルディナという外敵に一枚岩で対抗できる。
これしかない、そんな一手だった。
しかし先に述べたように、新皇王決定後の国家間交渉により連合王国どころか同盟関係すら解消されてしまう。
孤立無援の皇国はいずれくるカルディナの侵攻に単独で立ち向かうほかなくなった。
<超級>をはじめとした有力な<マスター>を多数抱え込むあの国に、現時点の皇国が勝てる見込みはない。
皇国は先の皇王継承の内乱で<マスター>、とりわけ<超級>である【獣王】の桁違いの力を思い知っている。
ゆえに、これからの戦争はどれだけ優秀な<マスター>を抱え込んだかで決まるというのが皇国上層部の常識だった。
皇国には西方三国最強の【獣王】がいるものの、カルディナには七大国家最強の広域殲滅型である【地神】がいる。この二人が同格としても、カルディナの他の<超級>を【魔将軍】を含めた残戦力で倒せる見込みがなく、カルディナとの全面戦争は敗北しか待っていないと理解していた。
それを避けるためにはカルディナに「こちらに手を出しても只では済まない」と思わせるほどに皇国の戦力を増強し、示さなければならない。
戦力の召集と誇示。さらには食料事情の回復。
それにうってつけの国が、皇国の南にはあった。
――アルター王国である。
肥沃な土地があり、その半年前に起きた【グローリア】事件で大きく戦力を削がれた王国は最適の相手だった。
また、「皇国の窮状に際して同盟を解消し、食料輸出まで止めた」ことに対し、皇国内部に苦々しく思う者が多かったこともある。加えて、これには戦争より更に前、【グローリア】事件でのある出来事も関係していた。
なお、詳細はここでは省くが、同盟解消の原因の半分は皇王にある。しかしそれは今の皇国内部で追及しても意味がない話だ。そもそも皇国からすれば、皇王は事前の取り決めの履行を求めただけとも言える。
かくして一度目の戦争が起こる。
皇国には食糧資源こそないが、財貨ならばまだそれなりにあった。それをばら撒き、国内や無所属の多くの<マスター>を戦力として雇い入れ、王国に侵攻した。
幸いにして、王国への侵攻ルートの選定は容易だった。
皇国に隣接した領土に【グローリア】事件で住民が全滅した地があり、そこから侵攻することとなったからだ。
このルート選定を行ったのはギフテッド・バルバロス元帥であり、理由は「相手の防衛施設や村々がなく、最も戦いやすい」というものだった。
それは同時に、侵攻に際して征服される街や村が元々ないということでもある。
余談ではあるが、もう一つの侵攻ルートは皇国の軍事拠点であるバルバロス領と隣接したカルチェラタン領からの侵攻だった。
そのように事は進み、両国は戦い、そして一度目の戦争が終結する。
王国は国王、【天騎士】、【大賢者】という国を動かすトップを軒並み喪い、騎士や兵士にも甚大な被害を出した。
対して、皇国は侵攻ルートであった無人地帯を制圧し、一部ではあるが肥沃な耕作地を手に入れ、多少は食料事情の改善が図れるようになった。
しかし、全てが思惑通りとは行かなかった。
それは、戦争終盤に起きた、カルディナによる牽制を兼ねた皇国侵攻である。
皇国は防衛のために【獣王】を始めとした戦力を戻さなければならず、当初の予定であった王都制圧は達成できなかった。
カルディナの介入はあまりにも絶妙のタイミングであり、皇国の計画の急所を突かれた。
これには皇国上層部も苦い顔をする。
無人地帯だけでは、皇国の食料事情をカバーしきれない。
そして制圧しきれなかったがために、カルディナに付け入る隙を残した。
カルディナの牽制がなく、王国を完全に押さえてさえいればこうなってはいなかった。
王国を完全に併合すれば、カルディナでもそうそう手が出せない国になっていたのだから。
だが今は真逆の、新たな窮地に瀕している。
例えば、今後カルディナが王国に対し、「手を組んで皇国と戦いましょう。王国は奪われた領土を、我々は皇国本土と技術を頂きます」と言って同盟を組んで攻めてきてもおかしくはない。
これが他の国ならば「それが済んだら国力が増大したカルディナにこっちがやられるかもしれない」となるかもしれないが、窮地に立たされた王国はそこまで考慮する余裕がないかもしれない。
提案に乗り、カルディナの動きに合わせて領土奪還に動き出す可能性は高い。
結果として、皇国の窮状を打破するはずが二正面作戦の構図に陥っていた。
この盤面になるきっかけは皇国の王国侵攻であるが、しかし皇国がそのように動かされていたとも言える。
カルディナが戦争準備の素振りだけ見せていたのは、この盤面になるのを待っていたのかもしれず、外交や情報操作にもどれだけの毒が仕込まれていたのか分かったものではない。
妖怪とも称されるカルディナの議長や、<超級>の一人である“盤面無敗”【戯王】グランドマスターならばこの未来も読み、導いても何も不思議はないのだから。
今後、先に挙げた共同戦線……あるいはカルディナが資金負担して<マスター>を雇い入れる、などの絡め手を使ってくる恐れは大きかった。
二正面作戦の懸念を払拭するため、早期に王国を併合しなければならない。
だが、そのための方策で皇国内の意見が分かれた。
ヴィゴマ宰相の宰相派は、第一次侵攻での国庫への負担や出兵にかかる兵站を考慮し、「併合は国家間交渉と軍を動かさない小規模工作によって成した方が良い」と述べた。
フランクリンが起こした一ヶ月前のギデオンの事件や王国上層部の暗殺工作。それと王国貴族の懐柔などだ。
対して、バルバロス元帥の元帥派は「現在の占領地域から王都までの再侵攻」を推した。
複数ある理由で最も大きかったのは「時間」である。今後カルディナが何かを仕掛けてくることは確実。宰相派の案では成るまでに時間がかかり、カルディナへの隙を作りすぎるというものだ。
それよりは、再度<マスター>を招集し、今度は国土防衛にも<超級>を配する。
その上で一息に王都を陥落させる正面突破の方が、後の情勢を考えればいくらかマシだと元帥は言った。
加えて、「宰相の案で王国内部の勢力が交戦派と恭順派に分裂すれば、王国全土でのゲリラ戦、混戦になりかねず、皇国も王国も泥沼の状態に陥る」、というのも彼の意見だった。
意見の割れた皇国であったが、最終的に皇王が「再侵攻の準備は進めつつ宰相派の工作も行う」と決定した。
そうして皇国の準備は続き――カルチェラタンで<遺跡>が発見されたのは再侵攻可能まであと一月を切ったころであった。
◇◆◇
■<遺跡>・山岳部
時間は、【魔将軍】による侵攻が始まった直後にまで遡る。
悪魔による侵攻が始まった時、ギフテッド・バルバロス元帥は<遺跡>の入り口から離れた山の中腹にいた。彼の周囲には敵影もなく、彼を護る人形も一体だけだ。
彼が立っているのは、カルチェラタンの街を一望できる場所だった。
未だ朝日も東の山脈から離れていない時間だというのに、街は明るい。
それは、カルチェラタンは各所に火が放たれているからだ。
黒煙が立ち上る混迷の中で、悪魔の襲撃によって人々の命も損なわれている。
「…………」
こうなるであろうことは、最初から元帥の想定の範囲内であった。
ローガンとはそれなりに付き合いも長く、彼がティアンを人と思っていないことなど重々承知している。宰相に対して「手段は同じだが派閥ではない」と言ったのも、あるいはそれが理由かもしれない。
元帥の侵攻案は皇国の現状を鑑みてのことだが、それに乗ったローガンの思惑は精々で「自分の活躍する様を知らしめる」程度であっただろうから。
それでも、彼の戦力は皇国にとっては非常に有益であったし、同時に「依頼されたクエストを達成する」という事柄に限れば彼は素直だった。
あるいはそれらの行動は実年齢の若さゆえかもしれないと、元帥は思っている。
本人が直接明かしたことはないが、「実年齢は十に届くかどうかだろう」と多くの人間を見てきた直感で元帥は見抜いていた。
「……案の定、か」
【魔将軍】が皇国にとって有益で都合が良いとしても、翻れば皇国と敵対したもの……王国にとっては災厄でしかない。
今、カルチェラタンが燃えているのは間違いなく【魔将軍】の仕業であり、延いては彼の投入を依頼した宰相、そしてそれを了承した己にあるのだろうと、元帥は考える。
元はカルチェラタン伯爵家の嫡子であり、今は皇国元帥である自分の責である、と。
元帥……エミリオ・カルチェラタンは己の生い立ちの全てを知っている。
彼が十を過ぎたころ、養父である先代の辺境伯が包み隠さず教えてくれた。
重大な秘密であり、あるいは当時の皇王から禁じられていたかもしれないが、それでも養父は教えてくれた。
それは彼が初任務に赴く前の晩のことであり、養父は「叶うならばあるべき場所に帰ればいい」という思いで伝えたのだろう。
しかし、彼はそれを選ばなかった。
バルバロス家に残り、軍人として生きることを決めていた。
それは、半ば誘拐とはいえ赤子の頃から育てられた恩ゆえかもしれない。
あるいは、家系図では姪に当たる幼馴染……彼を助けて死んだロナウド氏の娘との関係かもしれない。
何より、バルバロス家において愛情をもって育てられたことを、彼自身が知っていたのが最大の理由。
彼の人生はその来歴と持ってしまった力ゆえに、厳しい訓練の日々ではあった。
それでも、向けられた愛情は本物だと彼には分かっていた。
養母である先代辺境伯の妻も、ロナウド氏の妻も、どちらも本当の母のように彼を育てていた。
だから、彼は軍人となる前の最後の晩に、皇国に残ることを選択した。
まだ何も返せていないと彼自身が思ったから。
その選択から二十年以上を軍人として生き、彼には多くのことがあった。
任務を繰り返すうちに特務兵となり、超級職を得た。
彼の運命の起点である【エデルバルサ】の来歴を調べる内に、考古学者にもなった。
第三皇子と義姉の間に生まれた子……後の皇王に出会い、友人となった。
幼馴染と結婚し、子供も生まれた。
現皇王と共に旧体制の皇族を倒し、皇国を変えた。
養父の今際の際に、辺境伯の地位を引き継いだ。
そして、現皇王から要請を受けて、彼は元帥に就任した。
そうして……今の彼には無数の責任と絆がある。
もはやギフテッド・バルバロスの名は偽りの名ではなく、本来のエミリオ・カルチェラタン以上に彼を示す名であった。
「…………」
燃える街を見る彼の胸に、悔恨がないと言えば嘘になる。
赤子の頃しかいなかった上に、あの頃と街並みも大きく変わって思い出の風景などないだろう。
それでも、カルチェラタンを犠牲にする作戦への悔いが彼に生じていた。
彼がここに来たのは自分の意思だ。
ヴィゴマ宰相から<遺跡>の技術奪取の話を聞かされた際、その地がカルチェラタンであると聞いて、「行かねばならない」と強く思ったために。
彼が特務兵であることも、学者であることも、理由としては妥当であったが……本当の理由は彼の心がそう命じたからだ。
全ては、カルチェラタンでの作戦を止める理由を探すために。
彼はカルチェラタンに潜り込み、調査を続けた。
先々期文明の<遺跡>。そこには煌玉竜やドライフの象徴である【エンペルスタンド】と同等の兵器が眠っているかもしれない。
しかしそんなものがない、ごくつまらない<遺跡>ならば、わざわざ襲撃する必要もない。
そう、何もなければ……皇国がカルチェラタンを襲撃することはない。
そして事前調査によってその判断が出来るのも、作戦の停止を決定できるのも、彼しかいなかった。
『兵器などなければいい』と、マリオとして潜入しながら彼は何度考えただろう。
だが、無情にも調査結果は全て兵器の存在を、それも最大級の決戦兵器の存在を示唆していた。
なかったことにするには、あまりにも強大であろう力。
王国がその力を手に入れれば、戦力は遥かに増大し、皇国は王国を併合できなくなる恐れが強い。
そうなれば、時を置かずに皇国はカルディナによって滅ぼされるだろう。
バルバロス元帥が許容できなかったのは、その結末だった。
何としても<遺跡>の決戦兵器は奪取、あるいは破壊しなければならなかった。
元帥は……皇国が滅ぶ結末を避けるために悪魔にも魂を売る決意を、既に決めていた。
ゆえに彼は調査結果に偽りを作らず、事前の規定のままに、決戦兵器の奪取又は破壊を目的として作戦を開始したのだ。
「……伯爵邸は、無事か」
昨日、カルチェラタン侵攻の覚悟を決めた彼は、街に通信遮断装置を仕掛けて回っていた。
その折、カルチェラタン伯爵邸の前を通りかかった。
もはや記憶にもない自分の生家の風景。
それは、彼の決意を鈍らせるかもしれなかったが……しかし覆すほどではなかった。
昨晩にレイ・スターリングが手渡したクッキー……彼が初めて知る母の味でも、それは同じだ。
おぼろげな記憶に残るもの。
いつかそれを食べたいと願っていた儚い思い出。
そして、誰かと誰かの約束。
クッキーを口にしたとき、そんな光景と言葉に出来ぬほどの郷愁が胸を突いた。
それでも、彼は既に選択している。
躊躇いはあった。
非常に重く、心を抉るような思いもあった。
それでも、彼は己の守るものを覆しはしない。
彼は、己の国と家族と仲間を守るため……故郷を傷つけることを選択したのだった。
そして彼は、自らの分身とも言える一〇〇〇体の人形を動かした。
「<遺跡>侵攻フェイズ2……<遺跡>内部王国戦力の殲滅開始。加えて、フェイズ3に向け……【ファルドリード】、スタンバイ」
言葉を発した彼の横で――緋色に輝く金属人形が立ち上がった。
To be continued
( ̄(エ) ̄)<説明要約
(=ↀωↀ=)<皇国「なんもかんもカルディナと謎の凶作が悪い」
(=ↀωↀ=)<皇国「頼みの綱の王国との連合国案もポシャって同盟も解消された」
(=ↀωↀ=)<皇国「カルディナと戦っても勝ち目なんてないし、時間が経てば国民も飢えていく」
(=ↀωↀ=)<皇国「皇国が助かるには、倒しやすくて食料豊富な王国を武力併合するしかない」
(=ↀωↀ=)<だいたいこんな
( ̄(エ) ̄)<だいたいわかったクマ
(=ↀωↀ=)<ちなみにカルディナの<超級>の内訳は
(=ↀωↀ=)<広域殲滅型が四人、個人戦闘型が四人、(特殊)広域制圧型が一人となっております
( ̄(エ) ̄)<広域殲滅=バルドルと同等かそれ以上の火力と考えてもらってOKクマ
( ̄(エ) ̄)<戦争するとちょっとひどいことになるクマ