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第十五話 【無命軍団 エデルバルサ】

 □【煌騎兵】レイ・スターリング


 地上に戻った後、俺達は冒険者ギルドに向かった。

 それはあの機械についての情報を伝えるため。

 それと、周辺地域を徘徊している機械の破壊と<遺跡>の監視をクエストとして依頼するためだ。

 アズライトは王国名義でのクエスト発注についての権限も預かっているらしく、緊急依頼として発行するという話だった。

 アズライトはカルチェラタンのギルドのトップらしき人物と別室で何事かを話し合い、すぐにそれを実行していた。

 <マスター>を対象として徘徊する機械の討伐が高額報酬の人数無制限で発注され、ギルド内にいた<マスター>達が即座に受注していった。

 <遺跡>の監視についてはギルドお抱えの熟練したティアンで行うようだ。


「あれらの一体一体は、上級職の戦闘系<マスター>なら手強い部類じゃない。外を徘徊して燃料集めをしている自動機械がいなくなれば、新しい自動機械が動き出すこともないだろうから……これで時間は作れたな」


 機械による被害についてはひとまず安心といったところだ。

 また、<遺跡>内部の工場に繋がる道の探索もクエストとして発行してもらった。

 俺達がたどり着いたあの広間はあそこで行き止まり。それに、帰り道でも追加の機械が出てくることはなかった。

 工場は俺達が通ったのとは異なるルートか、あるいはあの入り口以外の出入り口の先にある可能性が高い。

 工場を停止させるためにも、まずは工場そのものを発見しなければならなかった。


「そちらは見つかるのを待つしかない、か」

「ええ。今晩中にでも工場が発見できれば、明朝には停止のクエストを発行して人員を動かせる。これについては伯爵夫人とも相談が必要だから、この後に向かいましょう」

「ああ」


 アズライトの顔色は、地下にいたときよりも随分と良くなっていた。

 <遺跡>の危険に対策が打てたことと、<遺跡>についての希望がもてたことが大きいのだろう。


 ◇


 冒険者ギルドを出た後、アズライトと再び伯爵夫人のところに向かった。

 今度は俺も一緒に屋敷の中に入り、<遺跡>の中で見た機械とその危険度について証言した。


「そう……、実は今日、周辺の地域からも「見慣れない機械仕掛けのモンスターが徘徊していた」という通報があったの。<遺跡>の中で見つかったものと、同種だと思われるわ」


 俺達の報告を聞いてから、伯爵夫人も新たな情報を提示した。


「<遺跡>の外に出ていたのは、レイの話にあった一機だけではなかったのね」

「あるいは既に稼動していた少数が燃料となる生物を確保したから、他の機体も動くようになったのかもしれないな。このままだと稼動する機体がドンドン増えていって……待った」

「レイ?」


 自分で話していて、あることに気づく。

 燃料を手に入れたから奴らの数が増えた。

 そう、燃料……内部に生物を取り込まなければ奴らは動けない。

 だったら……。


「なぁ、<遺跡>が現れた直後の、燃料が一体分もなかった(・・・・・・・・)とき、最初に動いた機体はどうやって動いていたんだと思う?」

「!」


 動けないはずなんだ。

 だけど、現実にあいつらは動き出し、今も少しずつ稼動数を増やしている。

 偶々<遺跡>に潜り込んだ生物を取り込んだ?

 あるいは……、


「他の生物を使わなくても動ける奴がいる?」


 例えば……シルバーと同じオリジナルの動力炉を積んだ奴が。


「指揮官機、ということかしら。……いると思う?」

「…………」


 いるかもしれない。

 あの機械を統率する、量産型じゃないリーダー機が。

 だとすれば、工場停止の難度は上がるだろう。

 その懸念によって場の空気が重くなり始めて、


「モクモク。ポリポリ」


 ……隣のネメシスが場の空気を読まずに、差し出されたクッキーを食っている。


「……ネメシス」

「し、仕方ないのだ! 今日は<遺跡>に潜っているときに色々あったからお昼も食べていないのだし……!」


 まぁ、それはそうだが。


「<遺跡>に入る前にお茶会で軽食も食ってたよな?」

「軽食だぞ! 軽いではないか!」


 ……お前、ここぞというときに食欲の権化と化すよな。

 しかもこの一ヶ月で着実に頻度増えてる。


「ふふっ」


 と、そんな俺達のやりとりの何が面白かったのか、伯爵夫人が笑っていた。

 アズライトも苦笑している。


「うちの大食漢がすみません……」

「大食漢ではない! 大食淑女だ!」


 淑女は、そんなに、食べない。


「いえいえ、いいのよ。ネメシスちゃんも、場の空気を変えようとしてくれたのでしょう」


 絶対に素だと思う。


「う、うむ! その通りだ!」


 乗っかるな。


「このクッキー、私が焼いたものなのだけど、お味はどう?」

「とても美味だ!」


 ネメシスはとても良い笑顔でそう言った。

 しかし、伯爵夫人が焼いたクッキーか。今日来ていた孤児院の子供達のために焼いていたものかな。


「じゃあ俺も一つ……ないじゃん」


 皿の上にクッキーはもはや一枚も残っていない。

 欠片すら残っておらず、そこに本当にクッキーがあったのかすら確かめられない状態だ。

 ネメシス……。


「♪~~」


 口笛吹いて誤魔化そうとしても容疑者はお前しかいない。


「クッキーはまだありますけれど、持って帰りますか?」

「うむ!」


 伯爵夫人の提案に、ネメシスは即答した。

 ……今度は俺にも分けろよ?


 ◇


 さて、若干コントが差し挟まったものの、伯爵夫人への報告は済んだ。

 これから伯爵夫人はアズライトと二人で具体的な対策を練るらしい。

 俺はと言えば、宿で体を休めていてほしいと言われた。

 ギルドのトップとの会話のように、関係者同士でしかできない話もあるのだろう。


 さて、宿の様子はと言えば、昨日から随分と客の数が減っていた。

 これは緊急依頼を受けて外に出ている者が多いからだろう。

 夕飯時の食堂も、昨日と比べて人数はまばらだ。

 そんな状況ではあるが、食堂に隣接した談話室には見覚えのある人物が二人いた。


 一人はトムさん。

 <遺跡>から戻ってから、グリマルキンと一緒に探索の疲れを温泉でゆっくり癒し、夕食をとったのだそうだ。

 今は魔法マッサージチェアに座りながら「あー。古典的なマッサージチェアだけど、日頃の激務の疲れがちょっと取れるー」と言いながらゆったりしている。


 それともう一人は、伯爵邸で会ったベルドルベル氏だ。

 彼も自身の<エンブリオ>達と一緒に談話室にいた。なぜこの宿にいるのか尋ねてみると、伯爵夫人からオススメの宿としてこちらを紹介されたそうだ。

 ちなみに、トムさんのグリマルキンとベルドルベル氏のホーンが、なぜかにらみ合ったまま微動だにしない。お互いにネコだからであろうか。


「うーん。お夕飯要らないってお客さんが多すぎます。何かあったんですか?」


 女将さんやレフティと一緒にサービスのお茶とお菓子を持ってきたシャーリーにそう尋ねられたので、「<遺跡>から機械のモンスターが出てきて、討伐の緊急クエストが公布されたからその達成に忙しいのだろう」ということを詳細は省きつつ答えた。


「それって、わたしが襲われた時のモンスターですか?」

「ああ、それと同種だ」

「何だか怖いですね」

「大丈夫ですよ、お嬢様。そのために<マスター>の方々が奔走してくれているのですから」


 あのときのことを思い出して怖がるシャーリーを、レフティがそう言って安心させていた。


「しかしまぁ、連中の討伐がクエストになったのはいいねー。数多すぎるもの、あいつら」


 話を聞いていて、マッサージチェアに座りながらトムさんはそう言った。

 数が多すぎるとは言うが、トムさんはほとんど一人で奥の大広間までの機械とトラップを壊していた。

 彼が道を切り開いたお陰で俺達もあそこまで辿りつき、<遺跡>の正体にも気づけたので、本日一番の功労者はトムさんと言えるかもしれない。


「宿の様子を見ると、受注者かなり多いでしょ?」

「はい。討伐の賞金も高めですし、機械が丸々残るので「これを売ってまた一儲けできる」って<マスター>もいましたね。王国の方で買い取りも始めましたし、……?」


 ふと、<遺跡>で抱いた疑問が再燃する。

 それはネメシスが言った「トムさんが何のために<遺跡>に来たのか」という言葉。

 あのとき、トムさんは倒した機械を回収していなかった。

 昨日の夜会ったときは、カシミヤとの試合に備えた鍛え直し、それと……お金儲け(・・・・)のために探索すると言っていた。

 けれど今日、成果物である機械は倒したらそのまま全て置き去りにしていた。加えて、広間の敵を掃討したのに探索もしなかった。

 それが少しだけ気になった。


「ふむ。機械のモンスターというと、人型に近いものかな?」


 と、そんなことを思案していると、ベルドルベル氏からの質問を受けた。


「はい」

「それならこのカルチェラタンに来る前に倒したものと同じかも知れぬな」


 ベルドルベル氏はそう言ってアイテムボックスから、機械の残骸を取り出す。

 それはあの銃火器型の頭で間違いなかった。


「はい。これです。……倒せたんですか?」


 ベルドルベル氏は非戦闘職の音楽家なのに。


「なに、やりようはあるものさ。それに自分で戦えなければ、モンスターの徘徊する地での旅などできぬよ」

「さすがは【奏楽王】、といったところかなー」


 ベルドルベル氏の言葉に「それもそうか」と思っていると、トムさんがそんなことを言った。

 【奏楽王】?


「ふむ。《看破》かね? 気配は感じなかったが」

「まぁこっちも【猫神】ですしー」

「ああ、御主があの“化猫屋敷”であったか。では改めて自己紹介を。指揮者系統超級職、【奏楽王】ベルドルベルだ」

「猫特化超級職の【猫神】トム・キャット。まぁよろしくー」


 ……猫特化超級職ってなんだろう。

 戦闘スタイルってそこまでネコ関係なかったですよね?


「ふぅむ。超級職が二人、か。これはかなり頼もしいのではないかのぅ」

「頼もしいとは?」


 ネメシスの呟きに、ベルドルベル氏が問いを返す。

 その問いには俺が答えた。


「あの<遺跡>は、その危険な機械を自動で作っては動かし続けています。だから、今動いている機械を破壊して、内部の工場を停止させる必要があります。工場へのルートさえ見つかれば、明朝にでも<遺跡>の工場施設目指して突入する手筈になっています」

「なーるほどねー。そのメンバーが欲しいわけだ。うん、そういう話があるなら僕は参加しようかなー。ひまだしねー」


 トムさんはそう言って参加を快く了承してくれた。


「ふむ。私もその冒険譚に興味がないではないが、明日だと少しまずいな」

「何かあるんですか?」

「今日の茶会に来ていた子供らにせがまれての。明日また演奏を聞かせることになったのだ。何でも、今日は病気で来られなかった子もいるが、たいそう音楽が好きな子で、きっとこの演奏をすごく聴きたがるから、という話でな」


 そう言って、ベルドルベル氏は穏やかに笑う。


「まぁ、こやつらの演奏をそこまで評価し、喜んでくれておるのだ。アンコールに応えるのも悪くない、と思ってのぅ」

「ええ。俺もそれがいいと思います」


 超級職だというベルドルベル氏の助力があればありがたい。

 けれど、今ある約束も大切なものだと思った。

 そんな風に話していると、談話室の客にお茶を配っていた女将さんがこう言った。


「それにしても、<遺跡>からそんなモンスターが……。また【エデルバルサ】の時みたいなことになるのかねぇ……」

「【エデルバルサ】?」


 それは聞き覚えのない言葉だが、何かの固有名詞だろうか?


「今から三十年くらい前に出たモンスターでね、<ゆー……>なんとかっていう強いモンスターだったらしいのだけど。当時は私も子供だったからよく覚えていなくて、えぇっと……【む、む……」

「【無命軍団 エデルバルサ】」


 女将さんの言葉を拾ったのは、湯飲みのお茶をふぅふぅと冷ましながら飲んでいたトムさんだった。


「知っているんですか、トムさん」

「うん。今から三十年くらい前、王国と皇国の国境地帯に出現した<UBM>だよ。ランクは神話級。当時のモンスターとしては最悪の部類だったなー。あちち……」


 三十年前の神話級。

 今でこそ、兄が【キムンカムイ】を倒したように神話級は打倒可能な存在になっている。

 けれど、こちらの時間で三十年前に<超級>はいない。

 それどころか<マスター>だっていなかったはずだ。(ひょっとするとβテスターがいたかもしれないとマリーが言っていたけれど、それも極少数だろう)

 ティアンのみの状況で、神話級の<UBM>の出現は災厄としか言いようがない。


「【エデルバルサ】は群体型の<UBM>だったからねー。植物でも鉱物でも、自由に材料にして配下の人形モンスターを生成し続ける怪物。核となる本体を倒さない限り、際限なく増え続ける厄介な<UBM>だったよ」

「トムさん、詳しいですね」


 こっちの時間で三十年も前の話なのに、まるで見てきたように説明してくれる。


「うん、知り合いに<UBM>に詳しいのがいるからねー」


 ビースリー先輩にとっての女化生先輩みたいに、独自のデータベースを持ってるご友人でもいるのだろうか。


「そうそう。【エデルバルサ】はそういうモンスターでした。それが出てきたのが丁度、伯爵夫人様の旦那様とお子様が皇国に使節として向かっている最中で……」

「え?」

「私が知っているのは当時の発表や新聞から見聞きしたことだけですけど……」


 それから女将さんは、三十年前にあったある事件について話してくれた。


 ◇


 それは今から三十年前に起きた出来事であるらしい。

 王国のカルチェラタン領と皇国のバルバロス領は両国の国境を挟んで隣接しており、交流も多く非常に友好的な関係にあった

 また、王国と皇国も当時は同盟国であり、レジェンダリアも含めた西方三国で纏まっていたそうだ。

 そんな背景もあり、度々両国は使節が行き交っていた。

 使節団の団長はカルチェラタン伯爵夫人の夫だった。彼は元々が王国の外交官だったらしい。

 また、そのときの執務には、生後一年が経って外に連れ出せるようになったカルチェラタン伯爵夫人の息子も同行していた。

 将来的にカルチェラタン伯爵家とバルバロス辺境伯家の間で婚姻を取り交わす約束があったため、少し早い顔見せも兼ねていたそうだ。

 赤子を連れた道程ではあったが、両国を繋ぐ道にはこれといって強力なモンスターは出ないので安全性は高い。

 加えて王国は最高の護衛をつけていた。

 【聖焔騎セイクリッド・ブレイザー】アスラン・ファルドリード。

 【大賢者】、【天騎士】、【教皇】に並ぶ、王国四人目の超級職がその護衛についていた。

 【聖焔騎】アスランは、元は流浪の身でありながら、その実力と高潔さ、そして忠誠から、当時の国王直属の家臣として重く扱われていた人物だった。

 その彼に護衛を任せるということは、それだけ王国が皇国との国交を重視していた証左でもある。

 また、アスラン自身も使節団への同行を希望していた。

 それはアスランとバルバロス辺境伯家の次期当主である【衝神(ザ・ラム)】ロナウド・バルバロスが親友であり、良きライバル関係であったためだ。

 今回も護衛として同行した後、バルバロス領内にある決闘施設で武を競う予定だった。

 ゆえに、誰にとっても良き交流のための道行きであり、前途は明るいものだった。


 ――国境の緩衝地帯に、突如として神話級の<UBM>が出現しなければ。


 その<UBM>がなぜそのタイミングで国境に出現したのかは知らない。

 偶然だったのか、何者かの意図が絡んだのかも不明だ。

 しかしいずれの理由にせよ、神話級――【無命軍団 エデルバルサ】は王国の使節団に襲い掛かった。

 アスランは使節団を護るために最前線に立ち、一〇〇〇を超える人形軍団を切り伏せた。

 しかし一〇〇〇を失っても、【エデルバルサ】の配下にはそれに数倍する人形がまだ控えていた。

 多勢に無勢。

 無尽蔵の人形は雲霞の如く押し寄せ、アスランの阻む空間をすり抜けて使節団に迫った。

 使節団が阿鼻叫喚に包まれ、被害は拡大していく。

 アスランも人形を駆逐し続け、何とか本体を討とうとするが、あまりにも彼我の戦力差が大きすぎた。

 このまま磨り潰されるのを待つばかりかと思われたとき、皇国から一人の援軍が駆けつける。

 それは【衝神】ロナウド・バルバロス。

 親友と使節団の危機に、誰よりも先んじて動き、単独で駆けつけてきたのだ。


 そうして二人の超級職は力を合わせ、神話級という強大な敵に挑んだ。


 ◇


「……それで、どうなったんですか?」

「援軍に向かったバルバロス領軍が到着した時には全て終わっていて……。【エデルバルサ】は討伐されていたけれど、アスラン様もロナウド様もお亡くなりになっていたそうです。調査を行った皇国の発表では使節団も全滅という話で……」


 ……相討ちになった、ということか。

 お茶会の席で、伯爵夫人が夫を亡くし、息子が行方不明になったことは聞いていた。

 それがまさか、神話級の<UBM>が絡んだ話とは……。


「…………ぅん?」


 そのとき、ベルドルベル氏が何かに気づいたように首を傾げた。


「その【エデルバルサ】とやらは、人形を使うといったか?」

「そうだねー。人形を創って操る<UBM>だよー」

「そうか。それではまるで……しかし、三十年前では……ありえぬか」

「どうかなさったんですか?」


 俺が尋ねると、ベルドルベル氏は苦笑しながらこう応えた。


「ドライフに特典武具の力によって人形を作り、使役するティアンがいてな。能力が似ているのが気になったのだ。しかし彼はまだ若く、今から三十年も前に……まして神話級の<UBM>でMVPをとるのはありえぬ年齢だった。きっと別の<UBM>から得たものであったのだろう」

「ああ。似た能力の<UBM>もいるからねー。モンスターやアイテムを生成する特典武具もそこそこあるからー」


 そのような流れでこの件の話は結びとなった。

 ただ、なぜだろう。

 この話で、俺は何か大きな見落としをしているような気がした。



 To be continued

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