第一部(序章~第三章)までのキャラクター紹介 <エンブリオ>編
( ̄(エ) ̄)<予約した日付間違ってて21:00からずれちまったクマー
(=ↀωↀ=)<今回は<エンブリオ>編ですー
( ̄(エ) ̄)<第一部で能力が明らかになってる連中だけの紹介クマー
1/20追記
大きなミスに気づき、テナガアシナガの肩書きを【星天到達】に修正しました。
申し訳ありません。
□アルター王国
名称:【復讐乙女 ネメシス】
<マスター>:レイ・スターリング
TYPE:メイデンwith アームズ
能力特性:因果応報&?
到達形態:第二形態
紹介:
レイの相棒であり、ヒロイン。ヒロイン。
“<Infinite Dendrogram>を現実と同じように考えている”<マスター>にのみ発現する、TYPE:メイデンの<エンブリオ>。
人の体と精神を持ち、受け答えや日々の対応も同様。
性格は不敵な自信家(レイが傍にいるときのみ)。お化け怖い。大食い。
「~だの」という口調で喋る。レイがボケに回ったときのツッコミ役。
戦闘時はレイの武器へと変身する。
第一形態は黒大剣。固有スキルは限られた回数だけダメージを吸収する《カウンターアブソープション》、そして相手から受けたダメージを倍返しにする《復讐するは我にあり》。
第二形態は黒旗斧槍。固有スキルは状態異常やデバフの効果を逆転させる《逆転は翻る旗の如く》。
(=ↀωↀ=)<なんでヒロイン二回書いた
( ̄(エ) ̄)<ヒロインとして見られてないから念のためクマ
余談:
フランクリンの事件から<Infinite Dendrogram>の時間で三週間以上が経過したが、未だに第三形態には進化できていない。
これには初期のデスペナルティの反動だけでなく、第二形態への進化の際に使用した■■■というシステムが関わっている。
しかし彼女の進化は遅れてはいるが、止まったわけではない。
第二形態への進化以降の戦闘や日常の全てを経験値として内部に蓄え続けている。
名称:【戦神艦 バルドル】
<マスター>:シュウ・スターリング
TYPE:?
能力特性:兵器&?
到達形態:第七形態
紹介:
シュウが駆るマップごとPK吹っ飛ばす系<超級エンブリオ>。
その形態は多岐に渡り、小はガトリング砲、中は固定砲台や戦車、大は戦艦となる。
共通点は兵器であるということ。
あとから進化を振り返ると、戦艦というゴールから逆算して辿ってきたかのような進化である。
同様の例はそれなりにあり、最初の孵化の段階で<エンブリオ>が<マスター>のパーソナルを見定め、最終系を想定しているパターンもあるのではないかと言われている。
もっともバルドルについてこの仮定が当てはまるのは……戦艦がバルドルの最終系であれば、の話だが。
戦艦時の火力は凄まじいが、内部で生成する弾薬の素材の代金も凄まじい。
一見お金掛かってなさそうなエネルギー兵器も、バッテリーセルを作成・使い捨てているのでコストが掛かる。
ギデオンでのフランクリンとの戦いでは三十三億リル吹っ飛んだ。
しかし、これまでの“バルドルが一度の戦闘で使った金額ランキング”では五位にも入らない。
(=ↀωↀ=)<凄まじい火力と金額です
(=ↀωↀ=)<そして大金が使われるほどマップが壊れ
(=ↀωↀ=)<僕らの仕事も増えるのです
( ̄(エ) ̄)<テヘペロ
余談:
第四形態、つまりは上級に進化した段階から喋り始めた。
第一声は『次に使い捨てたら撃ちます』だった。
どうやらフェイウル戦で洞窟に囮放置&爆破したことを根にもたれていた模様。
名称:【堕落天魔 バビロン】
<マスター>:ルーク・ホームズ
TYPE:ガードナー
能力特性:?
到達形態:第四形態
紹介:
ルークの<エンブリオ>。淫魔。
性格は能天気。空気はあまり読めない(読まない)。無邪気だが時折天然の黒さが滲み出る小悪魔。
甘いものに辛い調味料をかける冒涜的味覚。
ルークが保護者だが、時折ルークの保護者であるようにも振る舞う。
マリリン、オードリー、リズといったルークの配下モンスター勢からは一目置かれている。
汎用スキルは《誘惑》や《ドレイン》などモンスターの淫魔が使うスキルを多く使う。
固有スキルはドレイン時に低確率でスキルを覚える《ドレインラーニング》。
そして、ルーク、配下モンスター、バビの三身を合体させる《ユニオン・ジャック》。
(=ↀωↀ=)<地味に、形態一つ上がってません?
( ̄(エ) ̄)<三章後の期間でまた進化したらしいクマ。ハイペースクマ
余談:
実はルークより少しだけ背が高い。
名称:【幻銃筆 アルカンシェル】
<マスター>:マリー・アドラー
TYPE:レギオン
能力特性:幻想生物創造・射出
到達形態:第六形態
紹介:
マリーの<エンブリオ>。拳銃。
六連装のリボルバー拳銃に赤・青・緑・白・黒・銀の六色の“絵の具”を装填し、その配分によって異なる性質の弾丸生物を発射する。
赤の爆裂:爆発付加・威力上昇
青の散弾:発射弾数増加
緑の貫通:貫通力上昇
白の麻酔:麻酔付加
黒の追跡:追尾能力付加
銀の閃光:聖属性閃光弾
必殺スキル《虹幻銃》ではマリーのリアルである一宮渚の描いた漫画“イントゥザシャドウ”のキャラクターを撃ち放ち、召喚する。
事前に“絵の具”を使用して絵を描いておく必要があり、さらに必殺スキルで使用した“絵の具”は24時間使用できないデメリットもある。
言うなれば、己の時間と労力を費やして擬似生命を生み出す能力とも言える。
(=ↀωↀ=)<六色のラインナップが虹とも違うし、不思議だよね?
( ̄(エ) ̄)<これは多分、キャラに使った色クマ
(=ↀωↀ=)<ふむん?
( ̄(エ) ̄)<“イントゥザシャドウ”の主人公、マリー・アドラーのカラーイラストがそんな色合いだったクマ
( ̄(エ) ̄)<本人は黒と白のツートーン。銀、緑、青の三色は武器とか小物のカラークマ
(=ↀωↀ=)<赤は?
( ̄(エ) ̄)<返り血
(=ↀωↀ=)<……なるほど
余談:
二色使用必殺スキルのラインナップ
赤の爆裂+黒の追跡=“爆殺のデイジー・スカーレット”
緑の貫通+銀の閃光=“貫殺のウルベティア”
青の散弾+白の麻酔=“毒殺の白姫御前”
名称:?
<マスター>:フィガロ
TYPE:?(アームズ系列)
能力特性:装備品強化
到達形態:第七形態
紹介:
フィガロの<超級エンブリオ>。心臓。
極めて分かりやすく本人の願望が<エンブリオ>に現れた形。
装備数反比例強化の《武の選定》。
戦闘時間比例強化の《生命の舞踏》。
そして第三の強化である必殺スキルを使用する。
( ̄(エ) ̄)<《武の選定》はフィガロが脱ぐ原因クマ
( ̄(エ) ̄)<ちなみに「絶対外さないような効果の装備を下半身に着けておけ」と
( ̄(エ) ̄)<アドバイスは出したことあるクマ
(=ↀωↀ=)<たまにはいいことしますね
余談:
<超級エンブリオ>のアームズ系列であるので、心臓の強度は相当のもの。
高品質の鎧でも比較にならないが、そもそも心臓で攻撃を防ぐ機会が無かった。
……しかし心臓抜きが得意な某十歳児には効果覿面だった。
名称:【大天蓋 アトラス】
<マスター>:バルバロイ・バッド・バーン
TYPE:?(テリトリー系列)
能力特性:重圧
到達形態:第六形態
紹介:
バルバロイを中心に加重結界《天よ重石となれ》を展開する<エンブリオ>。結界。
必殺スキル《解放されし巨人》では短時間のみ、防御力を十倍化した上で攻撃力と入れ替える。
重圧、及び重圧からの解放というテーマ。
リアルで何か溜め込んでいるのかもしれない。
(=ↀωↀ=)<際物が多いテリトリー系列の中では直截的な<エンブリオ>です
( ̄(エ) ̄)<……あー。中に入った奴を軒並み子供に変える変態仕様のテリトリー系列とかいるしな
余談:
固有スキルの数を絞った上でスキルの出力を上げるタイプ。
テリトリーには多い。
名称:【仙里鏡 タイキョクズ】
<マスター>:霞
TYPE:アームズ
能力特性:レーダー&ユニット配置
到達形態:第三形態
紹介:
霞の<エンブリオ>。円盤状の鏡、あるいはお盆。
周囲一帯の<マスター>の位置、及び<エンブリオ>の到達形態を知ることが出来る。
情報を限定している代わりに索敵能力は高く、隠蔽能力のほとんどを看破する。
また、霞の召喚したモンスターに限定して、タイキョクズの表示内の任意地点に配置することが出来る。
距離に比例してMPの消費が大きくなり、現在は最大で300メートルといったところ。
(=ↀωↀ=)<想像してください
(=ↀωↀ=)<レーダーを使っていたら、突然自分の背後に「Ⅶ」の表示が……
( ̄(エ) ̄)<あ、それ一回あったクマ(←こいつ)
( ̄(エ) ̄)<めっちゃ驚いてたクマ
余談:
モチーフは封神演義に登場する巻物の宝貝、太極図。
名称:【武装転輪 ゴリン】
<マスター>:イオ
TYPE:アームズ
能力特性:超重武器
到達形態:第三形態
紹介:
イオの<エンブリオ>。巨大な金属武器。
巨大な斧であるモード「断砕」。
巨大な鉄球であるモード「粉砕」。
巨大なバズーカであるモード「爆砕」。
現在は以上の三つが戦闘モードとして存在する。
通常時は手ごろなサイズの腕輪として身につけている。
(=ↀωↀ=)<……バズーカ?
( ̄(エ) ̄)<なぜかバズーカもあるクマ。若干親近感クマ
余談:
モチーフは剣豪宮本武蔵が残したとされる書物、五輪書。
……それがどうして鉄球やバズーカになっているのかは謎。
名称:【天動魔杖 アルマゲスト】
<マスター>:ふじのん
TYPE:アームズ
能力特性:魔法複製
到達形態:第三形態
紹介:
ふじのんの<エンブリオ>。先端に惑星の模型が付いた杖。
固有スキル《星写し》はふじのんの使用する魔法を最大三つまでノーコストで複製できる。
ただし、複製した魔法を使い切るまでふじのんは動けなくなる。
(=ↀωↀ=)<これさ、レベル上がって強力な魔法使えるようになったら強いよね
( ̄(エ) ̄)<進化したら複製する数も増えそうクマ
( ̄(エ) ̄)<……しかし、結果は同じでも過程がファトゥムと全然違うな
余談:
モチーフはローマ帝国時代に書かれた天動説の専門書、アルマゲスト。
お気づきかもしれないが、三人娘の<エンブリオ>はいずれも書物縛りである。
文ゲイ部だからね。
■ドライフ皇国
名称:【白氷乙女 コキュートス】
<マスター>:ユーゴー・レセップス
TYPE:メイデンwithチャリオッツ
能力特性:審判凍結・熱量吸収
到達形態:第三形態
紹介:
ユーゴーの<エンブリオ>。白い少女。
棒読みの毒舌家。白いものしか食べない。
ネメシス同様にメイデンの<エンブリオ>。
戦闘時はユーゴーの<マジンギア>と融合し、追加装甲となる。
固有スキルの《地獄門》は、「13秒毎に『同種族の討伐カウント数』%の確率で範囲内の相手の身体を『同種族の討伐カウント数』%だけ【凍結】させる」スキル。
ややこしいが、「自分と同じ種族倒しすぎているとやばい」スキルである。
また、【凍結】させた相手の熱量を溜め込み、《煉獄閃》という別の攻撃スキルに転用もできる。
(=ↀωↀ=)<クマニーサンこれ苦手でしょ
( ̄(エ) ̄)<そうでもない。実は遠近どっちでも対処可能クマ
余談:
チャリオッツは<エンブリオ>単体で駆動可能な乗り物であるのが普通。
だが、キューコの場合は孵化する前からユーゴーが<マジンギア>を扱える環境にあった。
そのため、“機体は元々あるもの”と規定し、それに被さって強化する能力を獲得したと考えられる。
<マジンギア>が壊れていると能力を行使できないというデメリットを抱えることにはなったが、半面スキルの性能に力を回すことができている。
仮に一から戦闘用のチャリオッツ体を形成する仕様だった場合、《地獄門》の性能は今よりも低いか達成条件が厳しくなり、戦闘能力も今の<マジンギア>+キューコより低下していたと考えられる。
名称:【魔獣工場 パンデモニウム】
<マスター>:Mr.フランクリン
TYPE:プラントフォートレス
能力特性:モンスター製造
到達形態:第七形態
紹介:
フランクリンの<超級エンブリオ>。足の生えた移動要塞。あるいは怖いハ○ルの動く城。
モンスターの大量生産、格納、そしてオーダーメイド生産が可能。
同様の技術はジョブのスキルにも存在するが、それをより大規模かつ高レベルで行える。
必殺スキル《改胎神所》ではその能力が更に高まる。
なお、モンスターを創る素材までは用意してくれないので<マスター>が集めなければならない。
どこかの【破壊王】と【戦神艦】に保有していたモンスターを全てデストロイされたので、現在再生産でフル稼働中。
(=ↀωↀ=)<バルドル同様に<マスター>の金を投げ捨てる系<エンブリオ>
(=ↀωↀ=)<まぁ、こっちは創ったモンスターが残りますけど
( ̄(エ) ̄)<ふっ飛ばしてやったクマー
余談:
巨体ゆえに戦闘能力も持つが、火器などは積んでいないのでその足で踏み潰すなどしかできない。
名称:【四獣奏 ブレーメン】
<マスター>:ベルドルベル
TYPE:レギオン
能力特性:演奏
到達形態:第六形態
紹介:
ベルドルベルの<エンブリオ>。メカケンタウロス、メカコボルド、メカケットシー、メカハーピーの四体セット。
それぞれが下記のように楽器のパートと攻撃方法を担当している。
弦楽器を弾くケンタウロス型のストリングス:超音波メス
管楽器を吹くケットシー型のホーン:催眠音楽
打楽器を叩くコボルド型のパーカッション:衝撃波
鍵盤楽器を奏でるハーピー型のクラヴィール:低周波
また、必殺スキル《獣震楽団》は四体が合体し、選択した一体の攻撃方法をグレードアップした攻撃を放つ。
その様はまるで往年の特撮作品の合体バズーカのようである。
(=ↀωↀ=)<正直なところ、出てきたドライフの<マスター>の中で一番機械の国らしい<エンブリオ>です
( ̄(エ) ̄)<……<超級>連中が生物とか悪魔に寄りすぎてるクマ
余談:
非戦闘時は擬装用の皮を被ってメカらしさは抑え目になっているが、戦闘モードへの移行時に発光と共にメタルボディが露出する様は往年の特撮作品のようである。
□■黄河帝国
名称:【星天到達 テナガアシナガ】
<マスター>:迅羽
TYPE:アームズ
能力特性:超高速超射程攻撃
到達形態:第七形態
紹介:
迅羽の<超級エンブリオ>。取り外し可能な義手義足。
手足が超音速で伸張する。最大でどこまで伸びるかは扱う迅羽でも把握し切れていない。
爪は刃として十二分に鋭く、腕全体も高い強度を有する。
必殺スキル《彼方伸びし手・踏みし足》は空間跳躍攻撃。
相手の位置さえ分かっていれば手足による攻撃を行える。
短時間で、それも手足しか通すことが出来ないが、迅羽はその一瞬でいつも内臓を引き抜いている。
(=ↀωↀ=)<内臓絶対引き抜くウーマン(十歳児)……
( ̄(エ) ̄)<ま、内臓抜かれてもそれで勝負が決まるとも限らんのだけどな。フィガロ戦とか
余談:
迅羽のリアルである羽は背が大きくなりたいと思っていた。
だからという訳でもないだろうが夢は叶ったデフォルト身長四メートル、最大身長測定不能。
(=ↀωↀ=)<次回はティアン編かモンスター編
(=ↀωↀ=)<場合によってはくっつけるかもー
( ̄(エ) ̄)<ところで四章の進捗は?
(=ↀωↀ=)<……申し訳ありません。作者の本業等が大変で遅れてます
(=ↀωↀ=)<でもクライマックスシーンから先に書いて進めておりますー
(=ↀωↀ=)<今しばらくお待ちをー