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二十八狂目 『【悲報】キレる巨乳女子高生、行きつけ美容室をメチャクチャに!』

 私は本当に目覚める。


 そう、まさに本物の“地獄”で……


「よかったぞーい! 気がついたわーい!」

「私はいったい……」

「幻覚です。なんだか、あのサイボーグさんの脇からは幻覚剤みたいなのが撒かれているみたいで…それを嗅ぐと正気を失ってしまうそうです」


 ああ、ユウキちゃん…。


「『す・トリップ・ふぇろもーん“』じゃ。ヤオキチが己に髪が生えたと思いこんだのも、その恐るべき化学兵器の仕業じゃったんじゃな!」

「じゃあ、私が見てたのは…」

「幻じゃい!! まごうことなき、単なる幻じゃーい!」


 ああ、別の意味で気が遠くなる…


「いい。幻でもいいから、私を元の世界に帰して!!」

「なんじゃ? なにを言っておるんじゃ!?」

「お父さんとお母さんを、明るい私の未来を返してちょーだい!」

「なに暴れてやがる! このバカ女がぁッ!!」

「ヤオキチ・ガール! 今は戦闘中だゼ☆」


 そう。解ってた。この異常な毎日こそが現実なのだと…。私は八百屋のオヤジに乗り、魚屋のオヤジと共に、美容室のオヤジと戦う運命にあるのだと……

 だからこそ、あの理想的な世界は残酷だった。私に本当の意味で“夢”を見せさせたんだから…


「もう頭にきた! やるなら、徹底的にやって叩きのめしてやるわよ!!」


 私はヤオキチに再び乗り込む。


「お? なんかよく解らねぇが、やる気になったってことだな! バカヤロー! それなら最初からそうしろってんだ!」

「私は最初からアイツを倒すつもりよ! 勝手に動いておかしくしてんのアンタでしょ!」


 ビューティ鷹田は脇をポフポフしながら、奇声を上げる!


「あのまま夢の世界で幸せになればよかったら苦しい思いをせずにすんだものをザンス」

「ええ! そりゃ私だって叶うならずっとあそこにいたかったわよ!!」


 ヤオキチが再び特攻しようとするのを、私は頭を殴り付けて止める。


「何しやがるだぁッ!? このクソバカキンポウゲ女がぁッ!!!」

「さっきのジジイの話聞いてなかったの!? 幻覚剤だしてんでしょ!? 近づいたら同じじゃないの!」

「ハッ! そ、そうか…」


 まったく。なんでオッサンってのは学習能力ってか、反省するってことを知らないんだから。


「ユウキちゃん。ジョジーの武装知ってる?」

「え? ええっと、武装ですか?」

「ええ。その両肩についた銃がジョジーのメイン武器。ヤオキチのと違って飛距離はないけど、それでも敵に近づかずに戦うには充分よ」


 説明すると、ユウキちゃんは尊敬の目で見てきて、ジョジーはわざとらしく口笛を吹く。


「さすがワシが見込んだだけのことはある、パイロート・ナミじゃ。お前さんこそ、この還暦型決戦兵器ヤオキチ号を筆頭とするサイボーグたちを束ねるエースパイロット! つんまり、リーダーに相応しいわーい!」


 リーダー……そうよね。そうなのよね。セイカ様にも、ユウキちゃんにも、きっと私がリーダーだと思われているのはその点なのね。


「大丈夫。私にはお父さんの趣味で観てきた映画の知識がある!」


 旧い映画はSF物から、戦争ものまで観てきた。たぶん、その知識をフル動員していけばやれる!

 サ●・コナーだって最初は単なるハンバーガーショップの店員だった! それが未来から来た刺客を倒して、息子を救世主に育て上げるんだ! 単なる女子高生の私にだってできる!


「ユウキちゃんとジョジー、二人は弾幕を張って敵を撹乱させて! 私とヤオキチは敵に隙ができた瞬間に撃ち込む! それで終わりよ!」


「はい!」

「OK☆ 了解したゼ☆」


 そう。比較的、ジョジーは会話が成り立つから命令に従ってくれるハズ。そう考えていた私の見立ては間違いじゃなかった。


「ユウキ・ボーイ。敵の攻撃はオイラがかわす! 撃つことだけに集中しな☆」

「は、はい!」


 そしてジョジーは意外と面倒見がいい。行動はハチャメチャだけれど、基本的に自分なりの思いやりで動いているんだ。


「さ、さっきとは動きが違うザンス!?」


 やっぱり、私が思っていた通り、ビューティ鷹田は近接タイプなのに機動力がさほど高くない。

 幻覚剤を撒くなんて設計がされているんだから、本来は敵を幻覚に陥れてからハサミで倒す…そんな戦い方を想定して造られているんだろう。


「おい! 俺はいつ攻めればいいんだ!?」

「まだ待って! ヤオキチ。アンタは最後の仕上げ。カボチャはメインディッシュでしょ!」

「ほう! オメェもなかなか解ってきたじゃねぇか!!」


 ヤオキチはバカだ。だから、おだてておいた方がいい。そうオッサンと敵対したっていいことはない。だからこそ上手く利用する。

 ユウキちゃんは大変そうだけど、なんかジョジーは上手く戦ってくれている。でも、あの動きに最初からついていけるユウキちゃんの運動神経もたいしたものだ。案外、二人の相性はいいのかも。ジジイもそういうとこ考えて……て、待てや。そうなると、私とヤオキチも相性がいいことになっちゃう。ダメ。いまのなし。


「まだか!」

「もっと。もっとよ。ギリギリまで近づいて、確実に一発で終わらせる」


 ジョジーの連射に戸惑っている今がチャンス。そもそも二体で、パイロットまで乗っているこっちの方が明らかに有利。負ける要素なんて一つもない。

 あ! よし! ビューティ鷹田がよろめいた!


「今よ!!」

「来たかコレー!!」


 チュボボボーンッ!!!!


「…んんんっが!? この、美しきミーが消える、と? そんなことが…マミィー!!! ウンモンモミィーアァァァァァッ!!!!」


 光の渦に呑み込まれ、ビューティ鷹田は跡形も無くなった。

 最後に、吹き飛んで消滅をまぬかれた二本のハサミだけがカチャンと地面に落ちる。


「鷹田様が…」

「そ、そんな」

「ひ、ヒィ!」


 ビューティ鷹田が消滅するのをみるやいなや、他の店員と客たちは我先にと逃げるようにして店から出ていった。


「お、終わった…」

「すんばらしい! すんばらしい成長じゃい! ナミよ!!」


 ジジイが泣きながら拍手する。


「そうか…。パイロートがいると、こうまで力が増すものなのか。オイラ一人でヤオキチたちに勝てるわけないのも当然なわけだな。驚きだゼ☆」

「ええ。なんだか、ジョジーさんの力、動き、考え、それらが頭に勝手に入ってくるようで…ボクは一人じゃないって強く思いました。何倍も強い力が溢れてくるようです」

「その通り! 戦いを繰り広げ、強くなるのは還暦型決戦兵器だけではない。パイロートたるお前さんたちも成長するのじゃい! そしてもっと強い敵とも戦えるようになる!」

「ジョジーさんを造った、白木博士…」

「うむ。ユウキちゃん。これからもジョジーと共に、ナミ&ヤオキチ号をサポートしてあげてくれぃ!」

「は、はい。ボクにできるなら…。きっと、それがボクの探していた何かの答えのハズですから!」


 ガッチリ握手をかわして、なんだか勝手に盛り上がっているようだけれど、私にはそれどころじゃなかった。


 私は呆然と、ただビューティ鷹田が消えた方向を見やっていた。窓は割れ、店内はひどく散乱している。望むと望まぬとに関係なく、これが今の私の現実なのだと、あの幸せな夢の世界に想いをはせて別れを告げた。


 この世界は地獄だ。お父さんとお母さんに裏切られ、ジジイとオッサンに囲まれ、政府やわけのわからないサイボーグたちに狙われる。だけれども、私にはセイカ様やユウキちゃんという同じ境遇の仲間たちがいる。


 そして、私は決意する。なんとしてでも、この狂気の世界から抜け出し、ごく当たり前の幸せな日常を取り戻すのだと…


「ヤオキチ…」

「なんだバカヤロー!?」

「何体、ジジイが造った兵器があるのか知らないけど…攻撃してくるなら全部駆逐するわよ!」

「…あ? なんだ、いきなり。頭でも打ったのか!? オメェ?」

「なによ! 人が真面目に言えば! アンタだって元の姿に戻りたいんでしょ!!」


 カシャカシャカシャ!


「ん? 何の音?」


 振り返ると、ジジイが何かしていたみたいだけど…慌てて後ろに隠した。


「ウヒヒッ! なんでもないわーい!」

「私、アンタの思惑通り戦うって決めたんだから、ちゃんと協力しなさいよ」

「わかっておるわーい!」


 ジジイがすべてを造ったなら、ジジイがすべての弱点を知っているはず。なら、このジジイを利用してこの悪意の塊である兵器を全部破壊する! 毒を持って毒を制すってやつよ。


「よし! 話がまとまったなら、皆で夕日に向かってレッツランしようぜィ☆」


 なんでやねん!

 とは思ったが、ジョジーに無理矢理に連れられ、意味もなく美容室をでて数キロ無意味に走らされる目に私たちは遭うのであった…………。



 

 そして、ナミは気づかなかった……。

 

 この夜、最新SNS『うんももったー』の速報記事に、


『【悲報】キレる巨乳女子高生、行きつけ美容室をメチャクチャに!』


 と、瓦礫の山と化した美容室を背景に佇む彼女の写真が勝手に公開されてしまったことに!

 またたくまに拡散し、各種まとめサイトに引用され、当人の知らないところで大炎上していたのであーーーーーった!!!




☆☆☆




 翌日。ナミたちが学校に行っている時間帯のワイドショー。

 少しラフな格好をしたナレーターの男女が深々と頭を下げてから番組が始まった。


「はい。お昼の時間、報道番組『ウヤム屋』のお時間でございまーす。皆様、おこんにちはぁ~」

「本日も識者をお招きし、話題のニュースをズッパリ・バッサリと斬って頂きたいと思います」

「…で、今日の一発目はアレですね。予定を変更しての?」

「はい。闇部総理の“カタヤキソバ問題“についての討論を行う予定でしたが、今回は急遽変えて昨日の…」

「ねー。皆さんも驚いたんじゃありません? 昨夜アップされた女子高生のヤツね」

「はい。超カリスマ美容室であるビューティ鷹田のサロンを、一人の怒れる女子高生が大暴れして破壊し尽くしたという凄惨な事件です」

「怖いねえ。僕もビューティ鷹田さんのところでカットしてもらったことあったから驚きましたよ。じゃあ、はい。まずは画像の方を見ていただきましょう…ドン!」


 SNSにアップされた、破壊されつくした美容室の写真がテロップと共に画面に出る。

 誰もが「うぅーん」と遺憾を表す唸り声を上げた。


「ね。これ、一人の女子高生がやったって話でしょ?」

「ええ。あくまで“善意ある一般市民からの投稿”だったようですが…詳しいことは解っていません」

「でもね。写真があるんだから、もうコレ証拠といっていいんじゃありません? ねえ、皆さん」


 コメンテーターが座っている方を向き、司会者が問う。


「あと、この画像の投稿者から音声データもアップされているようです」

「ほほう。それは聞いておいた方がより状況が解りますね。音声さん用意は…あー、はい。大丈夫ね。では、聞いていただきましょう…ドン!」


『頭にきた! …知るか! …るなら、徹底的にやって叩きのめしてやるわよ!! 全部駆逐するわよ! …そうね。私がぜーんぶ悪いのよ…!! 』


 やけに雑音混じりの音声がスタジオで流れる。コメンテーターの人々が唸る。


「こんなね。女子高生が物騒な言葉を使うなんて日本語の乱れがまず根底に…」

「なんだか継ぎ合わせた合成のような気も…」

「そうですか? これだけ大暴れして荒らしてるんですから、音声だって乱れていて当然では?」

「いやー、しかし、本人が悪いと思っててやってることがなんともまずいですな!」


 様々な意見がでてくるのに、司会者がうんうんと頷く。


「では、お一人ずつ聞いていきたいと思いますが。まずは現政権には大反対、小説家で活動家の“キャリントン大海”さん」

「そうねー。私はね、きっと闇部総理の陰謀だと思いますよ。選挙に落ちそうになる度にこういった若者の問題が…」

「はいはい。“アンベーガー”はいいんですよ。今日はその話題じゃないでしょ」

「キー! すべての違法の道は闇部に続くですよ! 超憲法改正反対こそが、戦争をしないで、はては今の若者を守る手段ですわ!!」


 さっそくコメンテーター同士で取っ組み合いのケンカが巻き起こる。ウヤム屋じゃ当たり前の光景だ。


「……そうですな。暴走する若人。ワシら弱き年寄りには肩身が狭い社会となったと言わざるをえませんのぅ」


 取っ組み合いをする横で、冷静にそう話してみせる老人。

 男性司会は、チラッと女性司会のほうに目配せしてみせる。


「はい。今日の特別ゲストは、“超科学”がご専門のうんももす大学名誉教授にして、ネット通販最大グールプ『ワールドネット・シラキ』のCEOも兼任されています、白木卓郎博士にお越しいただいております」


 白木はペコリと頭を下げる。


「それで博士。博士はこの女子高生の暴走をどう見られます? とても人間技とは思えないんですけど…」

「そうですのぅ…」


 白木は顎に触れ、少し悩む素振りを見せる。


「ふぅむ。反抗期、ってやつでしょうな」

「反抗期?」

「大人の言うことを聞けない、信じれない…そんな思春期の女子の悲しい叫びにワシは見えますじゃ」


 白木は遠い眼をして、写真に写る女子高生を憐れむように見やる。


「悲しい事情で親に捨てられ、誰も頼ることもできずに仕方なく暴れるしかできない…そんな感じがしますのぅ」

「ほう。博士が言うとなんだか深いですね」

「確か、この少女は以前とある学校でテロに荷担したこともあるとか…そんな噂もネット上では囁かれているようですが」

「もしかして、知っている娘だったりします?」

「いやいや、まさかまさか。ワシとはまったくの無関係ですわーい♪」


 白木はニッカリと良い笑顔で微笑む。


「ただですじゃ…」

「ただ?」

「ええ。悲劇だからといって、この若者たちの暴走を捨て置くわけにはいかんと思うんですじゃ。具体的な対策を…。そう。暴力に屈しない大人たちの強さというものを若者に示すべき、じゃと」

「確かにそうですね。何をやっても大人が怒らないと思ってるから、こんな無茶を行うんでしょうしな」

「そうですじゃ! だからこそ、肉体が衰えてきたかなぁ~、白髪が増えてきたかなぁ~と思ったらチャンス! レッツ・サイボーグ化!」

「さ、サイボーグ化ですか…確かに、政府は60歳を過ぎたらサイボーグを合言葉に推進してますけれど…」

「それも闇部の陰謀よ! 陰謀なのよ!! ”超自己中党ちょうじこちゅうとう”のぉ…ムグゴォ!」


 喚き散らすコメンテーターを抑え、端にいたサイボーグたちが画面外へと連れていく。


「迷ったらサイボーグになって、半永久的な寿命を得よう!」

「腰痛ともオサラバ! 疾病難病なんて過去のできごと!!」

「飲食睡眠不要! 完璧で理想的なバディ!」

「無限の記憶! 無限の才能! ネットと繋がればテレビなんてみなくてもバッチオーケーィ!」


 水着姿のギャルが、白木の周りに集まって来る。


「えっと…これ、僕たちの番組で…」


 司会者たちが戸惑う中、カメラマンは白木だけを撮す。


「あなたの人生を変えるサイボーグ化! 手術に興味がある方はこちらのお電話まで!」

「24時間電話は受け付けております。ネットからメールでもOK。初期費用も無料! すべて『ワールドネット・シラキ』の方で負担いたします!」

「不安な方のための、無料一時体験つき! 保証は一生どころか、地球が終わるまでサポート!」

「いまお電話いただけるならば、特典として超ハワイ旅行三泊四日もついてきまーす!」


 画面に電話番号が書かれたテロップが流れる。


「ウヒヒッ! 若者に負けない身体が欲しい方! バンバンお電話してちょーだい! お待ちしておりますじゃ!!」


 

 こうして、白木博士の熱心な(余計とも言える)宣伝により、必然的にナミの倒すべき還暦型決戦兵器の数は日増しに増していくのであーーーーーーった!!!


 頑張れナミ! 負けるなナミ!

 君が今日一体倒せば、明日には三体に増えている!

 終わらない戦いは一生涯続くかも知れないが、それでもいつかは良い日がやってくる(かもしれない)!!!!

☆還暦型決戦兵器カタログその(7)


・品番:『S-007』


・正式名称:『特殊支援兵器ビューティ鷹田号』


・生体名:武田たけだ けん(本名) 58歳


・生体情報:身長170㎝ 体重50kg


・主兵装:す・トリップ・ふぇろもーん(ワキ毛から散布)


・副兵装:ゴールデン・ハサミ(二丁)


・移動方式:ムーン・ウォーク(できてはいない)


・攻撃力:180オヤジー


・防御力:150オヤジー


・機動力:100オヤジー



 白木卓郎博士が造りだした還暦型決戦兵器。

 兵器となる前からすでにカリスマ美容師であり、『ビューティ鷹田』を名乗り続けて多くの顧客を持つが、それに嫉妬した白木博士の手によって改造される。その為、適当に造ったので戦闘能力はさほど高くない。

 脇の毛を擦り合わせて生じる幻覚剤によって、周囲100メートルほどの敵全体を幻惑できる。

 皮肉なことに、この能力で多くのファンをさらに獲得。美しくなりたいものはさらに美しく、髪の毛を増やす幻惑にかけることも簡単である。

 その白木博士の調合開発した特殊成分は、対象者を涅槃ことアカシックレコードにビビッと繋げ、本人の知り得ない知識まで授けるとか授けないとか、真実に近い摩訶不思議なアドベンチャーが始まるーぜとか、…みたいな。そんな感じ。

 作中で、ナミがユウキへのセクハラを知ってた件や、ジョジーがスーザンが馬刺しになったことを知ってた件、それらもこれらが影響してるとかしてないとか…。

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