携帯向こうの圏内
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
【アメーバブログ】
https://blog.ameba.jp/ucs/top.do
【男山教会ホームページ】
https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/
【YouTube】(星のカケラ)
https://www.youtube.com/@%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%B1%E3%83%A9-v5x/videos
【ノート】
https://note.com/unique_panda3782
【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:携帯向こうの圏内
「あ〜暗くなっちゃったなぁ。早く帰らなきゃ」
なんとこの歳で、
山に登ったは良いけれど、
道に迷った。
初めて登った山で、
どんどんどんどん奥に行ったのだが、
帰り道に、
なぜか周りの景色が変わってる様に思え、
本当に道に迷った。
山道ながら電話ボックスなんて無い。
民家も無く、無論、交番も無い。
「…クソ、こうなったら最後、こいつに頼るしか」
そう、携帯電話。
とにかく自分の足で
降りれるところまで降り、
あとは電波の届くエリアまで行き、
この携帯電話で
タクシーでも呼んで家に帰ろう。
情けない話だが、
そんなことしかこの時
思いつけなかったんだ。
俺は元から山登りが好きで、
いろんな山を登ってきた。
でもこんな事になったのは本当に初めてだ。
道に迷うなんて。
でも山は降りれば済む事。
とりあえず降って行けば
いつかは降りれて、
そんな大層な問題でもない。
まぁこれが雪山なら話は別だが。
そしてようやく
電波の届くところまで降りてきた。
「よしよし、じゃあ呼ぶか」
とりあえず周りの標識を見て、
ここがどこだか把握して、
タクシーを呼ぶことにした。
でもこの直後、恐怖が。
(携帯の声)『引き返せぇ…引き返せぇ…』
「…?!」
女の様な男の様な声で、
電話向こうからそう聞こえた。
タクシー会社に電話したらいきなりだった。
「な…なんだ。今の…」
それから何度も電話した。
でもさっきと同じ様な声だったり、
ノイズだったり…沈黙だったり…
とにかく超常現象の様なものばかりが
訪れてきた。
「な、なんだよ。これ…」
俺は当然、だんだん怖くなってきた。
初めは帰ることに精一杯で、
この環境からも状況からも、
それらの恐怖を敢えて
無視できていたのだが、
こう何度もそんな現象に遭遇すると
否が応でも恐怖を覚える。当然の事だ。
「お、おい!何なんだよこれ一体!!」
携帯電話が何にも通じず、
そんな変な声ばかりと沈黙と、
ノイズばかりが聞こえてくる!
それからどんどん時間が過ぎた。
すっかり夜。
夜中。
俺は又あれから
道に迷ってしまった様だ。
降りる事が出来たと思って居たのに、
またいつの間にか登って居た。
と言うか、
降りて居たのかもしれないのだが、
場所を全く把握できない。
沢の様な場所や、周りの森林、
少し向こうに見える空き家…
物置きの様なもの…
周りの世界は、
まるで別次元に見え始めてゆく。
そして、さらに奇妙なこと。
あれだけ電話を掛け続けて居たのに、
スマホの電池が増えていた。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=4VzMWacpA8o
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬




