首輪
お嬢様「これ、襟に巻いて第一ボタン外せなくして脱げないようにするやつなんだよね。私以外には外せないし首輪みたいなものだね」
里奈「え!?今からこれを私に、、、?」
お嬢様「罰は与えるって言ったでしょ。24時間寝る時も外せないからね。苦しいけど私が許すまでは我慢してね」
里奈「ですがお嬢様、、、脱げなければ不潔になってしまうといいますか、、、」
お嬢様「それなら大丈夫。毎日夕方に私の部屋で着替えて良いから。毎日私が首輪を外してあげる」
里奈「承知しました、、、罰はしっかりと受けて反省します、、、」
お嬢様「里奈さん良い子だね。じゃあ今からシャツを着替えて」
里奈「え、、、お嬢様の目の前ででしょうか?」
お嬢様「うん。洗濯終わってる里奈さんのシャツ持ってくるように頼んでおいたから。もうすぐ使用人の誰かが持ってくるからそれ着て良いよ」
里奈「承知しました、、、」
お嬢様「さあ脱いで」
里奈はお嬢様からの命令に従い、扱い慣れないネクタイを外し、シャツの第一ボタンから外していく。
上半身肌着だけの格好になりシャツを待っていると、すぐにお嬢様の部屋へ里奈のシャツが届けられた。
アイロンも綺麗にかけられ新品のように綺麗だった。
里奈が第一ボタンを頑張って留めようとしている姿を見て、お嬢様はとても満足そうにしているのを里奈は見ていた。
お嬢様は今日も制服をかっちりと着こなしている。第一ボタンまで留めたシャツの襟は里奈の着ているシャツよりも首に食い込んでいそうだった。
リボンは第一ボタンが見えるくらいのゆるさになっており、ブレザーのボタンもしっかりと全部留めている。
そんな事を考えながら里奈が第一ボタンを留め終えるとお嬢様が里奈のシャツの固い襟を立ててきた。
そして容赦なく“首輪”が里奈の首を締めつけてくる。
里奈「!!」
お嬢様「私が結んだネクタイより苦しいけど第一ボタンまで外した罰だから」
里奈「は、はい、、、」
お嬢様は“首輪”をカチャカチャと音を鳴らしながら調整しているようだった。音が鳴るたびに里奈の首を徐々に締め付ける。
お嬢様「はい。これでOK。鏡で見てみなよ。すごく似合うよ」
里奈「は、はい、、、ありがとうございます、、、」
今までとは比較にならない首の窮屈さに里奈は苦しんでいた。
鏡の前で襟元を見てみるが、普通に第一ボタンまで留めたシャツの様に見える。
首輪の一部は透明になっており、シャツの第一ボタンがその透明の部分からしっかりと見えている。
よく見ると第一ボタンは透明の部分の上に出ており、ボタンを2重に留めている様な状態になっていることに里奈は気が付いた。
こんなダサい格好を強制され、さらにその格好から解放される事を許さない“首輪”をされている事を認識し、里奈は屈辱的な気持ちだったが、お嬢様に屈辱を与えられる事にそこまで悪い気はしていなかった。
里奈「本当に申し訳ありませんでした。これからはお嬢様の悲しむ様なことは絶対に、、、」
お嬢様「そんな事もう気にしなくて良いよ。私が罰を与えて里奈さんが我慢するだけで良いんだから」
里奈「ありがとうございます」
お嬢様「次の罰だけど、、、どうしようかな」
里奈「(まだ罰があるの?でもお嬢様からの罰なら、、、嬉しいかもしれない、、、なんで嫌じゃ無いんだろう?)」
お嬢様「明日までに考えておこうかな」
里奈「承知しました」
お嬢様「今日も一緒にご飯食べない?」
里奈「もちろん。是非お願いします」
食事の時間までお嬢様と暇を潰していた里奈だったが、かつて無いほどの襟の圧迫感が里奈を苦しめていた。
顔を真っ赤にしている事に里奈は気づいていない様で、お嬢様だけがそれを見て満足そうにしていた。
恥ずかしさもあって汗が出ており、その汗が首まで流れて来て、襟が濡れ、里奈に何とも言えない気持ち悪さを与えていた。
だがこれも罰だと自分に言い聞かせて里奈は必死にこらえていた。
お嬢様「次の罰はあれにしてみようかな、、、」